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スペイン発の魔法少女モノ映画がヤバイ!監督「乱歩とセーラームーンに影響を受けた」
webDICE編集部
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2016-03-11 14:15
スペイン発の魔法少女モノ映画がヤバイ!監督「乱歩とセーラームーンに影響を受けた」
独創的なストーリーと予想を裏切る結末!映画『マジカル・ガール』
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映画『マジカル・ガール』より、魔法少女に憧れる少女アリシア役のルシア・ポジャン Una producción de Aquí y Allí Films, España. Todos los derechos reservados©
スペインの新鋭、カルロス・ベルムト監督によるアニメなど日本文化へのリスペクトを存分に込めた映画『マジカル・ガール』が3月12日(土)より公開。魔法少女に憧れる余命わずかの少女と暮らす失業中の父親ルイスが、娘がほしがるコスチュームを手に入れようとすることをきっかけに、心に闇を抱えた人妻バルバラ、バルバラのかつての担任だった元教師ダミアンを巻き込んで悲劇が起きていく過程を描いている。
「世界」「悪魔」「肉欲」という3つの章で構成された本作は、難病の娘の願いを叶えようと腐心する父親という冒頭のエピソードからファンタジックで心温まると物語と思いきや、次第に人間の内に秘められた聖性と悪魔性の相克というテーマが露わになっていく。ベルムト監督はその一筋縄でいかないストーリー展開に、『魔法少女まどか☆マギカ』『美少女戦士セーラームーン』といったアニメからの影響や、江戸川乱歩原作・丸山明宏(現:美輪明宏)主演・深作欣二監督の映画『黒蜥蜴』といった日本文化へのオマージュ、そしてスペインの経済危機が及ぼす暗い影といった要素を盛り込む。その手腕は、スペインで『パンズ・ラビリンス』を製作したギレルモ・デル・トロ監督や、ペドロ・アルモドバル監督の系譜に連なるものだと言えるだろう。
古典的な構成を現在のスペインというコンテクストの下で再構成
──『マジカル・ガール』はサスペンスからブラック・コメディに至る諸ジャンルを巧みに組み合わせ、同時に今日のスペインに対し、社会派的眼差しを送っています。
私はスペイン人であり、私が『マジカル・ガール』を作った時、私の国が危機の頂点にあったことは確かです(2012年スペインは経済危機に陥り、失業率は25パーセント、特に若者の失業率は50パーセントを超えた)。それを主題にした映画ではないにしても、出発点ではありました。
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映画『マジカル・ガール』カルロス・ベルムト監督
病気の娘にプレゼントを買ってやるだけの金がない父親はどうするのか。でも、私の当初の意図は、“脅迫を中心に据えた犯罪もの”でした。なので、『マジカル・ガール』はフィルム・ノワールによくある設定によって展開していきます。構成は古典的なものですが、しかしそれは現在のスペインというコンテクストの下で再構成されているのです。
──あなたはスペインのインディ・コミックの出身です。コミックは暴力やセクシャリティに無関心ではありません。しかし、あなたは本作の中でほとんどそれらを描きませんでした。なぜでしょう?
映画の中で暴力を見せることはデリケートな問題です。というのも、暴力は、妥協とか責任といった考えに帰着するからです。暴力をあからさまに示す場合、あまりに派手にし過ぎると、暴力を中性化してしまう危険がありますし、暗示されるだけだと、受け取る側であまりにも洗練されたものになってしまいかねない。私はパゾリーニの『ソドムの市』(1975年)が好きなのですが、それは何といっても、彼がこの映画で暴力を用いてやろうとしたことゆえです。私は自分の映画の中で暴力をどう扱ったらいいのか、本当のところ、分かりません。暴力が何かを解放するもののように描かれることが普通になっている現代においてはなおさらです。
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映画『マジカル・ガール』より、アリシア役のルシア・ポジャン(右)、ルイス役のルイス・ボルメホ(左) Una producción de Aquí y Allí Films, España. Todos los derechos reservados©
私は50年代か60年代に生きていた方が、居心地良かったかもしれない。その時代、映画の中の暴力は違った意味を持っていました。その時代、特にスペインでは暴力が日常生活の中にあり、人々は毎日それと向き合っていました(スペインは70年代半ばまでフランコの独裁体制が続いた)。現在でも暴力は常にあるのですが、薄められて、遊び、ビデオ・ゲーム、映画、ネットの中にまで存在します。暴力と私たちの関係はすっかり変わってしまいました。
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映画『マジカル・ガール』より、ルイス役のルイス・ボルメホ Una producción de Aquí y Allí Films, España. Todos los derechos reservados©
暴力は別の社会的、政治的役割を担っています。人々は暴力的映画を見ることに、もはや不安を抱かなくなっているように思います。映画館ではいわばいつもの私など振り捨てて怖がるのを楽しむのです。スクリーンによって守られているのですから。映画における暴力は、もはや現実とは何の関係もなくなっています。それは良いことなのか、悪いことなのか。この問いは私には答えにくいものです。『マジカル・ガール』では暴力を示唆するに止めるという選択をしましたが、次の作品でははるかに露骨に暴力を描くかもしれません。
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映画『マジカル・ガール』より、アリシア役のルシア・ポジャン Una producción de Aquí y Allí Films, España. Todos los derechos reservados©
──日本の架空のアニメ「魔法少女ユキコ」のコスチュームをきっかけに物語は展開します。このアイデアをどのように着想しましたか?
私は恐喝というテーマの中心が、単なる金目当てではなく、もっと個人的な問題にしたかった。そこで少女が「魔法少女」のコスチュームを欲しがっているという設定にしました。私は『魔法少女まどか☆マギカ』『美少女戦士セーラームーン』といった日本のアニメから影響を受けています。このタイプのアニメはイノセンスを表していて、映画自体はかなりダークだから、そのコントラストが面白いと思ったのです。
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映画『マジカル・ガール』より、元教師ダミアン役のホセ・サクリスタン Una producción de Aquí y Allí Films, España. Todos los derechos reservados©
大切なのは、物語に身を任せること
──登場人物たちの背景について、あまり説明がありません。その分、想像力を掻き立てられます。
映画とは、人物とその過去について語っているのではなく、映画内の時間と共に人物の間に存在する関係を語っているもので、しばしば本人の理解を超えたところまで行ってしまう。だからこそ情報の省略が重要なんです。この映画はいかにして4人がつながったかという話であり、どうやって救われるかという話ではない。大事なのは物語に身を任せ、スクリーンの中で起こっていることだと理解することです。
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映画『マジカル・ガール』より、人妻バルバラ役のバルバラ・レニー(左) Una producción de Aquí y Allí Films, España. Todos los derechos reservados©
──長山洋子さんのデビュー曲「春はSA-RA SA-RA」や美輪明宏さん「黒蜥蜴の唄」など日本の楽曲も使われています。
江戸川乱歩や安部公房の小説にある、一種独特の謎めいていて奇妙な雰囲気に影響を受けています。今作で黒いトカゲのモチーフを使ったのは、江戸川乱歩の『黒蜥蜴』へのオマージュです。「春はSA-RA SA-RA」は日本のアイドルのキラメキを体現しています。「魔法少女」シリーズの主題歌として耳に残る歌を探しているときに見つけました。
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映画『マジカル・ガール』ポスター。バルバラの顔の傷が黒蜥蜴になっている。
(オフィシャル・インタビューより)
カルロス・ベルムト(Carlos Vermut) プロフィール
1980年3月6日生まれ。マドリードの第10美術学校でイラストレーションを学び、エル・ムンド紙でイラストレーターの第一歩を踏み出した。2006年に初の単独著作「El Banyan rojo)赤いバニヤンの木)」を出版。2008年には、TVEで放送されたテレビシリーズ『Felly Famm』を製作。翌年、初の短編映画『Maquetas』が第7回ノトド映画祭でグランプリを受賞。同年、2作目の短編『Michirones』も発表。2011年、『Felly Famm』で持つ権利の利益を資金に、初の長編映画『Diamond Flash』を自身の会社サイコソーダ・フィルムでインディペンデント映画として製作。2012年、コメディアン・グループ、ヴェンガ・モンハス出演の短編『Don Pepe Popi』の監督・脚本を務めた。また、大ファンだと公言している日本のマンガ「ドラゴンボール」にオマージュを捧げ、再解釈したコミック「Cosmic Dragon」を出版している。
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映画『マジカル・ガール』より Una producción de Aquí y Allí Films, España. Todos los derechos reservados©
映画『マジカル・ガール』
3月12日(土)より、ヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次ロードショー
監督:カルロス・ベルムト
出演:ホセ・サクリスタン、バルバラ・レニー、ルイス・ベルメホ、ルシア・ポジャン
2014年/スペイン/カラー/127分/シネスコ
配給:ビターズ・エンド
公式サイト
http://www.bitters.co.jp/magicalgirl/
▼映画『マジカル・ガール』予告編
投稿者:webDICE編集部
パラノイアサーカス
平成28・2016年2月26日-3月6日
サンシャイン劇場(東京都豊島区東池袋3-1-4)
少年社中×東映舞台プロジェクト
主催:少年社中、東映、テレビ朝日、BS朝日
脚本・演出:毛利亘宏
制作:一ツ橋美和(少年社中)
企画・製作:少年社中、東映
出演:井俣太良、岩田有民、堀池直毅、廿浦裕介、加藤良子、長谷川太郎、杉山未央、山川ありそ、内山智絵、竹内尚文、川本裕之、小澤亮太、松田凌、松田岳、白又敦、松本寛也、唐橋充、吉井怜、鈴木勝吾
▼パラノイアサーカス:Home
日本経済新聞
平成28・2016年2月15日 日本経済新聞社
「日本文化は僕の血肉」 映画監督、カルロス・ベルムトさん
関原のり子
Home > エンタメ > アートセレクト > 記事
「日本文化は僕の血肉」 映画監督、カルロス・ベルムトさん
2016/2/15 日本経済新聞 夕刊
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映画監督 カルロス・ベルムト氏
ネットで世界とつながる現代でも、洋画の中の日本は障子に鳥居、いかめしい武術家など定型化したイメージが少なくない。だが、この人の映画には取って付けたような日本はない。
「格好いいからと日本文化を取り込む監督もいるが、表面をなぞる空っぽな表現には興味がない。日本の漫画や映画、小説に親しみ、自分の血となり肉となっている。自然な形で作品の中ににじみ出てくるのは当然のことなんだ」
スペイン・マドリード生まれの35歳。少年時代、ブームを呼んだ鳥山明の漫画「ドラゴンボール」に夢中になった。そんな世代が今は創作の一線で活躍する。
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「マジカル・ガール」の一場面 Una produccion de Aqui y Alli Films, Espana. Todos los derechos reservados(C)
ブラックユーモアと洗練された映像に彩られた「マジカル・ガール」(日本公開は3月12日)は、劇場デビュー作だ。サン・セバスチャン国際映画祭グランプリなど、数々の映画賞を獲得した。
病気で余命わずかな少女アリシアの夢は、日本のアニメ「魔法少女ユキコ」のドレスを着て踊ること。高価なドレスを買うため、失業中の父ルイスが犯罪に手を染めてしまう。ルイスのこの行動が引き金となり、心を病む女性バルバラと暗い過去を抱える元教師ダミアンを巻き込みながら、物語は悲劇へ向かう。
アリシアは友だちと日本風のあだ名で呼び合い、歌手・長山洋子の楽曲でダンスを踊る。監督によれば、さらに深いところで日本と結びついているらしい。
「自分なりのフィルム・ノワール(退廃的な犯罪映画)を目指した。古典的なフィルム・ノワールは善と悪という対立軸がはっきりしているが、実際には誰しも善と悪の部分がある。人間の光と影を描きたいと思ったんだ」。根底にあったのが、忍者を目指して学校に通うものの、落第してばかりの問題児が成長する岸本斉史の漫画「NARUTO―ナルト―」だった。
「スペインの漫画は善悪がはっきりしている。つまり作者が判断した善と悪が描かれているんだ。ところがナルトは悪に『なぜ?』という視点を持ち込み、原因を追究する。子どもながらに感銘を受けた」
漫画やアニメで日本文化に最初に触れ、友人たちと同時代の作品をむさぼり読んだ。手塚治虫、水木しげる、浦沢直樹らの作品に手を広げ、新藤兼人や大島渚、今村昌平、勅使河原宏らの映画にうなった。
主人公・悟空が秘宝を求めて冒険する「ドラゴンボール」で印象深い場面がある。復活を遂げた敵が悟空と再度戦おうとする。「どんな戦いになるかとわくわくしてその場面をずっと待っていた」。ところがじらされたうえ、戦う前に敵があっさり死んでしまう。
「次はこうなるはずと踏んでいた観客の期待を外す。でも怒りは全くなかった。むしろ驚き、すごいと感じた」。今回の映画で父ルイスが宝石泥棒を働こうとした瞬間、ある出来事で物語が一転するのも、この時の実体験が影響しているという。また映画に登場する豪邸の黒とかげのマークは江戸川乱歩の「黒蜥蜴(とかげ)」へのオマージュだ。自らを「映画オタク」と称するが、「日本オタク」とは言わない。自分にとって、日本文化は当たり前の存在だからだろう。
◇
あこがれ続けた日本はスペインから遠く、旅費もかかる。ようやく夢が実現したのは2008年だった。「まとまったお金が手に入り、翌日には飛行機の切符を購入。計画も立てないまま来日し、独りぼっちで浅草のとんかつ店に入ったのを覚えている」と笑う。
「日本は第2の故郷」と語る。今では1年のうち合わせて4~5カ月は日本に滞在し、主に映画脚本を書いているという。「スペイン人は感情を表に出すと思われがちだが、必ずしもそうとは限らない。怒っていても顔にはあまり出さない日本人との接点を感じている」
行きつけの場所という東京・新宿のゴールデン街で写真を撮影した。お気に入りの歌手・浅川マキは晩年まで新宿を拠点に活動していた。影響を受けたという日本アート・シアター・ギルド(ATG)の作品上映でにぎわったのも新宿だ。「歌手では他にちあきなおみも好き。彼女たちには“カワイイ”とは違う、力強さを感じるんだ」
(文化部 関原のり子)
[日本経済新聞夕刊2016年2月10日付]
RANPO chronicle 蜃気楼奇譚
平成28・2016年3月3日─6日
シアターノルン(東京都大田区大森西7-5-7)
シアターノルン提携公演
HYBRID PROJECT アトリエ公演 4th satellite
原作:江戸川乱歩
脚色・演出:奥村直義(BQMAP)
出演:反橋宗一郎(L.A.F.U.)、森本亮治、柴木丈瑠、河口舞華、青山一澄、斎藤莉奈、黒部奈々佳、岩崎孝次、ダブルキャストA=金津裕也・秋山美帆、B=江浦優大・成清結花
▼Peatix:RANPO chronicle 蜃気楼奇譚 3/3 19:30
▼HYBRID PROJECT - TUFF STUFF公式サイト:Home
▼シアターノルン:Home
映画.com
平成28・2016年3月11日 エイガ・ドット・コム
日本文化に傾倒「マジカル・ガール」監督、好きなキャラは蟲師、綾波レイ、鬼太郎…
Home > 映画ニュース > 2016年3月11日 > 記事
日本文化に傾倒「マジカル・ガール」監督、好きなキャラは蟲師、綾波レイ、鬼太郎…
2016年3月11日 19:30
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カルロス・ベルムト監督
[映画.com ニュース] 2014年サン・セバスチャン国際映画祭グランプリと監督賞をダブル受賞し、ペドロ・アルモドバルや園子温監督が絶賛するスペイン映画「マジカル・ガール」が、3月12日に公開される。漫画家・イラストレーターとしてのキャリアを持ち、本作で長編デビューを飾ったカルロス・ベルムト監督は、大の日本びいき。このほど、通算10回目となる来日を果たし、キャリアや作品について語った。
白血病で余命わずかな少女アリシアは、日本のアニメ「魔法少女ユキコ」の大ファン。失業中の父ルイスは、アリシアの願いをかなえるため、「魔法少女ユキコ」の高額なコスチュームを手に入れることを決意する。この行動が、心に闇を抱える女性バルバラと、訳ありの元教師ダミアンを巻き込み、人々の運命が悲劇的な結末へ向かう。
漫画家から映画監督へ転身という異色のキャリアの持ち主だ。「私が一番好きなことは物語を語ること。コミックを描くのも好きなのですが、背景や色付けは面倒くさいと思うことがありました。映像であれば、自分で描かなくてもカメラに収められるので、常に映画には興味がありました。けれど、それまで1人でこつこつとコミックを描いていたので、人とチームを組んで製作するという環境に腰が引けていたのです。ビデオカメラを買って、友人同士で楽しみのために短編を撮るようになってから本格的に映画製作を始めました」
ダークな雰囲気で進行する本編の随所に、日本のアニメを愛する少女、長山洋子の楽曲、江戸川乱歩の「黒蜥蜴」など、日本カルチャーの要素がちりばめられている。ベルムト監督を魅了した日本文化との出合いのきっかけをこう語る。「小さい時から、アニメが好きでした。その時は日本というものを意識しませんでしたが、その後に大人向けの漫画を読み出して、ただただ面白いと思ったのです。その後さまざまな日本の文化を知り、傾倒していったのです」
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Una produccion de Aqui y Alli Films, Espana.
Todos los derechos reservados (C)
自身の漫画作品もダークなタッチの物語が多く、復讐や親子の関係というテーマに興味を持っている。最後に発表したコミックは「ドラゴンボール」からインスピレーションを受けたものだといい、「孫悟空のような人物が敵を倒すために、地球上の人間のエネルギーを集めて魔法を作る話なんです。エネルギーを与えたくないサラリーマンが主人公なのですが、そのサラリーマンは、妻には裏切られ、娘からは憎まれ、自殺を考えている。自殺をするところなのに、どうしてエネルギーをあげなければならないんだと。エネルギーがほしいのであれば、僕の願いをかなえてくれ、と物語が進むのです。日本の皆さんにぜひ私の漫画も見てもらいたいですね」とオリジナリティあふれる物語の概要を、熱を込めて説明した。
映画では、美しい少女と影のある美女が物語の鍵を握っている。「2人はスペインの典型的な美女ではなく、どちらかというと中性的な雰囲気がするので好きなのです。日本の漫画の女の子のキャラは、子どもっぽいキャラクターが多いですね。私はそういうキャラクターには興味がなく、硬派なキャラが好きです。蟲師、綾波レイ、鬼太郎、笑うセールスマンなどが気に入っています」と特殊な力を持つような神秘的なキャラクターを好むそうだ。
長編劇場デビュー作で国際的に注目されることになったが「自分が映画を作って、日本で紹介するということが信じられません。いつか自分が本当の映画監督ではなく、頂いた賞を取り上げられるのではないかという気がまだしています。まだ自分自身も、映画監督として賞を獲った人間ということに慣れてしまいたくないと思っています」とあくまで謙虚。現在、夏にクランクイン予定のアルモドバルプロデュースによる次回作に取り組んでいると明かした。
「マジカル・ガール」は3月12日から、全国順次公開。
(映画.com速報)
朝日新聞デジタル
平成28・2016年3月11日 朝日新聞社
東京)さらば豊島公会堂 3月13日にまで無料公開
浦島千佳
Home > 記事
東京)さらば豊島公会堂 3月13日にまで無料公開
浦島千佳
2016年3月11日03時00分
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解体される豊島公会堂=豊島区東池袋1丁目
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豊島公会堂の客席=豊島区東池袋1丁目
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豊島公会堂のホール=豊島区東池袋1丁目
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豊島公会堂3階の映写室にある35ミリフィルム映写機=豊島区東池袋1丁目
演劇やコンサート、集会などで60年以上にわたり親しまれてきた豊島公会堂(豊島区東池袋1丁目)が、老朽化のため解体される。跡地には約1300人収容の新たな多目的ホールが2019年に完成予定。公会堂は11~13日に無料公開され、舞台の床に思い出のメッセージを書き込める催しもある。
1952年11月に開館した公会堂は、鉄筋鉄骨コンクリート造りの地上3階地下1階建て。建設費の17%にあたる約1200万円が区民約3千人から寄付され、ロビーの銘板には、池袋に住んでいた作家の江戸川乱歩も本名「平井太郎」で名が刻まれている。
開館時の客席数は938席(現在は802席)。公演や集会のほか、学校の入学・卒業式などで多くの区民が利用した。NHKのど自慢の公開収録や歌手・都はるみさんのショーにも使われた。2014年度は一般への貸し出しも含め約720件の利用があった。
残り:158文字/全文:537文字
毎日新聞
平成28・2016年3月8日 毎日新聞社
乱歩連載原画展|名張公民館でも 21日まで /三重
広瀬晃子
Home > 地域 > 東海 > 三重 > 記事
乱歩連載原画展
名張公民館でも 21日まで /三重
毎日新聞2016年3月8日 地方版
名張出身の探偵小説家、江戸川乱歩の作品をダイジェストで毎日新聞伊賀面・熊野面で連載する「抄録『少年探偵シリーズ』」の第2回原画展が7日、名張市上八町の名張公民館で始まった。21日まで。無料。
連載は一昨年から毎週木曜に掲載。同市桔梗が丘のフリーライター、上田豊太さん(45)が文と挿絵を担当している。
第1回原画展は、昨年5~8月に名張、伊賀両市の5会場で開催。第1弾「少年探偵団」から第9弾「海底の魔術師」の原画と記事などを紹介した。
2回目の今回は第10弾「灰色の怪人」から第15弾「妖人ゴング」の原画30点と記事を中心に、乱歩の写真や布の貼り絵「フェルトアート」も紹介。これまで桔梗が丘公民館(同市桔梗が丘6)とハイトピア伊賀(伊賀市上野丸之内)で開いており、3カ所目の名張公民館が最後となる。
来場した同市松崎町の主婦、仁木道代さん(75)は「原色の色遣いが印象的で、目に飛び込んできました。昔、作品を読んだことを思い出します」と懐かしんでいた。【広瀬晃子】
〔伊賀版〕
名張・江戸川乱歩連載「抄録『少年探偵シリーズ』」原画展
— 毎日新聞@みえ (@Mainichi_Mie) 2016年3月8日
名張公民館でスタート。21日まで@toyo5555548 /三重 - 毎日新聞 https://t.co/BZ9QnoCocd#江戸川乱歩 #探偵 pic.twitter.com/o8ibRUzM0c
LittleCreatures展「紙のいきもの」「森のいきもの」
平成28・2016年2月5日─29日
パラボリカ・ビス(東京都台東区柳橋2-18-11)
押絵人形「江戸川乱歩」
ペーパードール:日野まき
朗読演劇「押絵と旅する男」
2月13日、14日
朗読:井上弘久
美術:日野まき
演出:今野裕一
スペシャルトークショー「乱歩症候群」
2月14日
トーク:千野帽子、米光一成
「幻想文學セラピスト」第四夜
▼yaso:LittleCreatures展「紙のいきもの」「森のいきもの」
▼yaso:井上弘久/朗読演劇 「押絵と旅する男」
▼yaso:幻想文學セラピスト ◆第四夜◆乱歩症候群
江戸川乱歩電子全集 第3巻 明智小五郎結婚編
江戸川乱歩
平成28・2016年2月26日 小学館 小学館eBooks
本体1400円
イントロダクション
明智小五郎結婚編
黒蜥蜴
初出:日の出 昭和9年1月号(3巻1号/1934年1月1日)→11月号(3巻11号/1934年11月1日)*10回連載(休載1回)
底本:江戸川乱歩全集9(桃源社/昭和37・1962年2月25日)
初出:講談倶楽部 昭和9年1月号(24巻1号/1934年1月1日)→昭和10年5月号(25巻5号/1935年5月1日)*15回連載(休載2回)
底本:江戸川乱歩全集10(桃源社/昭和37・1962年6月30日)
初出:キング 昭和11年12月号(12巻14号/1936年12月1日)→昭和13年6月号(14巻7号/1938年6月1日)*18回連載(休載1回)
底本:江戸川乱歩全集12(桃源社/昭和37・1962年9月20日)
初出:日の出 昭和12年9月号(6巻9号/1937年9月1日)→昭和13年10月号(7巻10号/1938年10月1日)*14回連載
底本:江戸川乱歩全集14(桃源社/昭和37・1962年12月20日)
乱歩自身による作品解説
初出・底本:江戸川乱歩全集(桃源社)
解説 明智小五郎の恋愛
小松史生子
インタビュー 乱歩の秘密は、江戸にあり。
渡辺憲司
コラム&フォト 乱歩ワールド──路地裏の散歩者
座談会「狐狗狸の夕べ」
三島由紀夫、杉村春子、芥川比呂志、松浦竹夫、山村正夫、江戸川乱歩
初出・底本:宝石 昭和33年10月号(13巻13号/1958年10月1日)
編集部註江戸川乱歩電子全集オリジナル年譜
書誌情報
▼小学館:江戸川乱歩 電子全集3 明智小五郎 結婚編
▼2016年5月28日:江戸川乱歩電子全集
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