お誕生日であった

　まーたしばらくさぼってしもうたけど、サンデー先生の人生ぼやき講座。

 

　てゆーか、きのうは乱歩のお誕生日であった。

 

　乱歩生誕地の名張のまちでは、乱歩のお誕生日だからどうこういうことはまるでなく、きのうもまた静かな静かな一日じゃった。

 

　じつはきのう、乱歩がらみのお客さんがあって、昼食をとるため、ひさかたぶりで名張のまちに歩を踏み入れたんだけど、ほんと、しーん、としていたぞ。

 

　こんな感じであった。

 

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　乱歩のお誕生日だというのに、どうよこのお葬式みたいな静けさは、といった感じは、この写真からもおわかりいただけるのではないか。

 

　ところで、きのうのお客さんは、乱歩が名張に生まれたということを、つい最近までご存じなかったとのことであった。

 

　名張においでになったのも、きのうがはじめてでいらっしゃった。

 

　で、乱歩が生まれた日だというのに、名張のまちではこれといったことがなにもなく、そもそも名張市がふだんから乱歩を前面に押し出していないことを、かなりふしぎがっていらっしゃった。

 

　ただしこれは、いうならば伝統的な傾向であって、市町村合併で伊賀市が誕生するはるか以前から、旧上野市はPR上手だが、名張市は全然だ、みたいなことが対比的に語られてきた。

 

　PR上手、というのは、いまふうにいえば、発信能力が高い、ということになるわけだが、そもそも旧上野市には、お城だの、芭蕉だの、忍者だの、全国発信の素材がごろごろ転がっていたのだから、その点で名張市に勝ち目はない。

 

　といったところで、急用ができた。

 

　本日はこれまで。