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Posted by 中 相作 - 2013.04.09,Tue

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女性自身
 平成25・2013年4月7日 光文社

美輪明宏 三島由紀夫に何度も「やってくれ!」と口説かれる【美輪明宏】
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美輪明宏 三島由紀夫に何度も「やってくれ!」と口説かれる【美輪明宏】


2013年04月07日 07:00


4月5日の『ル テアトル銀座』から、原作・江戸川乱歩、脚本・三島由紀夫、演出・美術・衣装・主演・美輪明宏による伝説の名舞台『黒蜥蜴』が5年ぶりに再演される。女盗賊・黒蜥蜴を追う名探偵・明智小五郎が丁々発止と散らす恋の火花と”究極の対決”。この名舞台誕生のいきさつを美輪さんが語ってくれた。


16歳のとき、バイト先でシャンソンを歌っていたころ、先代・中村勘三郎、江戸川乱歩、三島由紀夫、川端康成などそうそうたるメンバーと知り合い、かわいがられていた美輪さん。’67年に、寺山修司が美輪さんのために書いた戯曲『毛皮のマリ―』上演中の劇場に三島由紀夫が現れたという。


「そのとき『黒蜥蜴』をやってくれないかと、頼まれました。でも『黒蜥蜴』はその数年前に一度、先代の水谷八重子さんが演じていたので、”仁義にもとりますから、それはご勘弁ください”と言って、お断りしたんです。私は彼女とも仲良しでしたから。すると今度は自宅に電話がかかってきた……」


三島はプライドが高く、一度断られると二度と口にしないような人だったという。そんな人が『もう一度考え直してくれないか』と。それでも美輪さんは丁重に断ったのだが、また電話がかってきたという。これはよほどのことだろうと感じた美輪さんは事情を聞いてみた。


「すると、ある人から『三島の芝居は鹿鳴館しか当たらない』と言われたことが悔しくてたまらなかったらしく、『見返してやりたい』と……。『あの寺山の難解なセリフをまったく日常会話のように観客に伝えていた。君なら、僕のレトリックだらけのセリフを操ることができる。あれは誰にもまねができない”超絶技巧のセリフ術”だ』と」


三島がそこまで言うのなら、と美輪さんは引き受けることにしたという。初演は’68年4月、渋谷の東横劇場。美輪さんが『黒蜥蜴』原作者の江戸川乱歩、脚本を書いた三島由紀夫と出会って17年後のことだった。


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Posted by 中 相作 - 2013.04.09,Tue

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MANTANWEB
 平成25・2013年4月7日 毎日新聞デジタル

中島歩:美輪明宏が見いだした新人俳優 舞台「黒蜥蜴」でデビュー
 Home > エンタメ > 記事

中島歩 : 美輪明宏が見いだした新人俳優 舞台「黒蜥蜴」でデビュー


2013年04月07日




美輪明宏さんが主演する舞台「黒蜥蜴」で俳優デビューした中島歩さん


 歌手の美輪明宏さんが主演・演出を務める舞台「黒蜥蜴(とかげ)」が4日から「ル テアトル銀座 by PARCO」(東京都中央区)で上演されている。美輪さんが演じる女盗賊の愛人役は、約200人の中からオーディションで選ばれ、見事、その座を勝ち取り今作で俳優デビューした中島歩さんだ。88年10月生まれの24歳で、183センチの長身に端整な顔立ちをもつ中島さんに、美輪さんとの日々や、自身の素顔について聞いた。(毎日新聞デジタル)


 ◇モデルから役者へ転身 美輪さんからは細かな指導


 中島さんが演じるのは黒蜥蜴に“拾われ”て愛人になる美しい青年・雨宮潤一。中島さんはこれまで、モデルをしながら役者を志望していたが、本格的に演技をするのは今作が初めて。美輪さんを前にしたオーディションでは台本を読む「本読み」だけが行われ、受かった時は「人生で一番うれしかった」と振り返る。


 合格後、美輪さんと初めて会ったのは同作の写真撮影。美輪さんから細かな指示を受けながら行う撮影は「それまで(のモデルの仕事)とはわけが違った。僕がいいと思うものが、はたして美輪さんがいいと思うものなのかと思うと、“何もできません状態”。汗をだらだらかきながら撮影しました」と緊張し通しだった。


 その後、美輪さんが求める美の世界観を知るため、薦められた「天井桟敷(さじき)の人々」「第三の男」「オルフェ」など、数多くの映画作品を鑑賞。また「もっと体を大きくするように」という指示を受け、体重を増やそうと「食べて、筋トレして、走って、プロテイン飲んで、飯を食って」を繰り返した。ほかに作中に登場する実際の場所を訪れてみるようにと言われ、黒蜥蜴と雨宮が出会った場所とされる聖徳記念絵画館(東京都新宿区)など、現地でせりふのけいこをしたという。


 ◇美輪さんと僕は黒蜥蜴と雨宮の関係


 オーディションで選ばれたとはいえ、美輪さんが中島さんの長所や魅力を面と向かって語ることは「一切ない」。「なにもほめられないです。『ちょっとよくなった』と言われるぐらい。手取り足取りで(美輪さんから)『本当に手がかかるわね』って言われて。ごめんなさいっていう気持ち」と明かし、「必死で食らいついています」という。


 一方で、「オーディションで美輪さんに選んでいただいて、稽古(けいこ)で落ち込んで……という自分のストーリーこそが雨宮に反映できる。それこそが黒蜥蜴と雨宮の関係。(美輪さんが)そうしてくださっているんだと思います」と目を輝かせた。そして「美輪さんはやっぱり魅力的。演出の時もすごく丁寧で的確」と語り、「美輪さんに認められるための芝居」をすることも、自分と雨宮の共通点だと話した。


 舞台では「純粋ゆえのみじめさがある雨宮を見てほしい。彼の人生が変わっていく瞬間を見ていただければと思う」と語り、「(芝居の)最後に彼が本当の自分の幸せに気づく瞬間は胸を打つものがある。自分で思い込んでいる(人生の)“呪い”みたいなものが解けていくところがすばらしいシーン」と力を込めた。


 ◇大学では落研、おしゃべりキャラ


 「小さい頃から目立ちたがり屋だった」という中島さん。普段のキャラクターを聞くと「冗談しか言っていないタイプ。おしゃべりです」という。高校では漫才をしていたほか、コピーバンドでギターとボーカルを担当。大学では軽音楽部と迷った末、落語研究会に4年間、所属した。


 中島さんは「演じることのデビューは落研かもしれない」と振り返り、俳優を志すようになったきっかけを「自分の体と声とを使って表現することがフィットした。平凡な人生だったので物語に身を投じることで大きく心が動いたりすることが魅力だった」。古今亭志ん朝が好きで、落研では「火焔太鼓(かえんだいこ)」、「崇徳院(すとくいん)」、「宿屋の富」などを披露していたという。


 舞台「黒蜥蜴」は江戸川乱歩原作、三島由紀夫脚本。1934年に小説が発表され、1961年に三島が脚本を発表。翌年に美輪(当時は丸山明宏)さん主演で初演された。美輪さん演じる美貌の女盗賊・黒蜥蜴と探偵・明智小五郎の対決が、ドラマチックかつスリリングに描かれている。美輪さんは同作の美術や衣装も手がけた。5月6日まで「ル テアトル銀座」で上演された後、大阪、名古屋、仙台など全国7カ所で上演予定。


 ◇プロフィル


 なかじま・あゆむ。88年10月7日生まれ。宮城県出身。O型。趣味・特技は落語、釣り、写真、ギター。空手初段、書道準二段の資格と、国語(中学・高校)の教員免許を持っている。

Posted by 中 相作 - 2013.04.09,Tue

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伊賀タウン情報YOU
 平成25・2013年4月7日 ユー

近鉄名張駅前に江戸川乱歩像 名張ロータリークラブ50周年に合わせ除幕式
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近鉄名張駅前に江戸川乱歩像 名張ロータリークラブ50周年に合わせ除幕式


編集部 (2013年4月 7日 12:36)




 名張市が生誕地の小説家、江戸川乱歩の全身ブロンズ像が、同市平尾の近鉄名張駅東口に完成した。名張ロータリークラブ(川地清広会長)の創立50周年に合わせ4月7日に除幕式が開かれた。【創立50周年に合わせて除幕された江戸川乱歩の等身大像=名張市平尾で】


 同クラブが創立50周年事業として建立したもので、高さ約1・8メートル。江戸川乱歩の孫にあたる東京池袋西ロータリークラブの平井憲太郎さんの協力で、ブレザーを着てベレー帽をかぶった晩年の姿を像にしたという。


 除幕式には会員の他、平井さんや亀井利克市長など来賓ら約50人も出席。平井さんは「作家という職業なので若干姿勢を猫背ぎみにしてもらった。親近感を持って見てもらえるのでは」とあいさつ。亀井市長は「市民にとってより身近な存在になるのでは」と話した。


 同クラブの川地会長は「渋谷のハチ公のように乱歩像の前が待ち合わせ場所になるような、名張の新しいシンボルになってもらえれば」と語った。


Posted by 中 相作 - 2013.04.07,Sun

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 平成25・2013年4月4日 メディアジーン

この春、原作と映像で2倍楽しめる! 映像化が決定したミステリ小説たち
 六島京
 Home > ライフスタイル > 記事

この春、原作と映像で2倍楽しめる! 映像化が決定したミステリ小説たち


2013.04.04




最近のテレビドラマや映画は、ミステリ小説が原作という作品が多くなりましたね。小説の映像化は賛否両論あると思いますが、そこは敢えて別物と割り切って楽しんでみてはいかがでしょう?


今回は、この春以降に映像化が決定したミステリ小説をご紹介します。




『金田一耕助VS明智小五郎』(角川文庫)


まずはフジテレビでドラマ化が決まった芦辺拓著の『明智小五郎VS金田一耕助』です。2大名探偵が共演というミステリファンにはたまらない「パスティーシュ(作風の模倣)」小説の短編集です。


物語の舞台は昭和12年の大阪。老舗薬種商の「鴇屋蛟龍堂」は元祖と本家に分裂、お互いをにらみ合うように建っていました。両家の争いが惨事から大事件に発展し、ついに若き名探偵・金田一耕助が真相解明に乗り出します。もう一人の名探偵・明智小五郎も同じ事件に興味を持ち、現地に向かいます。>ラストはあっと驚く仕掛けになっており、両探偵ファンの私は思わずニヤリとしてしまいました。


ドラマの題名は「金田一耕助VS明智小五郎」と両者の名前が逆になっており、金田一を山下智久、明智を伊藤英明が演じます。お2人がどのような名探偵を演じられるのか楽しみですね。原作を先に読んだ私は「この部分はどうやって映像化するのだろう?」などと早くも期待しています。放送日未定ですので、首を長くして待ちましょう。




『探偵はひとりぼっち』(ハヤカワ文庫)


続いては東直己著の『探偵はひとりぼっち』です。札幌はすすきのを舞台に活躍する探偵シリーズの第4作目。痛快なハードボイルド作品は男性に人気があります。みんなの人気者だったオカマのマサコちゃんが何者かに殺害されます。若い頃にマサコちゃんと愛人関係だった代議士が、スキャンダルを恐れて殺害したのではないかという噂が流れ、探偵の「俺」は調査に乗り出します。


映画の題名は「探偵はBARにいる2」となっており、2011年に公開された「探偵はBARにいる」(原作は『バーにかかってきた電話』(ハヤカワ文庫))の続編です。主演の探偵役は北海道出身の大泉洋。その相棒を務めるのは松田龍平です。前作を観ましたが、2人の掛け合いもさることながら、アクションシーンが文句なしにかっこ良く、大泉洋の新たな一面が垣間見えたのが印象的でした。


原作の探偵とはイメージは違いますが、今回も大人の男性の魅力がたっぷり詰まった作品になること間違いナシです。映画の公開は5月ですので、原作未読の方はお早目にどうぞ。




『二流小説家』(ハヤカワ・ミステリ文庫)


最後は海外作品から、ディビッド・ゴードン著の『二流小説家』です。デビュー作であるにもかかわらず、アメリカで歴史と権威のある「探偵作家クラブ最優秀新人賞」にノミネートされたという傑作です。日本国内でも「このミステリーがすごい! 2012年版(海外編)第1位」「週刊文春ミステリーベスト10 2011年(海外部門)第1位」「ミステリが読みたい! 2012年版海外編(第1位)と、海外のミステリ部門で初の3冠達成の快挙を成し遂げた作品でもあります。


獄中の死刑囚より告白本の執筆依頼を受ける主人公。「一流になれるかも」と期待した彼は死刑囚に会いに行きますが、告白本の執筆条件にあることを要求されます。しぶしぶ承諾し、執筆活動を開始するとともに殺人事件に巻き込まれていくのです。


そんな大注目の作品が今夏、映画『二流小説家』として6月15日(土)に公開されます。主人公の売れない小説家を演じるのは上川隆也。今から公開が楽しみですね。


原作を読んでから映像を見るか、映像を見てから原作を読むかでだいぶイメージが変わると思いますが、今回選んだ作品はどちらも楽しめること間違いなしです。ミステリファンの方は是非ともどうぞ。


photo by Thinkstock/Getty Images


(文/六島京)


六島京

秋田県出身、京都在住。臨床検査技師免許を持ち、某法医学教室にて解剖補助の経歴を持つ。推理小説、京都、B'zをこよなく愛し、推理作家を目指して奮闘中。尊敬する推理作家は横溝正史、江戸川乱歩、有栖川有栖、綾辻行人。


Posted by 中 相作 - 2013.04.06,Sat

書籍

金田一耕助VS明智小五郎
 芦辺拓
 平成25・2013年3月25日初版 角川書店 角川文庫17860
 A6判 374ページ カバー 本体667円

明智小五郎対金田一耕助
 P5-103
 初出:明智小五郎対金田一耕助 原書房 平成14・2002年12月
《ホテル・ミカド》の殺人
 p105-159
 初出:創元推理 9号 平成7・1995年6月
少年は怪人を夢見る
 p161-204
 初出:变化 PHP文庫 平成12・2000年10月
黄昏の怪人たち
 p205-253
 初出:贋作館事件 原書房 平成11・1999年9月
天幕と銀幕の見える場所
 p255-282
 初出:世紀末サーカス 廣済堂文庫 平成12・2000年1月
屋根裏の乱歩者
 p283-307
 初出:幻想文学 42号 平成6・1994年10月
金田一耕助対明智小五郎
 p309-363
 書き下ろし
あとがき──あるいは好事家のためのノート Remix
 p365-374

 web KADOKAWA:金田一耕助VS明智小五郎

Posted by 中 相作 - 2013.04.05,Fri

ウェブニュース

北國新聞
 平成25・2013年4月3日 北國新聞社

江戸川乱歩の全身ブロンズ像 高岡の「本保」が制作
 Home > 富山のニュース > 記事

【4月3日01時24分更新】


江戸川乱歩の全身ブロンズ像 高岡の「本保」が制作




出来上がった乱歩像=高岡市内


 仏像・仏具・美術工芸品の製造卸「本保」(高岡市)は2日までに、作家江戸川乱歩( 1894-1965)の全身のブロンズ像を制作した。乱歩の出生地である三重県名張市の名張ロータリークラブ(RC)から依頼を受けた。名張RCによると、乱歩の全身像は全国で初めてで、近鉄名張駅東口に置かれ、7日に除幕式が行われる。


 像は高さ約1・8メートル。約1・1メートルの台座に乗せられる。乱歩の孫の平井憲太郎さん=東京都豊島区=の意見を基に、ベレー帽とブレザー、スラックスを身に着けた晩年の姿を表現した。表情やポーズにこだわり、原型を見た平井さんが「そっくり」と感激する仕上がりとなった。


 名張RCは会の創立50周年記念事業として像の設置を企画。本保と取引がある会員がいた縁で同社に制作を依頼した。企画の中心を担った同RCの的場敏訓幹事は「郷土の偉人に誇りを抱くきっかけになってほしい」と期待を寄せる。


 本保の本保実社長(51)は幼いころから乱歩作品に親しんでいたとし、「像を手掛けることができて本当にうれしい」と話した。


Posted by 中 相作 - 2013.04.04,Thu

ウェブニュース

北日本新聞ウェブ
 平成25・2013年4月3日 北日本新聞社

江戸川乱歩像を制作 高岡の銅器会社、名張で7日除幕
 Home > 社会 > 記事

江戸川乱歩像を制作 高岡の銅器会社、名張で7日除幕


2013年04月03日 00:32




完成した江戸川乱歩像を確認する本保社長=高岡市大町


 高岡市大町の銅器製造卸会社、本保(本保実社長)が三重県名張市生まれの作家、江戸川乱歩(1894~1965年)の銅像を制作した。同市の近鉄名張駅前に設置され、7日に乱歩の孫に当たる平井憲太郎さん(東京)や本保社長らが出席し除幕式が行われる。


 地元が生んだ偉人として乱歩のPRに力を入れている名張ロータリークラブ(RC、川地清広会長)が、創立50周年を記念して発注した。江戸川乱歩は「怪人二十面相」「D坂の殺人事件」といった本格探偵小説や、怪奇で幻想的な小説を多く残したことで知られる。銅像は高さ約1・8メートルで、ふくよかな顔やベレー帽、手に抱えた本などで晩年の姿を表現した。


 生前の写真などを基に型を決め、2月下旬から鋳造、3月末に完成した。


 本保社長は「納得できる仕上がりになった」と話す。同RCの的場敏訓幹事は「銅像を通じて乱歩と名張のつながりを発信するとともに、住民が愛着と誇りを持つきっかけにしたい」と期待している。

Posted by 中 相作 - 2013.04.04,Thu

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BOOK asahi.com
 平成25・2013年3月30日 朝日新聞社

名古屋の市立図書館が90周年 独自の企画展開催
 上田真由美
 Home > 本のニュース > ニュース > 記事

名古屋の市立図書館が90周年 独自の企画展開催


[文]上田真由美  [掲載]2013年03月30日




入り口の正面にある展示スペースと企画した鈴木崇文さん=名古屋市西区の山田図書館


 今年10月、名古屋市に市立図書館ができて90周年を迎える。電子書籍の普及や活字離れの中、市の北西端にある小さな市立図書館が、独自に企画展「名古屋市図書館90周年 過去・現在・未来へ」を始めた。

 展示を始めたのは、西区の山田図書館。西区役所山田支所の建物が新しくなった時に、同じ建物の3階に2005年にオープンした。市内21館のうち最も小さいクラスだ。

 入り口正面にある展示スペースに、市の図書館の歩みを示す年表と解説付きの写真パネルが並ぶ。展示スペースは幅4メートル弱。100枚あるパネルは収まらず、並べられたのは30枚。残り70枚は自由に閲覧できるよう、重ねて置いてある。

 現在は鶴舞中央図書館(同市昭和区)となっている最初の市立名古屋図書館は1923(大正12)年にできた。ところが木造の本館は45年3月19日の名古屋大空襲で焼失。それでも4カ月半後の8月1日には焼け残った一室で貸し出しを始め、2週間後に終戦をむかえると、市民が殺到した。

 一方、現在の西図書館の前身は福沢諭吉の門下生だった銀行家が25年、より一般人に身近な図書館を目指して財団法人名古屋公衆図書館として設置し、39年に名古屋市に寄贈した。

 棚には、市の図書館が登場する本が並べられている。作家・城山三郎が亡き妻をしのんで書いたエッセー「そうか、もう君はいないのか」には、戦後まもないある朝、名古屋公衆図書館前で赤いワンピースを着た妻と運命的な出会いをしたことがつづられている。また、江戸川乱歩の「幽鬼の塔」にも、たった1行だが市立図書館で調べものをしたくだりが登場する。

 山田図書館は規模の小ささを補おうと、企画に力を入れてきた。例えば2012年度は誕生200年のグリム童話、濃尾地震、iPS細胞など、その時期の話題に合わせて月ごとに展示を続けてきた。市全体の90周年記念事業に先駆けた独自の展示もその流れだ。

 担当した司書の鈴木崇文さん(37)は、資料集めの過程で、戦後も、企業や篤志家からの寄贈で分館が増えていったことを知った。「時代の中で図書館が果たしてきた役割が輝いて見えた」と言う。

 いま、名古屋市の図書館はインターネットでの予約受け付けもしており、利用実態も変わってきた。11年度の利用者数は、市内計335万人余りと微増傾向にあるものの、鈴木さんは、利用者は市民の一部に過ぎないとも感じている。

 「紙の本が当たり前ではない時代が来るかもしれない今、図書館の歴史そのものを知ってもらい、これからはどんな形がふさわしいのか、考えてみてほしい」と鈴木さんは話す。

 山田図書館での展示は来月上旬まで(月曜休館)。問い合わせは同館(052・503・5340)へ。


Posted by 中 相作 - 2013.04.04,Thu

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朝日新聞デジタル
 平成25・2013年3月30日 朝日新聞社

図書館90周年、その先は 名古屋・山田図書館が企画展
 上田真由美
 Home > 地域 > 愛知 > 記事

2013年3月30日


図書館90周年、その先は 名古屋・山田図書館が企画展




入り口の正面にある展示スペースと企画した鈴木崇文さん=名古屋市西区の山田図書館


 【上田真由美】今年10月、名古屋市に市立図書館ができて90周年を迎える。電子書籍の普及や活字離れの中、市の北西端にある小さな市立図書館が、独自に企画展「名古屋市図書館90周年 過去・現在・未来へ」を始めた。


 展示を始めたのは、西区の山田図書館。西区役所山田支所の建物が新しくなった時に、同…


Posted by 中 相作 - 2013.04.01,Mon

書籍

天狗 大坪砂男全集2
 大坪砂男
 編:日下三蔵
 平成25・2013年3月22日初版 東京創元社 創元推理文庫
 A6判 カバー 582ページ 本体1500円

収録
大坪君の『天狗』について
 江戸川乱歩
 p513
 初出:宝石 昭和23・1948年12月号

 東京創元社:天狗


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