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Nabari Ningaikyo Blog
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Posted by 中 相作 - 2017.07.19,Wed
ウェブニュース

日本経済新聞
 平成29・2017年7月12日 日本経済新聞社

こころの玉手箱|フォークシンガー なぎら健壱(3)江戸川乱歩「少年探偵団」の本 表紙にゾクゾク「ジャケ買い」
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こころの玉手箱

フォークシンガー なぎら健壱(3)江戸川乱歩「少年探偵団」の本 表紙にゾクゾク「ジャケ買い」


2017/7/12付日本経済新聞 夕刊

 小学5年生のときまでは、活字がまったくダメだった。親や先生に言われて世の中の名作と呼ばれる本なんかを読んでみても全然面白くない。困るのが夏休みの宿題でよくある読書感想文。気付いたらあと2日しかない。しょうがないなと足を運んだ古本屋でばったり出合ったのが江戸川乱歩の「少年探偵団 海底の魔術師」だった。

 なによりこの装丁にひかれた。見ただけでぞくぞくした。そのまま迷わず買った。今でいうと「ジャケ買い…

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Posted by 中 相作 - 2017.07.18,Tue
催事

乱読夜話 石榴忌
 平成29・2017年7月29日(土)
 古書からすうり(三重県名張市中町363)

乱歩生誕地碑の見学
 午後3時─3時30分
上田豊太さんが語る乱歩作品「石榴」
 午後3時30分─4時
座談会
 午後4時─6時

 

 Twitter:古書からすうり
Posted by 中 相作 - 2017.07.17,Mon

 この件のつづきでございます。

 2017年7月11日:名張市の市長がこんなことおっしゃってるわけですが

 さて、リスト、名張市立図書館から連絡がありましたので、もらってきました。

 最初のページがこれ。


 A4サイズで六十一ページあって、ざっとながめましたところ、書籍三千四百三十四点、雑誌四百九十七点が列記されています。

 いうまでもないことですが、こういうリストは寄贈を受けた時点で作成されているのが普通です。

 ところが、名張市立図書館は普通ではありませんから、リストをつくることには考えが及びません。

 寄贈図書どころか、税金で購入した乱歩関連資料のリストさえ作成していませんでした。

 ここ名張市においては、館長をはじめとした図書館関係者なんて、図書館のことを何もご存じないわけです。

 それがいったいどうして、いまごろになって、寄贈図書のリストを作成したのか。

 どうしてこの期に及んで、名張市立図書館は、というか名張市は、普通のことをする気になったのか。

 もしかしたら、背景に何かの動きがあって、行政が歪められたのではないか。

 何も考えず、できるだけ働かない、という地方行政の王道が、なんらかの力が働いたせいで歪められてしまったのではないか。

 そのあたりのことは、またあらためて「市長への手紙」で確認したいと思いますが、とりあえず思いつくのは、昨年12月の名張市定例会一般質問。

 議事録がこれ。

 DiscussNetPremium:平成28年第373回(12月)定例会 12月07日-02号

 引用しておきましょう。

◆ 議員(川合滋)
 そして、名張と言えば江戸川乱歩生誕の地であるわけです。乱歩の研究をする人が乱歩研究をしようとしたときに、ああ、名張市立図書館に行けば乱歩研究ができる、こんなふうに思われるのは至極当然のことだろうと思います。今、名張市立図書館は、乱歩研究の本丸という状況にあるのでしょうか。どうもそうは思えない、そんな状況です。そのことについてもお尋ねをいたしたいと思います。

◎教育次長(高嶋正広)
 それから、江戸川乱歩資料としての図書館の役割ということでございますけれども、昭和62年に現図書館が開館した際、それまで収集してきた資料や乱歩さんのご遺族からお借りした資料を展示する江戸川乱歩コーナーを図書館内に設置をいたしました。その後も関係資料の収集に努めるほか、乱歩資料を嘱託員が編集した江戸川乱歩リファレンスブックを全3巻発行するなどして、乱歩研究に資することに努めてまいりました。しかしながら、さらに研究を進めるためには、それを専門とする職員の配置など、課題も多いのが現状でございますが、今後寄贈された資料の活用策も含めて検討していきたいと考えております。

 名張市教育委員会は、どうして大うそばかりつくのであろう。

 あるいは、単にばかなのであろうか。

 なんで図書館が研究なんてことをしなければならんのか。

 図書館がしなければならんのは、資料の収集と保管であり、その体系化である。

 どうして研究などというお門違いなことを口走らなければならんのであろうか。

 研究のお役に立つだけでじゅうぶんなのであって、図書館が研究そのものに手を出さなければならん道理などどこにもないし、ましてや研究のための専門職員を配置する必要なんてまったくない。

 ここらあたりに関しても、「市長への手紙」で市長にお願いして、教育委員会をおおいに叱り飛ばしていただくことにしようかな。

 それはそれとして、「今後寄贈された資料の活用策も含めて検討していきたい」とあるあたりがきっかけになって、リストが作成されることになったのかもしれません。

 さて、くだんのリスト、慶應義塾大学推理小説同好会0B会のおひとりに上掲のスキャン画像を一点、メールでお送りし、ほかのメンバーのみなさんにご転送いただきました。

 そんなリストがあるのなら、図書寄贈者のみなさんにご郵送くださいと「市長への手紙」でお願いしたのに、「当事者からご依頼があれば対応させていただきます」などと読む者をして大きくのけぞらせるような回答があって、いくら事務方が書いた文章でも市長名義なら当然市長発言ということになりますから、名張市の市長はなんと礼儀知らずなんだろう、とお思いになったかたもいらっしゃるかもしれません。

 しかし、おそらく、実際のところ、名張市立図書館には慶應義塾大学推理小説同好会0B会の図書寄贈者のリストが存在していないものと思われます。

 だったら正直にそういえばいいのに、図書寄贈者を当事者呼ばわりしてあんなことほざきやがんだもんなあ。

 名張市の市長が礼儀知らずだ、なんて思われるのは、市民のひとりとしても願い下げなんだけどなあ。

 なお、寄贈図書の活用については、まだいろいろと確認しなければならないことがあるのですが、もしもOB会のみなさんに当地までおいでいただけるのでしたら、市長とご面談いただく場で図書館長なり教育長なりから説明があるはずですから、この点はペンディングということにしております。
Posted by 中 相作 - 2017.07.16,Sun
パンフレット

黒蜥蜴
 平成29・2017年6月1日 松竹
 B5判 32ページ

ご挨拶
 安孫子正
(スタッフ、キャスト、日程)
挑戦と冒険の旅
 斎藤雅文
(あらすじ)
『黒蜥蜴』の上演に寄せて
 坂東玉三郎
様々な黒蜥蜴と明智小五郎
 水落潔
(出演者紹介)
黒蜥蜴──爽快な妖美なるもの
 小松史生子
(スナップ)

 

 2017年6月27日:黒蜥蜴
Posted by 中 相作 - 2017.07.15,Sat
電子書籍

青空文庫
 平成29・2017年7月13日

灰色の巨人
 江戸川乱歩
 入力:sogo
 校正:茅宮君子

 青空文庫:灰色の巨人
Posted by 中 相作 - 2017.07.14,Fri

 松籟社から出た紀田順一郎先生の新刊が当地の書店に並ばない、というのはまあわかります。

 しかし、講談社の新刊が回ってこないというのは出版不況の進行を如実に物語る事実であって、ついでにいえば名張市の衰退も物語られているのかもしれません。

 この本ですけど。

 講談社BOOK倶楽部:乱歩と正史 人はなぜ死の夢を見るのか

 紀田先生の新刊といっしょに本屋さんに取り寄せてもらうことにいたしました。

 しかし、講談社選書メチエは以前から当地の書店では見かけなかったかな、とも思い返されます。

 なにしろまあ、読書には不向きな土地柄です。

 全国の地方自治体が田舎への移住を呼びかけることがブームになってますけど、本好きな人は名張市への移住なんてゆめゆめお考えになりませんように。
Posted by 中 相作 - 2017.07.14,Fri
書籍

蔵書一代 なぜ蔵書は増え、そして散逸するのか
 紀田順一郎
 平成29・2017年7月14日初版 松籟社
 B6判 カバー 206ページ 本体1800円

 松籟社:蔵書一代
 紀田順一郎 書斎の四季:新著『蔵書一代』について(2017年7月7日)
Posted by 中 相作 - 2017.07.13,Thu

 さて、寄贈図書の問題ですが、話が動くとすれば、おそらくもっとも望ましくないかたちで動くのではないか、と推測されます。

 つまり、登録だの整備だのを済ませた寄贈図書が一般の開架に分散して収蔵され、ミステリ関連寄贈図書としての一体性や体系性を失ってしまうのではないか、ということです。

 本来であれば寄贈図書専用の書架を設け、日本全国津々浦々のミステリファンに寄贈を呼びかけて、蔵書のさらなる充実を図ることが望ましいわけですが、まずスペースがありません。

 これは日本全国津々浦々、どこの公立図書館もほぼ似たような状況だと伝えられますが、とにかく図書を保管する空間が足りない。

 ですから、こんなことにもなってしまうわけです。

 2017年5月3日:蔵書の寄贈と廃棄の問題

 思い起こせば2005年、乱歩が生まれた新町にある旧細川邸を国土交通省のまちづくり交付金でまちなか再生事業の目玉として整備するというのであれば、せめてふたつある蔵のひとつくらい乱歩関連施設として活用し、死蔵された寄贈図書をその蔵で公開するのがいいと思いまあす、とご丁寧にパブリックコメントを提出してわかりやすく提案してやったというのに、提案の意味や価値がまったく理解できなくて、ただただ一部市民との癒着結託だけでことを進めてしまったんだものなあこの名張市とかいう地方自治体は。

 都民ファーストでも市民ファーストでもなく、いってみれば癒着結託ファーストか。

 だが癒着結託も考えもので、名張市のまちなか再生事業における第一次癒着結託隊の隊長さんはその後ご商売がいけなくなり、いまや店舗もなくなってしまった始末だし、第二次癒着結託隊の隊長さんはその後ぽっくりお亡くなりになったではないか。

 たたりじゃ。

 まちなかのたたりじゃ。

 名張のまちの地霊のたたりじゃ。

 それにしては、癒着結託の相手たる行政サイドの人間はみなぴんぴんしてしれっとしたものである。

 星新一ではないけれど、人民は弱し官吏は強し、といったところか。

 ま、過ぎたことは仕方がありません。

 乱歩が自宅の蔵を書庫として利用していたのと同様に、旧細川邸の蔵のひとつをミステリ関連寄贈図書の書庫に改装することは、いうまでもなくいくらだって可能でしょう。

 名張市がどれほど財政難だからといって、その程度のことは朝飯前です。

 しかし、名張市にはそうすることの意味や価値がまったく理解できません。

 ですから、寄贈図書も一般の図書と同じ扱いとするしかないと思われます。

 そもそも、これもまた日本全国津々浦々、ただもう無料貸本屋業務をこなすだけで汲々としております、みたいな図書館がほとんどのはずで、それ以上の図書館運営などなかなか望めません。

 しかも名張市の場合、人材の払底が半端ありません。

 図書館関係なんて、そりゃもうひどいもんです。

 ミステリをテーマにした独創的で魅力的な図書館運営を、なんてことは逆立ちしたって不可能です。

 なにしろ何もわからなくて二十年以上も寄贈図書をほったらかしにしていたような図書館ですから、ようやく寄贈図書の活用に手をつけるとなっても一般の図書と同じに扱うことしかできないのではないか。

 ですからここはひとつ、慶應義塾大学推理小説同好会OB会のみなさんに名張市の考えをお聞きいただき、OB会のご要望ご助言ご提案を名張市にお伝えいただくことで、より望ましい方向に話を進めることができればいいのだがなあ、と思う次第です。
Posted by 中 相作 - 2017.07.13,Thu
Blu-ray Disc/DVD

TRICKSTER 江戸川乱歩「少年探偵団」より 6

平成29・2017年6月23日発売 バンダイビジュアル
Blu-ray Disc 本体7000円/DVD 本体6000円
原案:江戸川乱歩
原作:Jordan森杉
監督:向井雅浩
シリーズ構成:吉田恵里香
キャラクターデザイン:PEACH-PIT
声の出演:山下大輝、逢坂良太、梅原裕一郎、木戸衣吹、田所あずさ、小野大輔、GACKT
収録:第16話「蘇る陰獣」、第17話「離散の反動」、第18話「純悪錯誤」


 RICKSTER:Blu-ray&DVD 第6巻
 NDL-OPAC:トリックスター Trickster : 江戸川乱歩「少年探偵団」より. 6
Posted by 中 相作 - 2017.07.12,Wed

 いかがですか。

 名張市というのは、なんともひどいところでしょう。

 二十年以上もほったらかしにしていた寄贈図書、いったいどうするつもりなのか図書寄贈者のみなさんにお伝えくださいな、とお願いしたところ、「当事者からご依頼があれば対応させていただきます」とのことである。

 要するに図書寄贈者の住所氏名、どこにも控えておらんということなんでしょうけど、名張市への移住をお考えの方には、やめときなはれ、と申しあげたい。

 しかもこれ、市長名義の文書だからなあ。

 この文書を読んだ人が名張市長にどういう印象を抱くか、この文書を作成した事務方は考えておらんのかな。

 事務方はもう少し、名張市の副市長を見習うべきではないのか。

 思い起こせば2014年、乱歩生誕百二十年に沸いていたわけではまったくなかった名張市において名張市はやくざにやさしいまちづくりあーこりゃこりゃ事件が勃発したとき、市議会の答弁で決裁権がどーたらこーたら小理屈を並べ立て、こんにちはッ、市長に迷惑はかけられないが市民には平気で迷惑をかけられる男ッ、地域の名門ばりこのどおきでございますねてえッ、みたいな大見得をお切りになった副市長を見習うべきではないのか。

 そんなことはともかくとして、依頼があれば対応すると名張市の市長さんがおっしゃってるんだから、ならば依頼においでいただこう、ときのう、慶應義塾大学推理小説同好会OB会のおひとりにこんなメールをお出ししました。

 件名は「厚かましいお願いを申しあげます」。

 個人情報への配慮から、このエントリに転載するにあたって一部の地名、人名を伏せ字といたします。

○○○○様

 ご無沙汰しております。暑い日がつづきますが、お元気のことと存じます。さっそくですが、慶應義塾大学推理小説同好会OB会のみなさんから名張市立図書館にご寄贈いただいた図書に関して、一度、貴会有志のみなさんに当地までおいでいただきたく、厚かましいお願いを申しあげるためにメールをさしあげる次第です。以下、順を追って記します。

 5月24日、○○○にお住まいの○○○○○さんとおっしゃる乱歩ファンの方から、名張市公式サイトの「市長への手紙」を利用して、名張市立図書館に死蔵されている寄贈図書について質問した、との連絡がありました。○○○さんは名張市のひどい回答に呆れ果て、名張市を完全に見限っておしまいになりましたが、私は○○○さんの質問を引き継ぎ、「市長への手紙」でいわば再質問を行いました。経緯は次のとおりブログで報告しております。

http://nabariningaikyo.blog.shinobi.jp/Entry/4759/

 きのう回答が寄せられましたので、きょうブログで公開しました。

http://nabariningaikyo.blog.shinobi.jp/Entry/4774/

 なんとも失礼な回答で、どうも申しわけありません。二十年以上もほったらかしにしておいたあげく、「当事者からご依頼があれば対応させていただきます」とはまたひどい話ですが、それはそれとして、いまだ海のものとも山のものともつかない話であるとはいえ、市長がここまで明言しているのですから、図書館サイドの構想を確認し、貴会のみなさんのご要望などをお伝えいただく場を設けるべきではないかと判断いたしました。この市長回答を空手形に終わらせないためにプレッシャーをかける意味でも、貴会のみなさんに市長とご面談いただくことが、といっても、実際には図書館長か教育長あたりになると思いますが、重要な布石になるのではないかと考えております。ご足労とお手数をおかけするのはまことに心苦しいのですが、ご検討いただければと思います。お聞き届けいただけるのでしたら、日程調整などを名張市に要請いたします。ほかの会員の方にもお願いを申しあげるべきなのですが、メールアドレスを存じあげない方も多く、このメールをご転送いただければ幸甚です。

 ご多用中、勝手なお願いをあれこれ並べ立てるのは心苦しい限りですが、よろしくお願い申しあげます。話は変わりますが、きょう、知人からの電話で「紀田順一郎先生の新刊、かなりショッキングな内容ですよ」と教えられ、当地の本屋さんにはとても並びませんので、取り寄せを依することにいたしました。どんな内容か、読むのがこわいような気もいたしますが。

2017/07/11

 文中、「実際には図書館長か教育長あたりになる」とありますのは、別に名張市の市長さんが逃げ隠れなさるかもしれん、という意味ではなくて、公務ご繁多でそもそも図書館の専門家ではいらっしゃいませんから、実際の対応とやらは図書館長か教育長が担当することになるであろう、という意味です。

 いやー、ほんとに面白くなってきたなあ。
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