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Nabari Ningaikyo Blog
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Posted by 中 相作 - 2010.09.15,Wed
新聞
 
朝日新聞 夕刊
 平成21・2009年9月8日 朝日新聞名古屋本社
 
詩人丸山薫の知られざる現代性 抒情に潜む残虐への郷愁
 安智史
 
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詩人丸山薫の知られざる現代性 抒情に潜む残虐への郷愁
 
 『新編 丸山薫全集』がこのたび角川学芸出版から刊行された。三十数年ぶりの復刊となる全五巻に、千ページを超える第六巻が加わり、薫文学の新たな可能性をひらくものとなった。
 丸山薫(1899〜1974)は堀辰雄、三好達治とともに詩誌『四季』を主宰し、昭和一〇年代の詩壇をリードした、主知的抒情詩人のイメージが強い。と同時に、愛知県田原出身の母と知立出身の妻。自らも旧制愛知第四中学(現・時習館高校)出身の、東海ゆかりの文学者でもあった。このことは新収録のエッセイや校歌からも、より鮮明になったといえる。
 
 初期には幻想的物語
 
 しかし、より強調すべきは、若き日より稲垣足穂と親交を結び、江戸川乱歩を愛読した、ファンタスティックな物語作者としての側面が、明らかになったことであろう。
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