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Nabari Ningaikyo Blog
Posted by - 2026.07.22,Wed
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Posted by 中 相作 - 2014.02.26,Wed
ウェブニュース

朝日新聞デジタル
 平成26・2014年2月21日 朝日新聞社

昭和彩った作品、CSに 「インターミッション」も
 石飛徳樹
 Home > カルチャー > 映画 > 記事

昭和彩った作品、CSに 「インターミッション」も

2014年2月21日22時19分



大瀬康一(左)と夏樹陽子

 昭和の薫りを残した東京・銀座シネパトスが閉館して約1年。ここを舞台にした「インターミッション」が3月にCSのファミリー劇場に登場する。映画に出た大瀬康一の「隠密剣士」「月光仮面」、夏樹陽子の「江戸川乱歩シリーズ」など、昭和を彩ったテレビドラマも放送される。

 大瀬は「『月光仮面』は古い警視庁ビルの屋上でロケをしていました。今じゃ考えられません」、夏樹は「東映時代、私が泣く場面で、カメラマンも涙を流さんばかりに撮ってくれました。(最近は)そういう真剣さが少し希薄になっているのではないか」。樋口尚文監督は「昭和の作品にはアナーキーな魅力があった」と話していた。(石飛徳樹)
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Posted by 中 相作 - 2014.02.26,Wed
演劇

悪鬼の島
 平成26・2014年2月22日-23日
 絵本塾ホール(東京都新宿区若葉1-22-16)
 A☆STEPS企画新春劇読ライブ2

 原作:江戸川乱歩「孤島の鬼」
 演出:栗原彰文
 出演:島原英希、日置達哉、大天裕亮、友重舞香

 

A☆STEPS企画 > スケジュール

劇読による新感覚ライブ。江戸川乱歩の作品を大胆に脚色し、2014年新春1月と2月に公演いたします。劇読とは、ラジオドラマのように配役を声だけで演ずる試みです。当社はこれまでに数多くの劇読を上演してきました。今回は一作品約二時間の大作に挑みます。
おなじみ明智小五郎をはじめ小林少年、そして、やがて明智夫人となる文代など様々なキャラクターが登場します。また、劇中音楽は生演奏が共演します。
◆会場
絵本塾ホール 新宿区若葉1-22-16 ASTYビル Tel 03-5312-7041
◆チケット 2800円 (各回共全席自由)

その2『悪鬼の島』
物語の概要
箕浦春樹は過去の記憶が無い医学生であった。箕浦には木崎初代という恋人がいて、結婚の約束をしていた。
ある日箕浦は、初代から最も大切にしている先祖の家系図を託される。その直後、初代は密室ともいうべき自宅の寝室で殺されてしまう。
憎むべき犯人を捕らえる決心をした箕浦は友人の深山木幸吉と共に捜査を開始した。しかし、その深山木も海水浴客で賑わう衆人の中で何者かに殺されてしまう。
家系図に隠された謎とはなにか?箕浦の身辺に現れては消える謎の奇形人間!箕浦は自分の過去を取り戻すため裏日本の孤島に旅立つ。
絶海の孤島で窮地にたつ箕浦を助けるのは名探偵明智小五郎!数ある乱歩の作品の中でも最高傑作といわれる作品を大胆な脚色で劇読化。

◎日時
2月22日 (土)
昼公演   開演 15:30 開場は30分前
夜公演   開演 19:00 開場は60分前
2月23日(日)
昼公演   開演 14:00 開場は60分前
夜公演   開演 18:00   同上
◎出演者
島原英希 鈴木渉 日置達哉 大天裕亮 三輪拓也 濱坂輝之 原田達也
鵜澤宏明 相本麻紀子 重田実咲 友重舞香 園部澪 南十南九
◎劇中音楽・演奏
音楽・演奏 渡辺庸介(ギター)
◎スタッフ
脚本 冬城久次
演出 栗原彰文
音響 大園康司
照明 栗原彰文
舞台監督 下山佳苗
■エンディング・テーマ 「カーニバルの朝」
ボーカル 相本麻紀子(Featuring 山下幼稚宴)
Posted by 中 相作 - 2014.02.25,Tue
ウェブニュース

伊勢新聞
 平成26・2014年2月20日 伊勢新聞社

鳥羽ツアー商品 立教大生が考案 近ツーと共同企画
 Home > Web News > 記事

2014/2/20(木)

鳥羽ツアー商品 立教大生が考案 近ツーと共同企画



【学生考案の旅行商品を発表する立教大学観光学部の学生ら=東京都中央区の三重テラスで】

【東京】鳥羽市は十九日、東京都中央区日本橋室町の三重テラスで、立教大学観光学部の学生たちが考えた、東京から鳥羽へのツアー商品を発表した。販売は四月から半年間、学生たちと一緒に企画立案に携わった近畿日本ツーリストが行う。

 鳥羽市と立教大学は、同市で約一年暮らした推理小説家江戸川乱歩が、後に立教大学北隣に住み、死後遺族らが旧宅や蔵書などを同大学に寄贈したことや、乱歩の長男が同大学の名誉教授だったなど縁があることから、共同企画を開始した。

 立教大学の学生たちは昨年八月、鳥羽市を訪れて現地取材をした。学生の目線で観光素材を発掘し、近畿日本ツーリストの企画担当者を交えて検討を重ね、「食」「島の生活」「海女」「旅の思い出」の四つのテーマで八メニューの旅行商品を開発した。

 ツアーは東京発着の二泊三日のモデルコースに、オプションとして学生考案のメニューを付け加えた。半年間で二千万円以上の売り上げを目指す。
Posted by 中 相作 - 2014.02.25,Tue
ラジオ

青春アドベンチャー
 平成26・2014年2月3日-7日、10日-14日
 午後10時45分-11時
 NHK-FM

魔術師
 再放送
 全10回
 原作:江戸川乱歩
 脚色:芳﨑洋子
 演出:江澤俊彦
 出演:篠井英介、橋爪功、粟田麗、春日井静奈、冷泉公裕
 放送:平成24・2012年2月6日-10日、13日-17日

NHKオーディオドラマホームページ:青春アドベンチャー > 魔術師(再)(全10回)

魔術師(再)(全10回)
呪われた富豪一族の周辺で起きる凄惨な殺人事件に、明智が挑む。
【NHK FM】
2月3日(月)~2月7日(金) 午後10時45分~午後11時(1-5回)
2月10日(月)~2月14日(金) 午後10時45分~午後11時(6-10回)
【出演者】
篠井英介 橋爪功 粟田麗 春日井静奈
冷泉公裕 佐藤輝 水野龍司 小林親弘
北川響 山崎直樹 竹内春樹 久保酎吉
伊藤昌一 吉田久美 手塚祐介 村上かず
平野貴大 石原由宇 近藤フク 加藤圭
モモタロウ 渡邊蓮央 長谷川大陸
【原作】江戸川乱歩
【脚色】芳﨑洋子
【スタッフ】
演出:江澤俊彦
技術:大塚茂夫
音響効果:柳川起彦 佐藤あい
選曲:石原慎介
【あらすじ】
昭和5年の秋。東京の大宝石商・玉村善太郎の実弟で資産家の福田得二郎のもとに脅迫とも犯行予告ともとれるメモが毎日届けられた。恐怖を感じた福田氏は、警察に捜査を求める。警視庁の鬼警部・波越は難事件と直感し、信州で休暇中の明智小五郎に急遽帰京を促す。保養先にいた玉村家令嬢の妙子にほのかな恋情を抱いていた矢先ではあったが、急ぎ明智は帰京する…。名探偵・明智小五郎と、犯行予告通りに次々に殺人事件を起こす、恐怖の"魔術師"との手に汗握る攻防を描いた、江戸川乱歩の『魔術師』をラジオドラマ化。
Posted by 中 相作 - 2014.02.24,Mon
ウェブニュース

日本経済新聞
 平成24・2012年11月10日 日本経済新聞社

二銭銅貨
 寺沢将幸
 Home > 写真 > 文学周遊 > 記事

文学周遊 二銭銅貨

 江戸川乱歩のデビュー作である「二銭銅貨」。銅貨の中に隠された暗号文が示す大金のありかは、神田区五軒町にある印刷所だった。しかしそれは主人公「私」のいたずら。その五軒町にあたる現在の千代田区外神田6丁目を訪れた。 (2012/11/10)



五軒町を横切る練成通り。夜明け前の街並みを電灯がオレンジ色に照らす

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湯島方面から練成通りを眺めると、張り巡らされた電線の下を配送の担当者がせわしなく走っていた

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小説のタイトルでもある二銭銅貨は直径3センチメートル、厚さ2ミリメートル。暗号文をしまい込むのは、かなり難しそうだ(東京・池袋にある古銭店で)

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五軒町の狭い路地に入って見上げると、雑居ビルの隙間から空が細長くのぞいていた

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東端に出ると中央通り。南へ歩くとすぐに秋葉原へたどり着く。人の往来も激しく、にぎやかだ

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一方、内側に入ると静かな空気に。雑居ビル以外に下町風情を残す建物もちらほら

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町の中心に構えるのはギャラリーなどが入居する文化芸術施設「アーツ千代田3331」。前にある公園では子供たちが暗くなるまで遊んでいた

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廃校となった練成中学校を改修してできた同施設。床や椅子に懐かしさをおぼえる

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五軒町の地名の由来は江戸時代にあった5つの大名屋敷。現在その様子を感じとるのは難しいが、わずか200メートル四方に様々な顔を持つ魅力ある街だ=写真 寺沢将幸

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Posted by 中 相作 - 2014.02.23,Sun
雑誌

大人のSimple 三重再発見 遠足気分で町歩き
 別冊Simple vol.33
 平成24・2012年3月25日 第39巻増刊 ゼロ
 A4判 143ページ 定価840円(本体800円)
 イラスト・写真・本文:桃屋乗平

関連
名張 乱歩が生まれた町
 p35-42
鳥羽 晴天なら日和山、鳥羽の散策はそこからはじまる
 P117-125

名張 乱歩が生まれた町

名張を歩く

 二銭銅貨に隠された念仏の暗号を六連銭に見立てて解読する「ゴケンチョーショージキドーカラオモチャノサツヲウケトレウケトリニンノナハ…」と記述された件を読み返すたびに、鳥肌の立つ想いがするのは私だけだろうか。

鳥羽 晴天なら日和山、鳥羽の散策はそこからはじまる

鳥羽を歩く

 JR鳥羽駅を降り、金刀比羅神社の額束のかかった鳥居をくぐって歩きはじめる。まず訪れたのは漂泊の詩人と呼ばれた伊良子清白の家。明治三十九年、詩集「孔雀船」を発刊するも評価されず、詩壇から退いて東京から島根、大分、台湾、京都などでの医業を経て大正十一年、鳥羽の小浜に診療所兼住居を開設。昭和三十年、戦況悪化により大宮町(現大紀町)に疎開するまでの二十三年間小浜で暮らした清白。

 三重のタウン誌「月刊Simple」:別冊Simpleのご案内
Posted by 中 相作 - 2014.02.21,Fri
ウェブニュース

デイリースポーツonline
 平成26・2014年2月18日 デイリースポーツ

高倉健、中尾彬まで演じた金田一耕助
 坂元昭夫
 Home > オピニオンD > 記事

高倉健、中尾彬まで演じた金田一耕助

2014年2月18日



デイリースポーツ神戸本社近くにある横溝正史誕生地碑

 神戸市中央区東川崎町にあるデイリースポーツ神戸本社からわずか200~300メートル西へ行くと作家・横溝正史の生誕地碑がある。江戸川乱歩と並ぶ、昭和を代表する探偵作家は1902年5月24日、この地で生まれている。

 76年、映画『犬神家の一族』が公開されると、空前の横溝ブームが起こった。私の自宅にも、この文庫本があった。たぶん、4歳上の姉が買ったものだと思う。当時小学校高学年だった私は、そのちょっと気色の悪い表紙に興味津々で、難しい漢字を飛ばしながらも一気に読み上げた記憶がある。もちろん、父母にねだって映画にも連れて行ってもらった。それまでゴジラとかガメラのような怪獣映画しか観たことがなかったが、これが初めての大人の映画だった。場所もはっきり覚えている。今は「阪急メンズ館」になっているが、当時はそこに東宝の直営館・梅田劇場があった。湖から足がにょっきり出たポスターは斬新すぎたし、恐怖でもあった。

 それから見事に横溝ワールドにはまってしまった。角川文庫に収められている40~50冊に及ぶ文庫本はほぼ読破。それに飽きたらず、戦前に発表された「人形佐七捕物帖」の時代劇ものまで古本屋で探し出してむさぼるように読んだ。

高倉健、中尾彬まで演じた金田一耕助

 なぜここまで惹かれたのか。一にも二にも正史が作り出した金田一耕助という探偵の魅力だろう。それまで探偵といえば、シャーロック・ホームズや明智小五郎といったスマートなイメージだった。戦後すぐにアメリカから輸入された映画「マルタの鷹」や「三つ数えろ」でハンフリー・ボガード演じた主人公も、ハードボイルドの定番といえるトレンチコートにソフト帽をかぶったタフな探偵だった。

 それに比べると金田一耕助は、もじゃもじゃ頭で髪の毛をかきむしる癖があり、フケを飛ばしまくる。よれよれの羽織、はかまで、興奮するとしゃべり口調も発音がおかしくなる。まるで風采はあがらないが、それでいて神のごとく颯爽(さっそう)と事件を解決する。

 映画化された金田一耕助で、原作に忠実に映像化した最初の作品が、石坂浩二演じた76年の『犬神家の一族』だった。では“初代”金田一は誰かといえば、47年に登場した片岡千恵蔵だが、これがハンフリー・ボガードをまねたソフト帽にダブルのスーツ、おまけに拳銃まで所持していた。以後、石坂・金田一までに池部良ら何人もの名優、俳優が演じたが、すっかりこのイメージが定着してしまった。

高倉健、中尾彬まで演じた金田一耕助

 びっくりしたのは61年にあの高倉健が1作だけ演じていることだ。正史の代表作『悪魔の手毬唄』なのだが、これが原作と大違い。後日談によると、脚本家は原作を読まずにイメージだけで書き上げたという。実は石坂・金田一が登場するまでの金田一映画は、そのほとんどが原作と犯人が違うものだったという。正史は「小説と映画は別」と割り切ったおおらかな?スタンスだったといえる。

 原作に充実だったことが逆に衝撃的だった石坂・金田一だが、彼が登場する前年の75年にも映画化された作品があった。『本陣殺人事件』なのだが、その金田一役に抜てきされたのが若かりし中尾彬である。今ではこわもてのイメージがある中尾彬だが、ちょっと知的でシャイな探偵を演じている。これはレンタルビデオ店にも並べられているので、ぜひお薦めしたい。小説の『本陣殺人事件』は金田一のデビュー事件であり、時代設定は戦前。しかし、映画では低予算で作られたため現代版になっている。だが予算上の都合からか、謎解きの重要なカギを握るはずの水車があまりオモテに出てこない。さらに、現代の感覚では考えられない殺人動機で、これを現代風に演出するのには多少無理があった。ただ、ジーパンを履いたヒッピー風の金田一耕助を、あの中尾彬が演じたというのがなかなか興味深いではないか。

 石坂・金田一の登場により、原作に近い金田一耕助像ができあがったわけだが、それ以後はさまざまな俳優が演じている。西田敏行、中井貴一、片岡鶴太郎…。 しかし、石坂・金田一が圧倒的な存在感を示し、おどろおどろしい横溝ワールドを忠実に表現した市川崑監督による作品群が、最も完成度の高い金田一像になったことは誰も否定することはできないだろう。

 19日、BSプレミアムで午後1時から石坂・金田一による『犬神家の一族』が、26日には『悪魔の手毬唄』がオンエアされる。ともに約40年前の作品だが、まるで古くささを感じさせないのは原作を忠実に映像化したからにほかならない。興味のある方はぜひご覧いただきたい。

 ちなみに正史が設定した金田一耕助の年齢とは…。1902年生まれの本人から11歳年下ということになっているので、今年で101歳になるはずである。名探偵よ、永遠あれ。

(デイリースポーツ・坂元昭夫)
Posted by 中 相作 - 2014.02.20,Thu
ウェブニュース

ZAKZAK
 平成26・2014年2月16日 産経デジタル

三上延さん「逃避や見つめ直すのに『物語』は絶対に必要」
 大谷順
 Home > 芸能 > 記事

三上延さん「逃避や見つめ直すのに『物語』は絶対に必要」

★三上延さん『ビブリア古書堂の事件手帖5~栞子さんと繋がりの時~』KADOKAWA599円

2014.02.16

連載:ブック



三上延さん

 累計500万部超、剛力彩芽主演でテレビドラマにもなった人気シリーズの新刊。清楚な美人なのに恋愛はオクテ、本さえあればシアワセというヒロイン「栞子(しおりこ)さん」にオジサンも萌え!だぁ。 (文・写真 大谷順)

 --古書店主が若くキレイな女性(栞子さん)とのギャップが面白いです

 「古書店を小説の舞台に決めたとき、面白く読んでもらうにはどうしたらいいのか悩みました。たどりついたのが、誰にとっても魅力的な『年上のお姉さん』のイメージ。キャラクター設定には随分気をつかいましたね」

 --栞子さんには作者自身も投影されている?

 「ボクも小さいときから本が大好き。人と話すのが苦手なところも、栞子さんに、ちょっと似ているかな。もちろん、彼女ほどボクは、古書に詳しくありませんけどね」

 --でも取り上げる作品は相当幅広い。古書業界の裏事情もよく分かります

 「作品について調べる作業が大変なんですよ。ネットを使ったり、資料を取り寄せたり、文学館へ行ったり、専門家に尋ねたり…あらゆる手段を駆使しますが(取り上げる作品を)決めるまでに1、2カ月かかることも珍しくない。あまりに大変なので、このシリーズもあと2、3巻が限界かもしれません(苦笑)」

 --実際に古書店で3年間バイトしていたとか

 「古書の世界は『奥深い』ですからね。何となく、価値のあるなし、ぐらいは分かるようになったのですが、専門的なところまでは、とてもとても。まぁ古書の世界の入り口をのぞいた程度でしょうか」

 --このシリーズを読んで本が好きになる若い読者も多く、取り上げた作品をまとめた本も出ました

 「うれしいですね。昔、読んだ小説を、改めて読み直してみようという人もいるようです。取り上げる作品は、ボクが幼いころに“何らかのとっかかり”があったものが多いですが、できるだけ、万人が楽しみやすいような作品を選ぶようにしています」

 --子供のころはどんな本を?

 「江戸川乱歩の少年探偵団シリーズなどはよく読んでましたね。乱歩の大人向けの作品(『人間椅子』など)も読みましたが、あまりにテイストが違うので驚きました。マンガも大好き。(今回取り上げた手塚治虫の)『ブラック・ジャック』は、5、6歳から読んでいたかな」

 --「活字離れ」についてはどう考えますか

 「『紙のメディア』がだんだんと衰退していったり、形は変わってゆくかもしれませんが、『物語』を求めるという気持ちはこれからもなくならないと思います。ただ『少子化』は心配ですよ。新しい人たちが入ってこないと、活性化されませんからね」

 --『物語』の効用とは?

 「現実というものは“ままならないこと”が多いでしょ。そこから逃避したり、改めて見つめ直したり、角度を変えてみたりするために、『物語』は絶対に必要なんですよ」

 ■あらすじ 北鎌倉の古書店を舞台に、本にかけては並はずれた知識を持つ若き女性店主・栞子さんが作品にまつわるナゾを解いてゆくミステリー。5巻では寺山修司『われに五月を』、手塚治虫『ブラック・ジャック』などを取り上げる。バイト店員・五浦(ごうら)との恋の行方や、母親の失踪のナゾ、不気味な宿敵の気配も再び…。

 ■三上延(みかみ・えん) 1971年、横浜市生まれ。武蔵大人文学部卒。古書店のアルバイトなどを経て、2002年、『ダーク・バイオレッツ』で作家デビュー。ホラーからファンタジーまで、幅広いジャンルで活躍中。『ビブリア古書堂…』シリーズは5巻まで発刊。テレビドラマのほか、漫画化もされている。



三上延(著)『ビブリア古書堂の事件手帖5~栞子さんと繋がりの時~』(KADOKAWA、599円)
Posted by 中 相作 - 2014.02.19,Wed
新聞

公明新聞
 平成26・2014年2月14日 公明党機関紙委員会

生誕120年 色あせぬ「乱歩」の世界/心躍る怪奇、恐怖、冒険の要素が新たな読者を開拓
 中相作
 5面〈文化〉

 探偵作家の江戸川乱歩は今年、生誕120年を迎えた。死去してからほぼ50年が経過し、主要な作品は大正末から昭和10年代前半までにほぼ書き尽くしていた作家でありながら、乱歩の人気は今も根強い。乱歩作品を原作にしたテレビドラマや映画、演劇、漫画などは引きも切らず、少年物も含めた乱歩の小説は現代でも多くの読者に愛読されている。
Posted by 中 相作 - 2014.02.18,Tue
雑誌

月刊コミックビーム 3月号
 平成26・2014年2月12日 第20巻第3号(通巻220号) KADOKAWA
 B5判 618ページ 定価540円(本体514円)

謹製ビームコミックス・ストラップ「芋虫」

 別冊付録

 

 コミックビーム:2014年3月号
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