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YOMIURI ONLINE
平成23・2011年5月16日 読売新聞社
江戸川乱歩賞、川瀬七緒さんと玖村まゆみさんに
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第57回江戸川乱歩賞(日本推理作家協会主催)は16日、川
瀬七緒かわせななおさん(41)の「よろずのことに気をつけよ」と、
玖村くむらまゆみさん(47)の「クライミング ハイ」に決まった。
賞金は各500万円。贈呈式は9月16日、東京・内幸町の帝国ホテル。川瀬さん、玖村さんとも神奈川県在住。女性2人の同時受賞は初めて。
(2011年5月16日20時24分 読売新聞)
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nikkansports.com
平成23・2011年5月16日 日刊スポーツ新聞社
乱歩賞に川瀬七緒さん、玖村まゆみさん
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第57回江戸川乱歩賞(日本推理作家協会主催)は、川瀬七緒さんの「よろずのことに気をつけよ」と、玖村まゆみさんの「クライミング ハイ」に決まった。賞金は各500万円。贈呈式は9月16日、東京・内幸町の帝国ホテルで。川瀬さんは1970年生まれ。福島県出身。横浜市在住。玖村さんは64年生まれ。東京都出身。神奈川県藤沢市在住。(共同)
[2011年5月16日20時22分]
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時事ドットコム
平成23・2011年5月16日 時事通信社
乱歩賞に川瀬、玖村両氏
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第57回江戸川乱歩賞(日本推理作家協会主催)は16日、横浜市在住、川瀬七緒さん(41)の「よろずのことに気をつけよ」と、神奈川県藤沢市在住、玖村まゆみさん(47)の「クライミング ハイ」に決まった。賞金各500万円。授賞式は9月16日、東京都千代田区の帝国ホテルで。(2011/05/16-19:20)
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MSN産経ニュース
平成23・2011年5月16日 産経新聞社、産経デジタル
【江戸川乱歩賞】川瀬七緒さんら受賞
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【江戸川乱歩賞】
2011.5.16 19:26
第57回江戸川乱歩賞(日本推理作家協会主催、講談社・フジテレビジョン後援)は16日、横浜市の川瀬七緒(ななお)さん(41)の「よろずのことに気をつけよ」と、神奈川県藤沢市の玖村(くむら)まゆみさん(47)の「クライミング ハイ」に決まった。賞金は各500万円。両作は8月上旬、講談社から刊行される。贈呈式は9月16日、東京・内幸町の帝国ホテル。
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CINEMA TOPICS ONLINE
平成23・2011年5月14日 CINEMA TOPICS ONLINE
本格ミステリ作家クラブ10周年記念企画「美女と探偵」日本ミステリ映画の世界
芦辺拓
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本格ミステリ作家クラブ10周年記念企画「美女と探偵」日本ミステリ映画の世界
(2011/05/14 20:40)
■20110516a.jpg
「蜘蛛男」
(C)角川映画
■20110516b.jpg
「わたしを深く埋めて」
(C)角川映画
「探偵はみんな集めてさてと言い」――巨匠・横溝正史氏の作と伝えられる川柳です。ミステリ読者にはおなじみの、待ってましたと声をかけたくなるシーンですが、みなさんはこの一句に象徴されるトリックたっぷり、謎解きどっさりの物語が、わが国のスクリーン上でも展開されていたことをご存じでしょうか。決して相性はよくないとされてきた本格推理と映像、とりわけ日本映画にも、探せばこんなにもたくさんの秀作があったのです。
このジャンルに病みつきの連中ばかりが集まった本格ミステリ作家クラブの十周年を記念し、映画ファンと推理ファンの両方にお届けする特別企画。颯爽と登場する名探偵たちにどうか盛大な拍手を! (ミステリ作家 芦辺拓)
第1週 <金田一耕助スタイルブック> 6月4日(土)~6月10日(金)
元祖金田一耕助は片岡千恵蔵なり!「3本指の男」は原節子が助手として登場。
珍しき健さんの金田一「悪魔の手毬唄」も上映。
1. 『三本指の男』 監督:松田定次 原作:横溝正史「本陣殺人事件」 昭和22年 白黒 *東京国立近代美術館フィルムセンター所蔵作品
2. 『獄門島 [総集編]』 監督:松田定次 原作:横溝正史 昭和24年 白黒 *東京国立近代美術館フィルムセンター所蔵作品
3. 『悪魔が来りて笛を吹く』 監督:斎藤光正 原作:横溝正史 昭和54年 カラー
4. 『三つ首塔』 監督:小林恒夫、小沢茂弘 原作:横溝正史 昭和31年 白黒
5. 『悪魔の手毬唄』 監督:渡辺邦男 原作:横溝正史 昭和36年 白黒
6. 『吸血蛾』 監督:中川信夫 原作:横溝正史 昭和31年 白黒
7. 『本陣殺人事件』 監督:高林陽一 原作:横溝正史 昭和50年 カラー
第2週 <異色作と異色俳優たち> 6月11日(土)~6月17日(金)
乱歩映画の最高傑作、三国連太郎主演「死の十字路」
和製クリスティー、仁木悦子の唯一の映画化作品「猫は知っていた」
誘拐ミステリと法廷ものを絡めた高木彬光傑作ミステリ「誘拐」
8. 『死の十字路』 監督:井上梅次 原作:江戸川乱歩「十字路」 昭和31年 白黒 *16mmで上映
9. 『蜘蛛男』 監督:山本弘之 原作:江戸川乱歩 昭和33年 白黒 *16mmで上映
10. 『影の爪』 監督:貞永方久 原作:シャーロット・アームストロング 昭和47年 カラー
11. 『誘拐』 監督:田中徳三 原作:高木彬光 昭和37年 白黒 *16mmで上映
12. 『最後の審判』 監督:堀川弘通 原作:W・P・マッギヴァーン 昭和40年 白黒
13. 『南郷次郎探偵帳 影なき殺人者』 監督:石川義寛 原作:島田一男 昭和36年 白黒 *16mmで上映
14. 『猫は知っていた』 監督:島耕二 原作:仁木悦子 昭和33年 白黒 *16mmで上映
第3週 <トリックの饗宴> 6月18日(土)~6月24日(金)
「天国と地獄」以前に走る列車でのトリックがある異色ミステリ「悪魔の囁き」。
原案はあの植草甚一というだけでも見る価値は充分。上原謙の怪演!
ミステリ好きの若尾文子のベストミステリ「私を深く埋めて」
15. 『悪魔の囁き』 監督:内川清一郎 原案:植草甚一 昭和30年 白黒 *デジタル上映
16. 『四万人の目撃者』 監督:堀内真直 原作:有馬頼義 昭和35年 白黒
17. 『わたしを深く埋めて』 監督:井上梅次 原作:ハロルド・Q・マスル 昭和38年 カラー
18. 『猟人日記』 監督:中平康 原作:戸川昌子 昭和39年 白黒
19. 『真昼の罠』 監督:富本壮吉 原作:黒岩重吾 昭和37年 白黒
20. 『肌色の月』 監督:杉江敏男 原作:久生十蘭 昭和32年 白黒
21. 『「空白の起点」より 女は復讐する』 監督:長谷和夫/原作:笹沢左保「空白の起点」 昭和41年 白黒
第4週 <七つの顔の映画だぜ> 6月25日(土)~7月1日(金)
チャンバラをピストルに変えて、千恵蔵の推理がうなる「多羅尾伴内」。
驚愕のトリックが話題の伝説のテレビムービー「乱れからくり」。
エドマクベインの傑作警察小説を映画化「恐怖の時間」。
22. 『多羅尾伴内 十三の魔王』 監督:松田定次 昭和33年 カラー
23. 『死者との結婚』 監督:高橋治 原作:ウィリアム・アイリッシュ 昭和35年 白黒
24. 『奴が殺人者だ』 監督:丸林久信 原作:樫原一郎「汚れた刑事」 昭和33年 白黒
25. 『二十一の指紋』 監督:松田定次 昭和23年 白黒 *16mmで上映
26. 『乱れからくり ねじ屋敷連続殺人事件』[テレビドラマ版] 監督:佐藤肇 原作:泡坂妻夫「乱れからくり」 昭和57年 カラー *16mmで上映
27. 『恐怖の時間』 監督:岩内克己 原作:エド・マクベイン「殺意の楔」 昭和39年 白黒
28. 『姿なき目撃者』 監督:日高繁明 原作:渡辺啓助「浴室殺人事件」 昭和30年 白黒
一般¥1200/シニア・学生¥1000
自由席定員制(99席)・整理券制 ★各回完全入替制
神保町シアター(千代田区神田神保町1-23/Tel.03-5281-5132/)
地下鉄「神保町駅」A7出口3分/JR「御茶ノ水駅」御茶ノ水橋出口8分
三省堂書店すずらん通り側出口対面・浅草厨房の角入る
書籍
文壇挽歌物語
大村彦次郎
平成23・2011年4月10日第一刷 筑摩書房 ちくま文庫
A6判 カバー 581+14ページ 本体1500円
初刊・旧版:2001年5月15日 筑摩書房
関連箇所
第十二章 > 5 p505ー515
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文壇挽歌物語
第十二章
5
昭和四十年七月二十八日午後四時十一分、日本の推理小説の開拓者で、また斯界の大御所としても知られた江戸川乱歩が脳出血により池袋の自宅で死去した。七十歳。晩年は難病のパーキンソン病に苦しめられ、意識はしっかりしながらも日常の言語動作に支障をきたした。生前、みずからの名を冠した江戸川乱歩賞の選考会も昨年は乱歩の健康を案じて乱歩邸で催され、そのときはどうにか椅子へも腰掛けられ、応募原稿の一部にも目を通すことができたが、今年はもうそれもかなわなかった。折柄の推理小説の流行にも立ち会えず、老来募る病勢に遣り切れぬ鬱憤と寂寥の日々を送らざるを得なかった。
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筑摩書房:文壇挽歌物語
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毎日jp
平成23・2011年5月11日 毎日新聞社
ちばみなと研究所:房総半島を探求する 千葉街道の聖地「八幡の藪知らず」 /千葉
国井朋子、山縣章子、前田浩智
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ちばみなと研究所:房総半島を探求する 千葉街道の聖地「八幡の藪知らず」 /千葉
◇小さな森に数々の伝説
景気低迷の長期化のなかで大震災、原発事故が続き、不透明感を増すご時世だが、古くから人や車が行き交ってきた千葉街道(国道14号)沿いの市川市中心部に、小さなほこらと鳥居、うっそうと竹や樹木が茂る一角がある。周辺は石の柵で囲まれ、地元の人からは「八幡の藪知らず」(同市八幡2)と呼ばれてきた。広辞苑にも登場しており「迷うことの例え」などと説明されている。実際の森は、富士山の樹海のように、とても迷うほど広いように見えないのだが、そう言われると、いわく言いがたいオーラを発しているようにも思えてくるのが不思議。「八幡の藪知らず」とはどういう存在なのか、その藪の中にしばし分け入ってみよう。【研究員・国井朋子、山縣章子】
◇広辞苑もお墨付き
地図上で計測すると藪知らずは幅三十数メートル、奥行き20メートル程度で、600平方メートル(180坪)程度の敷地を間近で見上げると、10メートルはあろうかという孟宗竹の先端が、生き物の手足のように頭上にしなだれかかってくるよう。枝は吹く風に揺られざわめき、密集して生える幹の先が当たりコツコツと音をたてるのが聞こえる。周辺は住宅や商店が建ち並ぶにぎやかな市街地なのだが、藪の間に流れる空気だけは、かすかに異界の気配を漂わせる。
「藪知らずって何なんですか?」。とりあえず、事情を知っていそうな近所の人に聞いてみた。80歳代の男性は「かつては(将軍家の直轄地だった近隣の)行徳の土地で立ち入り禁止だったと聞いた。昔は、春になるとタケノコを勝手に取った人がいたなんてうわさがあった。面積はだいぶ小さくなった気がする」と振り返る。70歳代の女性も「昔はなんとも言えない怖さがあったけれど、今では何でもなくなっちゃったわね」と笑う。ありがたみも薄れたかと思いきや、30代の女性は「いろいろな伝説があるとは聞かされています。確かにいわくありげな雰囲気ですよね」と声を落とす。
その通り。広辞苑までがそのミステリアスさにお墨付きを与えているのだ。いわく「八幡不知森(しらずのもり)ともいい、ここに入れば再び出ることができないとか、祟(たた)りがあるとかいわれる。転じて、出口のわからないこと、迷うことなどのたとえ。やわたしらず」。
◇「黄門さま」も登場
江戸時代から藪知らずは、大都市・江戸に近い行楽地であった市川の名所のひとつとしても記されている。当時の地誌や紀行文には「禁足地」(立ち入り禁止エリア)として描かれる。
たとえば、江戸中期の寛延年間に記された地誌「葛飾記」はその理由として、「是は平親王将軍(平将門)、平の貞盛の矢にあたり(略)六人の近習(きんじゅう)、此所迄慕(した)ひ来り、土の人形と顕(あらわ)れ(略)依って、此中の土を踏む者は、その祟りにて死して出でざると也。其所、昔より里諺(りげん)に云ひ伝へたり」と記す。藪は、天下統一の志半ばで倒れた将門伝説の一端を担っているのだ。
市立市川歴史博物館によると、藪知らずの北東約4キロの台地には、将門が築いた出城・大野城跡だとの言い伝えがある場所がある。城跡周辺では、将門を裏切ることになる桔梗姫にちなんでキキョウは植えず、将門征伐を祈願した成田山は参拝しない、などの風習が伝わっていたという。
「黄門さま」で有名な水戸藩の徳川光圀も藪の謎に挑戦したとされる。黄門さま自身が、藪に分け入り、神の怒りに触れたという伝説が、後に錦絵で広まるなど、藪知らずにまつわる伝承は尽きない。「諸国に聞えて名高き杜也。魔所也といふ」とも紹介する江戸後期の文化年間にまとめられた「葛飾誌略」では、日本武尊(やまとたけるのみこと)が陣を開いた跡である、などと説明する。
諸説入り乱れる中で、大正時代に記された「県東葛飾郡誌」の筆者はやや野心的で、諸説を網羅しまとめあげた。禁足地の由来として挙げた諸説は、前述の行徳村の共有地説や、将門や黄門さまに関する由来のほか、近くの葛飾八幡宮の神仏の分霊を移してまつった旧地説や、貴族などをまつった古墳説のほか、くぼ地で人が落ちると脱出できない底なし池説まで挙げる。
確かに、藪知らずが、殺生を避け、生き物を逃がす「放生池」の跡地であったとする指摘がある。古くから鳥や魚を野や海に放つことで殺生を戒める「放生会(ほうじょうえ)」と呼ばれる行事が葛飾八幡宮でも行われており、市川市教委が藪近くに設置した看板には「藪知らずの中央がへこんでいることからすると(略)放生池の跡であるという可能性が十分に考えられる」と記してある。
◇漱石の心も捉えた
ミステリアスな藪知らずの存在は、夏目漱石や江戸川乱歩の心も捉えた。漱石は虚栄を貫くために全てを犠牲にして自滅した女性の悲劇を描いた「虞美人草」で、若者の宗近が、自分の縁談について父と話す際、相手側があれこれ理由をつけて話の要領を得ない様子を「まるで八幡の藪不知へ這入ったようだものだ」と語る。江戸川乱歩は恋人を殺された主人公が事件の真相を探るべく島に向かう「孤島の鬼」で「八幡の藪知らず」という章を立て、鍾乳洞に続く深い洞窟や横穴の様子を「八幡の藪知らずみたいになっているかもしれない」と表現した。
最近ではミステリ作家の大御所・内田康夫さんの推理小説「中央構造帯」に登場。おなじみの名探偵・浅見光彦が難問を解決するシリーズで、銀行内の不良債権処理問題と平将門伝説がテーマとなる作品。作中、エリート銀行員の他殺体が「八幡の藪知らず」で見つかる。なぜここが遺棄現場に選ばれたのかという疑問は、ミステリーの謎を解くカギの一つになる。
伝承の多様さには、ただただ研究員も驚くばかりで、諸説に想像をかき立てるものがあるのは確かだが、狭い街の一角の小さな森が、平成の世となった今も人々の心をひきつけ続ける理由はなぜか。
「伝説は時代時代で移り変わるものなんですよ」と、市川市文学プラザ司書の根岸英之さんは話す。「藪知らずは聖地として存在しており、入ってはいけないという理由は後からついてきたのでは」と根岸さんは解説する。
確かにそう言われると、前出の「県東葛飾郡誌」もさんざん諸説あげた末、「千古の不可思議を秘めて幾世に伝はらん」と記していることに気付いた。
いつの世も、独特の雰囲気を持つ土地には物語を生み出す力があるのだろう。迷いさまよい、出口がわからないことこそが、長い歴史の中で語り継がれるエネルギーとなる。藪知らずは、これからもさまざまな物語を生み出し続けるのだろう。
◇参考資料
▽「市川の文学」市川市教委▽「いちかわ時の記憶」同▽「藪しらずの怪」市川市博物館友の会講演レジュメ
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◇研究所長の感想
2カ月ぶりの研究再開。テーマが「藪知らず」だけに、迷ったままで終わった感が否めない。でも、所長失格だが、今回はこれでよかったとも思っている。大震災で自然の圧倒的なパワーと脅威を見せつけられたばかり。謎が残っている方が、自然に対する敬意を忘れない気がする。【前田浩智】
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◇設立趣旨
毎日新聞千葉支局に設立された仮想シンクタンク「ちばみなと研究所」は、県内の毎日記者が研究員を兼ね、房総半島の謎や不思議に迫ります。想像力が時にとっぴな結論を導くとしてもどうかご容赦を。テーマ提案や情報提供も歓迎します。あて先は〒260-0026千葉市中央区千葉港7の3毎日新聞千葉支局内「ちばみなと研究所」。電子メールはchiba@mainichi.co.jp
毎日新聞 2011年5月11日 地方版
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スポーツ報知
平成23・2011年5月10日 報知新聞社
あの日のカバー絵とともに、明智小五郎や怪人二十面相が復活!…ポプラ社「少年探偵シリーズ」
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あの日のカバー絵とともに、明智小五郎や怪人二十面相が復活!…ポプラ社「少年探偵シリーズ」
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少年探偵シリーズ「怪人二十面相」
怪人二十面相の暗躍と小林少年の活躍を描いたポプラ社文庫クラシック「江戸川乱歩・少年探偵シリーズ」(全26巻)が、30~40代を中心に注目を集めている。子どもの頃に読みふけった、あのシリーズが、少し不気味で懐かしいカバー絵もそのままに完全復刻。“昭和テイスト”あふれる企画に携わった担当者に裏話を聞いた。一方、児童書でなじみの同社は、大震災避難所の子どもたちに、作家が絵本などを読み聞かせ、寄贈する活動を10日から始める。
青銅の魔人、電人M、夜光人間、サーカスの怪人…。題名を聞くだけでゾクゾクする年代の“大人”は多いはず。おどろおどろしくも、心引かれた独特の表紙絵とともに、二十面相と小林くんの物語が復活した。企画を進めた文庫編集部の吉川健二郎編集長(36)は「みなさんが覚えてらっしゃるのは、あの表紙絵だろうから、そのまま復刻するのが面白いと考えました」と振り返る。
今の大人が読んだ大判のオリジナルは、1964年に刊行され、99年ごろまで刷りを重ねた。現在は絵柄や表現を“今風”に変えたシリーズを刊行中。同社では、3年前に大人向け文庫を立ち上げており、当時公開された二十面相映画との連動などで、今回の復刻企画が持ち上がった。
特徴的な表紙絵は、柳瀬茂画伯が中心に手がけた。復刻に当たり「原画は保存されていなかったので、苦労しました」という。結局、社内の「保存状態がよくキレイな本」から、挿絵も含め、スキャニングしてデータに取り込むという“現物コピー”で対処した。表題外側の四角い枠部分もそのままコピー。つまり、枠で隠れた部分の原画に何が描かれていたかは、「今となっては永遠の謎ですね」(吉川編集長)。
オリジナルも、文章は刷りを重ねるうちに何度も直しが入った。だが「やるなら、最初のものをそのまま復刻しないと意味がない」とこだわり、社内に初版本がないものは、国会図書館で探し、著作権者の許可を得て、文章をコピーしてきた。ふりがなも極力、そのまま。今の出版コードに抵触するような表現も残した。
オリジナルは全46巻だが、殺人など大人向けの話を、乱歩の弟子が子ども向けに書き直した巻も多い。復刻文庫では、乱歩の手による少年探偵もの26巻だけを選んだ。徹底して「オリジナル」にこだわっている。
「表紙絵を含め当時ドキドキしながら読んでいてくださった方に、今、まさに“大人買い”していただければ、と思います」。同文庫では、同様に復刊した怪盗紳士アルセーヌ・ルパン全集もある。子どもの頃の気持ちに戻って読んでみては―。
◆被災者に朗読活動 近年は一般書にも力を入れているが、もともとは児童書で知られるポプラ社。東日本大震災で避難している子どもたちのために、作家が絵本などを朗読する「読み聞かせ隊」の派遣や図書の寄贈などの応援活動を10日からスタートさせる。
参加予定作家は「ズッコケ三人組」の那須正幹氏、「かいけつゾロリ」の原ゆたか氏ら。吉川編集長は「被災して、子どもたちが本を失ったり、図書がなくなった学校もあると聞きます。徐々に活動を広げて、応援していきたい。いつかみなさんが、もう一度本を手にした時、その中に少年探偵シリーズも入っていると、うれしいですね」と話していた。10日は町長が被災し亡くなった岩手県大槌町に原氏が向かう。
(2011年5月10日06時00分 スポーツ報知)
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平成23・2011年5月8日 産経新聞社、産経デジタル
東京・池袋 江戸川乱歩「怪人二十面相」 世情伝える作品を生み出した邸宅
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【珠玉作の舞台を訪ねて】
東京・池袋 江戸川乱歩「怪人二十面相」 世情伝える作品を生み出した邸宅
2011.5.8 12:00
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東京都豊島区西池袋にある江戸川乱歩邸
怪人二十面相は、大豆ほどもある虹色の宝石を予告して奪った。追いつめる明智小五郎探偵と助手、小林芳雄少年。「じゃまっけな小僧ども」はひるまず飛びかかる。逮捕後、明智は両手を広げ、駆け出てきた小林を抱きしめた。「うらやましいほど親密な先生と弟子」の「美しい、ほこらしい光景」だった。
児童向け読み物の金字塔、少年探偵シリーズを生んだ江戸川乱歩の邸宅は、東京・池袋駅から西へ600メートル、立教大学の先にある。大正、昭和初期に46回の転居を経て定住。昭和40年、71歳で亡くなるまで31年間、数々の作品を生み出した洋館は毎週金曜に公開、乱歩が「幻影城」と呼んだ土蔵は特別公開される。
乱歩邸の西側、同区千早は妻がありながら別の女性を愛し「欲情の形式が一変したほど」深く結ばれた男の物語「十字路」に登場する。
妻を溺愛した男も描くなど、正義だけでなく、男女の機微、戦災孤児、復員兵といった世情も伝える乱歩ワールド。だが、今も子供たちの入り口は「二十面相」だ。
【作品名】江戸川乱歩「怪人二十面相」(ポプラ社)
【場所】東京都豊島区西池袋
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