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Posted by 中 相作 - 2017.02.28,Tue
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 平成29・2017年2月17日 マイナビ

乱歩ファンは創作の現場に一度足を運ぶべし!
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乱歩ファンは創作の現場に一度足を運ぶべし!

[2017/02/17]



旧江戸川乱歩邸

明智小五郎が登場する『D坂の殺人事件』『陰獣』『孤島の鬼』『怪人二十面相』などの優れた小説・推理小説で知られる江戸川乱歩は、大正から昭和にかけて活躍した有名作家。その乱歩が、晩年の30年間を過ごした、池袋3丁目にある土蔵つき洋館が保存・一般開放されているのをご存知でしょうか? 日本を代表する推理小説家が生きて筆を走らせた痕跡を体験するため、江戸川乱歩邸へいざ潜入!

池袋に居住30年。この地で日本の探偵小説界を牽引

江戸川乱歩は日本の探偵小説界の黎明期にその礎をつくり、日本推理作家協会発足に尽力。そして江戸川乱歩賞を設立しました。乱歩は三重県出身ですが、人生で46回も引っ越しを繰り返し、昭和9年(1934)、46回目の引っ越し先がここ池袋でした。以来、昭和40年(1965)に亡くなるまでこの場所で『少年探偵団』『幻影城』など次々と傑作を生み出しました。 その邸宅は立教大学のすぐ近くにあり、6号館が乱歩邸と隣接。また、乱歩の孫が立教大学教授だったこともあり、大学は創立130周年を機に、この洋館と土蔵、そして約4万点の蔵書や資料を購入しました。以後管理を続け、土蔵の修復や書物の研究にあたっています。

『怪人二十面相』など傑作を土蔵で執筆。資料のお片づけマニアとしても有名

乱歩邸は現在、立教大学キャンパスの一角に含まれています。キャンパスの雰囲気を味わいながら、すぐそばの西洋風建築にツタが生い茂るステキな校舎「モリス館」を眺めたりしていると、ちょっとした観光気分。 乱歩は作家であるとともに、江戸時代の版本・写本類のコレクター、そして整理整頓マニアでした。母屋裏手に建つ土蔵は2階建で書庫として使用し、自らの著書タイトルと同じ『幻影城』と呼んでいました。 ここでは、乱歩が愛蔵書を几帳面に整理し区分けしていた様子をガラス越しにのぞき見ることができます。「のぞき」を小説の題材にしていた乱歩が、まさか後世に自分の家がのぞかれるとは予想していなかったでしょうね。

立教大学敷地内に建つ昭和モダンな洋館

母屋の洋館は玄関と応接室が公開されています。レトロモダンな造りで大学構内の片隅に建ち、乱歩が過ごしていた当時のまま時が止まったよう。お気に入りだったという応接室には暖炉があり、ソファセットなど調度品のレイアウトは乱歩自身が行ったのだとか。 玄関には、かの有名な「トリック分類表」の写しや、手製のスクラップブックも。そこに書かれた走り書きメモの毒舌ぶりに、乱歩の人となりが垣間見えてきます。自虐キャラだったらしく「作品の出来栄えに納得がいかん!」と言っては頻繁に休筆していました。 一般公開は毎週水・金曜のみ。ガイドブックが販売されているので、建物の詳しい内部構造や乱歩の世界を深めるにはおすすめです。
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