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Posted by 中 相作 - 2017.06.14,Wed
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 平成29・2017年6月12日 産経デジタル

痛快&妖艶な“大人の紙芝居” 「六月花形新派公演 黒蜥蜴」
 中本裕己
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痛快&妖艶な“大人の紙芝居” 「六月花形新派公演 黒蜥蜴」

2017.6.12



明智小五郎(右、喜多村緑郎)は変装などを駆使して、黒蜥蜴(河合雪之丞)を追い詰める 明智小五郎(右、喜多村緑郎)は変装などを駆使して、黒蜥蜴(河合雪之丞)を追い詰める



舞台「六月花形新派公演 黒蜥蜴」の取材会に出席した春本由香、河合雪之丞、喜多村緑郎、永島敏行、秋山真太郎(左から)

 お江戸・日本橋の三越劇場は創立90周年。上演中の「六月花形新派公演 黒蜥蜴(くろとかげ)」は、このクラシカルなホール全体が舞台装置として生かされている。

 江戸川乱歩の探偵小説を原作とした女盗賊と明智小五郎の対決を描いた「黒蜥蜴」は、ドラマ、映画、漫画など様々な形で取り上げられてきた。三島由紀夫脚本、美輪明宏主演による舞台も有名だが、今回は原点に立ち返った新派文芸部、齋藤雅文脚本・演出による。

 明智には市川月乃助から転じ、新派の大名跡を継いだ喜多村緑郎。黒蜥蜴は、やはり市川春猿から、洋装も似合う華やかな新派の女形となった河合雪之丞という芸達者なコンビ。歌舞伎で培った所作や妖艶美に、新派のモダンなテンポ感、気っ風の良さが加わり、“大人の紙芝居”のようでワクワクした。

 黒蜥蜴に惹かれながらも、追い詰める明智。昭和初期の日比谷のホテルから、大阪・通天閣まで登場する追跡劇は、大理石と石膏彫刻に覆われた劇場のクラシカルな壁や客席通路に乱歩の世界観が封じ込められていた。

 宝石商の令嬢を演じる尾上松也の妹、春本由香は新派2作目ながら堂々。ベテラン新派劇団員に加え、刑事役には実力派の永島敏行、黒蜥蜴を「マダム」と慕う側近に劇団EXILEの秋山真太郎と、客演の顔ぶれも多彩で、だれもが親しみやすい新派公演だ。これを機会に、少年時代に読んだ乱歩シリーズをもう一度、読み返したくなった。公演は24日まで。 (中本裕己)
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