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Nabari Ningaikyo Blog
Posted by - 2024.04.26,Fri
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Posted by 中 相作 - 2014.05.19,Mon

 乱歩生誕百二十年の年もすっかりいい陽気となり、節目の年を飾る5月17日の海野十三忌講演会、おかげさまでなんとか無事に役目をはたすことができました。

 徳島県内で圧倒的なシェアを誇る徳島新聞に講演会の予告記事を掲載していただいたのですが、掲載日がなんと5月16日、「十三と乱歩の友情語る/三重の研究家 あす北島で講演」との見出しが躍るどたんば掲載となってしまい、こーりゃ入場者数の最低記録を更新するかな、とも案じられたのですが、さいわいそんなこともなく、おいでいただいたみなさんへの豪華プレゼントとした名張市名物の二銭銅貨煎餅もほぼはけてしまいました。

 とはいえ二銭銅貨煎餅、先着五十名様にブレゼントいたします、と予告していたのですが、製造販売を手がける名張市中町の山本松寿堂に事前に発送を頼みにまいりましたところ、最大の専用箱が四十袋入りとなっております、とのことでしたので、こっそり先着四十名様ということに変更し、それでもまだかなりあまるであろうなと踏んでいたのですが、実際にはそれほどあまりもせず、というのも、会場となった北島町立図書館・創世ホールの二階ハイビジョン・シアターの入口前でぺちゃくちゃおしゃべりしていた女子小学生三人組にあまった煎餅を一袋ずつプレゼントしたりもしたからでして、ちなみにこのJS三人組を講演会終了後の大宴会に誘ってみたところ、残念ながらまったく相手にしてもらえず、もう少し大きくなってから遊ぼうね、みたいな仕儀とはなってしまいました。

 通報されなくてよかった、といまは思います。

 講演には反省点も多々あり、そのあたりのことはまたあらためて記すことにして、つづきましては乱歩生誕百二十年の年に忽然と姿を現した女賊、黒蜥蜴の話題ですが、じつは藍峯舎の『完本黒蜥蜴』、このところやや身辺あわただしいせいでじっくり手にとって撫でたりさすったり頬ずりしたりして愛玩する機会にいまだ恵まれず、きょうのところはまたしてもよそさまのフェイスブックで画像をごらんいただくことにしたいと思います。

 facebook:藍峯舎『完本 黒蜥蜴』三島由紀夫・江戸川亂歩著 口絵 多賀新銅版画

 さてそれで、徳島からの帰りには神戸に立ち寄り、乱歩生誕百二十年を期して、かどうかは知りませんけど、とにかく先日オープンした古本屋さんもちょっとのぞいてまいりました。

 うみねこ堂書林、という名前の古本屋さんです。


 きょう5月19日月曜から21日水曜までは臨時休業だそうですので、どちらさまもご注意ください。

 ちなみに、このうみねこ堂書林では店主と客が真っ昼間から酒盛りをしている、といううれしいうわさを耳にしていたのですが、実際にはそんなことはありませんでしたので、どちらさまもくれぐれもご注意ください。

 さて、つづきましては、たまたま乱歩生誕百二十年の年に兵庫県豊岡市で開催されることになった日本劇作家大会で上演される「乱歩の恋文」の話題です。

 東京を拠点に活動するてがみ座が、はじめて兵庫県で、というか関西で、というか西日本で上演する「乱歩の恋文」のことは、すでにちょこちょこお知らせしておりますけど。

 2014年4月23日:乱歩像お身拭いその他のお知らせ
 予約受付がはじまりました。

 てがみ座を主宰する長田育恵さんのツイートをどうぞ。


 公演は6月14日土曜と15日の日曜、ぜひ足を運びたいなと思い、足の便など調べてみてるんですけど、関西方面のかたにはこちらの情報が有益かと思われます。

 facebook:石原 燃 - 劇作家大会に参加したいけど、どうしたらいいの…

 大阪駅から城崎温泉駅までJRの特急で約三時間、大阪から城崎温泉まで高速バスでやはり約三時間、なんとも微妙なところだな、という気がしますけど、どなたかごいっしょしませんか。

 ともあれ、徳島のあとは豊岡へ、というような流れで、乱歩生誕百二十年の年をひきつづき力強く生き抜きたいと思います。
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