忍者ブログ
Nabari Ningaikyo Blog
Posted by - 2024.05.19,Sun
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

Posted by 中 相作 - 2016.04.17,Sun

 熊本では眠れない夜が三日つづいたことになりますが、余震はいまだ収まっておらず、被害はむしろ拡大しつつあるという印象が強くて、胸が痛むのをおぼえます。

 まず14日夜に地震があって、その翌日、つまり15日の朝のことですが、熊本市内にお住まいのかたにお見舞いのメールを送信したところ、午前中に返信が届いて、ひとまずほっといたしました。

 というのも、その時点では地震はもう過去のもので、余震はつづいていたにしても、すでに収束に向かっていると思われたからです。

 それがまさか、こんなことになろうとは、とかいってても仕方ありませんし、被災地のみなさん頑張ってください、と薄っぺらい言葉を並べるつもりもありませんが、しかし、こんな遠くに住んでいてさえやりきれない気分なんですから、被災地の人の疲労や憔悴、不安や心労はいかばかりか、と思われます。

 当地の話題にまいります。

 自然災害こそありませんが、と書いてしまうのは不謹慎ですけど、日本全国津々浦々、ほとんどの地方都市同様に、というか全国平均を余裕でうわまわって、名張市の衰退は着実に進行しております。

 昨年11月、中途半端なウェブマガジン「伊賀別筆」第一号を発行いたしました。

 右のリンク欄、「PDF:伊賀別筆」をクリックすると全ページをごらんいただけますが、その33ページはこんなんでした。


 きのう、このリバーナへ足を運んだところ、テナントの撤退がさらに深刻化していたので驚いてしまいました。

 まず一階。


 伊達の里、という食堂が撤退していて、店があったスペースは白いパネルで覆われ、そこに「2月5日をもちまして閉店させていただきました」との貼り紙が。

 さらに驚いたのは三階です。


 ブックスアルデ、という地元資本の本屋さんの支店にも、でかでかと「閉店」の貼り紙が。

 店員さんに尋ねてみたところ、今月30日の土曜日が最終営業日とのことでした。

 日本全国津々浦々の本屋さんもまた衰退一直線だと伝えられますから、名張の本屋さんもあれだろうな、と頭でわかっているつもりではいても、こうした事態をまのあたりにするとやはり驚いてしまいます。

 いやー、びっくりしたなー、とか思って帰りかけたら、一度も入ったことがない婦人服のお店にも「閉店SALE」がひらひらと。


 リバーナのこの半端ない凋落衰退は、いうまでもなく名張市のそれを反映し、というか、名張市のそれに直結したもので、しかも、もう手のほどこしようがないわな、というしかないものです。

 で、ブックスアルデのリバーナ店で、この店で本を買うのはこれが最後かも、と思いながら購入した乱歩関連アイテムです。


 右は「乱歩アナザー」が連載されてる月刊コミック誌「少年マガジンエッジ」の5月号。

 その左はディアゴスティーニから出ている「大映特撮映画DVDコレクション」の最新号で、乱歩の「吸血鬼」を原作にした「氷柱の美女」が収録されてますよ、とおととい電話で教えてくださったかたがありましたので、ちなみにそのかたはこのコレクションを全巻予約購読していらっしゃるそうですが、さっそく買い求めてみました。

 しかし、こんなこといつまでつづけていてもきりがないなあ、という気もいたします。

 そのうえ、著作権が切れて以来の乱歩狂乱、とても追っかけきれない感じで継続しております。

 たとえば、三重県津市ではこんなお芝居が。

 三重ふるさと新聞:水族館劇場芸濃町講演「この丗のような夢」(2016年4月14日)

 そうかと思うと、乱歩でタップ、みたいなこともたっぷりと。


 あっちの乱歩さんまではとても手が回りませんや、ということにして、「文豪ストレイドッグス」はもう完全にスルーしておりますけど。

 名張市立図書館がもう少ししっかりしてくれれば、というより、図書館として普通に資料収集を進めてくれさえすればなあ。

 こんな夢みたいなこといってても仕方ありませんけど。
PR
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
開設者
 中 相作:Naka Shosaku
ブログ内検索
バーコード
カウンター
Template by mavericyard*
Powered by "Samurai Factory"
忍者ブログ [PR]