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Nabari Ningaikyo Blog
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Posted by 中 相作 - 2013.05.06,Mon

 暑いんだか寒いんだかよくわかんなかったゴールデンウイークもようよう終わりですけど、飲み過ぎ食べ過ぎでぼーっとしてるあいだに5月5日のこどもの日、長嶋茂雄さんと松井秀喜さんに国民栄誉賞が授賞されてましたっけ。

 岸信介おじいちゃんの霊が降りてきちゃってる出戻り首相は相変わらず見え透いた人気取りに走って日々ご満悦のご様子、まことにもってご同慶のいたりではございますが、いやー、やっぱ「伊賀百筆」の漫才で国民栄誉賞を話題にしておくべきだったかあ、と飲み過ぎ食べ過ぎのぼーっとした頭で反省いたしました。

 国民栄誉賞の話題ったって、長嶋さん松井さんじゃなくて遠縁の娘のほうの話なんですけど、バーターじゃね? という声がささやかれていなかったわけでもありませんので、そこらもネタにしとけばよかったかな、と思い返されてなりませぬ。

 ▼東スポWeb:吉田沙保里・国民栄誉賞までの75日(2012年10月24日)

 この記事にもとづいて経緯を確認いたしますと、遠縁の娘がおかげさまでロンドン五輪金メダルに輝いたのは昨年8月9日のことにおじゃりました。

 五輪閉幕後の8月14日、日本選手団の解団式で栄和人監督と奥村展三副文科相が国民栄誉賞について報道陣にコメントし、首相官邸の判断が注目されるゆくたてとはなったざんす。

 ところが、首相官邸は動かねっす。

 9月15日、日本レスリング協会の五輪祝勝会で奥村副文科相は「官房長官と副長官に話はしたけれど、うまくいかなかった。何とかしてあげたいが…」と語らはりましたんえ。

 つまり、国民栄誉賞は見送り、という線が非公式ながら明らかにされてしまったわけですばい。

 しかし、そのとき、あの男が動いたのじゃ。

 えーけーじゃ。

 えーけーが動いたのじゃ。

 こんにちはッ、県民に腐れきんたまを押しつける男ッ、三重県知事の鈴木えーけーでございますッ、ぼおくのぱんつはびいかびかッ、が動いたのじゃよ。

 遠縁の娘を強力に支援するために、あの男が動いてくれたのじゃよ。

 ▼Sponichi Annex:吉田沙保里に国民栄誉賞検討 官房長官「ぜひ検討」(2012年10月4日)

 10月4日、藤村修官房長官が記者会見で「大変な快挙で敬意を表する。何かできないか考えている。(国民栄誉賞を含め)ぜひ検討したい」と語らはりましたんえ。

 ここまで語らはったゆうことは、水面下ではすでに本決まりやった、ということであらしゃりましたのやろなあ。

 しかも、なぜかタイミングよくその日の午後、こんにちはッ、県民に腐れきんたまを押しつける男ッ、三重県知事の鈴木えーけーでございますッ、えーけーえーけーくっそえーけー、けつのまわりはくそだらけッ、でおなじみの三重県知事が首相官邸を訪れて、こんにちはッ、以下略とばかりに遠縁の娘への国民栄誉賞授与の要望書を提出する、という異例の事態が展開されたでがんす。

 でもって、10月9日、遠縁の娘に国民栄誉賞が授与されることが藤村官房長官によって正式に表明されたっぺや。

 ▼朝日新聞デジタル:吉田沙保里選手に国民栄誉賞授与へ 官房長官が表明(2012年10月9日)

 どうもありがとうございました、と遠縁のひとりとしてお礼を申しあげる次第にはおじゃりますが、この当時、手前どもが住まいいたします伊賀地域ではいったいなにが起きていたか。

 えーっとまあ、このあたりの話題は「伊賀百筆」の漫才をお読みいただいておいたほうがよくご理解いただけると思います。


 昨年10月1日、神風が吹きました。

 つまり、台風の影響で、三重県と伊賀南部環境衛生組合による震災がれきにかんする住民説明会が中止になったの。

 10月2日、三重県環境生活部廃棄物対策局が企画発行したチラシが新聞に折り込まれたの。



 10月3日と4日、三重県と伊賀南部環境衛生組合が日をあらためて住民説明会を開き、どーかひとつ、試験焼却させてくらっしょ、とお願いしたんだけど、ばーか、二度と来んな、と地域住民から断られたの。

 ▼伊賀タウン情報YOU:試験焼却の提案、結論出ず 県・伊賀南部組合 青山地区で説明会(2012年10月5日)

 三重県と伊賀南部環境衛生組合が地域住民から、ばーか、二度と来んな、と断られた10月4日に、三重県知事が首相官邸で要望書を提出しておったのじゃよ。

 これははたして、偶然の一致かいの。

 もともと、遠縁の娘が国民栄誉賞を受賞するのは、ちょっと無理筋? という話はあったのじゃ。

 ▼MSN産経ニュース:吉田沙保里だけ? 伊調馨や北島康介はなぜ国民栄誉賞をもらえないの(2012年10月8日)
 ▼ZAKZAK:政治色濃く気の毒に思える吉田沙保里の国民栄誉賞(2012年10月16日)

 ところが一転、授賞が決定したざんすよ。

 水面下でいったい、なーにがあったんだろうなあ。

 もしかしたら、あくまでも、もしかしたら、の話ですけど、こんにちはッ、県民に以下略の三重県知事さんが、手柄欲しさに関係筋へ、どーかひとつ、吉田沙保里ちゃんに国民栄誉賞やってほしーの、とかお願いをかましましてでございますな、てめーこら虫のいいことばっかほざいてんじゃねーぞえーけー、とか関係筋からバーターをもちかけられて、はッ、しょーちいたしましたッ、震災がれきは必ずかならず三重県で受け入れさせていただかせてもらわさせていただきますッ、さっそく手配を進めさせていただかせてもらわさせていただきますので、どーかひとつ、どーかひとつ、どーかひとつ手柄を立てさせてくだしゃんせ、てなことになっちゃってたとしたら、さあどうだろうね。

 震災がれきにかんする住民説明会は去年の7月、二回にわたっておこなわれ、二回にわたって地域住民サイドからNOという決定的な意思表示がなされていたわけね。

 しかも協定書の存在まで明らかになって、もう完全に、だめだこりゃ、ということになったはずなんですけど、それが性懲りもなく10月になってまたぞろ、えーこんちこれまた試験焼却がどうのこうの、なんてまぬけな話が出てきたのは、いったいどうしてなんだろうなあ。

 つか、これでもうじゅうぶんなわけ。

 こんだけ材料があれば、いくらでも漫才が書けるわけ。

 こりゃ絶対に、国民栄誉賞と震災がれき受け入れは水面下でバーター契約が結ばれていたんだけど、国民栄誉賞は実現し、震災がれき受け入れは実現しないという結果になってしまった、とかいくらでも書けるわけ。

 なんで実現しなかったのか、というと、伊賀地域が役立たずだったからにおじゃりまする。

 くその役にも立たなかったのでおじゃりまする。

 お気の毒なのは三重県知事さまじゃ。

 おいたわしや、おいたわしや。

 おいたわしやえーけー知事さまあッ。

 みたいな展開も「伊賀百筆」の漫才に書いときゃよかったよなあ。

 受けるぜ。

 書いたら絶対、受けるぜ。

 つか、いまからだって、まだいくらでも書けるんだぜ。

 ただまあ、あんまり書いてほしくねーなー、とおっしゃる向きがあるのであれば、ま、委細面談、っつー線でどうよ。

 いや、いかんいかん。

 こんなこといい出したりした日には、こちとらすっかりブラックジャーナリズムじゃねーか。

 いや人間、落ちぶれたくねーもんだなあおい。

 ブラックジャーナリズムつったら、略してブラジャーだぞおい。

 いくらなんでもブラジャーじゃ困るだろーがよ。

 ズロースより多少ましかもしれんけど。

 つか、なんか、あちきの芸風、ここへ来て変わってきてね?

 なんなんだろうなあいったい。
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