Nabari Ningaikyo Blog
Posted by 中 相作 - 2014.01.02,Thu
新年も二日目です。
どんなお正月をお過ごしでしょうか。私はと申しますと、新年早々、風邪ですがな。
きのうから寝たり起きたり、夢かうつつかみたいな状態だったんですけど、多少は楽になりました。
大みそかのエントリに、どっと疲れます、と記しましたけど、あれはもしかしたら風邪の症状だったのかもしれません。
では、年をまたいだ疲れをひきずりながら、乱歩生誕百二十年の年を占うおはなしのつづきです。
▼2013年12月30日:少年探偵団
貼っつけたスキャン画像の四枚目、枡目を区切って乱歩にかかわりのある団体やなんかがPRめいたことを記してますけど、左上に名張市立図書館のエリアがあって、乱歩コーナーへどうぞ、みたいなことが書かれてます。
結局、とどのつまり、こういうことなわけです。
名張市立図書館による乱歩関連資料の収集というやつは、コーナーつくって展示したらそれでおしまい、というわけです。
本は読むものだ、ということが理解できなくて、展示したり陳列したりするものだ、と決めつけてかかってそのまんま。
で、これ以上のことは、逆立ちしたってできません、つか、そんなことする気はありません、というのが名張市立図書館の変わらぬ実態です。
ですから、世間一般のひとが考える資料収集とはいわば次元がちがっていて、まともな資料収集と呼べるものではとてもありません。
だいたいが、方針すら定めることなく手当たり次第に資料を収集したのも無茶苦茶ならば、その収集資料を目録に、というか、対外的な目録はおろか内部的なリストにまとめることすらしなかった、というのは、無茶苦茶を通りすぎてたしかに次元がちがっている、というしかない話でございまして、みたいな話はすでにさんざっぱら書きなぐってきたところではありますが、今秋発行予定の地域雑誌「伊賀百筆」第二十四号に寄せる「続・僕の図書館戦争」におきましては、さらにブラッシュアップしてお読みいただくことになると思いますので、本日のところはこのへんで。
そういえば、きのう頂戴した年賀状では、おふたりのかたが「伊賀百筆」第二十三号の漫才が面白かったと書き添えてくださっておりまして、今年の第二十四号でもおおいにご期待にお応えしなければ、と決意を新たにいたしました。
さて、「少年探偵団」パンフレットの画像四枚目に戻りますと、今年の秋に乱歩生誕百二十年を記念して乱歩生誕祭が開催される、というPRも掲載されております。
昨年10月に催されたプレイベントのことは、このエントリでお知らせいたしました。
▼2013年10月21日:本日はお誕生日なり
このエントリに転載した名張市観光協会のツイートに、「11:00から名張市立図書館で㈱アドバンスコープ制作番組「ワールドオブ乱歩」上映会を開催します」とありますけど、じつは私、この上映会で十分ほど乱歩のことをしゃべってくれないかとご依頼を頂戴し、やんわりお断りした次第だったんですけど、来年もちゃんとやるんだったら講演のひとつくらいお引き受けするから、とはお伝えしておきました。
ただし私の場合、たとえば一時間の講演を行うとなると、うち四十五分ほどは乱歩がらみで名張市の官民双方を叩きまくる、という内容になるはずですから、たぶん講師の依頼はないものと思われます。
そんなことはともかく、「少年探偵団」パンフレットには、乱歩生誕祭へ向けて「協力者&参加者募集!」と書かれています。
「あなたのアイデアを活かして生誕祭を盛り上げませんか?」とも書かれています。
どうも気にかかります。
要するに、いまだ確たるプランはなにもない、ということなんでやんしょうか。
それはまあ、乱歩のことをなにも知らない市民が、乱歩にまったく興味のない市民を相手に、思いつきの記念事業をぶちあげるとなれば、確たるものがどこにもないのは当然っちゃ当然で、となると、どうなるのか。
他人のふんどしで相撲を取るしかなくなるわけです。
なんかもう、大変だよね。
ま、「伊賀百筆」第二十四号用漫才のネタにはうってつけなんですけど。
とか思っていたら、こんなウェブニュースが。
▼毎日新聞:江戸川乱歩:生誕120年 “大還暦”祝おう(その1) /三重(2014年1月1日)
▼毎日新聞:江戸川乱歩:生誕120年 “大還暦”祝おう(その2止) /三重(2014年1月1日)
新年早々、漫才のネタがつぎつぎに飛び込んできてくれてる感じで、頭んなかじゃ大漁旗がちぎれんばかりにはためいてます。
とはいえ、どれもこれも、「伊賀百筆」第二十三号の二一八ページ下段三段落目で指摘した本質的事実の域を出るものではなく、ネタとして扱うには面白みにも新鮮さにも欠けるうらみがありますから、もっといいネタが飛び込んできてくれるのを心待ちにして、まだまだ網は張っときたいと思います。
ちなみに、「伊賀百筆」第二十四号用漫才の構想としては、まず伊賀市の芭蕉生誕三百七十年記念事業をおちょくることになっております。
これはもう、伊賀市においては芭蕉翁生誕三百七十年記念事業実行委員会という組織がすでに組織され、なおかつ記念事業のプランがいきなりずっこけてましたから、漫才のネタとしてはいうことありません。
▼伊賀タウン情報YOU:予算の凍結解除を否決 さっぽろ雪まつりへの参画 伊賀市議会(2013年10月16日)
いっぽう名張市では、名張市が主催する乱歩生誕百二十年記念事業はまず望み薄で、名張市立図書館もさあどうなんですか。
そこらの民間団体のみならず、お役所関係のみなさんもまた他人のふんどしで相撲を取ることしかできないなさけなさですから、昨年来お願いしておりますとおり、名張市にはなにも期待しないでください、と申しあげておくしかありません。
さて、「伊賀百筆」第二十四号におきましては、芭蕉と乱歩の記念事業をいいだけおちょくりまくったあと、いよいよ図書館戦争の本番ということになるわけですけど、問題はごく単純です。
名張市立図書館には、乱歩関連資料の収集なんてとてもできません。
収集の対象や目的を市民に説明することすらできないんですから、残る問題はただひとつ、わけもわかんないままに収集した乱歩関連資料と名張市立図書館がふつうの図書館だと思い込んだひとたちから寄贈された乱歩関連資料をどうするのか、ということに尽きると思います。
で、名張市立図書館の館長さんのお考えを確認する、ということはむろんいたします。
ほんと、名張市立図書館にはそこらの高校の図書委員にでもできることがまるでできない、というのはちょっと信じがたい話ですから、館長が交替するだけで問題は簡単に解決するのではないか、とお思いになるかたがいらっしゃるのも当然でしょう。
以前にも記しましたけど、新しい館長さんに期待を寄せてくださっている乱歩ファンのかたもいらっしゃるんですから、いくら館長さんが代わっても名張市立図書館は名張市立図書館だ、ということをあらためて確認したうえで、これもまた以前から申しあげておりますとおり、こうなるとこれはもう市長責任が問われるべき事態だ、みたいなところを漫才の山場にもってこうかなと考えております。
市長責任といえば、新年を迎えてもまだ、4月に控えた名張市長選挙に名乗りをあげた候補者がゼロで、これはいったいどういうことなのか、と思ってしまいますけど、三重県内では並ぶもののない財政難を誇る名張市ですから、そんな自治体の市長になりたがる人間がいないのはあたりまえのことなのかもしれません。
ともあれ、乱歩生誕百二十年の今年、全国の乱歩ファンのみなさんには大きな心で名張市を見守っていただきたいと思います。
なんだか寒気がいたしますので、またちょっと横になってこよう。
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Posted by 中 相作 - 2013.12.31,Tue
いやー、もう大みそかか。
じつはきのうまで年末進行でじたばたしていて、気がつけばあしたはもう乱歩生誕百二十年の第一日目、ということになってしまいました。それでまあ、名張市じゃ生誕百二十年の記念事業はどうよ? というおはなしにかんしましては、先日もちょっと記しました。
▼2013年12月8日:名張市には期待しないでくださいふたたび
名張市にはお金がありません。
なおかつ、これも先日記しましたとおり、来年4月には任期満了にともなう市長選挙が控えております。
したがいまして、来年3月の市議会定例会で決められる名張市の新年度当初予算は、いわゆる骨格予算ということになります。
つまり、だれが市長になっても必要な経費だけを盛り込んで当初予算案が編成されますので、乱歩生誕百二十年記念事業、などという浮世離れしていて市民生活にまったく関係のない予算は組まれないものと思われます。
組まれるとしたら、6月定例会に上程される補正予算案で、ということになるわけですけど、これも望み薄でしょう。
二十年前の乱歩生誕百年では、金に飽かして、とまではとても行きませんけど、とりあえずありもののネタを買ってくる、ということはできました。
しかし、現在の名張市に、そんなことが可能かどうか。
かりに可能だったとしても、なにしろ名張市です。
ろくなことはできないだろう、と思います。
では、民間レベルではどうか。
つい先日、名張市で乱歩原作のお芝居「少年探偵団」が上演されました。
パンフレットのスキャン画像は、このエントリに貼っつけておきました。
▼2013年12月30日:少年探偵団
四枚目の画像をごらんください。
なんか、どっと疲れますけど、この疲れをひきずりながら、こそこそ年を越すことにしたいと思います。
どうぞよいお年をお迎えください。
Posted by 中 相作 - 2013.12.27,Fri
暮の二十七日、四人は “アラビク” 以来ひさしぶりで顔を合せた。その日は午後から段々に冷えこみ、雨がいつの間にか変って、白いもののちらつく空模様だったが、みたいなことはありませんけど、当地もとにかく寒いことは寒く、灰いろの曇天は、魚の尾のように垂れた。
「没後20年・『虚無への供物』刊行50年 中井英夫展」の図録がとどきました。申し込み方法などは、こちらでどうぞ。
▼2013年12月19日:中井英夫展の図録ができたそうです
巻頭には乱歩宛塔晶夫書簡が見開きで収められ、その次のページには代筆ながら乱歩の返信も配されていますから、乱歩ファンならぜひ一部、お手もとにどうぞ。
つづきまして、お正月の話題。
まず、すでにお知らせしてある件をあらためて。
▼NHK ONLINE:乱歩の惑星
おなじくNHKラジオで、こんな講座がスタートします。
▼NHKラジオ第2 文化番組:カルチャーラジオ 文学の世界
ガイドブック、発売中です。
▼NHK出版:怪奇幻想ミステリーはお好き?
さらにつづきまして、先日、「テレビのほうでは、乱歩がメインというわけではないものの、乱歩も出てくるお正月特番が放送されると聞き及んでおります」と記しましたのは、1月2日のこの特番みたいです。
▼TBSテレビ:林先生の痛快!生きざま大辞典
内容紹介に「世間から全否定された小説家」とありますけど、どうやらこれが乱歩のことらしく、いやまあ断定はできなくて、らしく、としか申しあげられないんですけど、お出かけのご予定がないかたはぜひどうぞ。
お出かけのご予定があるかたも、録画してぜひどうぞ。
それではこのへんで、12月27日のお知らせを終えることにいたします。
「乱歩ってば、全集は出すしさ、新年号から二つも長編を書き始めたのね。『化人幻戯』は読んでるけど、『影男』ってどんなの?」
「いや昔と変らん元気なものだて。鏡の部屋で、とある富豪が怪しげな振舞をするのを、影男が鏡の裏から写真に撮って脅迫するという出だしでな、何でも影男には男の愛人さえあるという謳い文句までついておるが、いや頼もしい話だわい」
探偵小説の話をさせておくときりもないこの遊民たちは、こうして揃って『氷沼家殺人事件』の解決に乗り出し、そして奇妙なことに、四人四様の犯行方法を指摘したのであった。
Posted by 中 相作 - 2013.12.19,Thu
北海道の小樽文学館で「没後20年 中井英夫展」が開かれてます。
▼小樽文学館:企画展「没後20年 中井英夫展」その図録ができあがったそうです。
通販可。
「中井英夫展」図録販売中。新資料乱歩宛書簡、羽根木の中井邸見取図も。税込840円。通信販売可。送料140円。お問い合わせ・注文 0134-32-2388 otarubun@otarubungakusha.com まで #otabun pic.twitter.com/WoVd8LP00I
— 玉川 薫 (@tamagawakaoru) 2013, 12月 19
通販申し込み先のメールアドレス、リンクしときますね。
otarubun@otarubungakusha.com
本日はこれだけです。
Posted by 中 相作 - 2013.12.17,Tue
未明からひきつづく年末進行の合間を縫い、いったいなんなんだろうなこれは、てゆーか、大丈夫かよ、のつづきです。
▼大阪国際大学:「明智小五郎登場90年記念 守口と江戸川乱歩」(2013年12月16日)リリースは拡散されてかくのごとし。
▼SankeiBiz:企画展「明智小五郎登場90年記念-守口と江戸川乱歩」開催のご案内(2013年12月16日)
▼CNET Japan:企画展「明智小五郎登場90年記念―守口と江戸川乱歩」開催のご案内(2013年12月16日)
▼Digital PR Platform:企画展「明智小五郎登場90年記念―守口と江戸川乱歩」開催のご案内(2013年12月16日)
それでまあ、大阪国際大学のリリースによれば、「2014年1月は1924年に雑誌『新青年』で「D坂の殺人事件」が発表されてから90年にあたります」というわけなんですけど、「D坂の殺人事件」が発表されたのは大正14年1月10日発行の「新青年」新春増刊号であって、大正14年ってのは、西暦でいえば1925年なのよね。
▼名張人外境:江戸川乱歩執筆年譜 > 大正14年●1925
ですからまあ、まことに申しあげにくいことではあるんですけど、「D坂の殺人事件」の発表は1925年1月ですから、それから九十年というと、2015年1月、つまり来年じゃなくて再来年の1月ということになります。
とはいえ、実際には、「D坂の殺人事件」が執筆されたのも、それを掲載した「新青年」新春増刊号が発売されたのも、いずれも大正13年、すなわち1924年のことですから、それを根拠に2014年は明智小五郎登場九十年の年なのだ、これでいいのだ、と強弁できぬわけでもありませんけど、「2014年1月は1924年に雑誌『新青年』で「D坂の殺人事件」が発表されてから90年にあたります」とかやっちゃったから、それもきついか。
だったら、「明智小五郎登場90年記念」じゃなくて、そのプレイベント、とでも銘打つしかないのではないかしら。
ともあれ、大阪国際大学と大阪国際学園地域連携室はがんばってください。
後援の守口市と守口市教育委員会も、どうぞがんばってください。
それにひきかえ、乱歩生誕百二十年の来年、乱歩生誕地の名張市はなにかがんばるのかよおい。
乱歩関連資料の収集では他の追随を許さない名張市立図書館は、たまにゃちっとはがんばってみてくんねーかよおい。
いやいや、やっぱ無理だろーなおい。
とかあほなこといってないで、ここらでそそくさと年末進行に戻ることにいたします。
ちなみに、本日の年末進行のおともは、「江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間」の翌年に公開された石井輝男監督の怪作、いやまあ、あのひとの場合はほとんどが怪作なんですけど、「怪談昇り竜」となっております。
よろしかったらごいっしょにどうぞ。
Posted by 中 相作 - 2013.12.16,Mon
乱歩生誕百二十年記念、新春ラジオ番組「乱歩の惑星」の番組概要が発表されました。
▼NHK ONLINE:乱歩の惑星三日にわたって、乱歩作品の朗読がくりひろげられるそうです。
どうせなら、天才バカボンのパパが読む「白昼夢」、これでいいのだ、とかやればいいのに、とか思ってしまいました。
それからもうひとつ、ちょっとけったいな記念イベントが。
▼大阪国際大学:「明智小五郎登場90年記念 守口と江戸川乱歩」
いったいなんなんだろうなこれは、てゆーか、大丈夫かよ、というところで、つづきはまたあした。
てゆーか、あした以降に。
そろそろ年末進行でございまして。
Posted by 中 相作 - 2013.12.15,Sun
寒い日がつづきます。
それにしても、名張はほんとに寒い。片山さつき先生も、そのようにおっしゃってます。
片山さつき Official Blog : 忍者の里、江戸川乱歩出身地、三重県名張市自民党支部+中森県議後援会で講演!しかし寒い http://t.co/v7NS50WcFM
— 片山さつき (@katayama_s) 2013, 12月 13
片山先生が名張市にいらっしゃって中森県議後援会で講演! なんてことがあったとはまったく知りませんでしたけど、この中森県議とおっしゃるのは、当ブログではすっかりおなじみ、かつて名張市立図書館が発行した江戸川乱歩リファレンスブックの一冊目と二冊目とを手にもって、
「これ二冊ありますけどさなあ、こっちとこっち、表紙は違いますわてなあ。せやけど、中身はほれ、どっちも字ィ書いてあって、二色刷で、ふたつともおんなじですねさ。これ、こっちとこっち、どこが違いますの」
と私にお尋ねくださった副館長さんの実の弟さんであらせられまして、この時期に後援会の会合をお開きになったということは、来年4月の名張市長選挙に勇躍ご出馬のおつもりなのであろうか。
と申しますのも、必勝の継投パターン、なんてのを勝利の方程式と呼んだりいたしますけど、名張市の市長選挙にも勝利の方程式というのがあって、まずは自民党系県議として地域社会のために奮闘努力し、実績を積みあげたうえで名張市長選挙に名乗りをあげて当選、しかして粉骨砕身粒々辛苦、名張市発展のため一心に身を挺する、というのが往年のJFKみたいな必勝パターンになってるわけなんですけど、中森県議こそ現在ただいま、まさしくそうしたポジションにいらっしゃるかたなのであって、あ、いかんいかん。
これはいかんぞ。
絶賛発売中の地域雑誌「伊賀百筆」第二十三号の漫才に、わしゃこげなこつば書いてしもうたがな。
「とにかく知事さんをはじめとした政治家のみなさんはなんやかんやと大変なんです」
「それは当然そうでしょうね」
「なかでもいちばん大変なのが選挙ゆうやつでして」
「政治家は有権者の審判を受けなあきませんから」
「なかには受けてない人もいますけどね」
「そんな人いませんやろ」
「げんに三重県議会の名張市選挙区がそうですがな」
「そうゆうたら二期つづけて無投票でしたか」
「つまり名張市選出の県議会議員の先生おふたりは二〇〇三年の県議選以降ただの一票も有権者の投票による信任を獲得していらっしゃらないんです」
「たしかに選挙の洗礼は受けてはりませんわね」
「なんやばったもんみたいな話やないですか」
「ばったもんゆういいかたはないやろがな」
いかんなあ。
いかんいかん。
ばったもんみたいな話やないですか、とか書いておっては、たとえほんとのことではあるにせよ、そりゃおえんぞな実際。
反省しなきゃなあ。
ところで、残念なことに第二十三号、伊賀市平野西町の岡森書店白鳳店ではトップテンの圏外に去ってしまったみたいです。
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いかんなあ。
もっと売れてくれなければ、次号発行のめどが立たんのではないか。
しかしまあ、このあたりの人間は『人生はニャンとかなる!』とか『長生きしたけりゃふくらはぎをもみなさい』とか、そんなの読むのが好きみたいだから、おれの漫才なんか読んだりしたら、しょんべんばちびりますたい、みたいなことになってしまうかもしれないからなあ。
それにしても、市長選挙はどうなるのであろうか。
▼武雄市長物語:4月6日武雄市長選・市議選
市立図書館のTSUTAYA化を断行し、図書館の革命児ともおっさんあほかとも呼ばれている武雄市の市長さん、来年4月6日に選挙をお迎えです。
2ちゃんねるではあいかわらず、こげなこつになっとりますばい。
▼佐賀県武雄市役所★7【将軍様市長】:全部
まったくおなじ日、名張市でも市長選挙が実施されます。
▼選挙毎日:選挙:名張市長選 亀井市長、4選出馬明言せず 市議会で「判断まだ」 /三重(2013年12月12日)
この記事にありますとおり、現時点では「次期市長選に出馬表明した立候補予定者はいない」というわけで、四年前に出馬して善戦むなしく一敗地にまみれたかたはすでに名張市を離れておいでですし、八年前に市議会議員の職をなげうって三つ巴の市長選に参戦、敗れたあとは市議会議員に返り咲き、四年前の市議選ではトップ当選に輝きながら、なぜか今年10月の伊勢市長選挙に打って出てむろん惨敗、いまやブログにもツイッターにもいっさい動きがないかたはいったいどうかと申しますと、最後のツイートなんかそこらの民族派主婦のかたからいいようにからまれとりますがな。
「名張を本気で変える!!」田合たけしの活動日記 : 東海州政治家連盟総会 http://t.co/NyIzdUEMbP
— 田合 たけし (@TagoTakeshi) 2013, 4月 7
えーっと、「2013年4月7日」とかあるところをクリックすると、全部ごらんいただけると思うんですけど、ツイッターのことはあまりよくわかりませんので。
それにしても、名張ってほんと、わーけわかんね。
それはそれとして、先日、横浜あたりで第十五回図書館総合展というのが開かれました。
当ブログでご案内申しあげましたとおり、立教大学池袋図書館と旧乱歩邸の見学ツアーがあったんですけど、ほかに「"武雄市図書館" を検証する」というフォーラムも催されました。
▼第15回図書館総合展:主催者フォーラム確定第六弾、いま一番話題の図書館について市長をお招きします!
報告はこちら。
▼THE HUFFINGTON POST:図書館総合展「"武雄市図書館"を検証する」全文(樋渡啓祐市長、糸賀雅児教授、CCC高橋聡さん、湯浅俊彦教授)-激論、進化する公立図書館か、公設民営のブックカフェか?(2013年11月1日)
▼THE HUFFINGTON POST:図書館総合展「"武雄市図書館"を検証する」全文(樋渡啓祐市長、糸賀雅児教授、CCC高橋聡さん、湯浅俊彦教授)-激論、武雄市図書館の今後とCCC図書館の全国展開(2013年11月1日)
えーっとまあ、来館者数とか貸出冊数とか、そういうのは図書館にとってとても重要な指標ではありますから、カウントを稼ぐのはけっしてわるいことではないと思いますけど、図書館のお役目というのは、たくさんのひとに来てもらってたくさんの本を借りてもらう、ということだけではありません。
このあたりの話題になると、たとえば名張市立図書館の歴代館長さんレベルではとても理解できないことであり、武雄市の市長さんもたぶんご同様だろうな、と思われます。
ま、市長選挙がんばってくださいな。
それから、武雄市図書館は図書館ではなくて「本のある公共空間」だという指摘がありますけど、うまくつくればそうした空間はなかなか面白くて魅力的な場になるはずで、やってみる価値のある試みだとは思います。
名張市なんかでもですね、乱歩が生まれた新町に残っていた旧家をうまく利用すれば、本があって蔵をそなえた乱歩ゆかりの公共空間、みたいなものが立派にできてたはずなんですけど、というか、ご丁寧にパブリックコメントを提出してアドバイスしてさしあげたというのに、名張市役所のみなさんと来た日には、手前ども名張市役所のあほ一同は癒着結託相手のみなさんにだけ顔を向けさせていただかさせてもらわさせておりますッ、とかわけのわかんないこと口走るばっかで、とりつく島なんかまるでなかったもんなあ。
いやまあ、死児のよわいを数えるような真似はやめにして、それに、よその図書館のこともとりあえずどうでもいいとして、とにかく名張市立図書館はどうよ、という話にもちこみたいと思いますが、きょうのところはここまでです。
Posted by 中 相作 - 2013.12.10,Tue
今月23日、わが名張市で乱歩原作のお芝居が上演されるのですが、チケットの売れ行きがもうひとつ、とのことですので、ここに再度ご案内申しあげたいと思います。
▼2013年10月15日:少年探偵団おきつも名張劇場も、もう結成三十周年か。
私も初期には一枚噛んでいて、久保田万太郎の「大つごもり」では石之助という大金持ちの道楽息子を演じておおいに受けたものであったが。
いやー、結局、役者にはなれなかったなあ。
もうひとつ、ご案内です。
本日ご紹介申しあげました「『新青年』趣味」第14号は、インターネット書店のアマゾンで確実に入手できる由、『新青年』研究会のひらやまさんからお知らせをいただきました。
▼2013年12月10日:『新青年』趣味 第14号 > 御礼(2013年12月10日)
お申し込みはこちらでどうぞ。
▼Amazon.co.jp:『新青年』趣味14号 [雑誌]
内容はこちらでどうぞ。
▼Pub Antiquarian~『新青年』研究会のブログ~:『新青年』趣味14号(2013年11月4日)
今回は特集はなく、会員それぞれの「いま」が凝縮された内容ですが、個人的には村上裕徳さんの「いま」にいちばん心を打たれました。
そういえば、村上さんへの special thanks も忘れてしまっていて、いやいかんなあほんとに。
つづいて、こんなんおまっせ、とメールで教えていただきました一件。
先月、倉敷市は真備町で催された「巡・金田一耕助の小径」の報告です。
▼togetter:「巡・金田一耕助の小径2013」まとめ
なんやようわからんところも多々ありますけど、企画者サイドであれ、参加者サイドであれ、横溝正史ないしは金田一耕助のことが大好きだ、というひとが楽しげに集まってる、ということはよくよくわかります。
それにひきかえ、わが名張市のイベントは、みたいなおはなしは、きょうのところはやめときましょうね。
Posted by 中 相作 - 2013.12.08,Sun
乱歩生誕百二十年の年頭を飾り、三日連続で放送されるラジオ番組のややくわしい情報が発表されました。
▼R1 blog:乱歩の惑星~江戸川乱歩・生誕120年~(ラジオ第2・新春特番)(2013年12月6日)テレビのほうでは、乱歩がメインというわけではないものの、乱歩も出てくるお正月特番が放送されると聞き及んでおります。
ほかにもやはりテレビでは、これは名古屋で仄聞したことなんですけど、名古屋ローカルで乱歩をテーマにした番組の企画が動き出すかも、とのことでした。
いっぽう、乱歩生誕地の名張市では、なにしろお金がありませんので、というおはなしは先日いたしました。
これですね。
とはいえ、かりにお金があったとしても、ろくなことはできないのではないか、とは思います。
以前にも記しました。
▼2013年2月08日:乱歩生誕百年記念イベントの真実
▼2013年2月11日:乱歩生誕百十年を振り返る
申しあげるべきことはこのふたつのエントリに尽きてますけど、要するに、ありものの寄せ集め、他人のふんどしで相撲をとる、みたいなことしかできなかったし、今後もできないのではないか、というのがここらのお役人さまの実態であろうと思われます。
ならば、財政難にあえぐお役所とは直接関係のない民間はどうよ、といいますと、上に掲げた2月11日付エントリから引用しておきますと──
先日も記しましたけど、この十年ほどでこの名張市、乱歩にかんして秘めていたなけなしの可能性をことごとくつぶされてしまった、という印象です。
生誕百年から百十年までの十年間も、はっきりいってろくなものではなかったんですけど、おそまつさはまだお役所のなかにとどまっていました。
ところが、まさに2004年の「生誕三六〇年芭蕉さんがゆく秘蔵のくに伊賀の蔵びらき」あたりから民間のうすらばかがしゃしゃり出てくることが一般化し、官民双方のうすらばか同士がつるんでしまうともうだめ、うすらばかがそこらじゅうに解き放たれ、野放し状態になってしまってもうだめ、もう収拾がつかないわけ。
その象徴が2005年の夏、癒着結託の金城湯池となった名張のまちに忽然として現れたこれでした。
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つづいて訪れたのが、みごとなまでの大失敗に終わってしまった名張市のまちなか再生事業であって、こうやってみると地域社会がうすらばかどものせいでどんどんどんどん可能性を失っていったことがよくわかりますけど、とにかくもういろんなことが終わっちゃったよね、みたいな感じですから、乱歩生誕百二十年だからってとくになんにもないとは思いますけど、多少なりとも期待をかけてくださっているかたは名張市に電凸、いやいや電凸はまずいですけど、名張市にメールかなにかでその旨をお伝えいただけると、意外な展開が待っているかもしれません。
ただし、民間レベルでは今年10月、こんな動きがありました。
▼2013年10月21日:本日はお誕生日なり
これもまあなかなかに難しい話で、この10月21日付エントリにも書きましたけど、「乱歩のことをなんにも知らない市民が、乱歩のことにまったく興味がない市民を対象に、さあ乱歩だ乱歩だと思いつきのご町内イベントをぶちかましてみてもですね、なに? いったいなに? なにがしたいの? ということになる」しかないのではないか。
乱歩のことはよく知らない、好きでもない、敬愛の念なんてさらさらない、といったみなさんがですね、たまたま乱歩が生まれた土地に住んでるからなにかやりたい、とか思ってみても、以下、「伊賀百筆」第二十三号の二一八ページ下段三段落目に記してありますから、まだお読みでないかたはぜひどうぞ。
ちなみに、伊賀市平野西町の岡森書店白鳳店では、「伊賀百筆」第二十三号は三週連続でベストセラーランキングのトップテン入りをはたしているみたいです。
▼今週のオススメ&ランキング+α:Top
よろしくどうぞ。
伊賀市のCATVでも紹介してもらったみたいです。
▼伊賀上野ケーブルテレビ:7チャンネルより > 11月28日号のi-cityニュース
よろしくどうぞ。
さていっぽう、乱歩蔵びらきの会が乱歩生誕百二十年を、中略、『奇譚』のほうはといいますと、これまであれこれ大目にみていただいて公開した分を、ざーっと組みあげてみました。
しかしほんと、こんなことしていいのかよ、とも思いつつ、現物では百二十ページあるところ、このパイロット版では九十五ページに収まってます。
このあともぼちぼち作業を進めているのですが、第十三章の「ブレイク物語」では、セクストン・ブレイクもののタイトルが例によって英文でずらーっと列挙されています。
それはまさしく、例によって、であって、ほかの章でもふつうにみられることなのですが、ほかの作家の作品はネット検索するとすべて、といっていいほどタイトルがヒットしてくれるのに対し、ブレイクもののタイトルだけは検索してもほとんど、といっていいほどひっかかってきません。
だから、そんな作品がほんとに存在するのかどうか、よくわからないまま作業を進めている次第なんですけど、そんなことやってますと、そもそもセクストン・ブレイクに一章を割く必要があるのかよ、みたいな気にもなってきます。
しかし、この『奇譚』の場合、大正5年の乱歩にとってブレイクものはそれだけの価値を有していた、ということを明瞭に示す資料になるわけですから、わけのわかんないタイトルの羅列にも意味がないわけではない、とみずからにいい聞かせているところです。
そんなこんなであれこれ考えてみますと、『奇譚』という一冊は若き日の乱歩が「curious novel」をテーマに編んだリファレンスブックであるとみることも可能で、乱歩、リファレンスブック、と来れば、おつぎは当然、名張市立図書館、ということになるわけですが、名張市立図書館が江戸川乱歩リファレンスブックの第四弾として、むろんのこと乱歩生誕百二十年を記念して、ほかならぬ乱歩の著作として『奇譚』を発行する、ということがあってもいいんですけど、そんなことはとても無理です。
ご閲覧の諸兄姉にはつとにご承知おきいただいておりますとおり、そんなことは死ぬほど無理です。
つか、死んでも無理です。
とにかくもうね、名張市にはほんとになんにも期待できないんですから、勝手ながらあしからずご了解いただければと存じます。
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