Nabari Ningaikyo Blog
Posted by 中 相作 - 2013.08.14,Wed
ほんまに暑おすなあ。
こげな暑い日に、しかもお盆じゃちゅうのに、と泣きながら、「黄金仮面」の生原稿発見、という共同通信の記事が全国の地方紙にどの程度掲載されたのか、を確認してみました。
ひとつ前のエントリをごらんいただけば一目瞭然ですが、ま、ほとんどの地方紙に掲載されとりました。
しかし、われながら、こんなことようやったな、と思います。
暑さのせいで、ちょっと気がくるっているのかもしれません。
しかるに、われらが三重県の伊勢新聞は独自路線、公式サイトにはローカルニュースしか掲載しないことになっているらしく、「黄金仮面」のウェブニュースは掲載されておりません。
あいそもこそもあらしまへん。
かわりに、きのうのこんなニュースをどうぞ。
写真がちょっと不気味ですけど。
▼伊勢新聞:滝行で〝リフレッシュ〟 名張、自分磨きツアー人気(2013年8月13日)
気がくるうほど暑苦しい昨今、名張市の観光名所、赤目四十八滝で滝水に打たれてみるのも一興かもしれません。
ついでに、きょうのニュースもどうぞ。
▼伊勢新聞:名張に「ほれてまうやろー!」 チャンカワイさん、観光大使に(2013年8月14日)
なんかもう、ほんと、お願いだから勘弁してくんねーかなあ。
まあいいけど、お盆だから。
お盆だから、といえば、きょう、講談社文庫の新刊を求めて地元資本の新刊書店に立ち寄りました。
▼講談社BOOK倶楽部:新装版 名探偵に乾杯
買いたかったのはこの本なんですけど、例によって当地には回ってきておらず、取り寄せてもらうことにしました。
ところが、お盆だから。
ちょうどお盆の時期とあって、取次がお盆休み、みたいなことになってるらしく、発注するのは週明けになります、とのことでした。
べつに急いでるわけではないんですけど、アマゾンにはお盆休みはないのではないか、地元書店、大丈夫か、と思わざるをえませんでした。
ところで、「黄金仮面」のニュースはきのうの夜、読売新聞の第一報が公式サイトに掲載されてました。
おとといの夕刊に掲載されていたはずの記事です。
▼YOMIURI ONLINE:乱歩の息づかい…「黄金仮面」完全原稿発見(2013年8月13日)
当地の昨日付統合版に掲載されていた記事、ちゃんとスキャンして無断転載する準備を整えてあったのですが、まあいいか、というか、またあした以降、せっかくですから当ブログにも掲載しておきたいと思います。
それにしても、暑さといい、黄金仮面といい、なんと大変なお盆なのであろうか。
ほなみなさん、どうぞよいお盆をお過ごしください。
PR
Posted by 中 相作 - 2013.08.13,Tue
世間もお盆休みなことだし、きょうはのんびり、たらーっ、としようか。
とか思ってたら、乱歩関連のニュースがどーっとあがってました。
ほぼすべてが共同通信の配信記事で、基本はこれです。
▼47ニュース:乱歩の「黄金仮面」生原稿発見 戦前の代表作(2013年8日12日)
おなじ共同電で長いのもあります。
▼日本経済新聞:江戸川乱歩の「黄金仮面」、生原稿発見(2013年8月12日)
第一報は読売新聞だったようで、たぶんきのうの夕刊に掲載されたはずなんですけど、夕刊の存在しない当地ではけさの統合版に出てました。
社会面で大きく扱われていて、写真は三点、「『黄金仮面』 直筆453枚」「多忙な乱歩 書き急ぎ乱れた字」といった見出しが躍ってます。
2ちゃんねるでも、つかのまの話題に。
▼ニュース速報+@2ch掲示板:【文芸】江戸川乱歩「黄金仮面」の生原稿発見 95年死去の元編集者が所持(2013年8月12日)
▼ニュース速報(嫌儲):江戸川乱歩の名作と言えば「黄金仮面」。異論は無いな。(2013年8月12日)
さらに検索してみると、北原尚彦さんのツイッターにも。
「江戸川乱歩「黄金仮面」の生原稿発見 95年死去の元編集者が所持」(スポーツ報知)コメントは文芸評論家の新保博久さんwww http://t.co/hpiXF2kZyM
— 北原尚彦 (@naohikoKITAHARA) August 12, 2013
そうかと思うと北原さん、あろうことかあるまいことか、こんなツイートも。
北原尚彦 @naohikoKITAHARA 「乱歩テーマの番組、入賞 三重・名張のケーブルテレビ局」(朝日新聞8/9)。さすが名張ですな。記念してケーブル局「ちゃんねるADS」で13,14,15日に放送。観たいけど名張の局か…。
http://t.co/1ZDIYo6Gl3Twitter
「さすが名張ですな」とはまた身にあまるご過褒で、というよりは、猿も汗かく大誤解、と申しあげるべきかと思いますけど、とりあえず北原尚彦さんにお礼を申しあげる次第です。
しっかしなあ、共同通信配信の「黄金仮面」のニュース、いったいどうすっぺや。
記事の内容はおんなじでも、それがどういった地方紙に掲載されたのか、ということは記録しておいたほうがいいんですけど、なんか面倒だなあ、とか思ってるとこへ、福島民友にも掲載されとりました、とお知らせのメールまで頂戴したりもしてるもんなあ。
ちなみに、これです。
▼minyu-net:乱歩の「黄金仮面」生原稿発見 戦前の代表作(2013年8月12日)
もちろん、通信社の配信した記事が全国の地方紙に掲載されるのはあたりまえのことで、たとえば、今年の乱歩賞が決まりました、みたいな記事の場合、全国紙と通信社の記事だけを「RAMPO Up-To-Date」に記載し、地方紙はネグレクトしてはいおしまい、ということにしてるわけなんですけど、「黄金仮面」の生原稿発見、といったニュースがいまの時代にどれだけのニュースバリューを有しているか、みたいなことをきちんと記録しておくためには、やはり共同電のひろがりをおさえておくことが必要かとも思われ、だいたいがもう時期が時期、とにかくお盆と来てますから。乱歩が天国でそうしろそうしろ早くしろと催促してるような気がしてしかたありませんや。
お盆休みのこよない伴侶、缶ビールでも飲みながら考えてこようっと。
Posted by 中 相作 - 2013.08.10,Sat
もしかしたら死ぬかも、と思うほど暑いですけど、きのうのつづき、行きます。
▼株式会社藍峯舎:Home
藍峯舎版『屋根裏の散歩者』に収録された「真珠社主人 平井通」に引用しようと思って準備していたのに結局使用しなかった文献その二、ですけど、梶井基次郎作品のほかにはなかったんじゃね? という気がしてきましたので、急遽変更、とうに締切を過ぎてから気がついたので引用参照いっさいできなかった文献その一、とまいります。
5月17日、このエントリに「乱歩が戦後、英太郎が満州で死んだ、といったいどこに書いたのか、それがさっぱりわからないのですが」と記しました。
▼2013年5月17日:おはらいでもしでもらうが?
間髪を入れずにおふたりのかたからご教示をいただき、翌日のエントリでかくのごとく報告いたしました。
▼2013年5月18日:竹中英太郎消息二件
消息二件の二件目は、愛書家くらぶ発行所から昭和51年10月20日に発行された「愛書家手帳」第三号に掲載された長瀬宝の連載に記された消息だったのですが、そのコピーをひっぱりだしてきて、じぇじぇじぇ、という流行語を当時の私はいまだ知らなかったのですけれど、じぇじぇじぇ、とばかりたいそうびっくりしたことに、長瀬宝の連載につづいて掲載されていたのがこんなんだったではありませんか。
じぇじぇじぇじぇじぇーッ。
愛書家くらぶ発行所を主宰していた斎藤夜居が「蒼太の世界-白い夢-」というのを連載しておりました。
知らなんだ、というわけではありません。
知っていたけど忘れてた、というよくあるやつでした。
この「愛書家手帳」、限定三百五十部の発行で、かりに締切までに第三号の「蒼太の世界-白い夢-」を思い出していたにしても、連載をすべて入手するのは至難、というか不可能だったはずですし、しかも書いてるのが斎藤夜居なんだもんなあ。
▼2013年7月18日:斎藤夜居は大丈夫?
この「蒼太の世界-白い夢-」第三回でも、スキャン画像でお読みいただいたとおり、平井通の正体がわからない、と途方に暮れたようなことがつづられていますから、全文を通読したとしてもあまり役には立たず、おそらくはおおいに眉に唾してかかる必要があったのではないかとも思われます。
もちろん、この文献にたどりつけなかったリサーチ能力の不足はおおいに反省しなければならんな、とは肝に銘じた次第であったのですが、とにかく以上、とうに締切を過ぎてから気がついたので引用参照いっさいできなかった文献その一、でした。
ちなみに、スキャンしたページの次のページで語られるのは、斎藤夜居の知り合いのお膳立てにより、平井通がにせ医者に化けて妙齢の無毛女性を診察することになって、といったゆくたてなのですが、その話をもちかけられた通はたちまち顔面を紅潮させ、
「お頼みいたします。お願いいたします。どんなことをしてでも、必ず、立派にお役目を果たして見せます」
と手や口がぶるぶる震えるほど興奮して答えた、とのことなんですけど、こうなりますともう、どうなと好きにしなはれ、といってやるしかないのではないかしら。
それでは残暑の候、くれぐれも御身ご大切に。
Posted by 中 相作 - 2013.08.09,Fri
ほんとに残暑お見舞い申しあげますけど、それにしても暑い。
死ぬほど暑い。
暑いですけど、まいりましょう。
べつにたいしたネタでもないんですけど、脊椎カリエスになってしまう、というのはどういうことなんだか、私にもおそらく読者にも、あんまりというかさっぱりというか、よくわからないものと思われます。
じゃあ、ざっとしたところだけでも知るためには、どうすればいいのか。
とりあえず、梶井基次郎でも読み返してみるか、ってんで、たとえば、昭和2年の「冬の日」はどうか。
▼青空文庫:冬の日(XHTML版)
引用です。
堯の弟は脊椎カリエスで死んだ。そして妹の延子も腰椎カリエスで、意志を喪った風景のなかを死んでいった。そこでは、たくさんの虫が一匹の死にかけている虫の周囲に集まって悲しんだり泣いたりしていた。そして彼らの二人ともが、土に帰る前の一年間を横たわっていた、白い土の石膏の床からおろされたのである。
──どうして医者は「今の一年は後の十年だ」なんて言うのだろう。
堯はそう言われたとき自分の裡に起こった何故か跋の悪いような感情を想い出しながら考えた。
──まるで自分がその十年で到達しなければならない理想でも持っているかのように。どうしてあと何年経てば死ぬとは言わないのだろう。
堯の頭には彼にしばしば現前する意志を喪った風景が浮かびあがる。
「土に帰る前の一年間を横たわっていた、白い土の石膏の床」というのはギプスベッドのことですが、そんなベッドみたことすらないのに、そのひえびえとした感触が思い浮かんできそうになります。
「自分がその十年で到達しなければならない理想」というのが、平井通にあったのかどうか、とか、思われてこないでもありません。
あるいは、滋賀県の山村で生活する通の眼には、やはり「意志を喪った風景」が映じていたのかどうか、とか。
そんなようなことを考えてみると、療養期間中の通の心情にいささかでも接近できるのではないか。
あるいは、昭和7年の「のんきな患者」。
▼青空文庫:のんきな患者(XHTML版)
吉田は平常よく思い出すある統計の数字があった。それは肺結核で死んだ人間の百分率で、その統計によると肺結核で死んだ人間百人についてそのうちの九十人以上は極貧者、上流階級の人間はそのうちの一人にはまだ足りないという統計であった。勿論これは単に「肺結核によって死んだ人間」の統計で肺結核に対する極貧者の死亡率や上流階級の者の死亡率というようなものを意味していないので、また極貧者と言ったり上流階級と言ったりしているのも、それがどのくらいの程度までを指しているのかはわからないのであるが、しかしそれは吉田に次のようなことを想像せしめるには充分であった。
つまりそれは、今非常に多くの肺結核患者が死に急ぎつつある。そしてそのなかで人間の望み得る最も行き届いた手当をうけている人間は百人に一人もないくらいで、そのうちの九十何人かはほとんど薬らしい薬ものまずに死に急いでいるということであった。
吉田はこれまでこの統計からは単にそういうようなことを抽象して、それを自分の経験したそういうことにあてはめて考えていたのであるが、荒物屋の娘の死んだことを考え、また自分のこの何週間かの間うけた苦しみを考えるとき、漠然とまたこういうことを考えないではいられなかった。それはその統計のなかの九十何人という人間を考えてみれば、そのなかには女もあれば男もあり子供もあれば年寄もいるにちがいない。そして自分の不如意や病気の苦しみに力強く堪えてゆくことのできる人間もあれば、そのいずれにも堪えることのできない人間もずいぶん多いにちがいない。しかし病気というものは決して学校の行軍のように弱いそれに堪えることのできない人間をその行軍から除外してくれるものではなく、最後の死のゴールへ行くまではどんな豪傑でも弱虫でもみんな同列にならばして嫌応なしに引き摺ってゆく──ということであった。
はたして通は、「自分の不如意や病気の苦しみに力強く堪えてゆくことのできる人間」であったのかどうか。
みたいなことに思いを馳せていただくと、平井通の生涯により深い陰影を感じていただけるのではないかと思われるのですが、紙幅の都合というよりは全体のバランスの問題にかんがみて、「真珠社主人 平井通」に引用することは控えました。
以上、引用しようと思って準備していたのに結局使用しなかった文献その一、でした。
つづいて、その二。
いやいや、その二、ったって、なんかあったっけ?
暑さのせいで、ぼーっとしてまっていかんわ。
缶ビール飲みながら考えてこよっと。
ほな。
Posted by 中 相作 - 2013.08.08,Thu
残暑お見舞い申しあげます。
それにしても暑いっす。
暑くて暑くて、ぼーっとしてしまうっす。
しかし、めげずにまいりましょう。
人生には往々にして曲がり角というやつが訪れますが、平井通にとって最大の曲がり角といえば、昭和6年、脊椎カリエスに罹患したことだったと思われます。
通はそれまで、大阪で市電の車掌を勤めながら、ディレッタントとしてその筋の収集や執筆にも力を注いでおり、それなりに充実した日々を送っていたのではないかと思われる次第ですが、それが脊椎カリエスと診断されて、勤めは辞めなくちゃなんないわ、からだをギプスで締めつけられなきゃなんないわ、滋賀県の山村にある奥さんの実家に夫婦でひきこもって療養生活を送んなきゃなんないわ、そりゃもう大きな曲がり角を思いきり曲がってしまうことを余儀なくされました。
大変だっただろうな、とは思いますけど、しかし、ただそれだけのことであって、当時、脊椎カリエスという病気がひとにどの程度の絶望をもたらしたのか、ということがわからないと、療養中の通の感情や思考といったものを理解することはできないように思われます。
ってんで、思い出したのが梶井基次郎作品なんですけど、諸事情はあってきょうはここまで。
またあした、ということにしてください。
どうもすいません。
Posted by 中 相作 - 2013.08.07,Wed
いやー、びっくりした。
えらい世の中になりました。
きょう知ったニュースですけど、これにはほんとにびっくりしました。
▼神戸新聞NEXT:神戸の海文堂書店、9月末閉店 創業100年目前 経営不振(2013年8月5日)
2ちゃんねるもびっくり。
▼ニュース速報+@2ch掲示板:【社会】 どんどん潰れる本屋さん…創業99年の老舗書店も、ついに閉店(2013年8月7日)
端的にいえば、アマゾンにやられた、ということでしょうか。
かくいう私も、本は地元資本の本屋さんで、とは思いつつ、ついついアマゾンを利用してしまうことが増えてしまいました。
だいたい、名張市あたりの本屋さんには、以前からもそうでしたけど、回ってこない新刊がいよいよ多くなってきた、という印象があります。
当ブログ的に申しますと、近いところでは次の二点。
▼2013年6月28日:ウイスキー粋人列伝
▼2013年7月31日:森繁さんの長い影 本音を申せば6
こげな新書や文庫本すら店頭には並ばず、取り寄せてもらわにゃならん始末でしたばい。
だからまあ、送料無料だし早いから、ってんでついついアマゾンを利用することが増えてきたわけなんですけど、本屋さんもほんとに大変です。
のみならず、アマゾンがどうこういう以前に、これも少し以前からいわれてることですけど、本そのものが売れなくなってるみたいで、出版社もまた大変です。
というところで、新刊書店もアマゾンも通さない出版社から三百五十部だけ発行された『屋根裏の散歩者』、どうぞよろしくお願いします。
▼株式会社藍峯舎:Home
一部のネット古書店でもお買い求めいただけます。
▼古書きとら:藍峯舎『屋根裏の散歩者』江戸川亂歩著 池田満寿夫挿畫
『屋根裏の散歩者』の販売促進にいささかでも貢献できるよう、とは思いつつ、いったいなにを書けば宣伝になるのか、とあれこれ頭を悩ませたあげく、きのうは「真珠社主人 平井通」の引用参照文献のリストをごらんいただくことでお茶を濁しましたが、引用しようと思って準備していたのに結局使用しなかった文献、というのもありましたから、それを紹介してゆけばいいのではないか、と思いつきました。
ですから、えーっと、たとえば梶井基次郎作品なんかがそうでした。
以下、つづきます。
Posted by 中 相作 - 2013.08.06,Tue
8月6日になりました。
広島原爆の日とあって、けさのNHKテレビでは平和式典中継のため「あまちゃん」の放送時間がずれとったがな。
まあいいけど。
きのうは当然、8月5日で、一般的には澁澤龍彦の命日として知られていますが、先日来お知らせしておりますとおり、じつは平井通のお誕生日でもありました。
平井通の誕生日は何月何日か、ということは、『蒼太の美学』『壺中庵異聞』『幻の探偵作家を求めて』のいずれをひもといても知ることはできませんが、藍峯舎版『屋根裏の散歩者』ならたちどころに判明いたします。
のみならず、通の兄と妹と弟の誕生日まですべてわかります。
お盆を控えたこの時期、ご先祖の霊に手を合わせつつ、藍峯舎版『屋根裏の散歩者』の購入をご検討いただくのもまた供養の道のひとつかと愚考いたします。
▼株式会社藍峯舎:Home
南無。
ここで横道にそれて、ちょっとお知らせです。
メールで教えていただいた情報ですが、4月に刊行された周木律さんの『眼球堂の殺人』に乱歩への言及があるそうです。
この本です。
▼講談社BOOK倶楽部:『眼球堂の殺人』周木 律
で、320-321ページにこうあります、とお送りいただいた画像がこれ。
この画像、ネタバレ回避処理を施していただいてあるそうです。
つづきまして、もう一件。
こんどは、昨年8月に出た藤野恵美さんのこの本です。
▼講談社BOOK倶楽部:秘密の動物園事件
えーっと、私はたぶん、藤野恵美さんには二回か三回、お会いしているはずなんですけど、いやはやどうも、いっこうに存じませんで、じつは先月、こんなツイートが。
まあ、乱歩は好きなので、『秘密の動物園事件』は、たしかに読むひとが読むと、「パノラマ島奇譚」とか「黒蜥蜴」を意識しているのが、バレると思いますが……。しかし、メイン読者である小学生女子には、シリーズのなかで、実はこの巻、人気がいまいちだったり……(泣)
— 藤野恵美 (@meg_fujino) July 15, 2013
乱歩作品にインスパイアされた小学生女子向け作品、とのことですが、これを読んで乱歩作品を連想しなかったら一人前の乱歩ファンとはいえない、ということになるのかもしれません。
乱歩ファンのみなさんはこの夏、ぜひともチャレンジしてみてください。
それでは、藤野恵美さんのますますのご活躍をお祈り申しあげつつ、藍峯舎版『屋根裏の散歩者』の話題に移ります。
えーっと、それでまあ、なにを書きゃいいのよ、ってんで、先日、古畑拓三郎さんからこんなタイトルのコメントを頂戴いたしましたので──
▼2013年8月2日:藍峯舎版『屋根裏の散歩者』到着 > オオ、コレハ物凄イ情報量ダ(2013年8月3日)
情報源となった文献を一挙に公開いたします。
要するに、「真珠社主人 平井通」のおしまいにくっつけたリストの原稿、というただそれだけのものなんですけど。
それでまあ、またあしたっと。
Posted by 中 相作 - 2013.08.03,Sat
きのうのつづき、さっそくまいりましょう。
▼きのうは「あまちゃん山ぶどうドロップ」と並べてみましたが、きょうは豆本と並べてみます。
だいたいこんな感じで、右側にある豆本と似たようなサイズの豆本が、左側の『屋根裏の散歩者』に生まれ変わった、ということになります。
右側の豆本は岡戸武平の『不木・乱歩・私』で、奥付によれば昭和49年7月7日、亀山巌が主宰していた名古屋豆本から出版されました。
私は豆本には興味がなく、豆本と名のつくものは一冊も所有していなかったのですが、この『不木・乱歩・私』は以前、東京で開かれた大宴会のおり、こんなことを明かしていいのかどうか、いまや日本幻想文学界にそのひとありと名の高いプヒプヒさんから、ブックオフで五百円で売ってたから買っといてあげた、とありがたくもただで頂戴したものです。
そんなことはともかく、中身はどうか。
▼「屋根裏の散歩者」の本文ページはこんな感じです。
はっきりいって、池田満寿夫の版画は予想以上に美しく再現されていて、ちょっと驚かされました。
▼そのあたりの苦労話は『屋根裏の散歩者』にもれなくついてる「藍峯舎通信」第二号でどうぞ、とA面だけ無断転載。
よく読んでみたら、苦労話はA面ではなくて、B面のほうにつづられてました。
それで、えーっとまあ、B面の無断転載はまたあした、ということにしてしまいましょう。
それではあすという日まで、みなさんどうぞお元気で。
Posted by 中 相作 - 2013.08.02,Fri
暑い暑い、ほんとに暑い、とかいってるあいだに藍峯舎版『屋根裏の散歩者』、本日無事に到着いたしました。
詳細はこちらでどうぞ。
▼株式会社藍峯舎:Home
さっそく包みを解いてみました。
▼まずはこんな状態。
▼さらに開くとこうなります。
▼もひとつ開いてこんな感じ。
▼サイズはどんなものか、ということをお知らせするために、いま渋谷のNHK放送センター内にあるNHKスタジオパークのスタジオショップで一番人気でっせ、と先日頂戴した東京みやげ「あまちゃん山ぶどうドロップ」と並べてみた次第ですが、このドロップをご所蔵でないかたにはあまり参考にしていただけないかもしれません。
▼つづきまして小口をごらんいただきますが、本文用紙がツートンカラーとなっております。
ツートーンの向かって右側が「屋根裏の散歩者」の本文、左側が附録のページで、この附録には池田満寿夫の「豆本因縁噺」と私の評伝「真珠社主人 平井通」が収録されております。
附録がここまで幅を利かせていていいものか、とお思いの向きもおありでしょうけど、なんとか大目にみていただければ幸甚です。
それでは、つづきはあしたのおたのしみ、ということで。
Posted by 中 相作 - 2013.08.01,Thu
藍峯舎版『屋根裏の散歩者』、本日順調に発送作業が進行し、あすには到着すると業務連絡メールを頂戴しました。
それにしても、予約はどれくらい入ったんでしょうか。
名張市内からは、たぶんゼロであろうな。
おーい。
乱歩蔵びらきの会のみなさんやーい。
名張市議会議員のみなさんやーい。
とか、あれなみなさんをおちょくるのはここまで。
▼株式会社藍峯舎:Home
刮目して待たれよ。
カレンダー
開設者
中 相作:Naka Shosaku
ブログ内検索
リンク
カテゴリ
エントリ
(06/19)
(12/16)
(08/03)
(03/26)
(01/29)
(01/22)
(11/05)
(07/31)
(10/10)
(09/19)
(08/16)
(08/15)
(06/23)
(05/27)
(04/12)
(12/29)
(11/30)
(08/13)
(05/02)
(03/10)
アーカイブ
カウンター
Template by mavericyard*
Powered by "Samurai Factory"
Powered by "Samurai Factory"
