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Posted by 中 相作 - 2012.11.07,Wed

ウェブニュース

 

YOMIURI ONLINE

 平成24・2012年11月1日 読売新聞社

 

(三重)自治体と学生 タッグ 現地おもむき意見交換

 Home > 中部発 > 教育・文化 > 記事

 

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(三重)自治体と学生 タッグ 現地おもむき意見交換

 

20121107a.jpg

 

鳥羽市の観光関係者と活発に意見交換する立教大の学生たち(今年9月14日)

 

 大学生の感性や意欲を、観光振興やまちづくりに生かそうとする試みが県内各地で進んでいる。鳥羽市は立教大(東京・豊島区)と新たな旅行プランづくり、志摩市は四日市大(四日市市)と離島の活性化に取り組んでいる。現地に足を運び、住民から地域の実情を聞くことは、学生にとっても貴重な経験になっているようだ。

 

鳥羽市×立教大 旅行プラン作り

 

 鳥羽市は、推理小説家の江戸川乱歩が若い頃に約1年間住んだ場所で、夫人の隆

りう

さんも同市出身。一方、立教大はキャンパス近くにあった乱歩の住居、蔵書を購入し、管理・公開しており、こうした縁で以前から鳥羽市と交流があった。

 

 今年2月、同大観光学部の安島博幸教授が指導する大学院生5人が、市が開いたモニターツアーに参加。「つまみ食いウオーク」「塩蔵ワカメづくり」などのプログラムを体験し、観光関係者と意見を交わした。

 

 現在は、安島教授のゼミの学生が、首都圏からの観光客誘致に向け、来年4~9月を想定した旅行プランづくりに取り組んでいる。

 

 今年9月12~15日、学生16人が四つの班に分かれて「海女」「離島」「食」などのテーマを決めて市内を視察。観光関係者らとの意見交換会では、学生から「交通が不便」「旅館の食事が同じで飽きがくる」などと厳しい意見が出た。

 

 今後、各班ごとに旅行プランをまとめ、来年2月から首都圏の近畿日本ツーリストの店頭で販売する予定。学生は販売促進にも積極的に協力する。市は「若い感性でこれまでにないプランを」と期待している。

 

志摩市×四日市大 離島活性化図る

 

 志摩市は、離島の活性化で、四日市大総合政策学部の学生とタッグを組む。9月13、14日、学生20人が同市磯部町の渡鹿野島

わたかのじま

を訪れて島の現状を調べ、地域住民らと意見を交換した。

 

 周囲約7キロの同島は人口約250人、高齢化率は44%に達する。「祭りが維持できない」という住民の訴えに、学生は「学生や若者を呼び込むべき」「シーカヤックを生かした観光を」などと提案。市は「学生と住民が一緒に考え、離島活性化のモデルを構築したい」としている。

 

尾鷲市×慶応大など まちづくり提案

 

 尾鷲市は2009年度から3年間、過疎・高齢化が進む同市早田町、九鬼町で、三重大などの学生の協力を得て、地域の課題を洗い出した。今年9月、市内4地区で開かれた「まちづくり合宿」には、慶応、名城、三重大の学生40人が参加。3日間、民宿に寝泊まりしながら住民の声を聞き、地域の活性化策などを提案した。学生は来年3月まで4地区に通って、さらにまちづくりについて考える。

 

 自治体以外でも、近鉄が三重大の学生と共同開発したツアー列車を昨年夏から運行している例がある。

 

 こうした協力関係について、安島教授は「大学の中ではできない体験で、現場での実践の機会を与えてもらえるのは、学生にとってもありがたい」と歓迎している。

 

(2012年11月1日  読売新聞)

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