Nabari Ningaikyo Blog
Posted by 中 相作 - 2010.11.28,Sun
書籍
図説 密室ミステリの迷宮
監修:有栖川有栖
平成22・2010年11月25日 洋泉社 洋泉社ムック
B5判 143ページ 定価1470円(本体1400円)
関連箇所
「密室の分類」を分類する
有栖川有栖
p6ー8
特別対談1 名刺代わりの密室談義 密室というファンタジーを解体する
杉江松恋、有栖川有栖
p9ー15
選者の好みが分かれたすごい密室
ミステリのプロが選んだ本当にすごい密室 > p60ー64
特別対談2 人はなぜ魅了されるのか──? 密室、その見果てぬ夢と謎に迫る
二階堂黎人、有栖川有栖
p65ー72
架空座談会 神津恭介×星影龍三×森江春策、密室ミステリ進化論を語る
芦辺拓
p103ー108
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「密室の分類」を分類する
有栖川有栖
密室を分類するということ
密室の巨匠、ディクスン・カーは、『三つの棺』の中で一章を割き、ギディオン・フェル博士に〈密室の講義〉をさせた。名探偵の口を借りて密室トリックを分類してみせたのだ。
フェル博士は、こう切り出す。
「わたしはこれから講義をする。(中略)推理小説で『密閉されている部屋』という名で知られている状態の、一般的な機構およびその発展についてだ」
ミステリ史に残る講義である。
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特別対談 名刺代わりの密室談義 密室というファンタジーを解体する
杉江松恋、有栖川有栖
密室の存在は必然ですか
それとも偶然?
有栖川 そもそも「密室」って、ファンタジックなものですよね。
杉江 だと思いますね。
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特別対談 人はなぜ魅了されるのか──? 密室、その見果てぬ夢と謎に迫る
二階堂黎人、有栖川有栖
密室といえば二階堂黎人
有栖川 「密室」といえば、二階堂さんにお話を聞かないわけにはいかない。二階堂黎人といえば密室、密室といえば二階堂黎人なので、今回は二階堂さんを通じて「密室とは何か?」ということを、改めて探求してみたいと思っています。
二階堂 日本のポール・アルテと呼んでください(笑)。
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架空座談会 神津恭介×星影龍三×森江春策、密室ミステリ進化論を語る
芦辺拓
昭和十三年発生の一高時計塔事件で初めて才能を現わし、同二十三年発表の『刺青殺人事件』で一躍名を知られたあと、中断はありつつも天才型探偵として活動してきた神津恭介博士を世田谷・経堂のお宅に訪ねた。博士は、作者高木彬光氏と同年生まれとの説もあるが驚くほど若々しく、とりわけ知性と気品は昔日のままだ。むしろ平成になって再出馬したときの方が別人のように影薄く思われるほど。そこへノコノコやってきたインタビュアーというのは──
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洋泉社:図説 密室ミステリの迷宮
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