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Posted by 中 相作 - 2012.01.09,Mon

書籍

 

帝都復興の時代──関東大震災以後

 筒井清忠

 平成23・2011年11月10日初版 中央公論新社 中公選書003

 B6判 カバー 220ページ 本体1400円

 

関連箇所

(3)『痴人の愛』と『屋根裏の散歩者』──二つが描いたもの

 第三章 「天譴論」から「享楽化」・「大衆化」へ > 4. 一・二年後の「享楽化」「頽廃化」> p165-178

 

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(3)『痴人の愛』と『屋根裏の散歩者』──二つが描いたもの

 

 さて、以上で「享楽化」「頽廃化」現象の実情と背景の分析を一応終えたいと思うが、こうした傾向の分析の最後に、この時期を代表する二人の文学者の小説を取り上げて検討しておくことにしたい。谷崎潤一郎の『痴人の愛』(1924年)と江戸川乱歩の『屋根裏の散歩者』(1925年)とがそれである。この二人の小説ほど関東大震災後の時代精神をよく表している書き物はないと言っても過言ではないからである。

 

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 ▼中央公論新社:帝都復興の時代

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