Nabari Ningaikyo Blog
Posted by 中 相作 - 2011.02.09,Wed
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平成23・2011年2月6日 朝日新聞社
はつらつ俳優デビュー
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2011年02月06日
■20110209a.jpeg
「この映画から、自分がどのように成長していくかが、楽しみ」という宮岡由加菜さん=中央市
■甲府湯田高校2年・宮岡由加菜さん
昨秋公開の映画「ある夜のできごと」に出演し、俳優デビューを飾った。約2千人が応募した公開オーディションで役を射止めた。
映画は東京と山梨が舞台。大月市などで撮影され、主人公らが通った母校の中学生をはつらつと演じた。監督からは「安定した演技で、物おじしなかった」と評価された。ただし、必ずしも満足していない。「見返すと『こうしたら良かった』と思うこともあります」。既にプロ意識がある。
3歳から俳優を志し、舞台や銀幕で輝く自分の姿を夢描いてきた。中学生からは、レッスンのため都心にまで通っている。毎回違った台本を渡され、すぐに役柄を理解して演じる。決して簡単ではないが、別の人物になりきる面白さを実感している。のんびり屋でおとなしい性格だが、母親の宏実さん(43)は「レッスンを受けると顔つきが変わる」と驚く。
地元・中央市などで昨年暮れから2度、「ある夜……」のチャリティー上映会を開いた。心臓移植のため渡米した中込空(そら)さん(20)=南アルプス市=を支援するためだ。「心理学を学んで、人の役に立ちたい」という中込さんの思いを知り、「ちょうど自分たちは、あらゆることに挑戦したい時期。元気になって、かなえてほしい」と思い立った。自分が家族など周りから応援されているように、これからも協力を呼びかけていく。
学校の勉強は理数科目の方が強く、以前は活字が苦手だった。しかし高校生になって江戸川乱歩の作品「人間椅子」にはまった。何度も読み返し、本がぼろぼろになった。それをきっかけに、湊かなえらのミステリーから太宰治や芥川龍之介などの定番にも手を広げる。登場人物の心理を考えながら読み進めることが、演技の勉強に役立っている。
あこがれの俳優は室井滋さん。「室井さんのように、幅広く活躍できる女優になりたい」。犯人など、ふだんの自分ではあり得ない役に挑みたいという。「将来、他の仕事をしているイメージがわかないんです」。そう言うと、ひときわ目が輝いた。
初出演作は甲府、東京、大阪に続き、今月、札幌で公開される。
(岩城興)
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