立て立つんだといわれても

　きのう、お昼から夜までお酒を飲んで、さあおうちに帰ろうとお座敷から立ちあがろうとしたのですが、立てない。

　どうしても立てない。

　立て、立つんだジョー、といわれても立てない。

　立てといっても立たないジョー、とかなんとかハタ坊みたいなこと口走りながら大騒ぎでした。

　お酒を飲んで、足がふらつく、とても立ってられない、といったことはこれまでにもしょっちゅうありましたが、あぐらをかいた姿勢から立ちあがれないというのは初めての事態で、たいそう驚きました。

　人間、いくつになっても人生には新鮮な驚きが待っているものです。

　いやー、ほんとにびっくりした。