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Posted by 中 相作 - 2016.02.29,Mon
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ZAKZAK
 平成28・2016年2月9日 産経デジタル

【CS・BS 今週の狙い撃ち】当時の街並みや価値観に注目 「恋人のいる街」15日(月)午前7時30分 スカパー!
 立川志らべ
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【CS・BS 今週の狙い撃ち】当時の街並みや価値観に注目 「恋人のいる街」15日(月)午前7時30分 スカパー!

★「恋人のいる街」2月15日(月)午前7時30分 スカパー! CS219 衛星劇場

2016.02.09



映画「恋人のいる街」(C)東宝

 よく、昔のモノクロの映画を見るのが苦手なんていう人がいますが、実にもったいないですね~。個人的には、今は大ベテランとなっている役者の若い時代の演技が見られるし、さらには日本の映画なら、その当時の街並みを見ることができます。そしてそれが現代劇ならば、その当時の価値観、金銭感覚などを感じることができて、二重三重に面白かったりするのです。

 15日午前7時30分からスカパー! 衛星劇場で放送されるのが「恋人のいる街」という映画です。私、このような映画があることを知りませんでした。でも、それも仕方ないかもしれません。何と言ってもDVDになっていないのです。それどころか、テレビ初放送なんですよ!

 監督は阿部豊。出演は三國連太郎、旭輝子、関弘子、田代百合子、他。

 新宿の裏街で、絵の勉強をしながらサンドイッチマンをやっているバクさんこと、谷中禄太郎(三國)。彼の行きつけの喫茶店のよし江(田代)は、常連の一人、倉石(田崎潤)と恋仲。故郷の信州から上京した倉石は愚連隊の仲間に入り、新宿の顔役の黒田の世話になっている。

 倉石はよし江と知り合ってから、足を洗いたいと考えていた。しかし、黒田はよし江の店を立ち退かせての金もうけをたくらんでいる。そんなゴタゴタがあるとも知らないバクさんはある日、仕事を終えて帰ると、部屋には見知らぬ女がいて…。

 私、画家が出てくる映画と聞いて、フランス映画「モンパルナスの灯」に影響を受けた作品かと思っていたら、「モンパルナスの灯」よりも前の1953年の作品です。その当時の新宿の街がどんな様子だったのかを見ることができます。

 個人的に、落語家としてうれしかったのは脇の出演者。大泉滉やあきれたぼういず、そして作家の江戸川乱歩、梅崎春生、私の大師匠・立川談志が尊敬していた田辺茂一先生も出ているのです(あれ? ここで興奮してるの私だけ?)。

 とにかく、古い映画だからこそ、楽しめる側面が多いです。これは保存版ですよ。(立川志らべ)
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