Nabari Ningaikyo Blog
Posted by 中 相作 - 2010.09.03,Fri
書籍
星新一 一〇〇一話をつくった人(上)
最相葉月
平成22・2010年4月1日 新潮社 新潮文庫
A6判 カバー 404ページ 別丁2 本体629円
初刊・旧版:2007年3月30日 新潮社
主要関連箇所
第五章 円盤と宝石
p269ー309
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第五章 円盤と宝石
昭和三十一年の秋も深まったころ、国立市に居を構え、家族を呼び寄せてようやく落ち着いた矢野徹のもとにひとりの青年がやってきた。
男の名は柴野拓美。矢野より三歳年下の三十歳で、東京工業大学機械工学科を出て、都立小山台高校定時制で数学の教師をしていた。
矢野が創設メンバーとなっていた日本科学小説協会に入会したものの、「星雲」一冊を出したきりでその後活動している様子がない。しびれを切らして自分で科学小説のファンクラブを作り、同人誌を出す準備をしているところだった。同人誌は五反田駅前にある日本空飛ぶ円盤研究会のメンバーが中心で、すでに原稿も集まり始めている。矢野には、その筆頭同人になってほしいという相談だった。
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