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Nabari Ningaikyo Blog
Posted by - 2024.04.29,Mon
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Posted by 中 相作 - 2013.12.15,Sun

 寒い日がつづきます。

 それにしても、名張はほんとに寒い。

 片山さつき先生も、そのようにおっしゃってます。


 片山先生が名張市にいらっしゃって中森県議後援会で講演! なんてことがあったとはまったく知りませんでしたけど、この中森県議とおっしゃるのは、当ブログではすっかりおなじみ、かつて名張市立図書館が発行した江戸川乱歩リファレンスブックの一冊目と二冊目とを手にもって、

 「これ二冊ありますけどさなあ、こっちとこっち、表紙は違いますわてなあ。せやけど、中身はほれ、どっちも字ィ書いてあって、二色刷で、ふたつともおんなじですねさ。これ、こっちとこっち、どこが違いますの」

 と私にお尋ねくださった副館長さんの実の弟さんであらせられまして、この時期に後援会の会合をお開きになったということは、来年4月の名張市長選挙に勇躍ご出馬のおつもりなのであろうか。

 と申しますのも、必勝の継投パターン、なんてのを勝利の方程式と呼んだりいたしますけど、名張市の市長選挙にも勝利の方程式というのがあって、まずは自民党系県議として地域社会のために奮闘努力し、実績を積みあげたうえで名張市長選挙に名乗りをあげて当選、しかして粉骨砕身粒々辛苦、名張市発展のため一心に身を挺する、というのが往年のJFKみたいな必勝パターンになってるわけなんですけど、中森県議こそ現在ただいま、まさしくそうしたポジションにいらっしゃるかたなのであって、あ、いかんいかん。

 これはいかんぞ。

 絶賛発売中の地域雑誌「伊賀百筆」第二十三号の漫才に、わしゃこげなこつば書いてしもうたがな。

「とにかく知事さんをはじめとした政治家のみなさんはなんやかんやと大変なんです」
「それは当然そうでしょうね」
「なかでもいちばん大変なのが選挙ゆうやつでして」
「政治家は有権者の審判を受けなあきませんから」
「なかには受けてない人もいますけどね」
「そんな人いませんやろ」
「げんに三重県議会の名張市選挙区がそうですがな」
「そうゆうたら二期つづけて無投票でしたか」
「つまり名張市選出の県議会議員の先生おふたりは二〇〇三年の県議選以降ただの一票も有権者の投票による信任を獲得していらっしゃらないんです」
「たしかに選挙の洗礼は受けてはりませんわね」
「なんやばったもんみたいな話やないですか」
「ばったもんゆういいかたはないやろがな」

 いかんなあ。

 いかんいかん。

 ばったもんみたいな話やないですか、とか書いておっては、たとえほんとのことではあるにせよ、そりゃおえんぞな実際。

 反省しなきゃなあ。

 ところで、残念なことに第二十三号、伊賀市平野西町の岡森書店白鳳店ではトップテンの圏外に去ってしまったみたいです。

 今週のオススメ&ランキング+α:Top

 いかんなあ。

 もっと売れてくれなければ、次号発行のめどが立たんのではないか。

 しかしまあ、このあたりの人間は『人生はニャンとかなる!』とか『長生きしたけりゃふくらはぎをもみなさい』とか、そんなの読むのが好きみたいだから、おれの漫才なんか読んだりしたら、しょんべんばちびりますたい、みたいなことになってしまうかもしれないからなあ。

 それにしても、市長選挙はどうなるのであろうか。

 武雄市長物語:4月6日武雄市長選・市議選

 市立図書館のTSUTAYA化を断行し、図書館の革命児ともおっさんあほかとも呼ばれている武雄市の市長さん、来年4月6日に選挙をお迎えです。

 2ちゃんねるではあいかわらず、こげなこつになっとりますばい。

 佐賀県武雄市役所★7【将軍様市長】:全部

 まったくおなじ日、名張市でも市長選挙が実施されます。

 選挙毎日:選挙:名張市長選 亀井市長、4選出馬明言せず 市議会で「判断まだ」 /三重(2013年12月12日)

 この記事にありますとおり、現時点では「次期市長選に出馬表明した立候補予定者はいない」というわけで、四年前に出馬して善戦むなしく一敗地にまみれたかたはすでに名張市を離れておいでですし、八年前に市議会議員の職をなげうって三つ巴の市長選に参戦、敗れたあとは市議会議員に返り咲き、四年前の市議選ではトップ当選に輝きながら、なぜか今年10月の伊勢市長選挙に打って出てむろん惨敗、いまやブログにもツイッターにもいっさい動きがないかたはいったいどうかと申しますと、最後のツイートなんかそこらの民族派主婦のかたからいいようにからまれとりますがな。


 えーっと、「2013年4月7日」とかあるところをクリックすると、全部ごらんいただけると思うんですけど、ツイッターのことはあまりよくわかりませんので。

 それにしても、名張ってほんと、わーけわかんね。

 それはそれとして、先日、横浜あたりで第十五回図書館総合展というのが開かれました。

 当ブログでご案内申しあげましたとおり、立教大学池袋図書館と旧乱歩邸の見学ツアーがあったんですけど、ほかに「"武雄市図書館" を検証する」というフォーラムも催されました。

 第15回図書館総合展:主催者フォーラム確定第六弾、いま一番話題の図書館について市長をお招きします!

 報告はこちら。

 THE HUFFINGTON POST:図書館総合展「"武雄市図書館"を検証する」全文(樋渡啓祐市長、糸賀雅児教授、CCC高橋聡さん、湯浅俊彦教授)-激論、進化する公立図書館か、公設民営のブックカフェか?(2013年11月1日)
 THE HUFFINGTON POST:図書館総合展「"武雄市図書館"を検証する」全文(樋渡啓祐市長、糸賀雅児教授、CCC高橋聡さん、湯浅俊彦教授)-激論、武雄市図書館の今後とCCC図書館の全国展開(2013年11月1日)

 えーっとまあ、来館者数とか貸出冊数とか、そういうのは図書館にとってとても重要な指標ではありますから、カウントを稼ぐのはけっしてわるいことではないと思いますけど、図書館のお役目というのは、たくさんのひとに来てもらってたくさんの本を借りてもらう、ということだけではありません。

 このあたりの話題になると、たとえば名張市立図書館の歴代館長さんレベルではとても理解できないことであり、武雄市の市長さんもたぶんご同様だろうな、と思われます。

 ま、市長選挙がんばってくださいな。

 それから、武雄市図書館は図書館ではなくて「本のある公共空間」だという指摘がありますけど、うまくつくればそうした空間はなかなか面白くて魅力的な場になるはずで、やってみる価値のある試みだとは思います。

 名張市なんかでもですね、乱歩が生まれた新町に残っていた旧家をうまく利用すれば、本があって蔵をそなえた乱歩ゆかりの公共空間、みたいなものが立派にできてたはずなんですけど、というか、ご丁寧にパブリックコメントを提出してアドバイスしてさしあげたというのに、名張市役所のみなさんと来た日には、手前ども名張市役所のあほ一同は癒着結託相手のみなさんにだけ顔を向けさせていただかさせてもらわさせておりますッ、とかわけのわかんないこと口走るばっかで、とりつく島なんかまるでなかったもんなあ。

 いやまあ、死児のよわいを数えるような真似はやめにして、それに、よその図書館のこともとりあえずどうでもいいとして、とにかく名張市立図書館はどうよ、という話にもちこみたいと思いますが、きょうのところはここまでです。
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