演劇
黒蜥蜴
平成25・2013年4月5日-5月6日
ル テアトル銀座 by PARCO(東京都中央区銀座1-11-2)
パルコ劇場40周年記念公演
原作:江戸川乱歩
脚本:三島由紀夫
演出・美術・衣裳・主演:美輪明宏
出演:美輪明宏、木村彰吾、中島歩、義達祐未、白川和子、若林哲行
▼バルコ劇場:黒蜥蜴
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BOOK asahi.com
平成25・2013年5月1日 朝日新聞社
推理小説の本丸守った 宮部みゆきが佐野洋さんを悼む
宮部みゆき
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[掲載]2013年05月01日
佐野洋さん=1983年
■宮部みゆき(作家)
日本推理作家協会の理事のあいだでは、佐野洋さんは単に「先生」ではなく、別の呼び方をされることがありました。
一九七三年から六年間、七、八、九期の三期にわたって推理作家協会の理事長を務めた佐野さんは、当時の協会の運営方法を見直し、深刻だった財政問題を解消されました。その功績を讃(たた)え感謝の念を込めて、様々な改革により江戸幕府の屋台骨を建て直した八代将軍・吉宗になぞらえ、理事たちは佐野さんに、「八代様」の通り名をお贈りしたのです。皆でそうお呼びすると、佐野さんはいつもちょっと照れて、「やめてくれよ」と笑っておられました。
現実と夢幻の境界の巨匠・江戸川乱歩によって花開いた日本のミステリーは、戦後の復興と高度成長のなかで松本清張が開拓した社会派推理小説によって、さらに大きな果実をつけました。その「骨法正しい謎解きミステリーを現実社会と緊密に結びつける」という作風――いえ、むしろここでは〈信念〉と記すべき想(おも)いをしっかりと引き継ぎ、さらに発展させた第一人者は、佐野洋にほかなりません。佐野さんという〈本丸〉を守る作家がいなかったら、その後のハードボイルドの勃興も、警察小説の隆盛も、新本格ルネサンスの輝きもなかったことでしょう。
佐野さんが亡くなり、日本のミステリー界は大黒柱を失いました。ひとつの歴史が終焉(しゅうえん)を迎えたのです。
八代様、長いあいだありがとうございました。今後は天上から、国産ミステリーの次の歴史が紡がれてゆくのをご覧になっていてください。そしてまた『推理日記』を書いてくださいね。まだ原稿を催促するなんて、担当編集者よりも欲張りな私ですが、いつか我々後進の者たちも、皆で推理作家の天国へ集うときのために、どうぞお願いいたします。
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朝日新聞デジタル
平成25・2013年5月1日 朝日新聞社
推理小説の本丸守った「八代様」 佐野洋さんを悼む
宮部みゆき
Home .> アート・文芸 > 記事
2013年5月1日9時38分
佐野洋さん=1983年
■宮部みゆき(作家)
日本推理作家協会の理事のあいだでは、佐野洋さんは単に「先生」ではなく、別の呼び方をされることがありました。
一九七三年から六年間、七、八、九期の三期にわたって推理作家協会の理事長を務めた佐野さんは、当時の協会の運営方法を見直し、深刻だった財政問題を解消されました。その功績を讃(たた)え感謝の念を込めて、様々な改革により江戸幕府の屋台骨を建て直した八代将軍・吉宗になぞらえ、理事たちは佐野さんに、「八代様」の通り名をお贈りしたのです。皆でそうお呼びすると、佐野さんはいつもちょっと照れて、「やめてくれよ」と笑っておられました。
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MSN産経ニュース
平成25・2013年5月7日 産経新聞社、産経デジタル
18、19日に「池袋ジャズフェス」 約200バンドが生演奏 東京
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18、19日に「池袋ジャズフェス」 約200バンドが生演奏 東京
2013.5.7 17:22
来日中のプロのジャズ演奏家から一般公募の小学生まで、約200バンド1400人が東京都豊島区の池袋駅周辺で生演奏を繰り広げる「池袋ジャズフェスティバル」が18、19の両日、駅前広場、東京芸術劇場など11会場で開かれる。
10回目の今年は、米ニューヨークを拠点とするスイス人のピアノトリオ「クラウド・ディアロ・シチュエーション」が特別出演(19日午後6時半、西口公園)。地元の立教大生による大編成の演奏(18日午後4時、東武百貨店)などがジャズ、ファンク、ポップスの音楽で盛り上げる。
また、昭和初期に若い芸術家が集まったアトリエ街のにぎわいを再現する「新池袋モンパルナス西口まちかど回遊美術館」も今年初めて同時開催。池袋消防署、旧江戸川乱歩邸など43カ所で作品を展示する。いずれも無料。
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上毛新聞ニュース
平成25・2013年5月6日 上毛新聞社
発表から42年 人気が再燃 中町さんの「模倣の殺意」
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更新日時:2013年5月6日(月) AM 11:00
発表から40年以上たって注目を集めている「模倣の殺意」
沼田市出身の小説家、故・中町信さん(1935~2009年)が42年前に発表したミステリー小説「模倣の殺意」(創元推理文庫、777円)が、脚光を浴びている。昨年末に大手書店チェーンの企画で紹介されたことをきっかけに売れ始め、4月中旬に発行部数が30万部を突破した。県内の書店でも売れ行きが伸びている。
「模倣の殺意」は初の長編で、自殺として処理された新進作家の死の真相を、女性編集者と男性ルポライターがそれぞれ追いかけるミステリー作品。71年に「そして死が訪れる」の題名で第17回江戸川乱歩賞の最終候補となり、その後「模倣の殺意」として雑誌に掲載。73年に「新人賞殺人事件」と改題して刊行された。東京創元社が2004年に雑誌掲載時の作品名に戻して復刊、計約4万5000部を刷った。
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毎日jp
平成25・2013年5月2日 毎日新聞社
名張牛汁協会:「牛汁どう広める」足立新会長に聞く 大衆の味に自信、土地の魅力を全国に /三重
矢澤秀範
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名張牛汁協会:「牛汁どう広める」足立新会長に聞く 大衆の味に自信、土地の魅力を全国に /三重
毎日新聞 2013年05月02日 地方版
B級ご当地グルメ「名張牛汁(ぎゅうじる)」でまちおこしを進める名張市の市民団体「名張牛汁協会」の新会長に、今春から同市の司会業、足立淑絵さん(37)が就任した。結婚により名張に移住し13年。歴史文化の顕彰や普及などさまざまな市民活動に取り組むなど、第二のふるさとを愛する気持ちは人一倍強い。名張の魅力を詰め込んだ牛汁をどのように広めていくのか。話を聞いた。【聞き手・矢澤秀範】
--名張牛汁協会との関わりは。
◆2011年9月に愛知県豊川市で開かれた「中日本・東海B-1グランプリ」の出展を手伝ったのが始まりです。市内の観光地・赤目四十八滝の「忍者の森」でインストラクターをしていた経験がありますが、赤目を含め観光客が減っているのは、名張の知名度不足が原因ではないかと感じていました。牛汁というグルメのPRに携わることで、全国にこの土地の良さを知ってもらえるのでは。その思いで活動に参加するようになりました。
--牛汁の魅力は。
◆北九州市で生まれ、山口県岩国市で育ちました。結婚して2000年から名張市で生活を始めましたが、伊賀地域には食べ物を含めてたくさんの魅力があります。昔から食べることが大好きで、全国各地のおいしいものを食べてきましたが、牛汁は「大衆に受ける味」だと自信を持って言えます。
--地元に愛されるための工夫は。
◆若者からお年寄りまで、多くの人に知ってもらえる活動をします。牛汁レシピには「牛汁五カ条」という約束がありますが、さまざまなアレンジが可能です。現在、市内約25店舗で提供されていますが、もっと店によって違いを出せるようにして、街全体で食べられるようにしていきたい。将来的には、市民が家庭でアレンジした牛汁を持ち寄った大会を開きたいし、学校給食にも取り入れたいと思います。協会が出展する大会に、売り手やPR隊として参加する市民も公募しようと計画しています。
--今年は、名張を全国に売り込むさまざまなイベントが企画されています。
名張牛汁協会:「牛汁どう広める」足立新会長に聞く 大衆の味に自信、土地の魅力を全国に /三重
毎日新聞 2013年05月02日 地方版
◆今月4、5日に豊川市で「中部のいいもの博覧会」、11月9、10日には同市で「B-1グランプリ」があります。さらに地元の名張市でも、全国のご当地グルメを集めた初めてのビッグイベントが秋ごろに企画されています。忍者衣装をまとったPR隊を増やし、名張生まれの江戸川乱歩にちなんで「怪人二十面相」が登場するなど「ミステリアスな街」として売り込みたい。牛汁に関わる仲間を増やしながら、楽しんで街の活性化に貢献していきたいです。
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■ことば
◇名張牛汁協会
和風しょうゆだしを基本に、伊賀牛やネギなどの地元野菜、伊賀米の焼きおにぎりが入った汁物「名張牛汁」で街の活性化に励む市民団体。昨年5月、「B級ご当地グルメでまちおこし団体連絡協議会(愛Bリーグ)」の正会員に承認され、10月に北九州市であった「第7回B-1グランプリ」に初出展した。会員約50人。
〔伊賀版〕
雑誌
グランドジャンプ 5月15日号
平成25・2013年5月15日 第2巻第11号 集英社
平成25・2013年5月1日発売
B5判 430ページ 定価330円(本体314円)
江戸川乱歩異人館
山口譲司
第20話〈異人ノ六 明智小五郎×虯女~黒蜥蜴〉 p37-63
▼集英社グランドジャンプ公式サイト:Home
書籍
精神科医が読み解く名作の中の病
岩波明
平成25・2013年2月20日 新潮社
B6判 カバー 207ページ 本体1300円
関連
カルテ54 窃視症 江戸川乱歩『屋根裏の散歩者』
IV 虚構の世界の住人たち > p178-180
初出連載:東京新聞夕刊 2012年1月-3月
カルテ54 窃視症 江戸川乱歩『屋根裏の散歩者』
大正十二(一九二三)年、探偵小説の専門誌「新青年」に『二銭銅貨』でデビューした江戸川乱歩は、その後も『D坂の殺人事件』、『心理試験』などの作品を次々に発表した。これらはわが国における探偵小説の草分けであったが、大正十四年の作品である本書も、ミステリー界の「巨人」である乱歩の特徴がよく表れている秀作である。
▼新潮社:精神科医が読み解く名作の中の病
書籍
日本探偵小説を読む 偏光と挑発のミステリ史
編:押野武志、諸岡卓真
平成25・2013年3月29日第一刷 北海道大学出版会
B6判 カバー 293+6ページ 本体2400円
関連
「一寸法師」のスキャンダル――江戸川乱歩と新聞小説
成田大典
戦前編 > p3-37
初出:国語国文研究 第121号 2002年
「一寸法師」のスキャンダル――江戸川乱歩と新聞小説
成田大典
一 新聞小説としての「一寸法師」
江戸川乱歩の「一寸法師」は、二重の意味でスキャンダラスな作品である。すなわち、一つには作品の内容自体がスキャンダラスということであり、もう一つはスキャンダラスな記事にあふれた新聞紙上に掲載された作品であり、作品と実際の事件やその他の記事とが結びついている、つまり小説の内と外とで往還現象が起こってくるという意味においてのスキャンダル性である。
▼北海道大学出版会:日本探偵小説を読む
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