先日、懇意にしていただいている古本屋さんから、といっても、そのお店ではまだ二冊しか購入したことがなかったんですけど、帯つきの第二の顔発見、みたいなメールが届きました。
マルセル・エーメの『第二の顔』は昭和32年、東京創元社の世界大ロマン全集第二十九巻として出版された一冊ですが、その帯に乱歩が推薦文を書いていて、私は以前、その帯を探していたらしい。いたらしい、というのもおかしな話なんですけど、私がすっかり忘れていたそんなことを、その古本屋さんはちゃんとおぼえていてくれて、仕入れた古本のなかにそれがあったから、ってんで、帯つきの第二の顔発見、のメールが届いたという寸法です。
で、さっそく注文したのが、きのう郵送されてきました。
乱歩の推薦文は、昭和28年に発表された「変身願望」を適当につぎはぎしたもので、編集部がつぎはぎして乱歩の承諾を得、推薦文として使用した、という可能性もないではありませんけど、乱歩が昭和29年刊の『続・幻影城』を開いて「変身願望」をぱらぱら読み返しながら、自宅応接間の机で二百字詰め原稿用紙にさらさらと『第二の顔』用の推薦文をしたため、ソファにすわって待っていた編集部員に、ほらできたよ、とその原稿を手渡す光景が脳裏に鮮やかに浮かんでまいりましたので、むろんそんな光景は妄想以外のなにものでもないのですが、いちおう乱歩の執筆作品として扱い、近く「江戸川乱歩執筆年譜」の補遺として増補したいと思います。
さ、YouTubeで「乱歩R」みながら、「奇譚(抄)」の脚註やっつけようっと。
なかなかやっつけらんないんですけど。
暑いときに、ほんとに暑苦しい。
名張市議会議員選挙の話ですけど、選挙カーが名張市内各所を連日駆けまわっていて、あちらこちら、とてもやかましい。▼伊賀タウン情報YOU:名張市議選 期日前投票始まる 8月23日まで(2014年8月19日)
期日前投票を終えたある市民は、
「公のお金を使う方々なので、自分のお金と混合しないよう、公の立場であると自覚した上で一生懸命活動して欲しい」
とコメントしたとのことですけど、市議会議員の先生がたにとくに利益誘導を求めるわけではないわれわれ一般市民にしてみれば、先生がたに望むのは、まずはこういったとこでっしゃろ。
どうせなんにもできやしないんだから、せめて政務活動費くらい、清く正しくつかってよね、ばーか、みたいな。
わけても最近、地方議会の無能さが全国各地あっちこっちでぱーっと明らかになり、地方議会の先生がたはいまや、おめーら地方公務員とならんで地域社会の二大寄生虫じゃねーか、おめーら回虫とか真田虫とか日本住血吸虫とかとおんなじよ、という地域住民の冷たい視線にさらされているわけなんですけど、なんのなんの、名張市議会の先生がたなんて、ずーっと昔から程度が低かったんだぞ。
ふと思い出しましたので、もう十二年前、やはりここ名張市で市議会議員選挙がおこなわれていたときに書いた漫才をリンクしておきます。
▼名張人外境:乱歩文献打明け話 > 第二十二回 名張市議会議員賛江
どうだ。
ひどいもんだろ。
もう時効だから、と勝手にそういうことにしておいて、ご登場いただいた先生がたのお名前を苗字のイニシャルだけお知らせしておきますと、浴衣の先生はU先生、牛肉の先生はN先生、質問原稿の先生はI先生、となっております。
この漫才には市町村合併の話題も出てきましたけど、合併によって伊賀市が誕生してからちょうど十年、いまだに市庁舎の位置が決めらんなくてごたごたしているおとなりの伊賀市では、名張市で市議会議員選挙の投開票がおこなわれる今月24日、住民投票がおこなわれることになっております。
▼伊賀タウン情報YOU:期日前投票 中間集計で2793人 庁舎位置問う住民投票 伊賀市(2014年8月19日)
「投票率が50%未満の場合は条例で開票しないと定めている」とのことですから、たぶん、開票なし、ということになるはずです。
しかしまあ、伊賀市にしても、名張市にしても、暑い時期になーに暑苦しいことやってんだ。
とくに名張市の場合、4月に市長選挙がある年には8月には市議会議員選挙がある、ということになってんだから、ふたつの選挙を4月に実施するようにすれば、経費もそれだけ安くあがっていいではないか、と思うんですけど、地域社会の二大寄生虫のみなさんがたにおかれましては、いったいいかがお考えなのかしら。
それにしても、暑い時期にほんとに暑苦しい話だぜ。
お盆も過ぎましたけど、毎日暑くて困ります。
暑い時期になーに暑苦しいことやっておるのか、ここ名張市では昨日、市議会議員選挙が告示されました。▼伊賀タウン情報YOU:名張市議選 24人が立候補(2014年8月17日)
応援弁士の先生がたも、続々と名張入りしてくださいました。
まず、公明党の先生がた。
お盆休み最終日ですね。本日は三重県の名張市にお邪魔し、今日告示となりました市議選の応援演説です。 吉住みちこ 細矢かずひろ 富田まゆみ 阪本ただゆき 地方議会と国のチームワークがわが党の強み。ますます連携を密に仕事をして参ります! pic.twitter.com/3OtvOQwmYF
— 新妻ひでき (@niizuma_hideki) 2014, 8月 17
「三重県名張市議選スタート!!」 こんにちは。今日は、早朝より名張市議選の応援に来ています。 暑い中、連日のご支援に心より御礼申し上げます。 吉住みちこ(よしずみみちこ) 細矢かずひろ(ほそやかずひろ)... http://t.co/lIPKAbr2oP
— いとう渉(わたる) (@ito_wataru) 2014, 8月 17
つづきまして、日本共産党の先生。
自宅を6:30に出て岐阜県名張市へ。今日告示の市議選で、三原じゅん子(現)、たきた利治(新)両候補の応援。新人女性は元自衛官が売り。公明党は参院議員が「平和の党」と演説など集団的自衛権が争点に。平和の一票は日本共産党へと訴えました。 pic.twitter.com/vec3eiCw1n
— 井上哲士 (@21csts) 2014, 8月 17
しかし、いくらなんでも、岐阜県名張市、ってのはなあ。
市議選といえば、例のアンケート、16日いっぱいで締め切りとなりました。
▼2014年8月2日:あの先生だけは落としたい 名張市議会きらわれもの王座決定戦
ひと知れず実施していたにもかかわらず、六票もの投票を頂戴しました。
ご投票いただいたみなさん、関心をもっていただいたみなさんに、お礼を申しあげます。
どうもありがとうございました。
しかしまあ、名張市はこのまま衰退一直線ですから。
とか、こんなことやってる場合やないんですけど。
お盆にして敗戦の日、となりました。
歌の文句ではありませんが、目立たぬように、はしゃがぬように、とかいってしまったらやっぱり歌の文句ですが、ささやかにひめやかに進行しておりますアンケート、いよいよあす16日土曜日までとなりました。▼2014年8月2日:あの先生だけは落としたい 名張市議会きらわれもの王座決定戦
現在ただいま、五票ものご投票を頂戴しております。
ひきつづきよろしくお願いいたします。
本日の名張市情報でございます。
▼伊賀タウン情報YOU:不正支出問題受け管理職に亀井市長が訓示 名張市(2014年8月12日)▼朝日新聞デジタル:名張市長 幹部を一喝(2014年8月13日)
▼毎日新聞:名張市の不正支出疑惑:不当要求、市長が対策 「私が直接指示」 /三重(2014年8月13日)
▼中日新聞 CHUNICHI Web:不当要求対策が機能せず 名張市の不正支出問題(2014年8月13日)
▼伊勢新聞:不当要求に組織的対応を 名張市議会、市長に求める(2014年8月13日)
われらが名張市、お盆だというのに、いよいよ大変でございます。
というか、お盆やお正月というのは、じつは名張市が不祥事で揺れる時期、ということなのかもしれません。
以前、こんなこともありましたし。
▼2011年12月28日:仕事納めだというのにね
2011年の年末には、名張市職員が公金一千万円ををちゃっかり着服しておりました、ということが明らかになったわけですけど、今回のは、名張市の某職員が某市民の「強い要求」とやらに屈して土地補償費二千三百万円をこっそり不正に支出しておりました、という一件です。
どうじゃ。
名張市の職員にも、なかなかの者がおるじゃろう。
とにかくここ名張市では、公金の着服はともかくとして、ゆすりたかりにぼったくりなんて、ごくふつうに横行しておるのではないか、という気がいたします。
今回の不祥事で申しますと、事情を知ってる関係者がおそれながらと訴えて出たことから警察が動き出し、捜査の手が及んで名張市役所が大揺れに揺れるにいたったわけなんですけど、その訴えがなされなかったとしたら、二千三百万円の不正支出はなんの問題にもなっていなかったことになります。
先日お亡くなりになった名張市の前市長さんがらみの一件では、名張市が常識はずれな高値で市内某所の土地を購入しておったわけなんですけど、そんな億単位の額ではないものも視野に入れれば、一般的な市民感覚じゃとても適正とは思えない金額の支出、なんてのは、ふつうにあったりするのではないか。
私が知ってる範囲内でいえば、みごとなまでの大失敗に終わった名張市のまちなか再生事業において、たとえば案内板の問題がありました。
▼名張まちなかブログ:3月31日の生誕地碑広場(2008年4月2日)
写真、転載しときますね。
乱歩生誕地碑広場をはじめとして、名張のまちなか四か所に立てられた案内板は、設置費がなんと八百四十九万三百円もかかったそうなんですけど、あんなしょぼいもんに八百万円、ひとつあたり二百万円もかかるわけねーだろ、というのは、案内板ができた当時に市民のあいだでささやかれていたことでした。
あと、無駄に立派な公衆便所つきの名張地区第二公民館、旧細川邸やなせ宿にかんして申しますと、無駄に立派な公衆便所の二重投資はどうよ、ということは、2007年の6月、名張市議会の一般質問で追及されておりました。
▼名張まちなかブログ:市議会にみるやなせ宿の巻(2009年4月29日)
橋本マサ子先生のご発言、引用しときますね。
例えばやなせ宿の問題にいたしましても、今公共下水道の整備を進めている、いずれはそこに向かって公共下水道の整備もされるにもかかわらず、合併浄化槽の整備に800万円も使ったという、そういうふうな二重投資が行われるというふうなことも私は無駄遣いの一つではないかというふうに思いますし、
しかし、こうやって七年前の議事録を読み返してみると、お役所仕事というのはその場しのぎの際限もないくり返しだ、という事実があらためて実感されてまいりますです。
お役所のみなさん、なんつってた?
都市環境部長のひと。
細川邸の改修工事につきましては、本年度の完成を目指しまして進めてまいりたいと考えております。
この細川邸の施設名称につきましては、当該地区はアユ漁など名張川とのかかわりの中で、古くは簗瀬と称され、また江戸時代には参宮街道の宿場として栄えました。この地の風土に由来した旧称を生かすとともに、宿場のにぎわいを再生し、人々が集う場となることを目指しまして、整備後の名称はやなせ宿と、本年6月2日に開催されました名張まちなか再生委員会の総会で決まりました。
管理運営につきましては、NPO名張実行委員会とまちなか運営協議会が協力、連携して利用等の協議、検討を行い、指定管理者制度の導入も視野に入れながら、民の組織体に管理運営を担っていただきたいと考えております。
旧細川邸やなせ宿のオープンは、2008年6月のことでした。
ほんとは、都市環境部長さんの答弁にあるとおり、この年の年度内、すなわち2008年3月31日までに完成してなきゃならなかったんですけど、というか、ちゃんと完成はしたんですけど、こんなのつくっていったいなにすればいいの? ということがなかなか決まらなくて、仏つくって魂いれられず、オープンは二か月も遅れて2008年6月になってしまいました。
▼名張まちなかブログ:やなせ宿オープンを祝福す(2008年6月7日)
その一年前の2007年6月、名張市議会において、「視野に入れながら」とか、「考えております」とか、そげな悠長なこつばほざいてその場しのぎに走っとったとですよ名張市役所のあれなみなさんは。
で、視野に入れたり考えたりした結果、「宿場のにぎわいを再生し、人々が集う場となる」ことができたのかどうか、というと、むろんそんなことまったくないんですけど、それはまあともかくとして、今回の不当要求による不正支出という不祥事に照らして考えれば、案内板の設置費が高くついた背景には、職員と業者の連携プレーがあったのではないか、もっといえば、業者のかさあげ要求を職員が呑む、といったことがあったのではないか、と私なんかは勘ぐってしまいますね。
はたまた、旧細川邸やなせ宿の無駄に立派な公衆便所における二重投資の件につきましては、これはもう、背景に職員と業者との幸福な関係が存在していて、これすなわち、癒着結託万々歳、ということにほかならないと思われます。
いまさらなにいってもしかたありませんけど、名張市ってとこはもうほんとにね、財政難にひいひいあえいでおるというのに、外部からはゆすりたかりにぼったくり、内部にはすきあらば目先の公金をちょろまかそうとする白蟻のごとき公務員、その公務員とつるんで私利私欲に走る市民、みたいな感じで官も民も骨の髄まで腐りきってるらしいな、とあらためてご認識いただければ幸甚です。
それから、さっき引用した橋本マサ子先生のご発言、ついでですからつづきも引用しておきます。
公共事業の中にはその事業を進める上で当初の金額よりは膨れ上がってしまうというふうなことが多々あるわけなんです。なぜ膨れ上がるかというふうなことにつきましては、やはりそこに専門的にかかわれる職員が、十分対応できる職員が配置されてないというふうなこともあるのではないか、また専門的過ぎて専門家でないと任せられないという面もあろうかというふうに思いますけれども、もっともっとそういうふうな専門的なところにしっかりと職員がかかわれるような形にしていくならば無駄を生まなくて済むというふうなことにもなろうかというふうに思います。
こんなことは、とても無理だと思います。
「専門的にかかわれる職員」なんてのは、よその自治体ならいざ知らず、少なくともここ名張市のお役所におきましては、夢まぼろしのごとき存在です。
早い話、名張市立図書館をみてごらんなさい。
お経は読んでも乱歩は読まぬッ、腹が張っても屁はこかぬッ、でおなじみの初代館長さん、司書の資格はおもちやったけど、資料収集のことなんかなんにもご存じなかったぞ。
というか、私は初代館長さんと乱歩について、あるいは乱歩関連資料の収集について、おはなししたことなんていちどもありませんでしたから、ほんとのとこはよくわかんないんですけど、そうとしか考えられないのよね。
つまり、資料収集にかんして専門性を期待される立場のひとやったんやけど、そんなものを身につけようとはまったくなさらんかったみたいやし、しかもなお始末の悪いことに、そんなていたらくであってもなんの支障も生じないのがお役所というとこなんよね。
乱歩関連資料を収集しまーす、とぶちあげておきながら、収集方針を考えることもなく、収集資料のリストつくんなきゃ、ということさえ思いつかず、要するに、そこらの高校の図書委員にもできることをまったくしようとしなかったというのに、それがなんの問題にもならなかったというんですから、驚くのを通り越してあきれ返ってしまいます。
しかし、名張市というのはそんなこんなの土地なんですから、名張市立図書館に乱歩関連資料に「専門的にかかわれる職員が、十分対応できる職員が配置されてない」というのは、いってみれば当然のことであって、しかもどうしようもないことでもある、とお思いいただくしかありません。
全国の乱歩ファンのみなさんは、深く深く絶望しながらお盆をお過ごしいただきたいと思います。
台風は北へ抜けましたけど、被害に遭われたみなさんにお見舞いを申しあげます。
とくに四国地方のみなさん、大丈夫でいらっしゃいますか。名張市内では床下浸水などもあったみたいですけど、惨事にいたるような災害は発生しませんでした。
台風にも負けずに身を投じた「奇譚(抄)」の脚註地獄は、だらだら書き流した草稿を第一稿に仕上げる作業、ようやく序文から第三章までが終わり、あとは第四章の「ドイルとその他」を残すのみとなりましたけど、まだ三十ページほどあるのか、と茫然としております。
「ボヘミアの醜聞」でもみながら、ひきつづき寸暇を惜しんで進めることにするか。
以上、業務報告でした。
台風の影響、いかがでしょうか。
名張市には午前10時30分現在、大雨特別警報、洪水警報、雷注意報、強風注意報がどーっと出てるんですけど、拙宅のあたりは雨量も風量もごくわずかです。どうぞご休心ください。
お盆を迎え、時節柄、とでも申しますか、と思ってウィキペディアで確認したら、怪談シーズンの夏休みではなくて冬休みの公開だったみたいですけど、1968年の大映映画「妖怪大戦争」をみながら、「奇譚(抄)」の脚註に没頭しております。
どちらさまも、台風にはくれぐれもご注意ください。
雨、いかがですか。
当地も降ってますけど、さほど強くはありません。さて、ゆすりたかりにカラ出張、なんでもござれのここ名張市におきましては、絶望的にレベルが低くて腐りきってるのはなにも名張市立図書館だけではない、ということが、あらためてご理解いただけたものと思います。
官も、民も、ご存じのとおりもうすっかりあれなんですけど、なんのなんの、名張市議会をお忘れになっちゃいけません。
というわけでスタートさせました例のアンケート、開始からきょうで一週間が経過することになりますが、ここまでの流れを確認しておきたいと思います。
▼名張まちなかブログ:こんなんどうでしょうの巻(2009年4月15日)
▼名張まちなかブログ:ほんの座興でござるよの巻(2009年4月15日)
▼名張まちなかブログ:こんなん出ましたけどの巻(2009年4月19日)
▼名張まちなかブログ:オンブズマンはいずこの巻(2009年4月20日)
▼名張まちなかブログ:総会は遠くなりにけりの巻(2009年6月19日)
完全に忘れていたんですけど、五年前、実施予定だった市議会不人気アンケートを中止した、ということがあったらしくて、あ、だったらやっとかなきゃ、と思ったわけです。
▼2014年7月4日:アンケートいかがでしょう
▼2014年7月5日:アンケートやるやらないアンケート
▼2014年7月5日:やるやらないアンケートやりまーす
▼2014年7月18日:やるやらないアンケート締切迫る
▼2014年7月19日:実施する派のリードつづく
▼2014年7月20日:アンケートは本日締切となっております
▼2014年7月21日:アンケート終了しました
このブログは名張市民のみなさんにあまりごらんいただいてないはずですから、アンケートをやるべきかどうか、というアンケートを実施したところ、アンケート期間二週間、投票総数二票、その結果、アンケートやりまーす、ということになりました。
▼2014年8月2日:あの先生だけは落としたい 名張市議会きらわれもの王座決定戦
アンケート開始から一週間で、四票ものご投票を頂戴しております。
アンケートの締切は16日の土曜日となっております。
どちらさまもお気軽にどうぞ。
台風にはくれぐれもお気をつけください。
きのうのことですけど、「江戸川乱歩先生生誕の地 初瀬街道 名張市」という動画を、YouTubeにアップしてくれたひとがありました。
建築途中で放置された怪しげな神社の予定地みたいな乱歩生誕地碑広場は、少しみないあいだにまた一段とさびれきってしまった印象で、不安定に揺れる映像と耳ざわりな風の音があいまって、こんなとこに行ってみたいと思う人間はおそらくひとりもおらんであろうな、と思わされます。この広場まではGoogleマップのストリートビューも侵入できていませんが、新町通りから乱歩生誕地碑に至る狭い通路の石標は、こんなぐあいにごらんいただけます。
通路は封鎖されてますけど。
ほんと、涙がにじんできますよね。
涙ににじむ名張市役所、本日のウェブニュース関係はこちらです。
▼MSN産経ニュース:名張市の不正支出問題で「住民から脅迫に近い要求」 三重(2014年8月7日)さて、涙ににじむ幻影城のおはなしです。
あいかわらず、いろいろなかたからいろいろな情報をお寄せいただいているのですが、少し前にあるかたから教えていただいたのがこの二件でした。
▼2014年7月1日:高階良子選集 19 バラ色の悲劇
▼2014年8月6日:幻影城 新装覆刻
どちらも知らずに過ごしていたもので、ふたつまとめてメールでお知らせいただきました。
前者は「パノラマ島奇談」を漫画化した「血とばらの悪魔」が収録されていて、昨年12月の刊行でしたから、さっそく本屋さんに頼んで取り寄せてもらいました。
後者はおととし10月の発行で、版元はむろん沖積舎、税込みで四千円ほどもする高価な本ですから、ちょっと痛いな、と思い、しかし、乱歩の著書目録を増補しなけりゃならんのやから、とも思い、そのあとふと、もしかしたら古本が出回ってないかな、と思いつきました。
これでも昔は、新刊で入手できる本は新刊で購入する、みたいなことにしてたんですけど、最近はすっかり堕落し、そんなことはどうだっていいやばーか、新刊だろうが古書だろうが盗品だろうがなんでもかまわねーやばーか、とごくごくいいかげんなあんばいになり果てておりますので、毎度おなじみのアマゾンで沖積舎から出た『幻影城』の古書を探したのね。
そうすると、たしか二千いくらであったか、とにかく三千円はしない価格で売ってましたので、しめしめ、とほくそ笑みつつ即ぽちったわけです。
で、届きました。
包みを開いて、ぎゃあーッ、と叫んでしまいました。
送られてきたのは、なんと1997年に沖積舎から出た復刻版で、おととし発行されたものじゃなかったのね。
返品するのもあれだし、そもそも1997年の復刻版ももってないんだし、というのでそっちのほうはそのままにして、しばらくはショックのあまり注文する気も失せていたんですが、ようやく立ち直って先日、地元の本屋さんで取り寄せてもらい、昨日ようやく当ブログにデータを記載できた次第です。
ちなみに、1997年のは「覆刻」で函入り、おととしのは「新装覆刻」で函なし。
並べてみると、こんな感じでーす。
この二冊、どっちも所蔵している人間なんて、日本ひろしといえどもおれだけなんじゃねーの? とも思われますが、それにしてはかけらほどの優越感もわいてこないのが不思議です。
どころか、ほんと、ひそかに泣き濡れてしまいそうになりまっせ。
名張市役所へ行って脅迫に近い要求を突きつけ、カラ出張やらせて浮いた公金をふんだくる、みたいな手でもつかえればいいのやけど。
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