没後50年江戸川乱歩の新たな魅力 サイト「江戸川乱歩を楽しむ5つのこと」に掲載

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　平成27・2015年9月13日　産経新聞社、産経デジタル

没後50年江戸川乱歩の新たな魅力　サイト「江戸川乱歩を楽しむ5つのこと」に掲載
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2015.9.13 08:53

【手帖】

没後５０年江戸川乱歩の新たな魅力　サイト「江戸川乱歩を楽しむ５つのこと」に掲載



『江戸川乱歩傑作集１　孤島の鬼』（リブレ出版、１２００円＋税）

　日本の探偵小説の第一人者、江戸川乱歩（１８９４～１９６５年）の没後５０年を機に、再びその作品に注目が集まっている。

　電子書籍事業を展開するブックリスタは、講談社、光文社、東京創元社、早川書房と共同でウェブサイト「江戸川乱歩を楽しむ５つのこと」（ｈｔｔｐｓ：／／ｗｗｗ．ｂｏｏｋｌｉｓｔａ．ｃｏ．ｊｐ／ｆｅａｔｕｒｅ／ｍｙｓｔｅｒｙ／ｒａｎｐｏ５０／）を開設。全集や短編などの作品解説や、歴代の江戸川乱歩賞受賞作品のレビューなどを掲載している。

　一方、リブレ出版は「ＢＬ（ボーイズラブ）」「変態」「血塗（ちまみ）れ」という斬新な切り口で『江戸川乱歩傑作集』（全３巻）を刊行。カバーイラストはアメリカンコミック出身の人気イラストレーター、咎井淳さんが手がけ、妖しく流麗に乱歩の世界を描き出している。第１巻は評価の高い長編「孤島の鬼」。主人公の男性に熱烈な恋情を寄せる美形の秀才－という設定は、なるほど今で言うところの“ボーイズラブ”だ。