忍者ブログ
Nabari Ningaikyo Blog
Posted by 中 相作 - 2017.05.30,Tue
ウェブニュース

産経ニュース
 平成29・2017年5月28日 産経新聞社、産経デジタル

新派女形・河合雪之丞の「黒蜥蜴」 貴重な“新派の女形”「いい意味での異質さ」生かす
 飯塚友子
 Home > エンタメ > 記事

2017.5.28 14:14

【ステージ 芸】

新派女形・河合雪之丞の「黒蜥蜴」 貴重な“新派の女形”「いい意味での異質さ」生かす

(1/2ページ)



「出ずっぱりで、舞台に出ていない時は早替わりです」と話す河合雪之丞(佐藤徳昭撮影)

 今年、歌舞伎界から新派に転じ、貴重な“新派の女形”となった河合雪之丞(46)。女形ならではの妖しさや存在感を生かし、6月1日から三越劇場(東京都中央区)で、名探偵、明智小五郎(喜多村緑郎)と対決する女賊、黒蜥蜴(くろとかげ)を演じる。奇想天外なトリックを駆使する華麗な対決劇であり、恋愛劇でもある。雪之丞は「やりたかった役」とフル回転の舞台にも笑みがこぼれる。(飯塚友子)

                   


 「黒蜥蜴」は昭和初期、江戸川乱歩の怪奇ロマン小説として誕生。この世の美しい物すべてを手に入れようとする黒蜥蜴と、明智が互いに変装を繰り返し、知恵比べを重ねる物語は過去、映画や舞台の題材になってきた。三島由紀夫脚色版が有名だが、今回は新たな新派版として、斎藤雅文が脚色・演出する。

 「今までとは全く違う娯楽作品で、小学生からお年寄りまで楽しめます。私も和装洋装と早替わりの連続で、立ち回りも満載。明智とタンゴまで踊ります」

 国宝級ダイヤモンドを求め、宝石商の娘(春本由香)を誘拐した黒蜥蜴と、行く手を阻もうとする明智は、いつしかひかれ合う-。

新派女形・河合雪之丞の「黒蜥蜴」 貴重な“新派の女形”「いい意味での異質さ」生かす

(2/2ページ)

 「探偵と女賊、決して結ばれることのない2人の愛は、死をもってしか成就しない。究極の恋愛劇で、実は新派らしい作品です。東京の山の手言葉のせりふも美しい」

 開場90周年を迎えた三越劇場のクラシカルな雰囲気も生かし、昭和初期の古典装飾に彩られた演出も楽しめそうだ。今作は、一足先に新派入りした喜多村の企画。喜多村は、河合とは国立劇場歌舞伎俳優研修の同期で、ともに市川猿翁(えんおう)門下で切磋琢磨(せっさたくま)し合った仲だ。

 「私たちが入ったことで、新派に新風が吹いていると感じていただけるならうれしい。新派の古典、埋もれた名作の復活、新作と3本柱で、新派という存在を知ってもらえたら」

 女形芸を担う立場でもあるが、そこは歌舞伎で長年培った積み重ねが生きる。「歌舞伎と基本は変わりませんが、違いは女優さんと同じ舞台に立つこと。女形でなければならない、いい意味での“異質さ”を大切にしたいですね」

 24日まで。(電)0570・000・489。
PR
カレンダー
10 2017/11 12
S M T W T F S
23 24 25
26 27 28 29 30
開設者
 中 相作:Naka Shosaku
ブログ内検索
バーコード
カウンター
Template by mavericyard*
Powered by "Samurai Factory"
忍者ブログ [PR]