芦田愛菜台本なしで本読み、行定監督驚く

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　平成26・2014年6月21日　日本テレビ

芦田愛菜台本なしで本読み、行定監督驚く
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芦田愛菜台本なしで本読み、行定監督驚く



< 2014年6月21日 15:51 >
　
　子役の芦田愛菜（９）、行定勲監督（４５）が２１日、都内で行われた映画「円卓　こっこ、ひと夏のイマジン」の初日舞台あいさつに出席した。

　赤いドレス姿で登場した芦田は、「きのうの夜は、お客さんが１人もいなかったらどうしよう、となかなか寝られなかったです。こんなにたくさんの方に見たいと思ってもらえてうれしい」と笑顔。行定監督は芦田の堂々としたあいさつに「立派な娘の晴れの舞台について来ただけという感じがします」とほほ笑んだ。

　自分の気持ちに正直な小学３年生の女の子、琴子の物語。行定監督は、琴子を演じた芦田を「最初に会ったときは普通の子だったんですよ。（芦田が）天才というのは作られた世界なのか、と思っていたけど、台本がわたされると変わっていった」と天才子役と称される実力を目の当たりにして驚がく。「『せりふ覚えが遅いのでたくさん本を読みます』と言っていた。でも、最初の本読みの時に台本を持っていなくて、台本なしで本読みをしたんです。一言もかまず（言い間違えをせず）に。完璧でした。他の（子役の）子とか『ヤバい！』と思ったと思いますよ。みんなの目標になっていたと思う」と称賛した。

　今後演じてみたい役を聞かれた芦田は、「今、推理小説が好きなのでシャーロック・ホームズみたいな探偵の役をやってみたいです。江戸川乱歩さんとか好きなんです」とにっこり。女優以外では「薬剤師になりたい」と話し、「白衣に憧れているので、薬剤師をやりながら女優さんをやりたい」と意外な夢も明かした。