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Nabari Ningaikyo Blog
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Posted by 中 相作 - 2015.04.12,Sun

 大本営発表。

 名張市議会方面は、ひきつづき波静か。

 このまま無風状態が持続すると、漫才が先に進みません。

 どうするか。

 教育民生委員会の行政視察はほったらかしにして、福田博行先生経由で伊賀市の公立図書館TSUTAYA化作戦をネタにする、というのが一案。

 あくまでも行政視察に拘泥し、委員長さんがお答えくださいませんので議長さんにお聞きしまーす、と、議長でいらっしゃる吉住美智子先生にメールをお出しする、というのがもう一案。

 どちらかになると思います。

 しかし、本命はあくまでも名張市立図書館であって、ただまあ、「伊賀一筆」第一号の手記にも記しましたとおり、名張市立図書館による乱歩関連資料の収集には、もう絶望していただくしかありません。

 図書館といったって、これも手記に書きましたけど、ぶっちゃけていえば、しょせん田舎のお役所でしかなく、図書館職員といったって、これまたしょせん田舎のお役人です。

 もちろん図書館長といったって、本が好きだとか、読書が趣味だとか、そういうことはまったくありません。

 というか、これもやはり「伊賀一筆」第一号に記したところですが、本は読むものだ、ということさえ理解できていない。

 そんなあほな、とお思いのかたは、少なくとも「伊賀一筆」第一号をお読みいただいたかたのなかにはいらっしゃらないと思いますけど、これはもうほんとにそうなの。

 そのあたり、やはり「伊賀一筆」第一号にたっぷり記したところですが、あの手記ではいっさい説明を省略してただ引用するだけだったのが、この記事でした。

 名張人外境:人外境奇談 > 第十四話 名張市立乱歩記念館の幻(2002年2月26日)

 一部を引きます。

 こうして市図書館内の乱歩コーナーは、乱歩先生の幾つかの遺品と、少しばかりの資料の展示で格好だけはつけたものの、こんなことで乱歩顕彰などと大きな事が云えるだろうか。資料の収集となると莫大な資金が必要となる。市内に乱歩の資料が残されているだろうか。などなど館の内部で色々議論をしたのを覚えています。
 ・予算の許す限り資料の収集を続ける。
 ・乱歩のみに限らずミステリーに関するものを収拾する。
 ・江戸川乱歩賞受賞者に接近し著書サインなどの寄贈を願う。
 ・推理作家協会にルートを求め各種の情報を得る。
など、館として出来うる努力を払おうと、話し合ったものでした。ちょうどこの頃から、ご主人様に乱歩資料の仕事をお願いしたのではなかったでしょうか。また、市長部局の地域振興課の企画で、ミステリー界の大御所を次々と招いての各種の企画が進められたのでした。

 ま、無茶苦茶です。

 図書館における資料というのは、本とか雑誌とか、まずそのあたりだというのが通り相場だ、というのは小学生にもわかる道理なんですけど、それをまあ、

 「資料の収集となると莫大な資金が必要となる」

 とか、

 「市内に乱歩の資料が残されているだろうか」

 とか、いったいなにをおっしゃっておったのか、と思いますけど、図書館長とか、教育長とか、教育委員長とか、そういった肩書をもちながら、本は読むものだ、ということすらご存じないみなさんが、乱歩関連資料の収集について考える、などと身のほど知らずなことをなさってみたところで、そこらの高校の図書委員にも及ばない、という寸法です。

 なんでそうなの? とお思いの向きもおありでしょうけど、ひとことでいってしまいますと、名張市あたりのお役所には、その程度のひとしか勤めてくれない、ということです。

 その程度のひとたちが、

 「手前どもはなにも考えさせていただかないことにさせていただいております」

 とか、

 「手前どもはできるだけ働かさせていただかないようにさせていただいております」

 とか、そんなこといってるのが、田舎のお役所なわけです。

 ですから、せめて最初から正直に、手前ども名張市立図書館には資料収集のことなんてさっぱりわかりません、乱歩がらみの展示品や陳列物を並べてうわっつらとりつくろってるだけでございます、ということを明確にしておくべきだったんです。

 ところが、そんなことはおくびにも出しませんから始末が悪い。

 名張市立図書館がまともな図書館だと勘違いして、探偵小説関連資料を寄贈してくださったひとたちがいらっしゃるわけで、むろんそのことも「伊賀一筆」第一号の手記に記したところですが、結局はそれが最後の問題だ、ということになります。

 名張市立図書館が名張市民の税金でなにも考えずただやみくもに買い集めて体系化もせずに死蔵している乱歩関連資料、というのはまだいいとしても、名張市が乱歩の生誕地でありその市立図書館が乱歩関連資料を収集しているのだから必ずや活用してくれるであろうと全国の探偵小説ファンから寄贈された探偵小説関連資料、これをいったいどうする了見? といったあたりが最終的な問題になります。

 この問題、名張市立図書館長にはとても考えることができない問題で、というか、名張市役所のお役人にはまったく考えることができない問題なんですけど、ぜひとも考えてもらわなくちゃなんない問題であって、そのためのお手伝いをしなきゃならんな、ということは「伊賀一筆」第一号の手記にもこんなふうに記しておきました。


 ですから、いつまでも名張市議会の先生がたおちょくって喜んでないで、名張市立図書館の寄贈図書という大本営の大本命の問題に、さっさと進んだほうがいいのかもしれません。

 以上、とても悩ましいんですけど、とにかく大本営発表でした。
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