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Posted by 中 相作 - 2013.10.18,Fri
ウェブニュース

朝日新聞デジタル
 平成25・2013年10月16日 朝日新聞社

乱歩への思い 誕生祭に
 岡本真幸
 Home > マイタウン > 三重 > 記事

乱歩への思い 誕生祭に

2013年10月16日



江戸川乱歩像と実行委員会世話人の小島さん=名張市平尾の近鉄名張駅東口

 【岡本真幸】名張市生まれの推理作家、江戸川乱歩(1894~1965)の生誕から来年で120年になるのを前に、市民らが企画する「乱歩誕生祭」が20日、初めて開かれる。近鉄名張駅東口に立つ乱歩像の前で、怪人二十面相が祝いの言葉を読み上げたり、少年探偵団が寸劇を披露したりする。

 乱歩生誕の地を全国に発信しようと地域起こしイベントを開いている「乱歩蔵びらきの会」のメンバーや、生誕地の新町周辺の住民らが、9月半ばに実行委員会(小島敏孝世話人)を立ち上げて企画した。20日は乱歩の誕生日の前日で、来年10月21日が生誕120年の記念日になる。

 乱歩像前で午前10時から、黒マント、シルクハット姿の怪人二十面相役が、生みの親の乱歩への感謝を込めてメッセージを読み上げる。続いて、少年探偵団に扮した市民劇団「おきつも名張劇場」の小中学生6人が寸劇をし、集まった市民と共に「少年探偵団の歌」や乱歩の愛唱歌「故郷の空」などを合唱する。

 近くの市立図書館(桜ケ丘)の2階視聴覚室では、午前11時から、地元ケーブルテレビ局制作の番組「ザ・ワールド・オブ・ランポ」(約30分)の説明や上映がある。事前申し込み不要。

 小島さんは「今回の生誕祭を、120年を盛り上げるきっかけにし、将来は恒例行事にしたい」と話す。

 問い合わせは小島さん(090・9493・9657)へ。
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Posted by 中 相作 - 2013.10.17,Thu
雑誌

小説野性時代 11月号
 平成25・2013年10月12日 第11巻第11号 角川書店
 A5判 409ページ 本体762円

明智小五郎対金田一耕助ふたたび 後篇
 芦辺拓
 p154-181


 株式会社KADOKAWAオフィシャルサイト:小説 野性時代11月号(10月12日発売)
Posted by 中 相作 - 2013.10.16,Wed
ネット動画

YouTube
 平成25・2013年10月12日公開

『乱歩で散歩』銀座編・第5回
 制作・著作:『新青年』研究会
 10分5秒


 2013年8月1日:乱歩で散歩
Posted by 中 相作 - 2013.10.13,Sun
書籍

古書ミステリー倶楽部 傑作推理小説集
 編:ミステリー文学資料館
 平成25・2013年10月20日初版一刷 光文社 光文社文庫
 A6判 カバー 394ページ 本体800円

収録
口絵
 江戸川乱歩
 p7
関連
解説
 新保博久
 p384-394

 光文社:古書ミステリー倶楽部
Posted by 中 相作 - 2013.10.12,Sat
ウェブニュース

毎日jp
 平成25・2013年10月8日 毎日新聞社

SUNDAY LIBRARY:岡崎武志・評『不屈の春雷 十河信二とその時代』『よう知らんけど日記』ほか
 岡崎武志
 Home > 特集・連載 > 記事

SUNDAY LIBRARY:岡崎 武志・評『不屈の春雷 十河信二とその時代』『よう知らんけど日記』ほか

2013年10月08日

 ◇あきらめない男の生きざまとは

◆『不屈の春雷 十河信二とその時代』牧久・著(ウェッジ/上下・各税込み1890円)

 高度成長の象徴たる東海道新幹線開業は昭和39(1964)年。「夢の超特急」と呼ばれた。東京オリンピックに先駆ける10月1日、「ひかり1号」は大阪へ。その晴れの出発式に、招かれなかった男が本書の主人公・十河信二。新幹線開業に「命がけで奔走し、実現に漕ぎ着けた」のは、元国鉄総裁の十河あってのことだった。

 牧久『不屈の春雷 十河信二とその時代』は、激動の時代に木の葉のように揺れながら、信念を貫き通した「新幹線の生みの親」を描く長編評伝。

 明治人の大志を抱いて愛媛から上京した若者が、鉄道院初代総裁・後藤新平と運命の出会いを果たし、鉄道畑へ。2人の夢は日本の鉄道を「狭軌」から「広軌」へ。新幹線建設はその「弔い合戦」だと著者は見る。明治の男たちはかくも熱い。

 さまざまな挫折が、明治、大正、昭和の時代と添い遂げるように十河にふりかかる。それでも「有法子(絶対にあきらめない)」の精神で97まで生きた。

◆『よう知らんけど日記』柴崎友香・著(京阪神エルマガジン社/税込み1785円)

 柴崎友香は『きょうのできごと』でデビューした大阪生まれの作家。今は東京で暮らす。『よう知らんけど日記』は、不慣れな東京での日常を、使い慣れた大阪弁でつづる。たとえば7月某日は暑い日。「冷房入れてない時間は汗がどうにもこうにも。なので、手ぬぐいを首のうしろから耳、でこにかけて巻いてみた」という。「でこ」は「おでこ」。逆に、いまだに子供が標準語をしゃべるのに慣れない。全体に「おっさん」が入っているのがおかしい。

◆『原発を止める人々』小熊英二・編著(文藝春秋/税込み2048円)

「民主主義を再稼働せよ」と書かれた紙を背負う人がいる。2012年6月29日。首相官邸前に「反原発」を訴える20万人が集結した。小熊英二編著『原発を止める人々』は、3・11震災と津波、原発事故以後、日本で巻き起こったデモ活動について、証言と記録から考察する。逮捕者が出た新宿「原発やめろデモ」では、柄谷行人が演説。「デモをすることで、日本の社会は、人がデモをする社会に変わる」と訴えた。巻末に反原発デモ・リスト付き。

◆『変格探偵小説入門』谷口基・著(岩波現代全書/税込み2415円)

SUNDAY LIBRARY:岡崎 武志・評『不屈の春雷 十河信二とその時代』『よう知らんけど日記』ほか

 探偵小説は、謎解きを主眼とする「本格」、怪奇、幻想、猟奇、SFなど「奇想」を主眼とする「変格」と二つに分かれる。谷口基『変格探偵小説入門』は、この「変格」を、現代エンターテインメント小説の源泉と位置づけ、その流れを作品紹介とともに追う。大正末期から昭和初期、雑誌『新青年』を中心に、「前代未聞の奇観」が出現し、探偵小説の間口を一挙に広げる。乱歩に横溝、小酒井不木、夢野久作、城昌幸などオールスター揃い踏み。

◆『傷』堂場瞬一・著(講談社/税込み1785円)

 プロ野球界を代表する強打者が、膝の手術を受けたところ、医師がわざと失敗したと刑事告訴する。日本一の腕前と言われた医師は行方不明で大騒ぎに。この事件を担当するのが、交番勤務を経て刑事なりたての青井由記。男性ながら「ゆきちゃん」と呼ばれる。堂場瞬一『傷』は、取材を始めたアラサーの社会部記者・理恵と青井という下っ端コンビが、真相解明に懸命になる姿を描く。スポーツ界と医療、警察とマスコミという組み合わせが新味。

◆『佳代のキッチン』原宏一・著(祥伝社文庫/税込み680円)

 ワゴン車に厨房機器を積み込んで、西へ東へ。原宏一『佳代のキッチン』は、移動調理屋を営む若い女性の物語。客が材料を持ち込んで、1品500円で佳代が調理する。お金を貯めて、幼い頃に姿を消した両親を捜しているのだ。キャベツ丸ごと1個、次に卵10個を持ち込んだ小1の坊や。不審に思って後をつけたら……。夜の京都では、和服の女性が、賄いで作ったカレーを分けてくれという。料理がもつれた謎を解いていくという新趣向の小説。

◆『日々の100』松浦弥太郎・著(集英社文庫/税込み714円)

『日々の100』の著者・松浦弥太郎は、雑誌『暮しの手帖』編集長でエッセイスト。女性から絶大な支持あり。本書では見開きに1品、写真と随筆で、日々の生活で大切にしている品を取り上げる。写真も著者。祖父の形見の腕時計はロレックスの金無垢。祖父の名は金太郎。まとめ買いした50年代製リーバイスのジーンズ。これに合う服が装いの基準だという。本やペーパーナイフ、匙にジャム。好きなものに囲まれた生活の豊かなこと。書き下ろし3編を加える。

◆『歌舞伎町ラブホテル 夜間清掃員は見た!』山谷哲夫・著(宝島SUGOI文庫/税込み630円)

SUNDAY LIBRARY:岡崎 武志・評『不屈の春雷 十河信二とその時代』『よう知らんけど日記』ほか

 ドキュメンタリー映画監督の著者は、在日コリアン脱税の実態をつかむため、身分を隠し、歌舞伎町のラブホテル清掃員の職を得て働き始めた。山谷哲夫『歌舞伎町ラブホテル 夜間清掃員は見た!』は、客には見えない裏側を暴き尽くした、興味津々のルポ。スキンのことは「キャンディー」と呼ぶ、驚愕の客室の落書き帳の中身、コップは消毒せずに「消毒済み」の袋をかぶせるなど、知ってどうなるものでもないが、とにかく面白い。

◆『枝雀らくごの舞台裏』小佐田定雄・著(ちくま新書/税込み840円)

 1999年4月19日は、上方落語の「爆笑王」桂枝雀が死亡した日。枝雀に新作「幽霊の辻」を提供するなど、座付作者であるとともに、深い結びつきにあったのが小佐田定雄。『枝雀らくごの舞台裏』では、枝雀持ちネタから精選した48を、演題別に解説し、その舞台裏を明かす。同じ演題でも、各種音源や映像で違いを指摘するのも著者ならでは。「いらちの愛宕詣り」は、ストイックだった芸風の小米時代にぴったりだったなど、見巧者ぶりに感嘆。

◆『キレイゴトぬきの農業論』久松達央・著(新潮新書/税込み735円)

 久松達央は茨城県土浦市「久松農園」で、有機野菜を栽培、顧客と直接取引をする。著者は、帝人で輸出営業に従事し、1999年脱サラして農業へ転身した異色の人。『キレイゴトぬきの農業論』は、ロジカルに農業を追求した著者ならではの、まったく新しい農業論。なにしろ、有機栽培をしながら、有機野菜が「安全」は誤解、というのだ。畑の生き物を多用に保ちつつ、「健康な野菜」を作るには? 農業にまつわる迷妄を解く書。

◆『ダメダメな人生を変えたいM君と生活保護』池上正樹・著(ポプラ新書/税込み819円)

 45歳、ひきこもりのM君が、自立に向けて一歩を踏み出す『ダメダメな人生を変えたいM君と生活保護』。「石ころになりたい」「いい道はないものかと焦っています」が口癖の彼と行動をともにした池上正樹は、目の前の「一人」を大切にすることが社会の原点だと言う。車を運転すれば、道を間違って落ち込む。思い切って株を買えば、その会社が破綻する。でも、人生には何回だってチャンスはある。M君はようやくチャンスの切れ端をつかんだのだ。

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おかざき・たけし 1957年生まれ。高校教師、雑誌編集者を経てライターに。書評を中心に執筆。近著『上京する文學』をはじめ『読書の腕前』など著書多数

※3カ月以内に発行された新刊本を扱っています

<サンデー毎日 2013年10月20日号より>
Posted by 中 相作 - 2013.10.11,Fri
ネット動画

YouTube
 平成25・2013年10月5日公開

『乱歩で散歩』銀座編・第4回
 制作・著作:『新青年』研究会
 3分21秒


 2013年8月1日:乱歩で散歩
Posted by 中 相作 - 2013.10.11,Fri
雑誌

グランドジャンプ 10月16日号
 平成25・2013年10月16日 第2巻第21号 集英社
 平成25・2013年10月2日発売
 B5判 442ページ 定価330円(本体314円)

江戸川乱歩異人館
 山口譲司
 第28話〈異人ノ十五 明智小五郎×蛭男~吸血鬼三~〉
 p265-291


 集英社グランドジャンプ公式サイト:Home
Posted by 中 相作 - 2013.10.10,Thu
雑誌

小説野性時代 10月号
 平成25・2013年9月12日 第11巻第10号 角川書店
 A5判 493ページ 定価800円(本体762円)

明智小五郎対金田一耕助ふたたび 前篇
 芦辺拓
 p256-277


 株式会社KADOKAWAオフィシャルサイト:小説 野性時代10月号(9月12日発売)
Posted by 中 相作 - 2013.10.09,Wed
書籍

変格探偵小説入門 奇想の遺産
 谷口基
 平成25・2013年9月18日第一刷 岩波書店 岩波現代全書013
 B6判 カバー 279ページ 本体2300円

はじめに
第一章 「変格探偵小説」とは何か
 細目
  1 探偵小説の黄金時代
  2 本格探偵小説と変格探偵小説
  3 変格のふるさと
  4 谷崎文学と新しい「怪談」
  5 「機械」がつくりだす怪異
  6 「化け物」としての映画
  7 近代資本主義との対決
  8 「柳湯の事件」──「神経」と探偵小説
  9 「神経」と「神経衰弱」
  10 「変態」という、新しい怪異
第二章 変格探偵作家としての江戸川乱歩
 細目
  1 変態と変格
  2 「押絵と旅する男」
  3 「古風」な世界への志向
  4 魔性の双眼鏡
  5 異界からの微笑
第三章 変格の血脈──横溝正史が受け継いだもの
第四章 医文学者の変格──小酒井不木の「健全」と「不健全」
第五章 変格派の雄・夢野久作──未知の精神領域へ
第六章 変格のリアリズム──「実話」をめぐる試行
第七章 変格のローカリズム──都市、秘境、そして鎌倉
結語にかえて──あらためて、変格とは、探偵小説とは?
あとがき

第一章 「変格探偵小説」とは何か

 1 探偵小説の黄金時代

 戦前期日本における探偵小説の隆盛は、一八九〇年代(明治二十年代)における、黒岩涙香を鼻祖とする創成期の流行と、江戸川乱歩・横溝正史ら専門作家たちの活躍から惹起された、関東大震災前後より一九三〇年代(大正十二年から昭和十五年頃)に至る黄金時代とに大別できる。翻訳や翻案、あるいは習作的な作品がほとんどで、専門の書き手も稀少であった明治期と比較して、大正末期以後に流行した探偵小説は、国産の創作文学ジャンルとして大衆文芸界に確固たる地位を築き、時代の先端を行くモダニズム文化の一翼を担う存在に目されていた。今日〈戦前派〉と称される探偵作家群は、ほぼ例外なくこの時代にデビューを飾った人たちを指すものだ。
 ところでこの時期を黄金時代と称した理由は、質量両面から探偵小説が向上し、創作ジャンルとして一般化され、作家層が厚みを増した、ということだけにとどまらない。むしろジャンルの定立という課題に限定するならば、同時期は混沌期といういい方が正しいだろう。なぜならばこの時期、探偵小説はきわめて広範にわたる文学テーマを包摂するジャンル名として読書界に認識されていたという事実があるからだ。

 岩波書店:変格探偵小説入門
Posted by 中 相作 - 2013.10.07,Mon
書籍

光石介太郎探偵小説選 論創ミステリ叢書67
 光石介太郎
 平成25・2013年9月20日初版第一刷 論創社
 A5変型判 カバー 360ページ 本体3600円

関連
YDNペンサークルの頃
 評論・随筆篇 > p319-321
 初出:幻影城 昭和50・1975年7月増刊号(第1巻第7号)
私の探偵小説観
 評論・随筆篇 > p321-323
 初出:幻影城 昭和50・1975年9月号(第1巻第9号)
靴の裏──若き日の交友懺悔
 評論・随筆篇 > p323-334
 初出:幻影城 昭和51・1976年2月号(第2巻第2号)
名軍師と名将たち
 評論・随筆篇 > p334-343
 初出:幻影城 昭和54・1979年4月号(第5巻第4号)
解題
 横井司
 p345-360

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