演劇
RAMPO 2011 江戸川乱歩の小説にもとづく室内オペラ
平成23・2011年8月24日 東京オペラシティ(新宿区西新宿)
主催:ヌオヴォ・ヴィルトゥオーゾ
原作:江戸川乱歩「陰獣」
台本:原口啓太
作曲:土屋雄(第一幕)、鈴木純明(第二幕)、由雄正恒(第三幕)、小櫻秀樹(第四幕)
キャスト:太田真紀(小山田静子)、春日保人(明智小五郞)、清水那由太(緑川警部、平井太郎)、坂田守(舞踊)
指揮:初谷敬史
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雑誌
ビジネスジャンプ 9月7日号
平成23・2011年8月17日発売 第27巻第18号(通巻734号) 集英社
B5判 328ページ 定価290円(本体276円)
江戸川乱歩異人館
山口譲司
連載第18回〈異人ノ九 裏・額男~押絵と旅する男~〉 p104ー128
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ビジネスジャンプ:『江戸川乱歩異人館』 山口譲司
書籍
よろずのことに気をつけよ
川瀬七緒
平成23・2011年8月8日第一刷 講談社
B6判 カバー 347ページ 本体1500円
第57回江戸川乱歩賞受賞作
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よろずのことに気をつけよ
第一章
1
文化人類学と言っても分野はいろいろある。
習慣や信仰、神話から都市伝説に至るまで、民間伝承の要素があれば成り立つ学問だと言えるだろう。なかには「呪術」なんてものを専門にしている変わり者もいる。埃をかぶった古文書を紐解き、各地に残る風習を拾い集めて、呪術の系譜を明らかにしようというわけだ。
いざやってみれば、夢中になるほどおもしろい。そのうえ、読める日本語でいくつかの論文を書きさえすれば、博士号を取ったりできるのだから充実感もついてくる。
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講談社BOOK倶楽部:よろずのことに気をつけよ
書籍
江戸・東京 歴史ミステリーを歩く
編:三津田信三
平成23・2011年8月19日第一版第一刷 PHP研究所 PHP文庫
A6判 カバー 253ページ 本体590円
初刊・旧版:ワールド・ミステリー・ツアー 13 4 東京篇|1998年11月10日 同朋舎
関連箇所
第7章 乱歩の東京幻想空間に彷徨う
三津田信三
p161ー183
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第7章 乱歩の東京幻想空間に彷徨う
三津田信三
「D坂の殺人事件」 一九二五年(大正一四)一月『新青年』第六巻第二号
学校を出たばかりの“私”は職につくこともなく、本を読んだり散歩に出たり、また喫茶店巡りをしたりと、毎日ぶらぶらしていた。
その日も下宿近くのD坂にある白梅軒で冷しコーヒーを飲みながら、ぼんやりと窓の外を眺めていた。通りの向かいには古本屋がある。この古本屋の細君というのが官能的な美人で、どこか男を惹きつける魅力があった。
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PHP研究所:江戸・東京 歴史ミステリーを歩く
催事
ヤン&エヴァ シュヴァンクマイエル展
前期:the works for Japan
平成23・2011年7月22日ー8月14日 京都府京都文化博物館別館ホール(京都市中京区三条高倉)
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seika∞sekai 京都精華大学ブログ
Date_ 2011.08.05 16:30
個人的に、江戸川乱歩の「人間椅子」についての作品が
展示されているゾーンの演出がよかったです。
椅子にかけられた布の端が人間の指みたいでした。
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触覚と想像力の関係をテーマに作品を制作している
シュヴァンクマイエル氏は、
「人間椅子」からインスピレーションを受けて、
実験的な作品をいくつも制作しています。
このゾーンではその作品が展示されています。
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京都府京都文化会館:別館ホール
書籍
衛生博覧会を求めて 荒俣宏の裏・世界遺産3
荒俣宏
平成23・2011年7月25日初版 角川書店 角川文庫16641
発売:角川グループパブリッシング
A6判 カバー 291ページ 本体819円
初刊・旧版:1997年6月1日 ぶんか社
関連箇所
3 乱歩の呪縛にはじまる
イントロダクション > p35ー49
5 有田ドラッグと恐怖の広告
第一部 衛生博覧会とは何か > p111ー126
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3 乱歩の呪縛にはじまる
衛生博覧会というと、本書の著者には探偵小説作家、江戸川乱歩のことがどうしても想起される。実際、多くの人々がこの想像力をそそる言葉に出会ったのは、乱歩の小説の中であったのではなかろうか。
たとえば、乱歩はこの種の催しが流行していた昭和十二年(一九三七年)前後の風景として、U公園(上野公園と考えられる)にある科学陳列館で行なわれていた展示のおどろおどろしさを、小説『悪魔の紋章』の中で次のように描写している。
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5 有田ドラッグと恐怖の広告
しかし、大正から昭和にかけて、このような猟奇的な見世物を見た人が、えもいわれぬ恐怖の記憶とともに「衛生博覧会」なる名を思い浮かべた裏には、じつのところ、さらに別の要因もあった。
有田ドラッグの出現である。
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角川書店・角川グループ:衛生博覧会を求めて
雑誌
国語国文 第80巻第6号
平成23・2011年6月25日 922号 中央図書出版社
編:京都大学文学部国語学国文学研究室
A5判 53ページ 定価680円(本体648円)
江戸川乱歩「闇に蠢く」論
宮本和歌子
p39ー53
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江戸川乱歩「闇に蠢く」論
宮本和歌子
一、はじめに
「闇に蠢く」は、雑誌『苦楽』に大正一五年一月から一一月まで連載(四月・八月は休載)されたまま中絶し、翌年、現代大衆文学全集第三巻『二銭銅貨』(昭和二年一〇月平凡社)収録の折、完成された長篇小説である。「探偵小説三十年」(昭和ニ六年七月『宝石』)によれば、「生れて初めての長篇連載を注文」され、「何かエロテイックなオドロオドロしきもの」を書こうと考えていたが、他の連載作品同様、筋がほとんどできていないまま執筆を開始したという。連載第一回目は、「谷崎潤一郎ばり」と当時の『苦楽』編集長川口松太郎にほめられたものの、「もともと短篇作家型の性格」であり、「首尾一貫した本当の意味の長篇小説を、一度も書いていない」との理由から、「この『苦楽』の長篇依頼も、純粋な考え方からすれば、むろん断るべきであつた」(「探偵小説三十年」昭和ニ六年七月『宝石』)ところを引き受けてしまったとしている。「辷り出し好調であつたにもかかわらず、三、四回目あたりから、困りはじめた。人肉を啖う話など、最初は少しも考えていなかつたのだが、筋のない苦しまぎれに、結局どぎついものを入れることになつた。そうしなければ場が持てなかつた」、「結局『闇に蠢く』は断続して九回連載したきり、うやむやに中絶してしま」(「探偵小説三十年」、昭和二六年八月『宝石』)ったと、乱歩自身のこの作品に対する評価はあまり良いものではない。
ウェブニュース
大阪日日新聞
平成23・2011年7月30日 新日本海新聞社大阪本社
江戸川乱歩(下)
三善貞司
Home > 連載・特集 > なにわ人物伝ー光彩を放つー > 記事
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なにわ人物伝 -光彩を放つ-
2011年7月30日
全集災い、検閲で発禁同然に 戦後推理小説界発展に尽力
三善 貞司
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江戸川乱歩=『日本近代文学大事典』
推理小説のパイオニア江戸川乱歩は、大正15(1926)年大阪から東京に移り、『闇に蠢(うごめ)く』『湖畔亭事件』『パノラマ島奇談』『お勢登場』『鏡地獄』などの、かつて日本にはなかった神秘・怪奇小説を次々に発表する。大衆的人気を集めただけではない。詩人萩原朔太郎でさえ、「ファンタジックな残酷美がある」と激賞したぐらいだ。
しかしこれらの作品は、人肉嗜好(しこう)やレンズによる浴室のぞき、球体鏡の内面恐怖といった異常心理を下敷きにしており、エスカレートするに従って作者の神経を痛め続けた。翌昭和2(27)年『一寸法師』を最後に絶筆宣言をして旅に出るが、ひどい躁鬱(そううつ)病に悩み、医師も腕を拱(こまぬ)くありさまとなる。
同4年ふたたび筆を執るが、『陰獣』『蜘蛛(くも)男』『黒蜥蜴(とかげ)』などのゲテモノ化した通俗小説に走り、文壇は顔をしかめた。自分でも自分に絶望した乱歩が、無邪気な子どもに立ち返るつもりで書き始めたのが、同11年から「少年倶楽部」に連載する『怪人二十面相』である。変幻自在に出没する変装の名人二十面相と、聡明(そうめい)で正義を愛する名探偵明智小五郎、小五郎の助手で利発な小林少年の三者が織り成すトリックや人間模様は、少年少女たちに爆発的人気をもたらした。ブームに目を付けた平凡社が、『江戸川乱歩全集』を出版したほど人気を集める。
だがこの全集が災いとなる。同16年12月、日本は無謀な太平洋戦争に突入。言論は統制され厳しい検閲を受けるが、全集に収録された乱歩の旧作『芋虫』が反戦文学だと削除を命じられ、以後彼の作品は発禁同然となった。この事件は生活態度まで一変させる。人間嫌いでつきあい下手だった乱歩は、突然隣組防空班長になり、戦闘帽にゲートル姿で防空演習の指揮をとる。物資配給の世話をして地域の人々のために献身的に働く。かと思えば不眠症に悩み、徹夜してポーやトレントら外国作家のトリックを研究翻案し、発表のあてのない原稿を書き続ける。「乱歩先生はきさくで社交的だ」「とんでもない。自分の穴に閉じこもる孤高の人だ」と、知人たちの評価が正反対に分かれるのは、このせいである。
終戦後の乱歩は、ひたすら海外の推理小説の紹介や評論活動、あるいは昭和22年には「探偵作家クラブ」を結成して会長になり、また雑誌「宝石」の刊行に協力して若手作家たちの育成に努め、推理小説界の発展に尽力した。「乱歩の才能は枯れた」「トリックのネタが尽きたのであろう」などの悪口も聞こえるが、同26年刊の評論集『幻影城』を読めば、学問的な立場で推理小説の文芸的地位の向上を目指したことが、はっきりと分かる。その3年後刊の類別トリック集成ともいえる『続・幻影城』と合わせて、推理小説を志す者のバイブルであろう。
乱歩の作品は、異常な怪奇心理と妖美性にあふれているため、その人物像も誤解された部分が多い。前記のように相反する知人たちの言葉から、二重人格だとか、同性愛好者だとか、サドとマゾの両面をもつ不気味な密室型作家だなどと言う人もいるが、いずれも作品内容と作者の人格を混同するからである。また酒席は好んだが元来酒には弱く、無理に忘我の境地を体験したくての飲酒だったと思われる。学生時代に陶酔した数奇な人生をたどるポーへの憧れも、人に倍して強かった。
同38年「推理作家協会」初代理事長に就任するが、難病パーキンソン氏病に苦しみ、同40年7月、71歳で死亡した。
「うつし世は夢 夜の夢こそまこと」、まるで中国の哲学者荘子のような言葉を、よく色紙に書いている。同36年刊『探偵小説四十年』は自伝的推理小説史で、彼を知る最高の手掛かりになる。異能の植物学者岩田準一から得た知識も、彼の独自の世界を補強する。
(地域史研究者)
催事
第6回新池袋モンパルナス西口まちかど回遊美術館
平成23・2011年7月28日ー8月10日 池袋西口周辺エリア
主催:新池袋モンパルナス回遊美術館実行委員会
旧江戸川乱歩邸特別公開
7月29日、31日
8月1日、3日、5日、7日、8日、10日
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第6回新池袋モンパルナス西口まちかど回遊美術館:Home
催事
第25回残月祭
平成23・2011年7月24日 ルナ・ホール(兵庫県芦屋市業平町)
テーマ:妖しの世界への誘いー谷崎・乱歩・横溝ー
主催:芦屋市谷崎潤一郎記念館
第一部 講演
「谷崎文学とミステリー」有栖川有栖
第ニ部 シンポジウム
有栖川有栖、平井憲太郎、山口直孝、永井敦子
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芦屋市谷崎潤一郎記念館:Home
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