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Nabari Ningaikyo Blog
Posted by - 2024.04.26,Fri
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Posted by 中 相作 - 2013.03.22,Fri

書籍

蘭郁二郎探偵小説選 Ⅱ 論創ミステリ叢書60
 蘭郁二郎
 平成25・2013年2月20日初版第一刷 論創社
 A5変型判 カバー 359ページ 本体3600円

関連箇所
蚯蚓語みみずのたわごと
 評論・随筆篇 > p320ー321
 初出:探偵文学 昭和10・1935年5月号(第1巻第2号)
緑衣の鬼
 評論・随筆篇 > p323
 初出:探偵文学 昭和11・1936年2月号(第2巻第2号)
日本探偵雑誌総まくり
 評論・随筆篇 > p326-330
 初出:新評論 昭和11・1936年8月号(第1巻第6号)
アンケート
 評論・随筆篇 > p341
 初出:探偵春秋 昭和12・1937年1月号(第2巻第1号)

蚯蚓語


 どこで最初に「江戸川乱歩」の名を知ったか、それはもう忘れてしまった。生来のアタマの悪さか、手当り次第の乱書乱読のセイか……。とにかく、僕の記憶力はナッテなく、筆者と、題と、筋と──こう三つを完全に継合して憶えている、というのは極めて稀である。


緑衣の鬼


 ホントのところ、今迄の娯楽雑誌に発表された乱歩氏のものについては、それ以前のものがあまりに素破らしかったためか、期待はずれ──といった感が、無くもなかったけれど(勿論比較すること、それ自体がムリかもしれないが)今度講談倶楽部に新裁された「緑衣の鬼」は今その第一回を読んだところだけれど、なかなか素破らしいものになりそうで、とても愉快になってしまった。


日本探偵雑誌総まくり


 「雑誌」というものにピンからキリまであるように、「探偵雑誌」にも、やっぱりピンからキリまである。上は毎号三四百頁もある堂々たるものから、下は謄写版刷の小雑誌まで……以下思い出すまま気附いたままに記してみよう。


 Amazon.co.jp:蘭郁二郎探偵小説選〈2〉 (論創ミステリ叢書)


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