東京ステーションホテル：赤レンガを残し6年半ぶり再開

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　平成24・2012年10月3日　毎日新聞社

 

東京ステーションホテル：赤レンガを残し6年半ぶり再開

　水戸健一

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東京ステーションホテル:赤レンガを残し６年半ぶり再開

 

毎日新聞　2012年10月03日　東京夕刊

 

 

東京ステーションホテルがグランドオープンし、テープカットをする冨田哲郎社長（右から２人目）ら＝東京都千代田区で２０１２年１０月３日、久保玲撮影

 

　ＪＲ東京駅（東京都千代田区）の復元工事にあわせ休館中だった駅舎内の東京ステーションホテルが３日、６年半ぶりに営業を再開した。文豪に愛された名門ホテルは一部に創業時の赤レンガの壁を残しつつ欧州調に改装した。

 

　駅ができた翌年の１９１５年に開業。川端康成や江戸川乱歩らも滞在した。改装で客室数が５８から１５０に増加。松本清張が宿泊し「点と線」の構想を得たとされる「２０９号室」は「２０３３号室」となった。１泊の料金は３万３０～８０万８５００円。【水戸健一】