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平成25・2013年7月11日 毎日新聞社
訃報:三井永一さん93歳=挿絵画家
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訃報:三井永一さん93歳=挿絵画家
毎日新聞 2013年07月11日 19時00分
三井永一さん93歳(みつい・えいいち=挿絵画家)6月1日、心不全のため死去。葬儀は近親者で営んだ。後日しのぶ会を開く予定。喪主は妻芳子(よしこ)さん。
山形県出身。春陽会洋画研究所で木村荘八らに師事。江戸川乱歩や池波正太郎らの小説の挿絵を手がけ、1971年に講談社出版文化賞を受賞した。
KEJ Press
平成25・2013年7月10日 コリアエンタテイメントジャーナル
生田斗真主演映画『脳男』 「富川国際ファンタスティック映画祭」で上映
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生田斗真主演映画『脳男』 「富川国際ファンタスティック映画祭」で上映
[2013-07-10 12:53:00]
【10日=KEJ大久根舞】日本最高の推理文学賞である江戸川乱歩賞の新人賞を受賞した首藤瓜於の同名小説を映画化した『脳男』が韓国公開に先立ち7月18日(木)に開幕予定の「第17回富川国際ファンタスティック映画祭」ワールドファンタスティックシネマセクションに公式招待された。
連続爆弾テロの容疑者として逮捕された一切の感情を出さない殺人魔 鈴木(生田斗真)と彼の担当精神科医 真梨子(松雪泰子)が熱血刑事 茶屋(江口洋介)とともに連続爆破事件の犯人の正体を突きとめるミステリーアクションドラマ『脳男』は、日本公開当時“人間とは何か”という根本的な質問を投げかける秀作として絶賛された作品。重厚なストーリー、“悪に裁きを下す美しき殺人者”として新たな姿を見せた生田斗真をはじめとする豪華出演陣などで熱い関心を浴びている。
世界の映画界から注目を浴びている多様なジャンル映画のうち40編余りの新作ジャンル映画を厳選して上映する「富川国際ファンタスティック映画祭」のワールドファンタスティックシネマセクションに招待された『脳男』は、チケット販売が開始するやあっという間に完売となり、観客の期待値の高さを証明。本作は7月19日(金)と21日(日)にそれぞれ上映される予定で、映画祭を通じて韓国で最も早く『脳男』を観ることができるという点で、観客たちの熱い反応が続いているようだ。
今まで1度も挑戦したことのなかったダークヒーローを演じることで、俳優としての演技力を再び証明した生田斗真主演の本格ミステリーアクションドラマ『脳男』は富川国際ファンタスティック映画祭での上映の後、今年の下半期に正式な韓国公開を迎える予定だ。(写真提供=富川国際ファンタスティック映画祭)
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平成25・2013年7月8日 Yahoo! JAPAN
新潮文庫の100冊 今年は新展開
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新潮文庫の100冊 今年は新展開
女優・栗山千明は有川浩の『キケン』から一行をピックアップ。ツイッター上では「イラストもいい」との声も
※この画像はサイトのスクリーンショットです
新潮社が毎夏行っているフェア「新潮文庫の100冊」が今年もスタート。今年は、読者がお気に入りの一文を投稿する「ワタシの一行アワード」というコンテストも開催されている。
特設サイトでは、100冊を「泣ける本」「ヤバい本」「恋する本」「考える本」「痺れる本」の5種類に分類して紹介。『こころ』『伊豆の踊子』『蜘蛛の糸・杜子春』といった日本文学の金字塔や、『星の王子さま』『罪と罰』『老人と海』といった海外の名著のほか、ユニクロの柳井正氏の著書『一勝九敗』、中村計氏の『甲子園が割れた日―松井秀喜5連続敬遠の真実―』などのスポーツノンフィクション、『受験脳の作り方―脳科学で考える効率的学習法―』などの勉強本など、ジャンルを問わぬ計100冊が選ばれている。
今年は、「ワタシの一行アワード」というコンテストも開催されている。これは、100冊の中から読者が心に残った一行を投稿し、その一行について語り合おうという試みのこと。特設サイトでは、著名人の選んだ一行が公開されており、栗山千明(『キケン』有川浩)、浅田次郎(『金閣寺』三島由紀夫)、石破茂(『零式戦闘機』吉村昭)、草野仁(『こころ』夏目漱石)、佐野史郎(『江戸川乱歩傑作選』江戸川乱歩)、中川翔子(『4TEEN』石田衣良)、平野綾(『僕僕先生』仁木英之)など、合計100人が、お気に入りの一行を取り上げ、感想を綴っている。
コンテストの応募期間は8月31日までで、受賞者には、受賞者のイラストを描いたオリジナルの書籍帯がプレゼントされる。ツイッター上にはすでに、
「私が好きなのはしょこたんの一行。カワユス」
「各人の一行が興味深いのは勿論、似顔絵がいいとこ突いてる気がします」
「いい企画だなあ」
といった声が上がっており、出だしは順調。気になる一行を見つけることで、読書にもまた新たな楽しみ方が増えそうだ。
YouTube
平成25・2013年7月6日公開
『乱歩で散歩』丸ノ内編・第1回
制作・著作:『新青年』研究会
9分18秒
雑誌
グランドジャンプ 7月17日号
平成25・2013年7月17日 第2巻第15号 集英社
平成25・2013年7月3日発売
B5判 442ページ 定価330円(本体314円)
江戸川乱歩異人館
山口譲司
第24話〈異人ノ拾 明智小五郎×蠢男~指~〉 p267-290
▼集英社グランドジャンプ公式サイト:Home
書籍
江戸川乱歩傑作選
江戸川乱歩
平成25・2013年7月1日「ワタシの一行」プロジェクト開始
平成25・2013年6月10日九十九刷 新潮社 新潮文庫
昭和35・1960年12月24日発行
平成21・2009年4月20日九十三刷改版
A6判 カバー 349ページ 本体550円
▼新潮社:新潮文庫の100冊 > 江戸川乱歩傑作選
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ぴあ映画生活
平成25・2013年7月3日 ぴあ
『偽りの人生』特集:兄になりすました男の人生は “真実”か“偽り”か?
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『偽りの人生』特集:兄になりすました男の人生は “真実”か“偽り”か?
(2013/07/03更新)
名優ヴィゴ・モーテンセンの主演最新作『偽りの人生』が公開される。本作は双子の兄を殺し、彼に成りすまして新たな人生を生きようとする弟の姿を追った重厚なサスペンス劇だ。そこで描かれるのは、ひとりの男のついた嘘の行方。彼のついた嘘は“真実の人生”になるのだろうか?
『ロード・オブ・ザ・リング』『ヒストリー・オブ・バイオレンス』などで活躍する名優ヴィゴ・モーテンセンの主演最新作『偽りの人生』が公開される。本作はヴィゴが「第二の故郷」と呼ぶアルゼンチンを舞台に、ある理由から双子の兄を殺し、彼に成りすまして新たな人生を生きようとする弟の姿を追った重厚なサスペンス劇だ。そこで描かれるのは、ひとりの男のついた嘘の行方。彼のついた嘘は"真実の人生"になるのだろうか?
ヴィゴ・モーテンセンはハリウッドで圧倒的な成功を収めてからも"スター"の座に安住することなく、俳優として刺激的な題材を求めて世界各国を巡ってきた。そんな彼がある日、プールで偶然に出会ったのがアルゼンチンの新人監督アナ・ピターバーグだ。アナが声を勇気を出して彼に声をかけたことから交流が始まり、彼女の書いていた脚本『偽りの人生』が完成する。ヴィゴは「物語の構造の見事さに驚いた。キャラクターたちが完璧に定義づけられた、非常に独創的なサスペンス・スリラーだと思った。映画界では何年にもわたって多くのサスペンス・スリラーが作られているが、アナの脚本はどんな形式にも則っていない独特な物語だった」と振り返る。
さらにヴィゴは本作で初めて双生児役に挑戦し、ひとりで兄と弟を演じ分けた。「僕は挑戦し、変貌するのが好きだ。双子の兄弟の違いはそれぞれに肉体的かつ行動的な特徴があり、声のトーンや抑揚を変えて表現しなくてはならなかった。でも僕たちは、その違いを大げさにはしたくなかった。微妙なニュアンスが必要だったんだ」。数々の難役をこなしてきた彼が"自分"を相手に演じる場面は注目だ。
世界が注目する良作量産国:アルゼンチン
本作の舞台となったアルゼンチンは、南米でも映画産業が活発な国だ。国営映画協会が外国映画を制限し、自国映画を保護する立場をとっており、着実に映画人も輩出している。近年ではフアン・ホセ・カンパネラ監督の『瞳の奥の秘密』が2009年の米アカデミー賞外国語映画賞を受賞し、日本でも人気を集めた。本作には『瞳の…』に出演したソレダ・ビジャミル、ハビエル・ゴディーノら俳優陣やスタッフたちが多く参加している。
本作の主人公アグスティンは医師として活動し、妻の所有する高級マンションで穏やかに暮らしているが、なぜか心が満たされない日々をおくっている。そんなある日、彼のもとに長らく絶縁状態にあった双子の兄ペドロが訪ねてくる。彼らの故郷であるティグレで養蜂業を営んでいる兄は見た目も生き方もアグスティンとは正反対だ。兄は突然、拳銃を取り出し「自分は末期ガンなので7万ペソと引き換えに自分を殺してほしい」と言い出す。アグスティンはもちろん兄の要求を即座に断るが、心の中に抱えた想いは消えない。別の誰かになって人生をやり直してみたい。
本作はある偶然からアグスティンが兄を殺め、自身が"兄"になってティグレへと戻る場面から始まる。彼は兄になることで退屈だった都市の暮らしを捨て去ることができたが、今度は故郷で生前の兄が手を染めていた誘拐ビジネスのトラブルに巻き込まれていく。アグスティンは"他人"として生きていくことができるのか?兄が残した人生と彼はどう向き合うのか?本作は重厚なサスペンスを主軸にしながら、ひとりの男の数奇な運命を描いていく。
双子映画の系譜
一卵性双生児はこれまで数々の映画に登場してきた。デイヴィッド・クローネンバーグ監督は『戦慄の絆』で性格の違う双子がひとりの女性を巡って壮絶な駆け引きを繰り広げる様を描き、塚本晋也監督は江戸川乱歩の小説を基に『双生児』を発表し、異なる環境で育った双子のドラマを描いている。カメラはキャラクターの内面を写すことができない。だからこそ見た目が同じの双生児は多くの映画人たちを魅了してきたのではないだろうか。
本作は”なりすまし”をモチーフにしたサスペンスでありながら、物語が進むうちに”人生の行方はどのようにして決まるのか?”、”本当の自分とはどこにあるのか?”を描く重厚なドラマが立ち上がってくる。モーテンセンは「この映画でとても独創的で面白いと思えるものは"嘘を通して真実に到達する"という点だ。兄ペドロになったふりをするときのアグスティンは明らかに嘘をつくが、ある意味、彼はアグスティンとしても嘘をついていたんだ。彼は自分でそうあるべきだと思うアグスティンを演じていたにすぎない。両親がそうあってほしいと望むアグスティン、妻が望んでいると彼が考えるアグスティン。社会が望んだ人間、誰もが喜ぶと彼が信じた人間だった」と語る。
自分の人生を捨て、兄になりすましたひとりの男が、兄であることさえもやめた時、そこにあるのはかつての自分=弟の人生か、それとも?『偽りの人生』は緊迫のドラマを通して”真の人生”について考えさせられる作品に仕上がっている。
『偽りの人生』
7月12日(金)、TOHOシネマズ シャンテほか全国順次ロードショー
『偽りの人生』公式サイト
http://www.itsuwari-jinsei.com/
(C)2013 Tornasol Films SA/Haddock Films SRL/Castafiore Films SL/Terz Filmproduktion
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平成25・2013年6月30日 毎日新聞社
追跡2013:三重の夢「J誕生」なるか /愛知
大谷津統一
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追跡2013:三重の夢「J誕生」なるか /愛知
毎日新聞 2013年06月30日 地方版
サッカーのJリーグクラブがない三重県に、J参入を目指す動きが広がっている。既存のJ1、J2に次ぐ3部リーグとして来年にスタートする「J3」入会への道を、県内の「ヴィアティンFC」と「FC鈴鹿ランポーレ」が模索している。三重県は1991年度の全国高校サッカー選手権で優勝した四日市中央工高(四中工)などの強豪校があり、元日本代表の小倉隆史さん(39)、中西永輔さん(40)ら数々の名プレーヤーを輩出した。Jリーグ誕生から20年、J空白地帯だったサッカーどころが変わろうとしている。【大谷津統一】
●ヴィアティンFC
灰色がちな工場街の一角に突然、鮮やかな緑色の人工芝が現れる。2012年に県北部の桑名市を拠点に発足、J3入会に必要なJリーグ準加盟を目指しているヴィアティンFCの専用練習場だ。40メートル四方と小ぶりながら、選手は軽快にパスを回す。「ゼロの状態からのスタートでした」。後藤大介代表(38)は胸を張る。
元々は桑名市に本社を置く産業用ロボット製造会社の経営者だ。教育やスポーツに関心を持ち、2年前、知人に勧められてオランダの総合スポーツクラブを視察。「3世代が集えるオランダ型のクラブを作りたい」と思うようになった。クラブ名にはオランダの英雄ヨハン・クライフの背番号「14」を意味するオランダ語を冠した。
昨年は県3部相当のリーグを制した。県社会人リーグ2部に昇格した今季は元Jリーガー7人を補強し、うち6人と県リーグでは異例のプロ契約を結んだ。クラブはサッカースクールも運営し、その収益などで年間約5000万円の予算を確保している。
四中工出身のFW北村知隆選手(31)は今年入団した。10年に当時J1の山形で5ゴールを挙げたが、けがもあり昨季限りで退団した。故郷に戻ったのは「地元に恩返しがしたい」と考えたからだ。
J3入りへのネックは桑名市に規格を満たす試合会場がないこと。後藤代表は「サッカー専用スタジアムの建設を諦めたくない。行政や地元企業を巻き込みたい」と夢を描く。
●FC鈴鹿ランポーレ
県内でJリーグに最も近いのは、鈴鹿市のFC鈴鹿ランポーレだ。昨季は県リーグより格上の東海社会人リーグ1部で初優勝した。11年シーズンから監督を務め、現在は代表を兼務する高木成太さん(36)は横浜FCなどでプレーした元Jリーガーだ。
追跡2013:三重の夢「J誕生」なるか /愛知
クラブ名の由来は三重県名張市出身の推理小説家、江戸川乱歩。その名が示すように、元々は名張市で活動していたが、09年、より大きなスタジアムを使用できる鈴鹿市に拠点を移した。高木代表は「三重県は良い選手、指導者が多いのに、目指すべきJクラブがなかった。街のシンボル、誇りになりたい」と言う。
ただ、クラブは壁にぶつかっている。昨年東海王者としてJFL入りが懸かる全国地域リーグ決勝大会に進んだものの、1点も挙げられず3戦全敗で敗退した。高木代表は「ショックのあまり辞める選手もいた。全国の壁は厚い」と今季はメンバーを大幅に刷新。ヴィアティンの出現には「県内のどこが早くJに入れるかの競争」と危機感を強める。
●FC伊勢志摩
県南部の志摩市で今年発足した「FC伊勢志摩」は10年後のJ参入を掲げる。活動の中心は、市内で建設業を営む西尾亮さん(50)ら地元の商工業者だ。スポンサーは約40社で、当面の資金約1000万円を確保した。四中工の全国制覇メンバーで小倉、中西両選手とともに「三羽ガラス」と称された元Jリーガー、中田一三さん(40)が代表に就き、アマ選手20人で県社会人リーグ2部を戦う。
志摩市は名古屋から特急で約2時間、人口は5万人強。困難な環境に映るが、西尾さんは「辺境の地でもできる成功例になりたい」と言う。中田代表は「地元の子を育てたい」と普及にも腰を据えて取り組む考えだ。
◇県外流出続くサッカー人材 J不在、影響大きく
三重県では1990年代にコスモ四日市がJリーグ入りを目指したが、金銭面で断念。その後はJを目指す動きは本格化せず、県サッカー協会の杉山保夫専務理事は「県下一丸となる機運が生まれなかった」と悔やむ。
スタジアムの不備もJ不在の一因だ。県内最大規模の鈴鹿スポーツガーデン(SG)は座席が3300席しかなく、J1で1万5000席以上、J2で1万席以上という現行の規格を満たしていない。Jリーグの公式戦は93年を最後に行われていない。
県は昨年度、鈴鹿SGを2万席に拡大する改修を検討したが、Jチームの不在などを理由に見送った。県国体準備課は「県内チームがJリーグ準加盟、昇格などの段階に進めば、再び改修を検討する」としている。
追跡2013:三重の夢「J誕生」なるか /愛知
J不在は人材の県外流出につながる。近年では、津市出身の元日本代表、金崎夢生(むう)選手(24)が兵庫・滝川第二高に進学した。ロンドン五輪日本代表の山口蛍選手(22)は名張市出身で、中学からセレッソ大阪の下部組織に所属。FC伊勢志摩の中田代表は「人を送り出すことが三重のブランドになってしまい、他地域の力を押し上げた」と指摘する。
◇J3発足の狙い
J3は2014年に10~12チームでスタートする予定だ。Jリーグ事務局によると、アマチュア最高峰リーグのJFLなどに所属する18~20クラブが初年度参入に名乗りを上げる見通し。来季参入を希望するクラブは今月中にJリーグに準加盟を申請し、並行してスタジアム、財務などの審査を今秋までに受ける必要がある。
J3発足の狙いを、Jリーグ管理統括本部長の大河正明理事は「JFLのプロアマ混在の解消と、サッカーの底辺拡大」と説明する。12年にJ2で戦った町田はJFLに降格したが、アマが混在するJFLでは入場料収入などの大幅減が予想される。結果的に、下位クラブのスポンサーは複数年契約は結びづらくなる。こうした状況の改善を目指した。また、プロの間口を広くする一方、J3からアマリーグへの降格は無くす。
底辺拡大に向けて、J3ではクラブにジュニア世代の下部組織の運営を義務づける。一方、入会金や年会費などの参入条件は上位リーグより緩和する。スタジアムの規格も入場可能数5000人以上とJ1、J2より引き下げ、J1などでは認めていない芝生席の扱いも個別に判断するという。
J3チームの年間予算は1億5000万~3億円と想定。プロクラブとして採算が取れるか心配されるが、大河理事は「今はJ2に上がっても営業収益が4億~5億円で横ばいのチームと、甲府や山形など親会社がなくとも10億円を超えるチームに二極化している。その差を分けるのは営業努力、トップの姿勢だ」と指摘している。
◇愛知と岐阜は?
愛知県と岐阜県には既にJクラブが存在する。J1の名古屋グランパスとJ2のFC岐阜だ。
追跡2013:三重の夢「J誕生」なるか /愛知
Jリーグ初年度の1993年から参戦する名古屋はトヨタ自動車が母体で、J1浦和に次ぐ営業収益約42億円(2011年度)を誇る。90年代にはリネカー、ストイコビッチら有力外国人選手が所属。ベンゲル監督が指揮を執った95年度には天皇杯で初優勝した。ストイコビッチを監督に迎えて3年目の2010年に悲願のJ1初優勝を成し遂げた。
岐阜は県サッカー協会などの支援で01年に設立され、08年にJ2に昇格した。最高位は09年の12位。昨年はJFL降格こそ免れたものの、22チーム中21位に終わった。12年度の営業収益が約5億円と経営規模は小さく、2年連続の最終赤字(4870万円)を計上するなど経営面では苦戦が続いている。
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平成25・2013年7月1日 Impress Watch
TPP交渉、著作権保護期間延長や非親告罪化を阻止するのは国民の関心
鷹野凌
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TPP交渉、著作権保護期間延長や非親告罪化を阻止するのは国民の関心
(2013/7/1 14:56)
thinkTPPIP(TPPの知的財産権と協議の透明化を考えるフォーラム)と講談社現代ビジネスは6月29日、緊急シンポジウム「日本はTPPをどう交渉すべきか~『死後70年』『非親告罪化』は文化を豊かに、経済を強靭にするのか?」を開催した。
thinkTPPIPのシンポジウム登壇者
thinkTPPIPは、クリエイティブ・コモンズ・ジャパン、thinkC(著作権保護期間の延長問題を考えるフォーラム)、MIAU(一般社団法人インターネットユーザー協会)の3団体によって設立された。昨年末に行われたキックオフイベント(※1)では、主に以下の2点を、日本がTPP交渉に参加するにあたっての条件とするよう当時の政府に求めている。
1)著作権は広く国民に影響するので、秘密協議ではなく交渉内容を透明化すること
2)交渉内容が明かせないのであれば、知財条項をTPPの対象から除くこと
URL
(※1)「議論の土俵が奪われる」TPPが著作権に与えるインパクトとは
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20121214_578687.html
直後に行われた解散総選挙で政権が交代し、安倍内閣が誕生した。自由民主党は総選挙で「聖域なき関税撤廃を前提にする限り交渉参加に反対する」という公約を掲げていたが、政権発足3カ月後にはTPP交渉参加を正式表明している。そして、いよいよこの7月からは日本が本格的に交渉参加するタイミングだが、交渉内容が明らかにされていないのはもちろん、知的財産権分野に関する政府の交渉方針すらいまだ見えてこないというのが現状だ。
そこで今回のthinkTPPIPのシンポジウムでは、ネット上に流出した米国の要求条文の中で特に日本文化に大きな影響が出ることが予想されている、著作権の「保護期間延長」と「非親告罪化」に焦点を絞って問題点の整理や影響についての議論が行われた。
登壇者(順不同・敬称略)
・赤松健(漫画家、Jコミ代表取締役)
・太下義之(三菱UFJリサーチ&コンサルティング主席研究員/芸術・文化政策センター長)
・富田倫生(青空文庫呼びかけ人)
・野口祐子(弁護士、クリエイティブ・コモンズ・ジャパン常務理事)
・八田真行(駿河台大学経済経営学部専任講師)
・福井健策(弁護士、日本大学芸術学部客員教授)
・津田大介(メディアアクティビスト、司会)
著作権保護期間が死後70年に延長されると何が問題なのか?
まず、thinkC世話人で弁護士の福井健策氏から、著作権保護期間の延長について4つの懸念点が指摘された。この懸念点については、INTERNET Watchの連載記事「福井弁護士のネット著作権ここがポイント」でも詳しく(※2)解説されている。
1)保護期間が延長されると著作権者への収入は増えるのか?
2)著作権使用料の国際収支で赤字が拡大するのでは?
3)死蔵作品が増えてデジタル立国が実現できるのか?
4)古い作品に基づく二次創作活動が阻害されないか?
URL
(※2)著作権「死後50年」は本当に短すぎるか? 10分でわかる正念場の保護期間問題
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/special/fukui/20130618_603718.html
また、駿河台大学経済経営学部専任講師の八田真行氏からは、すべての著作物を一律で保護期間延長するのではなく、権利者が延長したい著作物のみ更新料を払って延長する「Indefinitely Renewable Copyright(無限に更新可能な著作権)」という考え方や、著作物の発表時に自ら著作権保護期間に期限を設定する「Copyright Sunset」という考え方が紹介された。著作権保護期間の延長が社会的に利益を生まないのは、2008年に発行された「著作権保護期間」という書籍(※3)ですでに実証的に検討され答は出ているという。
URL
(※3)「著作権保護期間―延長は文化を振興するか?」田中辰雄(著)、林紘一郎(著)/勁草書房
http://www.amazon.co.jp/dp/4326503084/
弁護士でthinkC世話人の福井健策氏
駿河台大学経済経営学部専任講師の八田真行氏
続いて、青空文庫(※4)呼びかけ人の富田倫生氏から、これから死後50年を迎えパブリックドメイン化する「死せる作家の会」(※5)というリストの紹介と、保護期間が延長されることによって20年間誰もパブリックドメイン化しない暗黒の期間が訪れてしまうという危惧が語られた。特に2016年には江戸川乱歩や谷崎潤一郎といった人気作家がパブリックドメイン化する予定になっており、影響は大きいという。
URL
(※4)青空文庫 Aozora Bunko
http://www.aozora.gr.jp/
(※5)Dead Writers Society 死せる作家の会
http://www.jca.apc.org/~earthian/aozora/dead.html
また、クリエイティブ・コモンズ・ジャパン常務理事で弁護士の野口祐子氏からは、米国がベルヌ条約へ加盟する1989年より前に行なっていた著作物の登録・更新制度から読み取れる数字についての説明がなされた。ベルヌ条約では著作物を創作した時点で著作権は自動的に発生する(無方式主義)が、ベルヌ条約加盟以前の米国では登録と更新が必要(方式主義)であった。
1909年には、登録から(死後ではない)28年間と更新期間28年の計56年間が保護期間として認められるようになった(いわゆる「1909年法」)が、翌1910年の更新率(28年を経過し保護期間を延長するための更新を行った率)は、たったの3.57%だったという。年を経るごとに徐々に更新率は上がっていったが、50年後の1959年でもたったの14.7%だったそうだ。登録されているのは商業著作物だけなのに、保護期間の延長を必要とした著作物はごくわずかで、大半はパブリックドメイン化していたのだ。
つまり当時の数字から読み取れば、すべての著作物を一律で保護期間延長することにはあまり意味がないし、むしろ権利者がわからない「孤児作品(オーファンワークス)」をいたずらに増やしてしまう可能性があるということになる。
青空文庫呼びかけ人の富田倫生氏
クリエイティブ・コモンズ・ジャパン常務理事で弁護士の野口祐子氏
三菱UFJリサーチ&コンサルティング主席研究員で芸術・文化政策センター長の太下義之氏からは、孤児作品問題の解決方法として「オーファン・ワークス・ミュージアム」設立の政策提言がなされた。孤児作品は欧米でも問題になっており、その対処のため既に大胆な施策が打ち出されている(※6)。
URL
(※6)そろそろ本気で「孤児作品」問題を考えよう
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/special/fukui/20130312_591351.html
「オーファン・ワークス・ミュージアム」構想は、孤児作品と推定されるコンテンツを著作権特区ミュージアムに展示・公開して営利・非営利を問わない形での二次利用を促進し、収益の著作権料相当分を積み立てておいて権利者が判明した場合の支払いに充てたり、著作物のデジタル化や権利者探索の費用に充てようというものだ。孤児作品問題を前向きな形で解消可能な、興味深い提言だ。
三菱UFJリサーチ&コンサルティング主席研究員で芸術・文化政策センター長の太下義之氏
このほかにも福井氏からは、日本の著作権使用料の国際収支が年間5800億円の赤字であること、米国は逆に著作権使用料で年間9兆6000億円を稼いでいること、稼いでいるのは「ミッキーマウス」や「くまのプーさん」など古い作品が多いので、保護期間を延長することは米国にとって有利になるだけだという事実が述べられた。保護期間が死後70年の国は米国やEUを中心に約70カ国だが、50年の国は日本・中国・ASEAN・カナダ・ニュージランドなど110カ国であり、国の数でいえばまだ50年の方が多数派だという。
TPPの知財分野で苛烈な要求をしている米国も一枚板というわけではなく、著作権局長マリア・パランテ氏が孤児著作物を減らしてデジタル化を推進するため「著作権の部分短縮」を提案しているように、著作権保護期間の延長はごく一部のロビイストの意向が強く反映された結果に過ぎないとも言える。
このパートの最後では福井氏から、TPPの知財分野ではカナダやニュージーランドと米国が対立しているということもあり、日本政府が交渉に加わるにあたっては「著作権の短縮」や「孤児著作物での国際的な協力」といった逆提案を行ってもいいのではないか? という意見が述べられた。
フェアユースなき非親告罪化は日本の文化を殺す?
次に、著作権侵害の非親告罪化についての議論が行われた。日本の著作権法は親告罪なので、著作権者が告訴しない限り起訴や処罰はできない。これが非親告罪化すると、権利者からの告発なしで警察による摘発や刑事罰の適用が行えることになる。そのため、もし日本が非親告罪化したら、同人誌やコスプレなどの二次創作活動に壊滅的な打撃を与えることになる(※7)と、以前から話題になっている。
米国の場合、著作権侵害は非親告罪だが、フェアユース条項によって無許諾で使用できる範囲がある程度広い。日本でも「日本版フェアユース」の導入が検討されたこともあるが、結局のところ非常に限定的なもの(※7)になってしまっている。
URL
(※7)TPPで著作権侵害が非親告罪化されたら~同人誌・コスプレを守る方法とは
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20111115_491036.html
(※8)著作権法改正でこう変わる――DVDリッピング規制、元・日本版フェアユース
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/special/fukui/20120411_525463.html
漫画家でJコミ代表取締役の赤松健氏からは、コミックマーケットなどに代表されるアマチュアによる二次創作活動が黙認されてきたことで、広い裾野が育まれ、プロ作家を生み出す素地になっているという重要性が語られた。また、前回のシンポジウムで提唱されたクリエイティブ・コモンズ・ライセンスの発展版である「公認二次創作の意思表示(Pマーク)」がその後どうなったか? という話になった。
赤松氏の提案は、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスはデットコピーまで認めてしまうのが前提になっており、漫画に関しては著者や出版社の拒絶反応の方が強くなってしまうためそのままでは使いづらいこと、ならばデットコピーはダメだけど二次創作(設定やデザインを参考にイチから描き起こす)ならいいよという事前許諾の意思表示ライセンスを用意して欲しい、というものだ。
実は赤松氏は、3月27日に行われた文化庁主催のコンテンツ流通促進シンポジウム「著作物の公開利用ルールの未来」(※9)で、Pマークに対するさまざまな問題点の指摘を受けて「イベント当日頒布限定の黙認意思表示(CVマーク)」を再提案している。これに対し、野口氏はクリエイティブ・コモンズ・ジャパンとして検討しますと回答をしている。
URL
(※9)第8回コンテンツ流通促進シンポジウム「著作物の公開利用ルールの未来」
http://www.bunka.go.jp/chosakuken/seminar/contents_sympo8/index.html
野口氏によると、クリエイティブ・コモンズ本部へ上程して世界的にライセンスを変えていくのは恐らく無理なので、日本版のルールを独自に設定して運用し、その成果と実績をもって日本発のルールを提唱していこうという話になっているという。赤松氏は、8月から新連載を始める予定になっているが、初めからCVマークを使いたいので早くして欲しいと要望した。
CVマークは実際に非親告罪化されてしまった場合の防御手段だが、それ以前の交渉段階で止めることはできないのか? という問いに、メディアアクティビストの津田大介氏は、非親告罪化に関してはTPP交渉でどのような議論になっているかまったくわからないという現状について説明した。ただ、日本以外で、親告罪であることのグレー領域をある意味でうまく活用できている国が、他には存在しないのではないかという。つまり、TPPの交渉において日本が非親告罪化に反対をしなければ、そのまま決まってしまう可能性が高いというのだ。
漫画家でJコミ代表取締役の赤松健氏
メディアアクティビストの津田大介氏
非親告罪化すると、「声の大きな人」によって警察が動かされてしまうため、例えば「もしかしたら序文だけ権利者が違うかもしれない」といった可能性が少しでもある場合は、第三者からの思わぬ「密告」から身を守るためには臆病な対応(つまり利活用・公開しない)をせざるを得ないという。
会場に来ていた北海道大学教授の田村善之氏(知的財産法)より、日本の著作権法は条文上非常に厳しく、そのまま適用すれば資料をFAXで送ることすら許されない状況になっていること、それゆえ「Tolerated Use(黙認よりさらに弱い「放置」とか「寛容的利用」といった意味合い)」という新しい著作物使用形態を日本でも認めていくことが必要になるという意見が述べられた。
TPP交渉を優位に進めるには? 私たちには何ができるのか?
作品が死ぬのは著作権保護期間が切れる時ではなく、誰からも顧みられず忘れ去られることだという。会場に来ていた朝日新聞記者「朝P」こと丹治吉順氏から、死後50年より後に出版される書籍は全体の2%に満たないという調査結果についての報告がなされた。つまり、圧倒的多数の作品は「売られていない」のが現状なのだ。
また、富田氏からは、TPPの知財分野は経済だけの問題ではなく、広く国民に影響する「文化の問題」であるという指摘がなされ、青空文庫に収録されている芥川龍之介の「後世」(※10)の一節が紹介された。
けれども私は猶想像する。落莫たる百代の後に当つて、私の作品集を手にすべき一人の読者のある事を。さうしてその読者の心の前へ、朧げなりとも浮び上る私の蜃気楼のある事を。
URL
(※10)青空文庫 芥川龍之介「後世」
http://www.aozora.gr.jp/cards/000879/files/33202_12224.html
また、野口氏からは、このままだと国民の関心が高い「農業」や「自動車」といった分野を守るための取引材料として、知財分野が使われてしまうのではないか? という懸念が表明された。
最後に福井氏から、TPP交渉を優位に進めるためのキーパーソンは誰か? という会場からの問いに、「それはほかの誰でもない、国民のみなさまです」という強いメッセージが発せられた。最大の敵は、無関心と諦めだと。交渉不能などということはあり得ないのだから、声を上げ続けて欲しいという。
現在、内閣官房でも意見募集を行なっており、締め切りは7月17日17時とのことだ。詳しくは下記のリンク先(※11)をご参照いただきたい。メールは個人名義でも構わないとのことだ。
URL
(※11)内閣官房 TPP政府対策本部 「TPP協定交渉に係る意見提出等のための業界団体等への説明会について」の「意見提出に関する追加情報」
http://www.cas.go.jp/jp/tpp/tppinfo.html#setsumeikai
【お詫びと訂正 19:55】
記事初出時、八田真行氏の肩書きが「駿河台大学経済学部専任講師」となっておりましたが、正しくは「駿河台大学経済経営学部専任講師」です。お詫びして訂正いたします。
(鷹野 凌)
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