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Nabari Ningaikyo Blog
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Posted by 中 相作 - 2011.07.29,Fri

 乱歩忌の翌日なり。

 

 なんか元気が出ないよね。

 

 この記事にある眉村さんの談話、ほのぼのとしていてとてもいいと思った。

 

 毎日jp:小松左京さん死去:桂米朝さん、眉村卓さん、石川喬司さんの話(2011年7月29日)

 

 しかし眉村さん、やはりがっくりきていらっしゃるのであろうな。

 

 さて、サンデー先生の平熱教室である。

 

 いつまでもちんたらぐずぐずはしていられないから、そろそろ締めに入りたいと思う。

 

 この教室では、名張市立図書館が乱歩にかんして、いったいなにをすればいいのか、なにをどうすればいいのか、ということを、ごくごく基本的なところから、ふつうはいちいちそんなことまで考えない、みたいなことまであえて対象として、着実な考察を積みあげてきた。

 

 で、結局、だめだこりゃ、ということが確認された。

 

 なにがだめか。

 

 むろん、名張市立図書館にゃなにもできない、なにかするための能力もなければ、そもそもやる気もない、というのはたしかなことなのであるが、それ以前の問題として、お役所のみなさんがだめだこりゃ、である。

 

 手前どもはなにも考えないことにしております、とか、手前どもはできるだけ働かないようにしております、とか、そんなことを心に固く決意しているかぎり、お役所のみなさんにはなにも望めない。

 

 ほんと、お役所のみなさんって、もう無茶苦茶だぜ。

 

 とかいっても、自分のことはようわからんものだから、よその事例をあげて話を進めることにして、いったいどんな事例がいいか。

 

 そういえば、こんなのがあったな。

 

 愛知県新城市の例である。

 

 新城市ってのは人口およそ五万人、だから名張市より規模が小さいのだが、その新城市の公式サイトに先日、こんなページがあることに気がついた。

 

 新城市:大坂圭吉

 

 大阪圭吉という探偵作家が紹介されてるんだけど、これがもう無茶苦茶。

 

 阪が坂になってたり、歿年が書かれてなかったり、およそ非常識な人物紹介になってるわけ。

 

 一部引用してみる。

 

 昭和11年6月東京銀座で行なわれた処女小説集『死の快走船』の出版記念会には江戸川乱歩、大下宇陀児、甲賀三郎、木々高太郎、海野十三、水谷準等の作家も参加して行なわれた。

 

 「行なわれた」が二回も出てくるのはさすがにまずかろうが、というのは名張市役所のみなさんにだっておわかりであろう。

 

 この段落だけ常体だってのも、そうすることで強意その他の効果をねらったわけでもなさそうだから、なんかひたすら変だよね。

 

 つまり、ひたすら無茶苦茶なのである、ということは、名張市役所のみなさんにもご理解いただけるはずである。

 

 ここまで無茶苦茶なことがよくできるものだ、と思ってしまうくらい無茶苦茶であって、しかもこれ、地方自治体の公式サイトなんだぞ。

 

 換言すれば、新城市民の税金で開設されてるサイトなんだぞ。

 

 その公式サイトの記述内容がここまで無茶苦茶であっていいものかどうか、こんな無茶苦茶な内容がろくに校正も経ずして垂れ流しにされていいものかどうか、と思ってしまうのが一般的な感覚ってやつだと思うんだけど、いやいや、名張市役所のみなさんだって負けとらんからなあ。

 

 垂れ流しというか、ま、あほが野放し、うすらばかが放し飼い、すっとこどっこいがサファリパーク、みたいな惨状を呈しておるからなあ。

 

 だから、やっぱご理解いただけないことかもしれんけど、名張市立図書館における乱歩関連資料の収集なんて、その実態はもうじつにひどいものであって、収集の目的を考えつくこともできず、なにを収集するかという方針をまとめることもできず、収集した資料の活用についてはちょいとあーた、こんなことほざいて平然としておるのだぞ。

 

中 相作 さま

   

このたびは「市長への手紙」をお寄せいただき、ありがとうございました。

 

名張市立図書館が所蔵する江戸川乱歩関連資料を活用するための具体的な方針につきましては、現在のところございませんが、今後、図書館活動の一環として、江戸川乱歩に関連する図書や雑誌などの資料を、収集・保存に努めてまいりたいと考えています。

 

今後とも、貴重なご意見・ご提案をお寄せいただきますようお願いします。

 

平成20年10月 9日

 

名張市長 亀井利克

 

 名張市立図書館にゃ、つける薬もありゃせんがや。

 

 まさしくノービジョン、ノープラン、ノーアイデア、かてて加えて、ここまであほなことをすんなり垂れ流すノーチェック、と来やがるんだから、この無茶苦茶さはまさに新城市といい勝負、ここまで無茶苦茶であっていいものかどうか、というレベルの話なんだぞおい。

 

 いやはや、この四重苦はなんとかならんものかしら、とも思うけど、なんともならんぞ、というのが名張市乱歩関連事業アドバイザーの結論である。

 

 だからもう、乱歩関連資料の収集なんてやめちまえよ、というのがいちばん手っ取り早いアドバイスである。

 

 やめちまえよ、てゆーか、そもそも乱歩関連資料の収集なんて全然できとらんじゃねーか。

 

 いくら大うそとインチキが名張市役所の名物だからといって、あるいは、うわっつらだけとりつくろってかっこつけてればそれで満足でございます、というのが名張市政の実態であるからといって、いつまでも詐欺みたいな真似かましてんじゃねーよこのインチキ自治体。

 

 ちゃんと考えて、ちゃんと決める、というごくあたりまえのことがいっさいできないというのなら、せめてちゃっちゃとおしまいにしろよこの低能自治体。

 

 しかし、とはいうものの、ま、あすにつづく。

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