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Posted by 中 相作 - 2012.07.11,Wed

ウェブニュース

 

朝日新聞デジタル

 平成24・2012年7月7日 朝日新聞社

 

乱歩原作 狂言で復興を

 岡本真幸

 Home > マイタウン > 三重 > 記事

 

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乱歩原作 狂言で復興を

 

2012年07月07日

 

20120711a.jpeg

 

2004年11月の「押絵と旅する男」の名張市での初公演での一場面=同市教育委員会提供

 

■生誕地の名張で創作 10月宮城・塩釜公演

 

 名張市生まれの推理作家、江戸川乱歩の短編小説「押絵(おしえ)と旅する男」を原作にした創作狂言が、東日本大震災後の職員派遣で交流が始まった宮城県塩釜市で10月に上演される。名張市教委は「狂言の笑いを復興支援の力に」と話している。

 

 「押絵と旅する男」は、絵の中に描かれた美女に魅せられた男たちのロマンを、遠めがねやのぞきからくりといった道具を交えながら幻想的に描いた1929(昭和4)年発表の作品。2004年の市制50周年を記念して名張の造り酒屋を舞台に、名張市教育委員会が能楽師の帆足正規(まさのり)さんに狂言風に脚色してもらい、上演した。

 

 今回は、9月に名張市で上演するほか、塩釜市と乱歩が晩年を過ごした東京都豊島区でも初めて上演する。塩釜市へは震災後に名張市が職員を派遣し、避難所支援や被災状況調査などにあたった。

 

 名張市教委は、脚本を担当する帆足さんに、塩釜公演では地元の塩釜神社にちなむ話や方言を、東京公演でもご当地の話を盛り込んでもらうよう頼んだ。

 

 名張公演は市と市教委など、宮城、東京の公演は地元自治体の主催で、名張市がそれぞれ100万円を助成する。上演時間は約40分。名張公演は9月1日午後2時から松崎町のADSホールで。出演は大蔵流狂言師の茂山七五三(しめ)さんと長男の宗彦(もとひこ)さんら。宗彦さんらによる狂言「口真似(まね)」、名張子ども狂言の会の小中学生の「菌(くさびら)」も上演される。塩釜公演は10月6日、豊島区公演は12月16日に予定している。

 

 名張市教委の担当者は「乱歩の生誕地名張の全国発信を図る。塩釜市や豊島区と観光を含めて文化交流を広げたい」と話している。

 

 名張公演は全席自由で前売り2千円(当日2500円)。一門の茂山逸平さんが講師の舞台しぐさなどのワークショップが冒頭、15分ある。参加無料で先着10人。申し込み(12日まで)・公演の問い合わせは市教委文化生涯学習室(平日0595・63・7892)へ。(岡本真幸)

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