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Posted by 中 相作 - 2013.10.04,Fri
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 平成25・2013年9月30日 産経新聞社、産経デジタル

ハヤカワ「ポケミス」創刊60周年
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ハヤカワ「ポケミス」創刊60周年

2013.9.30 07:53

 良質な海外ミステリーを紹介してきた早川書房の「ハヤカワ・ミステリ」シリーズが今月、創刊60周年を迎えた。ポケットに入る手軽なサイズから「ポケミス」の愛称で親しまれ、ハードボイルドから本格推理、近年人気が高い北欧ミステリーまで1775点を発行。累計発行部数は1922万部に達し、世代を超えてミステリーファンに読み継がれている。

 「ハヤカワ・ミステリ」は昭和28年、当時米国で人気が高まっていたミッキー・スピレインの初邦訳『大いなる殺人』を第一作として創刊した。初期の作品は江戸川乱歩(1894~1965年)が解説を執筆し、翻訳ミステリーを精力的に刊行するシリーズとして注目された。米国のペーパーバックを手本にしたサイズと、本の側面を黄色く塗った装丁は当時から変わらないトレードマークだ。

 昭和32年にはイアン・フレミング(1908~64年)の「007」シリーズ『死ぬのは奴らだ』をいち早く刊行。その後、映画の人気も追い風に37年に刊行された『サンダーボール作戦』は約20万部を売り上げ、今も「ハヤカワ・ミステリ」の最高記録となっている。

 平成22年には、創刊から装丁画を手がけた勝呂忠さんが83歳で亡くなり、ブックデザインを一新。デザイナーの水戸部功さんによるシンプルで色鮮やかな装丁も評判で、女性や若い世代の読者も増えている。

 同社の山口晶編集本部長は「以前は海外ミステリーと言えば英米が中心だったが、最近は北欧や南米の優れた作品が多い。時代ごとのニーズに応え、ミステリーファンの期待に応える作品を変わらずに出していきたい」と話している。
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