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Nabari Ningaikyo Blog
Posted by - 2024.04.27,Sat
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Posted by 中 相作 - 2018.05.12,Sat

 ほんと、朝だけなんでこんな寒いの? とか思いながら5月ももう中旬です。

 きょう12日には東京銀座でこの催しが開幕します。

催事
石塚公昭 ピクトリアリズム展Ⅲ
 平成30・2018年5月12日(土)─25日(金)
 青木画廊(東京都中央区銀座3-5-16)
Entry

 池袋では恒例の新池袋モンパルナス西口まちかど回遊美術館がそろそろスタートいたしますが、いっこ前のエントリに掲載した池袋乱歩通り商店街振興組合のYouTube動画、「防犯カメラ設置記念」とあるのが笑えました。

 いっぽう当地伊賀地域では、名張市のおとなり伊賀市の恒例イベントがこんな感じで閉幕しました。

 伊賀タウン情報YOU:観光客3・2万人 過去11年で最低 伊賀上野NINJAフェスタ(2018年5月11日)

 そうかと思うと、伊賀市からはこんな愉快なニュースも伝えられました。

 朝日新聞デジタル:原付き免許に「中型」貼り付け偽造容疑 伊賀市職員逮捕(2018年5月10日)
 伊賀地域タウン情報YOU:幹部職員逮捕で大森副市長らが謝罪会見 伊賀市(2018年5月10日)

 運転免許証が偽造できるなんて、なかなか器用なお役人です。

 処分明けに図書館へ飛ばしてさしあげれば、蔵書の修復に天与の才幹を発揮してくれるのではないかと思われます。

 それにひきかえ名張市にはこのところこれといったイベントがなく、お役人の不祥事も伝えられません。

 沈香も焚かず屁もひらず、といったところでしょうか。

 さて毎度おなじみの「市長への手紙」はきのう、「連休明け嵐の大連投最終日」を迎えました。

 まず、5月10日木曜日は「連休明け嵐の大連投四日目」でした。

 お世話さまです。

 4月5日付「市長への手紙」へのご回答、ありがとうございました。

 恐れ入りますが、まず下記リンク先のエントリをお読みいただければと思います。

http://nabariningaikyo.blog.shinobi.jp/Entry/5193/

 4月5日付「市長への手紙」では、平成28年12月定例会一般質問における教育次長のご答弁にもとづき、名張市立図書館には乱歩関連資料の収集に関してどんな課題があり、それぞれについてどんな検討が進められてきたのかをお聞きいたしました。

 名張市教育委員会から頂戴した4月13日付ご回答には「資料について十分な知識を持った職員、資料を収集するための予算、収集した資料を整理して保存するための場所、これらのことが図書館を運営していくうえで重要な要素であり課題であるといわれています」とお書きいただいてありましたが、こんな一般論をご説明いただく必要はありません。

 名張市立図書館に具体的にどんな課題があり、平成28年12月以降、どんな検討が進められたのか、その点についてお聞きしております。

 そこで、不本意ながら再質問とあいなります。

 しかし、課題は何か? と漠然とお聞きしても、まともなお答えは期待できないかもしれません。

 ですから、僭越ながら当方から、ひとつだけではありますが、名張市立図書館の課題を明示し、それに関するご見解をお聞かせいただければと思います。

 ちなみに、課題という言葉を手もとの辞書で引いてみますと、複数の語釈のなかに「解決しなければならない問題」という文言がありますが、当方がここで申しあげている課題は、この「解決しなければならない問題」という意味であるとご理解ください。

 では、ここで質問です。

 名張市立図書館の乱歩関連資料収集における最大の課題は、資料収集能力が著しく欠如していることであると判断されますが、この問題を解決するためにいったい何をなすべきか、教育次長のご見解をお聞かせいただきたいと思います。

 なお、かりに、そんな課題は存在しない、あるいは、課題を解決する気はさらさらない、とお思いなのであれば、その旨をお知らせいただきたく思います。

 お手数をおかけして恐縮ですが、よろしくお願い申しあげます。

 これもまあ、お役人の先送りやごまかしやはぐらかし、ひとことでいえば大うそに気長につきあってみる作戦の一環ということになりましょうか。

 これが名張市議会の先生がたであれば、先送りやごまかしやはぐらかしを並べただけの答弁でも素直に納得してくれるんですけど、あいにくこちらはそんなご立派な先生ではなく、したがって質問に回数や時間の制限はありませんから、ちゃんとしたお答えが頂戴できるまで、いくたびもいくたびも気長にお聞きすることにいたします。

 つづきまして、きのう11日金曜日は「連休明け嵐の大連投最終日」でフィナーレとなりました。

 内容はこんなんでした。

 お世話さまです。

 4月6日付「市長への手紙」へのご回答、ありがとうございました。

 恐れ入りますが、まず下記リンク先のエントリをお読みいただければと思います。

http://nabariningaikyo.blog.shinobi.jp/Entry/5196/

 わが国には、図書館法という法律があります。

 地方公共団体が設立する公立図書館は、この図書館法の規定にもとづいて運営されることになっています。

 条文は下記リンク先でお読みいただけます。

http://elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0500/detail?lawId=325AC0000000118

 図書館法の第一章第二条には、図書館とは「図書、記録その他必要な資料を収集し、整理し、保存して、一般公衆の利用に供し、その教養、調査研究、レクリエーシヨン等に資することを目的とする施設」であると明記されています。

 いっぽう、4月13日付ご回答には、名張市立図書館が「日々の出版情報の中から乱歩関係資料となる書誌データを収集し、それを記録するためには、それなりの時間と労力を継続してかけていく必要があり」、「現状の中でそういったことができるかどうかについて見極めてまいりたい」とお書きいただいてありました。

 このお答えは、現在の名張市立図書館には図書館業務の一丁目一番地とも呼ぶべき資料収集の能力がない、ということを明瞭に物語るものです。

 では、ここで問題です。

 名張市立図書館には乱歩関連資料を収集する能力がない、というのは名張市長の公式見解であると認識してよろしいでしょうか。

 お手数をおかけして恐縮ですが、よろしくお願い申しあげます。

 念のために申し添えますと、4月6日付「市長への手紙」でお願いしたのは、

 「乱歩関連資料のうち漫画、視聴覚資料、定期購読していない雑誌に関して、購入はせずに書誌データだけを収集して記録してゆくことが名張市立図書館に可能かどうか、お知らせいただきたい」

 ということでした。

 しかるに、4月13日付回答では、

 「乱歩関係資料を収集する方法として、購入はせず書誌データだけを収集して記録しておくことについては、貴重なご提案として受けとめさせていただきます。しかしながら、資料の購入に掛かる経費は必要としないものの、日々の出版情報の中から乱歩関係資料となる書誌データを収集し」

 と、いつのまにか出版情報全体に範囲をひろげて、「市立図書館の運営形態の現状の中でそういったこと」がどうとかこうとか、要するに手前どもにはそんなことする気はさらさらありません、という結論に至っているわけですが、お役人衆がどうしてこんな小細工を弄したのかはわかりません。

 なんだかもうすっかりうろたえちゃって、質問をよく読みもせずに回答を書いてしまった、ということなのかもしれません。

 まあそんなのは些細なことですからさっさと本題に進みますと、言を左右にする、という言葉があります。

 デジタル大辞泉には「あれこれ言い逃れて、はっきりしたことを言わない。『―◦して確答を避ける』」とあります。

 さしずめお役人の答弁など、中央であれ地方であれ、言を左右にする例の代表のようなものだなとあらためて痛感させられる昨今、たとえばこの4月13日付回答がどんなぐあいに言を左右にしているか、簡単に見ておきたいと思います。

 2017年12月22日:本日は冬至なり

 上のリンク先エントリから引用いたしますと、

 「(2)これまで依拠してきた「出版案内など」の名称は何か、また、見直しを進めたあと現在はどういったチェック方法が採用されているのか」

 という質問に対して、こんな回答がありました。

 これまで依拠してきた「出版案内など」は、『週刊新刊全点案内』(株式会社図書館流通センター発行)及び同誌が送付されてくる際に同封されている出版案内のチラシです。
 見直し後のチェック方法は、上記の出版案内などの目視に加え株式会社図書館流通センターが運営するデータベースを利用して出版情報をチェックしています。

 つまり、出版情報はちゃんとチェックしてま~す、というお答えでした。

 じゃというのに、4月13日ご回答にはこうあります。

 乱歩関係資料を収集する方法として、購入はせず書誌データだけを収集して記録しておくことについては、貴重なご提案として受けとめさせていただきます。しかしながら、資料の購入に掛かる経費は必要としないものの、日々の出版情報の中から乱歩関係資料となる書誌データを収集し、それを記録するためには、それなりの時間と労力を継続してかけていく必要があります。したがいまして、市立図書館の運営形態の現状の中でそういったことができるかどうかについて見極めてまいりたいと考えています。

 つまり、出版情報をチェックするのは大変で〜す、そんな大変なことができるかどうか見極めてみますね〜、というお答えです。

 全然真逆です。

 しかし、全然平気です。

 お役人のみなさん、全然真逆でも全然平気です。

 平気の平左の平常心で言を左右にしてくれちゃってます。

 左右どころか天地も上下も前後も表裏もすべてひっくり返ってるみたいな状態です。

 ほんまにもう堪忍しとくれやす。
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