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Nabari Ningaikyo Blog
Posted by 中 相作 - 2017.12.11,Mon

 きのうは日曜でしたけど、平井隆太郎先生のご命日に舞い始めた諸羽流正眼崩し胡蝶の舞、さらにひとさし舞ってみました。

 「第二弾をお送りします」と題して昨日、こんな内容の「市長への手紙」を送信しました。

 ご多用中たびたび申しわけありません。名張市立図書館による平成28年度の乱歩関連資料の収集実績について、ひきつづきお聞きします。本日も平成28年4月から翌29年3月まで、月一点ずつ合計十二点を選んでみますが、次の資料が収集対象とされなかったのはなぜでしょうか。

 ▽『リメイクの日本文学史』平凡社
 ▽『乱歩奇譚 幻』光文社
 ▽『江戸川乱歩館』徳間書店
 ▽『少年探偵団 BD7』ベストフィールド
 ▽『定番すぎる文学作品をだいたい10ページくらいの漫画で読む。』リイド社
 ▽『〈変態〉二十面相』六花出版
 ▽「パノラマ ジオラマ グロテスク 江戸川乱歩と萩原朔太郎」萩原朔太郎記念水前橋文学館
 ▽『怪書探訪』東洋経済新報社
 ▽『みんなの少年探偵団』ポプラ社
 ▽「すばる」2月号
 ▽『明智小五郎』汐文社
 ▽『乱歩の猟奇』光文社

 以上、名張市立図書館による乱歩関連資料の収集がいかにずさんなものであるか、その一端を明らかにすべくお尋ねする次第ですが、平成28年度の収集実績に関する質問の第三弾もひきつづきお送りしたほうがよろしいでしょうか。「第三弾も送信してほしい」か、「第三弾は送信してほしくない」か、いずれかを選択してお答えください。もしも後者を選択された場合は、別の質問に切り替えることにいたします。なるべくお答えいただきやすい質問といたしますので、なにとぞよろしくお願い申しあげます。

 しかし、いくらこんな舞、いくら舞っても蛙の面になんとやらなのであろうな。

 本家はこちらとなっております。


 さ、朝のお散歩に行ってこよっと。
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Posted by 中 相作 - 2017.12.10,Sun

 平井隆太郎先生のご命日の翌日、きょう12月10日は中井英夫の黒鳥忌となっておりますが、そんなことはともかくとして昨日、諸刃流正眼崩し胡蝶の舞、ひとさし舞って進ぜました。

 土曜日でお役所はお休みだったんですけど、名張市公式サイトの「市長への手紙」を利用して、こんな文書を送信しました。

 件名は「ひきつづきお願いいたします」。

 12月4日付「市長への手紙」に対する12月8日付ご回答、たしかに落掌いたしました。ご多用中、迅速なご手配をたまわり、お礼を申しあげます。しかしながら、まことに僭越なことを申しあげますが、もう少し真面目にお答えいただけないものでしょうか。名張市立図書館による乱歩関連資料の収集は、とにかくでたらめで目も当てられない惨状を呈しています。ですから私は、せめて伊賀市と連携してはいかがでしょうか、と提案している次第です。それをいうにことかいて、「引き続き市立図書館の業務として取り組んで参りたいと考えており」とはどういうことでしょう。いまの状態がひきつづくようでは困ると考え、その旨を訴え、現実的な打開策を提示して、どうかご一考いただけませんか、と切々とお願いしている市民に対して、愚弄するようなご回答はお慎みいただきたいと思います。

 それに、12月4日付「市長への手紙」には、伊賀市に対して連携の働きかけを進めていただけない場合には、名張市立図書館による資料収集の具体的な見通しをお示しいただきたい旨も記しました。その点のご回答が頂戴できないのは、いったいどういうことでしょうか。私が例示した事業は、図書資料および非図書資料(逐次刊行物,ファイル資料,視聴覚資料など)の収集、保管、書誌データの作成と公開、データベースの構築、初出資料のデジタル化、リファレンスサービスなどといったことでしたが、もしかしたら名張市立図書館の関係者には、こうして列記した事業の内容が理解していただけなかったのかもしれません。だったら仕方ありません。もう少し答えていただきやすいことをお聞きいたします。

 (1)名張市立図書館の平成28年度の乱歩関連資料の収集実績についてお聞きします。次の資料が収集対象とされなかったのはなぜでしょうか。平成28年4月から翌29年3月まで、月一点ずつ合計十二点を選んでみます。
 ▽『花森安治』河出書房新社
 ▽『電話ミステリー倶楽部』光文社
 ▽『乱歩アナザー 1』講談社
 ▽『文豪聖地さんぽ』一迅社
 ▽『キミこそ名探偵!』ナツメ社
 ▽「ハヤカワミステリマガジン」9月号
 ▽『Dの殺人事件 まことに恐ろしきは』KADOKAWA
 ▽『屋根裏の散歩者』キングレコード
 ▽『検閲と発禁』森話社
 ▽「TRICKSTER 1」バンダイビジュアル
 ▽『全員少年探偵団』ポプラ社
 ▽「悲劇喜劇」3月号

 (2)10月26日付「市長への手紙」で「平成28年度に刊行された乱歩の著作のうち、『豆乱歩』(4月、十三社)、『孤島の鬼』(7月、海王社)、『英語で読む江戸川乱歩短篇集』(9月、IBC パブリッシング)、『怪人二十面相』(10月、新潮社)、『少年探偵団』(平成29年1月、同)、『妖怪博士』(同3月、同)はどうして収集対象とならなかったのか」とお聞きしたところ、11月7日付ご回答で「図書資料の収集は出版案内などを目視して出版情報を集めて行っています。江戸川乱歩の著作物等についても同様の作業の中で情報を集めていますが、ご指摘の著作については情報収集が不十分で収集できなかったものです」、「今後は、新しく刊行される乱歩関連資料をより確実に収集できるよう、出版情報に係るチェック方法等の見直しを検討してまいりたいと考えています」とのお答えをいただきましたが、これまでに依拠してきた「出版案内など」の名称は何か、また、見直しを進めたあと現在はどういったチェック方法が採用されているのか、この二点もあわせてお教えいただければ幸甚です。

 以上、些細なことをお聞きして恐縮ですが、ひきつづきどーたらこーたらと人を愚弄するようなご回答をたまわりましたので、ならば名張市立図書館による乱歩関連資料収集の実態を浮き彫りにする必要があるだろうと考え、あえてお尋ねする次第です。よろしくお願い申しあげます。なお、本日はここまででとどめますが、図書館関係者のみなさんには、まだまだ行きます、とお伝えください。ただし、みなさんが、正直に、資料収集なんてとてもできない、何をどうしていいのかさっぱりわからない、とおっしゃってくれるのであれば、そのときにはいつでも矛を収める用意があります。

 上記の文中、平成28年度に刊行された乱歩の著作のうち名張市立図書館が収集しなかったものとして六点をあげましたが、これを忘れておりました。

書籍
明智小五郎 はじめてのミステリー 名探偵登場!
 江戸川乱歩
 平成29・2017年2月初版第一刷 汐文社
Entry

 さあ、はるか僻遠の名張から富岡八幡宮に願をかけることにしよう。
Posted by 中 相作 - 2017.12.09,Sat

 寒くて寒くてたまんない名張市からお届けいたしますが、名張毒ぶどう酒事件の再審請求は昨日、案の定蹴飛ばされてしまいました。



 みずからの非、それも明々白々な非でさえかたくなに認めようとしない人たちはそこらじゅうにごろごろしているもののようで、明らかな冤罪を冤罪ではないと主張する裁判所の人たちには呆れ返ってしまいますけど、ここ名張市にはこんな人たちが。

 きのう、名張市役所からこんなメールが届きました。

 中 相作 様

 この度は、市長への手紙をお寄せいただきありがとうございました。
 お尋ねのありましたことについて、以下のとおり回答させていただきます。

(1)乱歩関連資料の収集に関して、名張市から伊賀市に連携の働きかけを進めていただけるかどうか。進めていただけない場合は、名張市立図書館による資料収集の具体的な見通しをお示しいただきたいと思います。

 乱歩関連資料(江戸川乱歩の著作物及び江戸川乱歩に関する著作物)の収集については、引き続き市立図書館の業務として取り組んで参りたいと考えており、このことについて伊賀市との連携の予定はありません。


(2)横溝正史の『真珠郎』に関して、教育次長または図書館長から慶應義塾大学推理小説同好会OB会にどのような説明がなされたのか。

 慶應義塾大学推理小説同好会OB会には次のように説明いたしました。

 慶應義塾大学推理小説同好会OB会から寄贈された横溝正史著の『真珠郎』は、江戸川乱歩コーナーの貴重書架で保管しています。OB会にお渡ししたリストは、「慶應義塾大学推理小説同好会OB会寄贈図書」として別置して保管している資料のリストで、寄贈された際に『真珠郎』を江戸川乱歩コーナーに移したためリストから漏れたものと思います。

 平成29年12月8日
   名張市長 亀井利克

 いつもいってることですけど、いくら事務方が適当に書いた作文でも、市長名義の文書ならそれはまちがいなく市長発言ということになってしまいます。

 名張市の市長は、伊賀市とは連携いたしません、と明言なさってるわけですけど、なんか十三年前の2014年、名張市が伊賀市の合併に加わらず、はたまたそれ以外の合併の道も探ろうとせず、Ora Ora de shitori egumo、とばかり孤独な歩みを始めて、おかげで合併のご褒美だった合併特例債が一円も入ってこず、いよいよ財政がしんどくなって固定資産税の税率をひきあげたりなんかしてこんにちに至ったことが思い返されたりいたしますが、そんなことはともかく、「乱歩関連資料(江戸川乱歩の著作物及び江戸川乱歩に関する著作物)の収集については、引き続き市立図書館の業務として取り組んで参りたい」とかばかなことおっしゃられても困るなあ。

 まともな収集ができない、収集した資料の体系化ができない、収集資料を保管する場所もない、むろん収集にあてる予算もない、そもそも図書館関係者が資料収集というものをまったく理解できていない、なんてのが名張市の現状なんですから、せめて伊賀市と連携して少しでもまともな収集をやってくんない? とお願いしてるわけなんですけど、伊賀市といえばきのう、伊賀市の城下町の景観がこんなものに選ばれてました。

 朝日新聞デジタル:日本の20世紀遺産、新幹線など選定 将来は世界遺産?(2017年12月9日)

 いやー、同じ伊賀地域にあるというのに、名張市は伊賀市にどんどん水をあけられてるなあ、というのが名張市民の実感ではないかしら。

 しかしまあ、まともな資料収集がまったくできていないというみずからの非を認めようとしない、というか、自分たちのやってることがまともかまともでないのかすらわかっていない困った人たちを相手にするのはほんとにもうこりごりなんですけど、それにまた来年4月には市長選挙が控えていて現在ただいまは結構微妙な時期なんですけど、手前としてもこのままはいそうですかと引っ込むわけにはいかんだろうなあ。

 奇しくもきょう12月9日は平井隆太郎先生のご命日。

 これも先生のお導きかもしれません。

 諸刃流正眼崩し胡蝶の舞、ひとさし舞って進ぜようか。
Posted by 中 相作 - 2017.12.03,Sun

こんにちは。


 ちょっとした必要が生じましたので、10月27日に小学館から配信された電子書籍『江戸川乱歩電子全集第16巻 随筆・評論第1集 大正2年~昭和5年』収録のインタビュー「カリスマ嘱託の驕慢と頽落」の一部を以下に引用いたします。

 それで昭和63年になって、図書館の新築移転が実現しました。新しい図書館が完成して、館内に乱歩コーナーという独立した展示室が設けられたんです。移転準備中に図書館関係者が上京して、平井隆太郎先生のもとにお邪魔して、乱歩がつかっていた文机とか、着ていたコートとか、遺品をいろいろお借りして、それは平井家からの無償永久貸与という形になってるんですけど、そうした乱歩の遺品と、それまでに図書館が収集した掛軸とか色紙、短冊、書簡、それからもちろん著書を展示して、乱歩コーナーが誕生しました。本来であれば本や雑誌がメインのコーナーであるべきところ、いつまでたっても展示と陳列のレベルなわけなんですね。そもそも昭和40年に乱歩が死去したときには、乱歩作品はそのまま読まれなくなる、忘れられてしまうというのが一般的な見方やったと思います。ですから川崎秀二も乱歩全集の月報で、乱歩の著作を収集し保存し、これから忘れられていくであろう乱歩を末長く顕彰することを名張市に託したわけです。ところがまさにその乱歩全集が呼び水になって、乱歩がまた読まれるようになりました。とくに若い世代が乱歩を発見したんですね。しかもその没後第一次全集が火付け役になって、講談社は横溝正史の全集を出しましたし、夢野久作や小栗虫太郎、久生十蘭あたりのいわゆる異端作家にも照明が当てられて、作品が次々に出版されました。ちょうどアングラ、アンダーグラウンド芸術とか、サブカルチャーとか、主流ではないもの、それまで表舞台には出ていなかったものが一斉に脚光を浴びた時代で、乱歩も文学の主流ではまったくなかったんですけど、そうした流れのいわばトップランナーとして見直されて、作品がたくさん出版されて読まれていきました。没後四回も紙の本で全集が出て、少年もののシリーズも何度も版を変えて出版されて、第五次の全集はなんとオリジナルの電子書籍版、ほかにも乱歩の著書はさまざまな形で出回ってますし、それ以外にも乱歩について書かれた本、乱歩のことを特集した雑誌、乱歩原作の映画やお芝居のDVDなどなど、そのあたりも図書館の守備範囲ですから、名張市立図書館としては本来、昭和63年に新築移転したとき、乱歩をめぐるそうした状況を適切に把握して、今の乱歩コーナーみたいなちまちました展示室やのうて、規模の大きな書庫をどーんと用意しとくべきやったんですけど、図書館関係者はまあ◯◯◯◯◯なもので、そんな状況なんかまったく知らなかったと思います。なにしろ◯◯◯◯でしたから。それで今ではもう、これも財政難のせいゆうことですか、開設以来の資料収集が継続されてるのかそうでないのか、市民である私にもよくわからない状態です。名張市立図書館による乱歩関連資料の収集は、すでに終わってしまった話であると見るのが正解やとは思いますけど。

 以上です。

 なお、小学館の電子全集は11月24日、昭和6年から20年までの随筆評論をカバーした巻が出ました。

 小学館eBooks:江戸川乱歩電子全集 > 江戸川乱歩 電子全集17 随筆・評論第2集 昭和6年~昭和20年

 どうぞよろしく。
Posted by 中 相作 - 2017.11.14,Tue

 昨年4月から5月にかけて開催されたこの催し。

 2016年5月16日:深川の人形作家 石塚公昭の世界

 この催しの動画が11月10日、ユーチューブでお披露目されました。


 乱歩も正史も、三島も中井も澁澤も、そのほかいろいろさながら石塚公昭人形全集の感がありますが、私が一番驚いたのは柳田国男のコスプレでした。
Posted by 中 相作 - 2017.11.01,Wed

 ようようダウンロードはしたんですけど、目次をさーっとながめただけです。

 小学館:江戸川乱歩 電子全集16 随筆・評論第1集

 この全集、たぶんびっくりするほど売れてませんから、早いとこ「RAMPO Up-To-Date 2017」で目次をご紹介して宣伝に努めたいと思います。

 ツイッターを検索してみると──

 Twitter:江戸川乱歩 電子全集16

 あ、と思ってあわててご紹介。

 論創社:小酒井不木探偵小説選Ⅱ

 名古屋ではこんなのもあります。

 少年王者舘公式:人工恋愛双曲線

 こちらもどうぞ。

 文化のみち二葉館:江戸川乱歩と人形

 連休は名古屋が熱い。

 名張は全然熱くない。

 というかとっても寒いです。
Posted by 中 相作 - 2017.10.31,Tue

 立教大学の江戸川乱歩記念大衆文化研究センターがツイッター始めました、とのことなんですけど、なんなんだろうなあこのなんだかずいぶん乱歩から遠く離れてみたいな軽く明るくとっても無邪気なアトモスフィアは。

 Twitter:旧江戸川乱歩邸(大衆文化研究センター)

 最初のツイートは10月23日。

 私なら二日早めて10月21日、乱歩のお誕生日にめでたくツイッター事始めと洒落込むんだけどなあ、とか思っていると10月27日にはこんなツイートが。


 このツイートにある写真、中段右の棚には『乱歩文献データブック』が二冊、左下の棚には『江戸川乱歩著書目録』が一冊、乱歩の著書に混じって立てられてるんですけど、これは要するに、名張市立図書館の宣伝をしてくださっているのか、それとも、これらの目録の増補版を早く出さんかいとお尻を叩いてくださっているのか、あるいは、乱歩の著作の整理が全然進んでません、ということをお訴えになるための写真なのか。

 どうもよくわかりませんけど、とにかく旧江戸川乱歩邸(大衆文化研究センター)、どうぞご贔屓に。
Posted by 中 相作 - 2017.10.29,Sun

 また雨です。

 先週の日曜には伊賀市の秋祭りが雨に祟られましたが、一週間後のきょうは名張市の秋祭りが雨に祟られました。

 伊賀タウン情報YOU:小雨の宵宮、たいまつ行列練る 宇流冨志禰神社秋祭り(2017年10月28日)

 神さまの祟りって、本当にあるんだなと思いました。

 いっぽう、こちら神さまも裸足で逃げ出す乱歩と英太郎の異形のコラボ、藍峯舎の『完本 陰獣』は、全体的な進捗状況はまったくわかりませんけど、私の解説は初校の直しが終わりました。

 最初のページはこんな感じです。


 本文も図版関係も、わりと順調に進んでいるのではないかと思います。

 株式会社藍峯舎:江戸川亂步 竹中英太郎『完本 陰獣』(2017年10月6日)

 どうぞお楽しみに。
Posted by 中 相作 - 2017.10.27,Fri

 本日めでたく配信されました。

 小学館:江戸川乱歩 電子全集16 随筆・評論第1集

 なんだか恐ろしくて、まだダウンロードしてないんですけど、どちらさまもどうぞお気軽にダウンロードしてください。

 アマゾンのキンドル版はこちらです。

 Amazon.co.jp:江戸川乱歩 電子全集16 随筆・評論第1集 Kindle版

 それからこれはもうなかば以上やけっぱちなんですけど、名張市立図書館が死ぬほどだめだからせめて伊賀市と連携してみれば? の件、伊賀市もいいだけ迷走していてなんだかなあみたいな感じではありますが、何はともあれ声をあげた人間として一応のことはやっとかないとな、ってんで、『江戸川乱歩電子全集16 随筆・評論第1集』の宣伝も兼ねて昨日、名張市公式サイトの「市長への手紙」を利用してこんな直訴を送信いたしました。

 先月21日の慶應義塾大学推理小説同好会OB会有志のご来訪に際してはご高配をたまわり、どうもありがとうございました。

 今月に入って東京で同会の会合が開かれ、席上、当地においでいただいたみなさんが経緯を報告してくださったとのことです。

 また、会員のおひとりが教育次長と図書館長に宛ててメールをお出しいただいたそうで、内容については次長または館長からお聞き及びかと存じますが、今後とも同会のみなさんのご厚志に背くことなく図書館運営を進めていただきますよう、当方からもお願いを申しあげておきたいと思います。

 なお、先日PDFファイルでご高覧をたまわりました当方のインタビュー「カリスマ嘱託の驕慢と頽落」が収録された小学館の電子書籍『江戸川乱歩電子全集16 随筆・評論第1集』(https://www.shogakukan.co.jp/books/09d04207)はあす27日に配信が開始されますので、僭越ながらお知らせ申しあげる次第です。

 同インタビューでも名張市立図書館による乱歩関連資料の収集が有名無実なものであることは指摘しておきましたが、8月16日に送信した「市長への手紙」の同月24日付ご回答でお示しいただいた平成28年度の収集実績もそれを裏づけるものでしたので、過日、それを補足したリストを名張市役所秘書広報室にお届けいたしました。

 ご一覧いただいたものと存じますが、あのリストとともに提出した文書にも記しましたとおり、名張市立図書館には一般的な公立図書館として乱歩関連資料を収集する能力はとてもありません。

 とはいえ、名張市立図書館がやみくもに買い集めて所蔵している乱歩関連資料がわが国でただひとつの貴重なコレクションであることは論をまたず、また乱歩関連資料の収集と管理、活用は公立図書館などの公的機関によって継続されるべき事業であることは論をまちません。

 そこで、今後は伊賀市と名張市が連携してその事業を進めるべきではないかと愚行する次第です。

 伊賀市の庁舎移転後、同市の図書館がどういう体制になるのかはいまのところ不明ですが、両市の図書館が力を合わせて、名張市立図書館の轍を踏まぬよう、あらかじめ考えておくべきことを考え、決めておくべきことを決めたうえで乱歩関連資料の収集をつづけるのが望ましいと思われます。

 なお、市立図書館乱歩資料担当嘱託を拝命していた当時から現在まで、こうした提案を具申しても市職員のみなさんからはいっさい反応がなく、小ずるい先送りや鉄面皮なその場しのぎで逃げを打たれて煮え湯を飲まされることをいやというほど経験してきた当方としては、この問題は図書館長や教育長ではなく、ぜひとも貴職にご判断いただきたく、それも必ず今任期中に結論をお出しいただきたいと念じている次第ですが、ご判断はまたあらためてお願いすることにして、8月24日付ご回答に関して以下に二点、お尋ね申しあげます。

 (1)「収集の目的は、日本における探偵・推理小説の礎を築いた名張生まれの作家・江戸川乱歩を顕彰し、収集した資料により市民の皆さんに江戸川乱歩についての知識や興味・関心を高めていただくためです」とのことですが、名張市民がどうして「江戸川乱歩についての知識や興味・関心を高め」なければならないのでしょうか。ご説明をお願いいたします。

 (2)「収集の対象とする資料は、江戸川乱歩の著作物及び江戸川乱歩に関する著作物等です」とのことですが、平成28年度に刊行された乱歩の著作のうち、『豆乱歩』(4月、十三社)、『孤島の鬼』(7月、海王社)、『英語で読む江戸川乱歩短篇集』(9月、IBCパブリッシング)、『怪人二十面相』(10月、新潮社)、『少年探偵団』(平成29年1月、同)、『妖怪博士』(同3月、同)はどうして収集対象とならなかったのでしょうか。ご説明をお願いいたします。

 件名は「しつこいようですが乱歩関連資料の収集について(再送)」。

 再送、とあるのは、極端に改行の少ない状態で送信したところ、名張市役所の「市長の手紙」担当セクションの職員のかたから、改行が少ないと文字化けが出ますので適当に改行してもう一度送信してくださーい、と電話が入りましたので、どうもすいませーん、みたいな感じで再送信したからです。

 なーにやってんだか。
Posted by 中 相作 - 2017.10.23,Mon

 いろいろなことがあった一夜が明けました。

 台風21号は当地からすでに去りましたが、被害はこんな感じでした。

 伊賀タウン情報YOU:台風21号 住民や帰宅困難者が避難 伊賀・名張(2017年10月23日)

 拙宅まわりはとくにどうということもありません。

 名張市のおとなりの伊賀市では、この台風は天罰じゃろうとの声が一部にあります。

 朝日新聞デジタル:三重)上野天神祭だんじり行事 雨で中止 惜しむ市民ら(2017年10月22日)

 神聖な祭日を俗世の損得勘定にもとづいて日曜に変更したりなんかするから、天罰覿面担々麺、神罰がくだりましたのじゃ、とのことです。

 伊賀市といえば伊賀市出身の川崎二郎先生、小選挙区では落選なさいましたが、比例で復活を果たされました。

 YOMIURI ONLINE:自民・川崎二郎氏が敗北…三重2区(2017年10月23日)

 おめでたいことだと思います。

 それでは、台風にはくれぐれもご注意ください。
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