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Nabari Ningaikyo Blog
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Posted by 中 相作 - 2011.07.01,Fri

 早いもので、もう7月である。

 

 てゆーか、まだ7月になってなかったのかよ、という気もする。

 

 きのう頂戴したメールの一通に、「今日はあちこちの神社で夏越の祓が」とまことにみやびな話柄の記されたものがあって、そういえば茅の輪くぐりか、と思いあたり、さらには、こんだけ暑いのにまだ6月だったのかよ、とばかみたいなことにも思いいたった。

 

 さて、あまりちんたらしてるのも問題だけど、とにかく一歩一歩、着実に考えを積みあげている途中だから、とりあえずはこのペースで行きたいと思う。

 

 名張市企画財政部サイドにはもう少々、まことに勝手ながらお待ちいただきたいとぞ思う。

 

 さてさて、お願いしたにもかかわらず、なんの意見もいただけなかった。

 

 前回の平熱教室で、こんなふうに記した件のことである。

 

 さて、名張市立図書館が乱歩のことをどうしたらいいのか、名張市役所のみなさんといっしょに、名張市役所のみなさんにも理解していただけるレベルで、ちんたらちんたらくどくどくどくど、考えを積み重ねているサンデー先生の平熱教室であるけれど、ここでひとつ、名張市役所のみなさんの意見を求めてみたい。

 

 というのも、目録三冊をつくってるあいだに、インターネットが急速に普及した。

 

 だから、不肖サンデー、二冊目ができたときと、三冊目ができたとき、目録にもとづいたデータベースを名張市立図書館の公式サイトに掲載して、ひろく一般に提供するべきだろう、と考え、そのための予算を要求したのだが、二回ともリジェクトとあいなった。

 

 理由は、財政難、とのことであった。

 

 ほんとかどうか、不肖サンデーにはわからない。

 

 しかし、名張市役所のみなさんなら、市の財政事情には市民よりはるかにお詳しいはずであるし、お詳しくないかたの場合でも、乱歩にかんするデータベースをインターネットで提供する、という図書館サービスの方向性そのものをご検討いただくことは可能だろうから、そのあたりのことにかんして、忌憚のないご意見をお気軽にお寄せいただきたいと思う。

 

 なんの意見も寄せられなかったので、僭越ながら不肖サンデーの意見を述べることにすると、そんなんあたりまえやがな、ということになる。

 

 名張市役所のみなさんだって、なにか調べたいことがある、なんてとき、とりあえず頼りにするのはネットじゃろう。

 

 紙媒体の目録で提供したデータを、再構成して電子化し、インターネット上のデータベースとして提供する、なんてのは、世の趨勢に照らしてもごくごく当然のことじゃろうが。

 

 しかしまあ、実際には、名張市立図書館はそんなことすらようせんわけなのである。

 

 財政難だ、なんてこと以外に、もっとべつの理由があるのかもしれんな。

 

 しかしまあ、不肖サンデーが告げられた表向きの理由は、財政難、というものであった。

 

 財政難だ財政難。

 

 しかし、それにしては、なあ。

 

 母さん、名張市民の八億六千万円、どうしたでせうね?

 

 

 例によってくどくどくどくどと、いわゆる流れ的なことを確認しておくと、名張市立図書館は乱歩関連資料を収集していた。

 

 べつに、どうしても収集しなければならない、ということではなかったんだけど、そういうふうに思いついて、収集を開始した。

 

 そうした場合、ふつうなら、いつかの時点で、収集資料の目録をまとめようか、ということになる。

 

 べつに、どうしてもまとめなければならない、ということはないんだけど、いわゆる流れ的には、収集した資料は目録として体系化する、というのはごくあたりまえのことなわけ。

 

 ところが、そのあたりまえのことを、名張市立図書館はしようとしなかった。

 

 資料収集ってのがどんなことなんだか、理解できておらんかったわけね。

 

 だから、乱歩生誕百年にあわせて目録でもつくるか、というふつうのコースを選択せず、乱歩生誕百年にあわせて乱歩作品の読書会でもやるか、と信じられないくらい幼稚な発想でうわっつらをとりつくろい、お茶を濁してこと足れりとした。

 

 それはやっぱりね、図書館が手がける資料収集の流れとしては、とてもおかしいことなの。

 

 おかしいというか、読書会なんてのはまったく関係がなくて、そんな寄り道にかまけてる暇があったら、資料収集の王道を行くべきであることは明々白々なんだけど、名張市立図書館はそんなことまったく知らなくて、乱歩にかんしてなにしたらいいかわかりません、とかばかな泣きごとを並べるばかりであったから、不肖サンデー、乱歩資料担当嘱託を拝命して、とりあえず目録三冊をつくった。

 

 そのあとは、これもまた当然の流れとして、といったって、インターネットを利用したデータベースの提供、みたいなことは図書館サービスとしていまだ一般的ではなかったかもしれんのだが、流れとしてはもう圧倒的にそうなってゆくはずのことであったから、本のかたちの目録にもとづいてネット上にデータベースを構築する、というのはごくあたりまえのことである、と不肖サンデーには思われたのだが、というか、いまでもそう思っているのじゃが、名張市教育委員会の判断はそうではなかった。

 

 つまり、ネット上にデータベースを構築するための予算要求は、一回目も、二回目も、あっさりリジェクトということになってしまった。

 

 ま、財政難なんだから、しかたあるまい。

 

 母さん、名張市民の八億六千万円、どうしたでせうね? みたいなことはべつにして、名張市教育委員会がそういう判断を示したのだから、それには従うほかないのよね。

 

 ところが、そのうち、流れがさらにおかしくなってきたわけ。

 

 名張市教育委員会の教育次長が、妙なことをおっしゃったわけ。

 

 つまり、このあたりに記したことなんだけど。

 

 2011年3月27日:Aで始まる人は誰?

 2011年4月22日:水に流すつもりはない

 2011年4月28日:むせび泣かずにいられるか

 2011年4月30日:神聖不可侵にして不動不可変

 2011年5月6日:いつのまにか初夏

 

 このブログで「教育次長」ということばを検索し、ひっかかってきたエントリのすべてにリンクを設定したら上のような状態になったわけなんだけど、流れ的なことをざっと記しておくとするならば、まず不肖サンデー、Aではじまるアドバイザーというひとにしてもらったんだけど、だからといってこの身に受けたひどい仕打ちを水に流すつもりはまったくなく、それにしてもほんとにむせび泣いてしまうほどむごい目に遭わされたものであって、とにかくお役所という名の無能と怠慢の極楽王土は侵すことも動かすこともできない場で、それに異を唱えたりそれを脅かしたりするやつはえらいことにされてしまうらしいのよねー、おや、いつのまにか初夏だっちゃ、というようなことになる。

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