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　平成23・2011年1月1日　報知新聞社

 

市川染五郎、大だこ宙乗り

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市川染五郎、大だこ宙乗り

 

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公開舞台げいこで宙乗りする市川染五郎

 

　２日に開幕する大阪松竹座１月公演「壽初春大歌舞伎」で関西初上演となる演目「江戸宵闇妖鉤爪（えどのやみあやしのかぎづめ）」の公開舞台げいこが３１日、大阪・なんばの同劇場で行われ、歌舞伎俳優・市川染五郎（３７）が宙乗りを披露した。

 

　同演目は江戸川乱歩の怪奇小説「人間豹（ひょう）」を基に、染五郎が発案し、父・松本幸四郎（６８）が九代琴松（くだい・きんしょう）の名で演出を担当、２００８年に東京で初演された“乱歩歌舞伎”の第１弾。明智小五郎（幸四郎）と人間豹（染五郎）が対決する。大だこで空へ飛び去る宙乗りのクライマックスシーンに、染五郎は「初春から大阪のお客様に驚いていただける歌舞伎にしたい」と意欲満々だ。２６日まで上演。

 

（2011年1月1日06時00分  スポーツ報知）