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Posted by 中 相作 - 2016.04.08,Fri
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中日新聞 CHUNICHI Web
 平成28・2016年4月5日 中日新聞社

名古屋グルメ情報誌の草分け、60年で幕 江戸川乱歩らも執筆
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2016年4月5日 09時00分

名古屋グルメ情報誌の草分け、60年で幕 江戸川乱歩らも執筆

 60年にわたって食にまつわる文化人のエッセーを掲載した名古屋の月刊誌「あじくりげ」が、今月下旬発行の5月号で終刊する。部数やスポンサー店の減少が理由。編集発行する「東海志(し)にせの会」(名古屋市東区)が節目の年に決断した。

 1956(昭和31)年6月、東京の「銀座百点」など関東や関西にはあったグルメ情報誌を名古屋にも作ろうと、夕刊紙発行の名古屋タイムズ社が創刊。75年以後は志にせの会が独自に編集してきた。会のメンバーである愛知、三重県の飲食店と食品会社が会費制で出版費用を分担し店で無料配布したほか、本来の定価200円を払って取り寄せるファンも各地にいた。

 はがきを1回り大きくしたB6判、約60ページとコンパクトだが、執筆陣は有名作家や学者、俳優と多彩。創刊時は江戸川乱歩や金田一京助、その後も池波正太郎、森繁久弥、やなせたかしの各氏が名を連ねた。

 部数は90年代に最多の1万2千部に達したが、活字離れもあり最近では4千部。48社あった志にせの会メンバーも14社に減った。

 編集を1人で担ってきた名古屋タイムズ元記者の本田美保子さん(73)は「寂しさもあるが、節目まで精いっぱいやり切ったという気持ち。バックナンバーは何らかの形で資料として残したい」と話している。

 693号となる最終号には、中部ペンクラブ会長の三田村博史さんら執筆歴の長い10人が「あじくりげと私」と題して寄稿する。これまでの執筆者1750人の一覧も掲載する。

(中日新聞)
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