いやー、金曜土曜と二晩連続で死ぬほど痛飲すると、日曜日にはやっぱりほとんど死んでしまいます。
死にまくります。
死にまくってたあと、ようよう生き返ってきた感じですけど、とりあえずお知らせとお礼を。
芦辺拓さんにツイッターで私家版無料電子書籍『涙香、「新青年」、乱歩』をご紹介いただきました。
不覚にも存じなかった評論『涙香、「新青年」、乱歩』http://t.co/Ci8lods1NL 水臭いぜ中相作さんってことはともかく、乱歩への疑問に答える驚愕の一編。なぜ彼は探偵小説に目覚めた幼い記憶を改竄したのか。小説が書けないにもかかわらず第一人者であろうとした戦後の醜態など
— 芦辺 拓 (@ashibetaku) October 4, 2013
思い起こせばもう3・11以前のことになりますけど、PDFファイルによる電子書籍もどきとして『涙香、「新青年」、乱歩』をつくっていたころ、ほぼ完成かという段になってパソコンがぶっ壊れ、新しいパソコンで一から入力し直したものでしたっけ。
以来三年あまり、むろんお会いしたかたから直接、てんぷくトリオが面白かった、とかおほめのことばを頂戴したこともなかったわけではないのですが、ネット上でご紹介いただいたのはこれが初めて。
ネットの片隅の実話読みものに、ようやく陽の目をみる機会を与えていただきました。
ありがたいやらうれしいやら、晴れがましいようなこっ恥ずかしいような。
私はツイッターのアカウント登録をしておりませんので、お礼のツイートを投稿するわけにもゆかず、ここにささやかに、芦辺拓さんへの謝意を表しておきたいと思います。
それで、えーっとまあ、取ってつけたようなことを記しますけど、「野性時代」10月号に芦辺さんの「明智小五郎対金田一耕助ふたたび」の前篇が掲載されております。
▼株式会社KADOKAWAオフィシャルサイト:小説 野性時代10月号(9月12日発売)
よろしくどうぞ。
つづきまして、来年に控えた乱歩生誕百二十年の件ですが、ちよっと聞き合わせてみたところ、当地ではとくにこれといった記念事業は予定されていないようです。
先週の木曜日にひとから聞いたところでは、名張市では来年4月、市長選挙がおこなわれますので、と教えられて、ああ、そうだったな、と思い当たった次第でしたが、来年度の当初予算は骨格予算になります。
骨格予算というのは、手もとの辞書から引きますと、「新年度に市長選挙など、首長選を控えた自治体が、最低限必要な経費を盛り込んで編成する予算。通常より規模の小さな当初予算案を作る。選挙後の補正予算で新市長の政策を反映させた経費を「肉付け」する」というものです。
乱歩生誕百二十年記念事業、なんてのは、どうしても必要不可欠、というわけではありませんから、骨格予算には計上されません。
ですから、もしも実施されるとしても、予算化は市長選挙のあと、ということになるんですけど、かりに実施されるとしても、どうせ乱歩とはほとんど関係ないようなちまちましたご町内イベントをぶちあげて、だれからも見向きもされない結果に終わるのではないかと思われます。
ただまあ、名張市がなにかやれば、それはそれで漫才のネタになりますし、なんにもやんない、というのであれば、それもまたネタになりますから、どっちに転んでも来年の「伊賀百筆」、どうぞご期待ください。
しつこいようですが、堂々オープンした三重テラス、ツイッターにおける評判はどうでしょうか。
あんまり話題になってませんけど、こんなツイートがありました。
三重テラス、わず。うーん、何だろう、この残念な気持ちは。三重って素朴で素敵なニュアンスでひなびた感が大好きなんだけど…三重テラスはおしゃれに振りすぎてて違和感ありすぎてガッカリ。成城石井の伊勢うどんをおどんぶりでざくぅと戴く方が三重を味わえる気がした。
— nika(「うさおふ」主宰) (@nika_saito) September 30, 2013
三重なのに併設のレストランがイタリアンも意味不明だし。それよりは陽に焼けた暖簾かけて、伊勢うどんやてこねずしを500円で出した方が三重らしさ出ると思うのは私だけなのかなー。私の求める三重ってあんなにすかしてないのよね。あんなこじゃれてたら敷居高くてつまらない…楽しみにしてたのに。
— nika(「うさおふ」主宰) (@nika_saito) September 30, 2013
てめーらこら田舎もんがすかしてんじゃねーよばーか、みたいな。
そうかと思うと、三重テラス開業を祝福するかのごとく、こんなニュースが。
▼朝日新聞デジタル:三重の業者、中国米を国産と偽装 イオンなど弁当に使用(2013年9月30日)
いやー、ほんと、三重県とイオンにはくれぐれもご注意くださいな、みたいな。
うーむ。
てゆーか、いまから準備しなくたって、漫才のネタなんていつでも、いくらでもごろごろしてそうだなあ。
そうかと思うと、わが名張市ではこんなイベントが。
▼圏際・食彩・文化祭 ご当地グルメでまちおこし in 名張:Home
これこそあれだな、どーか漫才で笑いものにしてくださいッ、とむこうからお願いされてるようなネタですけど、来年の10月、「伊賀百筆」第二十四号が出るころにはネタとしては腐っとるわな。
うーむ。
てゆーか、名張市を拠点に活動する乱歩蔵びらきの会は、来年の乱歩生誕百二十年でなんかやってくれんのかあ?
なんかやってくれたら、漫才的にとってもありがたいんだけどなあ。
おかげさまで、つつがなく開業できたようです。
▼中日新聞 CHUNICHI Web:日本橋に県の営業拠点・三重テラス開業(2013年8月29日)
▼YOMIURI ONLINE:首都圏でも三重感じて 三重テラス(2013年8月29日)
三重県の担当者は「伊勢神宮の式年遷宮や、来年の熊野古道世界遺産登録10周年を前に、さらなる観光誘客や県産品の販路拡大につなげたい」と張り切っていらっしゃるそうですけど、こら、こらこら、こらこらこらこら、伊賀市の芭蕉生誕三百七十年や名張市の乱歩生誕百二十年もしっかりPRしたらんかいこら。
つづきまして、岡山県の話題。
きのうご紹介したウェブニュースは山陽新聞に掲載されたものだったんですけど、山陽新聞社の公式サイトで検索してみたら、今月だけで横溝正史関連ニュースがこんなにも。
▼山陽新聞社:横溝正史、金田一耕助の論文募る 11月に倉敷で学会(2013年9月3日)
▼山陽新聞社:[滴一滴](2013年9月7日)
▼山陽新聞社:岡山で「横溝正史の世界」展 金田一誕生100年たどる(2013年9月12日)
▼山陽新聞社:動画ニュース 横溝正史ゆかりの品々展示(2013年9月12日)
▼山陽新聞社:動画ニュース 横溝正史ゆかりの品々展示(2013年9月13日)
▼山陽新聞社:「金田一」が安全運転訴え 倉敷・真備でちらし配布(2013年9月25日)
なんか、いろいろ、やってはりますな。
論文募集、学会、展示会、といったところは、名張市ではとても無理ですけど、交通安全を訴える、といった程度のことならなんとかできるはずですから、関係者が怪人二十面相に扮して街頭に立ち、わはわはわはわは、交通安全だよ明智くん、わはわはわはわは、と高笑いをまじえて呼びかければいいのではないかしら。
しかし、怪人二十面相ってのは、要するに泥棒ですからね、泥棒が、交通ルールを守りましょう、とか善良な一般市民に訴えてもなあ。
それにしても、つらつら顧みるに、ここ名張市におきましては、去年9月に乱歩狂言とかいう思いつきの単発イベントが市民から見向きもされなかったところを大量動員で危うくカバーした以外、乱歩関連の催しはまったくなかったのではないかいな。
しいていえば、今年の4月、名張ロータリークラブが乱歩の銅像を除幕したのにあわせて、名張ローターアクトクラブが怪人二十面相のパネルを展示する、という動きがあったくらいか。
これですね。
▼2013年3月30日:怪人二十面相的パネル展示
▼2013年4月12日:フェルトアート展:乱歩とアートがコラボ 「二十面相」をフェルト画で──名張 /三重
私も4月7日、乱歩像除幕式のあとでバネル展示の会場、すなわち、建築途中で放置された怪しげな神社の予定地みたいな乱歩生誕地碑広場に設営された黒テントに立ち寄ってみたんですけど、乱歩像の台座に刻まれた「江戸川乱歩」という文字を揮毫された書家の先生が、やはり除幕式からの流れでひと足早くご夫婦でおみえになっていた以外、入場者はだーれもいなくて、関係者のほうが数が多いありさまでした。
その関係者によれば、展示してあるパネルの絵を描いてくれた高校生も来てくれない、とのことでした。
そりゃそうじゃろう。
あんなとこであんなことをしてみても、市民からは見向きもしてもらえないと思うぞ。
まあ、そんなことしかできないんだから、わざわざ指摘してやるのは酷というものだけど。
しかし、乱歩生誕百二十年の年、名張市にそれらしい話題が皆無ということになると、いまのところ、伊賀市の芭蕉生誕三百七十周年記念事業が「伊賀百筆」第二十四号用漫才の枕における第一候補、ということになるだろうなあ。
伊賀市で来年、芭蕉ファンの心を鷲づかみにするイベントが展開されるのかどうか、というと、おそらく「生誕三六〇年芭蕉さんがゆく秘蔵のくに伊賀の蔵びらき」とおなじようなことになるのではないか、と予想されますので、やっぱ、どうぞ漫才にしてください、みたいなことになるじゃろうなあ。
ですからまあ、せめて三重テラスで、三重県の魅力に心を鷲づかみされてくださいな。
全国ニュースにもなってました。
▼日テレNEWS24:福助、三重テラス披露目に「じぇじぇじぇ」(2013年9月28日)
▼MANTANWEB:中村福助 : 流行語連発で「三重テラス」開業をアピール(2013年9月28日)
▼Sponichi Annex:小椋久美子さん あでやか着物姿 福助「お似合いでドキドキ」(2013年9月29日)
うーむ。
三重県とどんなゆかりがおありなのかは知らねども、「じぇじぇじぇ」とか、「お・も・て・な・し」とか、歌舞伎俳優の中村福助さんとおっしゃるかたは、軽くあれなのかもしれんな。
軽くあれといえば、おなじくオープニングセレモニーに出席なさった厚生労働大臣の田村憲久さんも、軽いという以上のあれだと伝えられとるのじゃが、大丈夫か三重県。
てゆーか、どの記事をながめても、こら、こらこら、こらこらこらこら、われらが伊賀地域は完全にスルーされとるやないかこら。
「ショップには伊勢うどん、お茶、地酒などの食品のほか、伊勢木綿などの伝統工芸品など特産品約1000商品を用意」とありますけど、地酒のなかには伊賀酒が、伝統工芸品のなかには伊賀組紐が、ちゃんと入っておるのじゃろうなこら。
「レストランでは、伊勢えびやマグロ、松阪牛など同県の旬の食材をイタリアンスタイルで提供する」ともあるけど、おめーらこら伊賀牛はどうしたよ伊賀牛は。
てゆーか、もしかしたら、震災がれき受け入れ騒動で下手を売った落とし前として三重テラスで冷遇される伊賀地域、みたいなことになっとるのかもしれんな。
うーむ。
だったら、それはそれで立派にネタになるわけじゃから、「三重県知事の復讐」みたいな小見出しで「伊賀百筆」第二十四号の漫才をはじめたろかしら。
うーむ。
「あ、「あ、「あまちゃん」が、終わってしもうた。
みたいな話題はまあいいとして、来年10月発行予定の「伊賀百筆」第二十四号に寄稿する漫才の件、もちろんメインテーマは「続・僕の図書館戦争」というタイトルに示されているわけですけど、本題に入る前に枕というやつが必要です。
枕にはできるだけ新しい話題が望まれますから、来年になってからネタを吟味することになるのですが、どうやらネタになってくれそうな話題がひとつ。
伊賀市で、なんだか、こじれてます。
きのうのニュースですけど。
▼伊賀タウン情報:伊賀市のさっぽろ雪まつり参加 議会が「待った」 予算凍結の付帯決議案を可決(2013年9月27日)
芭蕉生誕三百七十年にあたる来年、伊賀市ではなんだかんだ記念事業が催されるらしいんですけど、早くも波乱含みの展開です。
ということは、官民双方ののーたりんが大騒ぎしてみごとなまでの大失敗に終わった三重県の黒歴史、「生誕三六〇年芭蕉さんがゆく秘蔵のくに伊賀の蔵びらき」から、早いものでもう十年か。
伊賀市では芭蕉翁生誕三百七十年記念事業実行委員会たらいうのが組織されて、またなんやかんやごたごたしまくることになりそうなんですけど、なんですか、漫才のネタにしてくれといわんばかりの流れではないか。
「伊賀百筆」第二十三号の漫才では、「生誕三六〇年芭蕉さんがゆく秘蔵のくに伊賀の蔵びらき」の関係者全員をあらためておちょくり倒してやったものじゃが、来年の芭蕉生誕三百七十年でもまたおんなじような顔ぶれがしゃしゃり出てきて、こちらが恥ずかしくなるほどに愚劣のかぎりを尽くしてくれるのじゃろうな。
けけけ。
相手にとっておおいに不足やけど、いいだけ枕につかってやろっと。
しかし、芭蕉生誕三百七十年というのは、同時に、乱歩生誕百二十年でもあるわけですけど、名張市はなんかやるのかしら。
やってくれたら、「伊賀百筆」第二十四号の漫才にはうってつけの枕になってくれるんですけど、どうなんやろなあ。
ちなみに、横溝正史ゆかりの倉敷市では、こんなことやってます、というウェブニュースが、たぶんきのうのことだと思いますけど、ぱーっと報じられました。
▼47NEWS:これがイチオシ!地域再生 > 第15部 「アイデアは無限」 工夫でアピール > 【03】名探偵気分で散策を 横溝正史ゆかりの倉敷市
倉敷市では、「行政と住民が連携し、金田一にちなんだ地域の魅力を発信している」そうです。
でもって、「今年は金田一生誕100年。さらにイベントを充実させる計画だ」とのことです。
乱歩ゆかりの名張市も、乱歩の生誕百二十年の年くらい、お得意の官民協働とやらで、なんかやってくれてもいいと思うんですけど、どうせ市民からさえ見向きもされないご町内イベントを思いつくのがせいいっぱいなんだろうなあ。
とっても気の早いかたから、「伊賀百筆」第二十三号にかんするお問い合わせを、というか、ご予約をいただきました。
第二十三号は現在ただいま、三重県伊賀市内の某悪徳印刷業者の手で印刷が進められているはずで、たぶん10月中には発行されると思うのですが、正確なところはまだわかりません。
伊賀市と名張市の主要書店には並ぶ予定ですが、そんな田舎まで買いに行けねーよ、とおっしゃるあなたは通信販売のご利用をどうぞ。
要するに、当方宛メールでお申し込みをいただけば、「伊賀百筆」編集部から第二十三号をお送りし、その後、所定の方法で料金をお支払いいただく、という原始的なシステムとなっております。
気になるお値段は、たぶん千五百円。
ほかに、送料も必要だと思います。
内容もまだよくわからないのですが、たびたび公開してきた私の漫才は、最後にわずかな修正を加えたバージョンがこれ。
このあとに、未公開分が六ページ、小見出しでいえば、「終わりなき突進」が三ページ、「闇のなかの乱歩騒動」が三ページ、以上六ページをあわせて、全五十四ページとなっております。
未公開ページには「あまちゃん」ばりのクライマックスを用意しておりますので、どちらさまもぜひぜひお買い求めください。
ところで、この手の地方出版物、アマゾンに出品するわけにはまいらんのかしら。
てゆーか、ぱんばかぱーん、あす28日、三重テラス、たらいう三重県のアンテナショップが東京は日本橋にオープンいたしまーす。
▼日刊工業新聞:三重県、東京・日本橋に拠点-食材や観光情報を発信(2013年9月27日)
▼FASHION HEADLINE:三重のいいとこが集まった「三重テラス」、注目のレストラン併設し日本橋に28日オープン(2013年9月27日)
「四日市萬古焼きや伊賀焼のタイルなど」とか書いてありますけど、「萬古焼き」をまんこやきって読んじゃだめですからねー東京のみなさーん。
ほかに、こんなニュースも報じられております。
▼毎日jp:三重テラス:県首都圏営業拠点、28日にオープニング 福助さんらゲストに /三重(2013年9月26日)
▼YOMIURI ONLINE:三重テラス「日本橋」トーク(2013年9月26日)
▼YOMIURI ONLINE:「三重テラス」内部公開 県産品や伝統工芸活用(2013年9月22日)
しっかしなあ、こりゃいったい、なんとしたこっちゃ。
三重県のアンテナショップを紹介するニュースじゃというのに、名張のなの字も出てきとらんやないか。
名張市なんて、影もかたちもありゃせんがや。
怒るで実際。
みたいな名張市の話はまあいいとして、この三重テラスでもって、いわゆるトップセールスですね、三重県の知事さんに、
こんにちはッ。
県民に腐れきんたまを押しつける男ッ。
三重県知事の鈴木えーけーですッ。
とかわめき散らしながら、地域雑誌「伊賀百筆」第二十三号をばんばん売りさばいていただくわけにはまいらぬものでしょうか。
震災がれき受け入れ騒動で一敗地にまみれた東北のかたきを東京で討つッ、死んでも討つッ、とばかり、鬼神のごとき形相で、
こんにちはッ。
県民に腐れきんたまを押しつける男ッ。
三重県知事の鈴木えーけーですッ。
とかわめきまくっとった日にゃあなた、通りかかったひとたちからそこらで売ってる赤福餅をぶつけられたりするかもしれませんから、やっぱ、「伊賀百筆」のトップセールスをお願いするのはやめといたほうがいいかもしれんな。
ともあれ、興味がおありのかたはこの三重テラス、ちょこっとでものぞいてやってくださいな。
場所はここらしいです。
三重県といえば、来月に迫った伊勢市長選挙への出馬を表明された名張市議会の先生、その後、どうしていらっしゃるのか。
▼毎日jp:選挙:伊勢市長選 前名張市議、出馬を表明 /三重(2013年9月21日)
ブログはこうだし。
▼田合たけしの活動日記:Top
ツイッターはこうだし。
▼Twitter:田合 たけし
どっちも4月7日を最後に音沙汰がありませんけど、いったいなにをしていらっしゃるんじゃこの先生は。
ほんと、こんな先生が堂々のトップ当選をお果たしになるんじゃからなあ。
▼ザ選挙:名張市議会議員選挙(2010/08/29投票)候補者一覧
名張市ってのはほんと、けったいなところにおじゃりまするなあ。
つか、一時は無風状態だった伊勢市長選挙、なんと第三の候補者も名乗りをあげたそうです。
▼毎日jp:選挙:伊勢市長選 「第三の選択肢」 長田市議が出馬会見 /三重(2013年9月25日)
これで現職市長と現職市議の対決という構図が決まったんですから、わざわざ名張市からのこのこ出馬する意味はなくなったように思うんですけど、ま、どうだっていいか。
そんなこんなで、三重テラスでは購入できない「伊賀百筆」第二十三号、気の早いかたは当方宛メールでお申し込みください。
当方のアドレスはこちらです。
stako@e-net.or.jp
さ、お酒でも飲みながら、来年10月発行予定の「伊賀百筆」第二十四号に寄稿する「続・僕の図書館戦争」、じっくり構想を練ろっと。
ひぇ〜。
四か月半ほどほったらかしだった乱歩の年譜、ひさびさに更新したのですが、えーっと、昭和21年の上半期の分ですけど、ひぇ〜。
『探偵小説四十年』には昭和21年の乱歩の日記が引用されてますので、それ追っかけるのがとっても面倒。
ひぇ〜。
とかいってるあいだに日が暮れてきました。
日が暮れるのが早くなっても、いつまでも暑いのはどうしたことやろ。
とりあえず、ビールでも飲んできます。
台風十八号の影響、いかがでしたか。
拙宅あたりにはほとんど被害が出なかったのですが、「伊賀百筆」でおなじみの伊賀市では、こんなあんばいだったそうです。
▼伊賀タウン情報YOU:避難勧告が解除 浸水被害も 伊賀市(2013年9月16日)
▼伊勢新聞:伊賀、国道422号が崩壊 復旧見直し立たず(2013年9月17日)
思いのほかの被害で、ちょっとびっくりいたしました。
全国各地で被害に遭われたみなさんにお見舞いを申しあげます。
さて、台風一過、と簡単に話柄を転じるのも恐縮ですが、小ネタをいささか。
乱歩の奥さんの名前は、隆なんですか、隆子なんですか、と尋ねられることがたまにあって、さあどうでっしゃろ、というしかなかったんですけど、先日もご紹介した文春文庫の8月の新刊、鹿島茂さんの『渋沢栄一』を読んでたら、こんなくだりがありました。
「渋沢栄一の最初の妻である千代(当時の習慣で独身時代は千代、結婚後は千代子。便宜上、千代と表記)は」
そんな習慣があったとは、この齢になるまでまったく知りませんでした。
というか、ほんとにあったのか、という気もしますけど、まあ、知識としておつむに入れときたいと思います。
つづきまして、ハワイ大学からこんな本が出たそうです。
▼Amazon.co.jp:Three-Dimensional Reading: Stories of Time and Space in Japanese Modernist Fiction, 1911-1932 [ペーパーバック]
「なか見!検索」で中身を閲覧できますけど、当然入っているべき、と思われる乱歩作品がオミットされとるのはどうしたことか。
宇野浩二の「屋根裏の法学士」が入っとるのやったら、乱歩の「屋根裏の散歩者」が採られとってもいいと思うんですけど。
乱歩の名前で全文検索してみたところ、解説らしき文章では「The Wanderer in the Attic」にも言及されてるんですけど、まあ、お暇でしたら「なか見!検索」をどうぞ。
みるみるうちに眼が痛くなってきますけど。
つづきまして、乱歩の名前で検索したら、こんなのがひっかかってきました。
▼ヤフオク!:乱歩文献データブック●平井隆太郎・中島河太郎●名張市立図書館
現在の価格一万二千円、入札件数ゼロ、とのことです。
いろいろすげーなおい。
名張市立図書館がふつうの図書館なら、乱歩生誕百二十年にあわせて『乱歩文献データブック』の増補改訂版を出そうかな、とか考えてもいいとこなんですけど、そんなのは逆立ちしたって無理ですから。
本のかたちでは無理でも、せめてネット上で、とか期待してもとても無理ですから、ということは、ご閲覧諸兄姉もようようご存知のところですけど、しかしなあ、『乱歩文献データブック』の増補改訂版はやっぱり必要だろうな。
しかし、名張市立図書館には、『江戸川乱歩著書目録』を増補するスキルさえないんだからなあ。
なーにやってんだばーか。
怒るでしかし。
台風十八号の影響、いかがですか。
台風そのものはすでに洋上にあるとのことですが、北日本では風雨の強い夜を迎えると伝えられます。
ひきつづきご警戒ください。
当地では午後4時、空はこんな感じになっておりました。
さてそれで、地域雑誌「伊賀百筆」の漫才で、名張市ってとっても変、という話題を並べてみました、という件。
どうしてそんな話題を並べてるのかというと、要するに、名張市立図書館には資料の収集という図書館としてごくあたりまえのことができない、というのは、ふつうならちょっと信じてもらえそうにない話だからです。
そんな簡単なことがなぜできないのか、たとえいままではできていなくたって、館長さんが代わるだけで、余裕でできるようになるのではないか、と思ってしまうのがふつうの感覚というやつなんですけど、そんなふつうの感覚がとても通用しないのがこのへんの土地柄というやつで、そうした土地柄ゆえのこんな騒動やあんな騒動がありました、と事実をひとつずつ積みあげ、しかも騒動の渦中にあった名張市議会議員の先生がたと来た日にはあなた、おめーらの協議だの検討だの判断だの承認だの決定だのは、ただの屁か、と思わず怒鳴りつけてやりたくなるようなていたらく。
いやいや。
いけませんいけません。
いまだ漫才モードのスイッチがオンのままのようです。
どもさーせん、とかいいながら、名張市議会がとっても変、という傍証になるウェブニュースを一席。
▼中日新聞 CHUNICHI Web:名張市議が立候補へ 伊勢市長選(2013年9月13日)
▼毎日jp:選挙:伊勢市長選 名張市議出馬へ /三重(2013年9月14日)
なんなんだろうないったい。
土地勘のないかたのためにいささかの説明を加えますと、おなじ三重県内に位置するとはいえ、境界を接しているわけでもなく、なにしろ分水嶺で隔てられていますから、気候風土その他もかなり異なっていて、伊勢市と名張市はほぼ無縁な状態です。
しかもこの先生、中日新聞によれば「伊勢との目立った縁はない。鈴木市政からの刷新を目指す地元関係者から打診があったといい、出馬を決めたとみられる」とのことで、要するにかつがれたから行ってきまーす、という寸法。
毎日新聞によれば「三重県や日本にとって伊勢神宮のある伊勢市は重要な場所。会見で公約を発表したい」とおっしゃってるそうですけど、あのー、名張市はいったいどうなるんでしょうか。
まちBBSにも、案の定、こんな声が。
▼○名張市について書き込んでみましょうPART15○:525
そういえばこの先生、このレスにも記されているとおり、三年前の市議選でトップ当選をはたされたんですけど、そうなるとよけい、地元のひとは怒るわな。
つか、地元でなくたって、有権者なら怒るわなふつう。
つか、ふつうなら、ありえない話だわな。
なんかもう、もしかしたら、諸事情あってとんずらか? と思わされてしまうほどわけのわかんない話です。
思い起こせば2006年、任期途中で市議会議員の職をなげうち、勇猛果敢に市長選挙に打って出て、一敗地にまみれはしたものの、その四か月後の市議選でちゃーんと返り咲き、2010年の市長選には不出馬ながら、その四か月後の市議選ではみごとトップ当選に輝いた地方政界の星がじゃな、ちょっと頼まれましたんで伊勢の市長選挙にいっちょ噛んできまーす、とかそんな話、どう考えたってありえんじゃろうが。
しかし、ここ名張市では、げんにあるわけなんです。
こんなとこなんですから、名張市立図書館の信じがたいほどのおそまつぶりも、なんとか信じていただけるんじゃないでしょうか。
台風十八号の影響、いかがですか。
当地は小雨が降ってる程度、とくに台風の影響らしき事象はまだみられません。
しかしまあ、どちらさまもどうぞご警戒を。
それでまあ、いやどうもすいません。
「小説現代」9月号の感動的な誤植の件、きのうのエントリに記すべきところ、うっかり失念してしまいました。
では、さっそくですが、「小説現代」9月号の421ページをお開きください。
林真理子さんの新刊『正妻』の広告が掲載されていますが、宣伝文の最後の一行に「江戸川幕府の崩壊を描く歴史小説」とあります。
その前の行には「誰も書かなかった」ともあって、そりゃまあ江戸川幕府の崩壊なんてだれも書いてないだろうな、という話ではあるのですが、この誤植には一見して、ははは、誤植でやんの、と思わせる以上に読者の想像力に働きかけてくるところがあります。
江戸幕府と徳川幕府がごっちゃになったんだろうなと察しはつきますが、ごっちゃになるには江戸川ということばが強い吸引力をもってなければなりません。
あるいは、ことばとしてのインパクト、とでもいいますか。
江戸と徳川というふたつのことばをひとつにしてしまうほど強烈な印象を江戸川ということばがもっていなければ、江戸川幕府という誤植は生まれなかったはずです。
江戸川ということばが強烈な印象をもっているとすれば、それは関東平野を流れて東京湾に注ぐ河川のみから生じたものではなく、江戸川乱歩という単純ながら忘れがたい人名あってこその印象だと考えるべきであり、江戸川乱歩ということばはそれほど強い印象を帯びて、『正妻』の広告を担当した文案作成者と校正者に誤謬を強いたといえるでしょう。
ただし、江戸川幕府という誤植が感動的だと思われたのは、江戸川乱歩という名前のインパクトそのものに感じ入ったからではなく、ああ、たしかにあれは幕府だったかもしれないな、と納得させられてしまったからです。
乱歩を頂点とした探偵文壇、とくに戦後のそれは、たしかに江戸川幕府と呼べるものだったのではないか。
幕府というからには、どっかに天皇がいて、乱歩が征夷大将軍、ということになるわけですが、天皇ってのは、やっぱポーかしら。
みたいなことを考えさせるほど、江戸川幕府という誤植には、単なるミスが偶然それまで気づけずにいた隠れた意味を鮮やかに浮かびあがらせてくれた、みたいな感じを抱いたわけですが、いずれにせよ世の誤植マニアにはたまらない逸品、ぜひともご購入のうえ末永くお手許にどうぞ。
▼講談社BOOK倶楽部:小説現代
書店の店頭では、あと一週間ほどで10月号と入れ替わります。
とかいってる場合じゃなくて、しかしまあ、なんというか、おれの評判はほんとに最悪なんだな実際。
地域雑誌「伊賀百筆」第二十四号用漫才の件、名張まちなか再生委員会の解散劇をネタにしてやろうと思って、きのうもご紹介したエントリを読み返し、当時のことをちょこっと振り返ってみたんですけど。
▼名張まちなかブログ:乱歩のことを考える(お)(2010年5月15日)
そうだよなあ。
おれが名張まちなか再生委員会に入会する直前の役員会で、おれを入会させるべきかどうか、侃々諤々にして内容超空疎な協議が進められ、そうだそうだ、このエントリにも記したとおり、おれは議事録に伏せ字が使用されるくらいの悪口雑言罵詈讒謗を浴びておったのだよなあ。
伏せ字は「・・・・」と四文字だから、たぶん「おまんこ」だったんだろうけど、あとにも先にも、ひとからおまんこ呼ばわりされたの、このとき一回だけだからなあ。
しかし、いくらなんでも、ひどくない?
ばーか、おめーなんかおまんこだばーか、とかいわれたら、気の弱い中学生男子ならまちがいなく自殺に走るぞ。
名張まちなか再生委員会ってのは、ほんとに品性下劣な組織だったんだなあ、つか、この件をもう少し早く思い出してたら、「伊賀百筆」第二十三号の漫才は伏せ字をモチーフのひとつにしていたから、なにがなんでもこの役員会における伏せ字問題をねじ込んでやったんだけどなあ、つか、来年の漫才にねじ込むことはできるわけじゃが。
ですから、やっぱ、「伊賀百筆」第二十四号の「続・僕の図書館戦争」においては、名張まちなか再生委員会の解散劇でおおいに笑いを取らにゃならんでしょうなあ。
ひとつには、一年間もインターバルがあると第二十三号の漫才に記したところがほぼ忘れられてしまうはずで、ここいらの土地柄というものを読者に再認識していただくためにも、名張まちなか再生委員会をとりあげることが有効だと思われるからです。
とりわけ、名張まちなか再生委員会からメンバーが遁走してゆくさまが、いかにも土地柄を示していて面白いと思われるからです。
なんといえばいいのか、ここいらには、おかしいことをおかしいというとおかしいといわれる、みたいなことがあって、要するに、ここらのあれなみなさんにですね、おめーらのやってることはどう考えたっておかしいだろーが、とかいってやるってーと、こっちのほうが、あ、あいつはおかしい、みたいなことにされてしまうわけです。
つまり独善なわけです。
きのう、名張市立図書館の乱歩関連資料収集が独善的であった、と記しましたが、それがすんなり通る土地柄なわけです。
乱歩関連資料を収集します、といいながら、まともなことはなにひとつできていなかった、というにとどまらず、すべての関係者は、まともなことはなにひとつできていない、ということすら理解できていなかった、ということであり、それでもなんの問題も生じなかった、というのですから、すべて円満じゃん。
みたいなことが常態だったわけで、つまりは外部が存在しないわけです。
外的な規範をいっさい参照せず、図書館法に眼を通すこともなく、乱歩に興味がある人間もいなければ、乱歩について知ってる人間も知ろうとする人間も存在しないごく狭小な場で、古本を買って飾ることが資料収集だと無根拠に独善的に思い込んだまま、名張市立図書館は乱歩関連資料を収集しております、とかほざいてやがったわけ。
名張まちなか再生委員会もおんなじことで、ばかがこら、名張市議会とパブリックコメントという二段のステップを経て正式に決定された名張まちなか再生プランをだな、いくら行政との鉄の癒着結託を誇ってる一部特定の市民だからといって、名張まちなか再生委員会ののーたりんにそのプランをくつがえす権限があるわけねーだろこのうすらばか、とか指摘してやると、とりあえず、あ、おかしなやつがおかしなこといってきた、みたいなことになるわけです。
名張まちなか再生委員会が発足した直後のことでしたけど、乱歩にかんする必要最低限の知識を注入してやるから、そのための会合を開いてくんない? と委員会の事務局に申し出たところ、
──現段階では乱歩にかんして外部の人間の話を聞く考えはない。
という回答が返ってきたことをあらためて思い出しましたけど、けけけ、このネタも次の漫才でつかってやろっと、けけけけけ、みたいなことはともかく、ことほどさように、お役所とかお役所と癒着結託してる地域住民とかってのは、異常なくらいに外部を恐れてて、外部をやみくもに排除しようとするわけです。
外部から意に染まぬ指摘が寄せられたりすると、とりあえず指摘した人間を異物扱いして排除しようとします。
おかしいことをおかしいというとおかしいといわれる、という寸法。
しかし、ばかがこらこんなこともわからんのかこのうすらばかがこら、みたいにしつこく指摘をくり返してやると、そのうちようよう自分たちのおかしさに気がついてくるらしくて、そうなると、いったいどうすりゃいいのか。
とんずらかますしかありません。
ですから、名張まちなか再生委員会に加わっていらっしゃった名張市議会の先生がたもですね、このまま委員会にとどまってたら、委員会に入った私からなにいわれるかわかんない、とお思いになったんでしょう。
そりゃそうだろうが実際。
なんなんだいったい。
名張市議会の先生がたは自分たちが承認を与え、市民のパブリックコメントも募集して正式決定された名張まちなか再生プランが、たかだか名張まちなか再生委員会などというなんの権限も与えられていない要するに行政の隠れ蓑にしか過ぎないインチキ組織によってあっさりくつがえされてもなんにもいわねーのかよ。
おめーらの承認ってのはそんな軽いものだったのかよ。
屁か。
屁かよこら。
おめーらの協議だの検討だの判断だの承認だの決定だのは、ただの屁か。
ばーか。
のんきに放屁してる場合かよ。
サッカーの乾貴士選手なんか、一発の屁で罰金二百五十ユーロなんだぞ。
▼スポーツ報知:乾、おならで罰金!?空港税関「悪態」3万3000円要求(2013年9月15日)
いやー、屁も考えてぶっ放さねーとなあ。
とか、いかんいかん、まだ漫才モードのスイッチがオフになっとらんようです。
関係各位に深くお詫びを申しあげてさらに話を進めますが、要するにまああれです。
自分たちのおかしさに気がついたら、しかもそのおかしさをばらされてしまったら、とんずらかますしかないわけです。
ですから、名張まちなか再生委員会がやなせ宿を管理運営するための組織としてまちなか運営協議会を発足させた、ということになってはいても、そんな内部組織のことは委員会の規約のどこにも出てこねーじゃねーか、だったらそんな内部組織は存在してないってことだよな、と指摘してやると、そのころにはもう、おかしいことをおかしいというとおかしいといわれる、みたいなこともなくなっていて、もう速攻でとんずらかましてくれたんだよなあ、といったゆくたては、「伊賀百筆」第二十四号の「続・僕の図書館戦争」で枕としてたっぶりお楽しみいただき、そのあとじわじわじわじわ、名張市立図書館の乱歩関連資料収集に迫ることにしたいと思います。
えー、またこの話題です。
思い起こせば2010年、「伊賀百筆」編集部から名張市の江戸川乱歩騒動について記すようおはなしをいただき、ところが果たせず、それ以来ずーっと気にかかっていた宿題に、10月発行予定の第二十三号でようやく決着をつけることができました。
2010年といえば、無駄に立派な公衆便所つきの名張地区第二公民館であるやなせ宿がオープンした翌々年、建築途中で放置された怪しげな神社の予定地みたいな乱歩生誕地碑広場が完成した翌年のことになりますから、名張市内のみならずおとなりの伊賀市にも、名張でいったいなにがあったの? なんかごたごたしてたのはわかるけど、なにがどうなってごたごたしたの? という疑問がわだかまっていたものと思われます。
以来三年、そんな疑問がすっかり忘れられたころになって、あらためて話題にしてやったぜばーか。
とか、そんなことはどうだっていいんですけど、この場合の乱歩騒動ってのは、中庭に乱歩生誕地が建てられていた桝田医院第二病棟が名張市に寄贈され、官民双方ののーたりんが乱歩文学館がどーたらこーたら世迷いごと掲げて右往左往したあげく、結局なんにも考えらんなくて乱歩生誕地碑広場という名のただの空きスペースができあがってしまった一件、のことをいうわけで、そのてんまつは今回の漫才でなんとか振り返ることができました。
当時の事情をいっさいご存じなく、名張市でそんな騒動があったということももうお忘れになっていた、あるいは、そもそもまったく知らなかったとおっしゃる「伊賀百筆」の読者のみなさんにも、名張市のぐだぐだぶりがよくご理解いただけるはずだと確信しております。
なにしろ、ちょっと信じがたいくらいのぐだぐだぶりではありましたから、震災がれき受け入れ騒動、伊賀の蔵びらき騒動、まちなか再生騒動、といったトピックをたっぷりあしらうことで、ここいらの土地柄がいかに無茶苦茶で、なにやらせたって結局は大失敗、問題の根はどれも共通しているのであって、それはいったいどんな問題なのかというと、関係者全員があほである、という一点に尽きるのである、という冷徹な事実をアクチュアルかつビビッドにお伝えした次第でした。
ただまあ、いま述べたことはすべて終わってしまった問題で、震災がれき受け入れ騒動、伊賀の蔵びらき騒動、まちなか再生騒動、いずれもすでに終息しております。
ところが、ただひとつ、いまだ継続中という問題があって、それが名張市立図書館の問題なわけです。
そりゃな、実際のところはな、もうどうしようもないのな。
もう、というか、最初っからどうしようもなかったのな。
考えてもみてくんさい。
震災がれき受け入れ騒動、伊賀の蔵びらき騒動、まちなか再生騒動、どの騒動をながめても、ここいらあたりの官民双方、異常なまでに愚昧であるという厳然たる事実が際立っておるではないか。
名張市立図書館のみがそうした愚昧さから自由である、とはとても考えられんじゃろうが。
たとえば、まちなか再生騒動においては、細川邸を国のまちづくり交付金で整備する、というところまでは思いつけても、そのあとはなにも考えることができませんでした。
同様に、名張市立図書館の開設にあたっては、郷土に生まれた江戸川乱歩の関連資料を収集しよう、というところまでは思いつけても、そのあとはなにも考えることができませんでした。
というか、考えようともしませんでした。
ただただ独善的に、古書目録で乱歩の本を買って本棚に飾っとくことが資料収集だ、と思い込み、それ以上のことはいっさいしませんでした。
資料を収集するにあたって、対外的な目録とまでは行かなくても、内部資料としてのリストすらつくろうとしなかったってんですから、そうなるともうびっくりするほど器用な話で、虚空蔵菩薩の真言を一日一万回唱えることを百日つづけ、ついには空海ばりの求聞持法を極めでもせんかぎり、リストなしで資料を収集するのは不可能だと思われるのじゃがのう。
となると、来年10月発行予定の「伊賀百筆」第二十四号に寄稿する「続・僕の図書館戦争」、やっぱこのネタではじめるか。
密教の秘法、となると、お坊さんにぴったりのネタだもんなあ。
とはいえ、いつもいうとおり、初代館長さんだけの問題ではないからなあ。
図書館、図書館協議会、教育委員会、そういった関係機関団体のどこからも、乱歩関連資料の収集が無茶苦茶だ、という声が出なかったんだもんなあ。
むろん、市民からも、まったく出なかった。
ということは、どういうことか。
乱歩関連資料を収集します、といいながら、まともなことはなにひとつできていなかった、というにとどまらず、すべての関係者は、まともなことはなにひとつできていない、ということすら理解できていなかった、ということであり、それでもなんの問題も生じなかった、というのですから、すべて円満じゃん。
いやいや、そんなわけねーじゃん。
みたいな話を、「伊賀百筆」第二十四号の「続・僕の図書館戦争」でねちねちねちねちとくりひろげることになりますが、それとはべつに、これは第二十三号にも予告めいたことを記しておいたのですが、名張まちなか再生委員会の解散劇のこともいじいじいじいじお伝えしておくべきではないか、と考えております。
というのも、名張市の乱歩騒動にかんするお尋ねは、じつは「伊賀百筆」編集部からいただいただけだったのですが、名張まちなか再生委員会の解散劇にかんしては、たぶん三人だったか四人だったかの伊賀市民のかたから、いったいなにが起きたのか、という質問が寄せられたほどで、名張市も含め、乱歩騒動よりはこっちのほうが地域住民の関心が高かったという印象がありますので、地域社会における同時代史の証言として、名張まちなか再生委員会の解散劇についても筆を費やしておくべきじゃろうなと。
それに、こっちのほうがネタは豊富なわけ。
乱歩騒動の場合は、桝田医院第二病棟の話がどう進んだのか、私にはさっぱりわからなかったんですけど、その騒動が愚劣というしかない落着をみたあと、私が名張まちなか再生委員会の委員に加わってからのことは、結構こまかいことまでわかりますから、ネタとしてはいくらでも膨らみまっせ。
というか、私が委員会に入会する直前のこと、委員会メンバーだった名張市議会議員の先生がたが泡を食っていっせいに退会されたときの議事録もあったっけ、とか思って調べてみたら、このエントリで公開してました。
▼名張まちなかブログ:乱歩のことを考える(お)(2010年5月15日)
ぎゅッ。
ぎゅッ。
ぎゅッ。
やぎゅーのぎゅッ。
でおなじみの柳生大輔先生、
「当初は相談役程度のイメージであったが、名張まちなか再生事業(以降「本事業」という。)が進捗するに従い、委員との様々な関係や利害関係も生じる中、これ以上参画するのは好ましくないと考え、参与を辞退することとしました、ご理解を頂ければと存じます」
とわけのわかんないことおっしゃってて、それを受けた福廣副委員長から、
「少なくとも利害関係は生じないと思いますので、何らかの形で関わって頂きたい」
と慰留されたにもかかわらず、ほかの市議会議員先生といっしょに一目散に退会なさったわけですけど、この理事会の開催が2008年5月28日のこと、私が名張まちなか再生委員会に入会して2008年度総会に出席したのが6月1日のことだったんですから、そーりゃ先生がたが大汗かいて泡を食って尻尾を巻いて退散なさったのも、きゃはは、無理のねー話だわなあ実際。
いやー、「伊賀百筆」第二十四号の漫才も、さらに爆笑もののネタを満載し、鬼神のごとくパワーアップしてお届けできそうだなや。
楽しみに待っててけろ。
つか、第二十三号もまだ出てないんですけど。
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