ビブリア古書堂の事件手帖４～栞子さんと二つの顔～

書籍

 

ビブリア古書堂の事件手帖４～栞子さんと二つの顔～

　三上延

　平成25・2013年2月22日初版　アスキー・メディアワークス　メディアワークス文庫

　発売：角川グループパブリッシング

　A6判　カバー　333ページ　別丁1　本体570円

 

ビブリア古書堂の事件手帖４～栞子さんと二つの顔～

　p3－326

　細目

　　プロローグ

　　第一章『孤島の鬼』

　　第二章『少年探偵団』

　　第三章『押絵と旅する男』

　　エピローグ

参考文献

あとがき

　p332－333

 

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ビブリア古書堂の事件手帖４～栞子さんと二つの顔～

 

　プロローグ

 

　閉店間際の夕方に余震が起こった。

　レジの中の小銭をコインカウンターに移していた俺は、最初の横揺れで手を止めた。天井から下がっている蛍光灯が震え、古い建物が耳障りな音を立てている。店には他に誰もいなかった。

 

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　▼メディアワークス文庫：ビブリア古書堂の事件手帖４