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Posted by 中 相作 - 2016.02.10,Wed
ウェブニュース

毎日新聞
 平成28・2016年2月7日 毎日新聞社

北緯34度37分、名張6寺社結ぶ謎のライン 乱歩生誕地も /三重
 広瀬晃子
 Home > 地域 > 東海 > 三重 > 記事

そ~なんだ!聞いてみた

北緯34度37分、名張6寺社結ぶ謎のライン 乱歩生誕地も /三重

毎日新聞2016年2月7日 地方版

 名張市の宇流冨志禰(うるふしね)神社や栄林寺など六つの寺社が北緯34度37分の線上に並ぶ--。この“衝撃的事実”を見つけたのは、元市職員で、市民団体「名張ふるまち応援団」代表の小島敏孝さん(62)=百合が丘。おまけに名張出身の小説家、江戸川乱歩の生家の跡地も線上にあり、「名張ミステリーライン」と命名した。「街おこしで6寺社を訪ね歩くミステリーライン・ウオークを3月に企画したい」と語る小島さんにラインの謎について聞いた。【広瀬晃子】

 ◆偶然の発見



地図を広げて「名張ミステリーライン」への思いを語る小島敏孝さん(左)と上田豊太さん=三重県名張市丸之内で、広瀬晃子撮影

 小島さんは数年前、何気なく地図を見ていて、宇流冨志禰神社(平尾)と愛宕(あたご)神社(新町)が北緯34度37分にあることに気付いた。「偶然では」と他も調べると、同じ緯度にあり、西は市内最高峰の茶臼山に。「驚いて、胸の高まりが止まらなかった」と振り返る。

 ラインは全長4・5キロで、(1)積田神社=夏見(2)徳蓮院(とくれんいん)=平尾(3)宇流冨志禰神社(4)蛭子(えびす)神社=鍛冶町(5)栄林寺=本町(6)愛宕神社と、「名張に特別な意味を持つ寺社」(小島さん)がズラリ。



名張ミステリーライン

 積田神社は春日大社(奈良市)の奥宮とされ、蛭子、愛宕、宇流冨志禰の3神社は「名張三大祭り(八日(ようか)戎(えびす)、愛宕の火祭り、秋祭り)」でおなじみ。徳蓮院は江戸時代の武家・名張藤堂家の菩提寺で、栄林寺の木造阿弥陀如来立像は市文化財に指定されている。

 ◆太陽の道

 世界では古代遺跡や宗教施設が直線上に並ぶ現象を「レイ・ライン」と呼び、巨石遺跡ストーンヘイジや教会が並ぶ英国で提唱された。日本でも北緯34度32分で、紀伊半島から淡路島までの約200キロの「太陽の道」が有名で、伊勢の斎宮跡(明和町)、三輪山(奈良県桜井市)、箸墓(はしはか)古墳(同)などが一直線に。「1973(昭和48)年、写真家が発見し、NHKでも紹介された」と小島さん。「名張でも春分の日と秋分の日はミステリーラインをたどって日の出・日の入りする」と語る。

 ◆春分の日にウオークも

 ラインの中間点を調べると、乱歩の生誕地があり、2度びっくり。小島さんは「ミステリーの大家が、このラインに関わっているのも不思議な力を感じる」とニンマリ。

 毎日新聞伊賀面・熊野面で乱歩小説の抄録を連載中のフリーライター、上田豊太さん(45)=桔梗が丘=も「ふるまち応援団」の会員9人の一人。「ライン西端の茶臼山にテレビの電波塔があり、電波を流しているように、山のエネルギーが町に流れるようにしたのでは? 乱歩の生誕地がライン上にあるのも必然と考えたい」と想像を膨らます。

 小島さんは2012年10月、「ふるまち応援団」を結成して以降、旧市街地でさまざまなイベントを企画する。「ライン上の寺社を訪ねるウオークを3月20日、春分の日に計画中。ラインの存在を市内外に広め、名張を盛り上げたい」と意気込んでいる。

〔伊賀版〕
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