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Nabari Ningaikyo Blog
Posted by - 2025.04.21,Mon
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Posted by 中 相作 - 2017.12.19,Tue
ウェブマガジン

コミックガム
 平成29・2017年12月13日 ワニブックス

怪人二十面相
 たくま朋正
 原作:江戸川乱歩
 第四話〈傳書バト、奇妙な取引、小林少年の勝利、恐ろしき挑戰狀〉

 コミックガム:怪人二十面相
PR
Posted by 中 相作 - 2017.12.18,Mon
電子書籍

青空文庫
 平成29・2017年12月15日

妖人ゴング
 江戸川乱歩
 入力:sogo
 校正:大久保ゆう

 青空文庫:妖人ゴング
Posted by 中 相作 - 2017.12.17,Sun

 今年も残り少なくなりました。

 本屋さんを覗いたら、新潮文庫の『江戸川乱歩傑作選』がこんなカバーで並んでいました。


 帯に「PREMIUM COVER 2017」と書いてあります。

 来年になったら姿を消すのだろうな、と踏んで一冊買って帰りました。

 書棚を確認してみると、真っ黒なカバーの『江戸川乱歩傑作選』はすでにあったんですけど、買って帰ったものにくらべるとカバーの紙質が違ってますし、帯には昔のカバーに使用されていたイラストがあしらわれています。

 値段は、きのう買った平成29年6月10日の百五刷が本体五百五十円、紙違いの黒いカバーが巻かれた平成22年6月10日の九十五刷は本体五百十四円。

 なんやかんや、世の中ますますせちがらくなってるようです。

 新潮文庫といえば、去年から今年にかけて刊行された乱歩の少年もの三冊、当地の本屋さんではもう見かけません。

 ほんと、田舎というのは読書には向かない土地柄で、それどころか、田舎にいると絶望することが多いんです、と川瀬七緒さんがあるインタビューでおっしゃってます。

 ダ・ヴィンチニュース:死にかけた田舎町に「女性下着」で革命を起こす!『テーラー伊三郎』の仕立て職人と男子高校生が奮闘するエンタメ小説とは?( 2017年12月6日)

 引用。

 「私も福島県出身ですが、田舎にいると絶望することが多いんです。シャッター街ばかりで、役所が考える町おこしは見当はずれに見えることばかり。ステイタスのある子どもの将来といえば、公務員になるかゼネコンに入るか。たとえ大学進学のために上京しても、また田舎に戻ってきてほしいというのが大半の意見です。そのうえ、家庭によっては貧困の問題も抱えています。アクアもそうですが、子どもが夢を持ちづらい状況に追い込まれている気がして。アクアの成長小説を書こうというつもりはありませんでしたが、なんらかの希望が垣間見える話にしたいとは思っていました」

 名張市もご同様。

 乱歩が生まれた名張のまちもいまやたしかに死にかけていて、というかもはやすっかり死んでしまっていて、むろん押しも押されもせぬ見事なまでのシャッター街になり果ててますし、お役所のまちおこしなんてのはただ迷走に迷走を重ねて税金をどぶに棄ててるだけのひどいもの、はっきりいって無茶苦茶です。

 というか、お役人なんてのは死ぬほど地頭の悪いみなさんが「手前どもは何も考えさせていただかないことにさせていただいております」とか「手前どもはできるだけ働かさせていただかないようにさせていただいております」とかいいながら日々ぐずぐずと腐りつづけてるような人たちですから、あんなの相手にしてるとほんとに絶望するしかなくなってしまいます。

 そういえば名張市立図書館の乱歩関連資料収集問題、「市長への手紙」のお返事はそろそろなのかな。

 要するに──


 あんたらこんな名張川の水をざるですくうようなことしてるだけで手前どもは乱歩関連資料を収集しております、えへん、とかほざけるわけ? という問題なんですけど。

 乱歩ファンのみなさん、絶望してもらってもいいですか? みたいなことにしかならんやろなと思います。
Posted by 中 相作 - 2017.12.16,Sat
新聞

伊勢新聞
 平成29・2017年12月10日 伊勢新聞社

江戸川乱歩の女
 小松史生子
 連載第7回〈有閑マダム秘密結社(一)〉
 6面《三重の文化》

 伊勢新聞:Home
Posted by 中 相作 - 2017.12.15,Fri
ウェブニュース

東京新聞 TOKYO Web
 平成29・2017年12月10日 東京新聞(中日新聞東京本社)

江戸川乱歩と横溝正史 中川右介 著
 郷原宏
 Home > Chunichi / Tokyo Bookweb > 書評 > 記事一覧 > 記事

【書評】

江戸川乱歩と横溝正史 中川右介 著

2017年12月10日



◆戦闘的友情の原点を推理

[評者]郷原宏=文芸評論家

 江戸川乱歩と横溝正史は、無二の親友にして宿命のライバルでもあった。作家として、あるいは編集者として、お互いに切磋琢磨(せっさたくま)しながら、大正の末から戦後の昭和まで、ほぼ半世紀にわたって日本の探偵小説(推理小説)を牽引(けんいん)した。乱歩なければ正史なく、正史なければ乱歩もなかった。この二人がいなければ、現在のミステリーの隆盛もまたなかったに違いない。

 本書は、この二人の交渉を日本の探偵小説史に重ね合わせて描いた対比評伝の力作である。乱歩に関する研究や評論は汗牛充棟(かんぎゅうじゅうとう)の量に達し、正史論もすでに十指を超えているが、対比評伝という形式は新鮮で、随所に類書には見られない発見や驚きがある。

 著者の手柄は何よりも、作家の戦場ともいうべきメディアを舞台にして、二人の戦闘的な友情を描き出したところにある。作品成立の舞台裏はもとより、出版社の経営状態や初版部数にまで調査が行き届いていて、私たちはこれを臨場感に満ちた昭和の出版興亡史としても読むことができる。

 乱歩と正史が初めて出会ったのは、一九二五(大正十四)年四月のことである。乱歩は売り出し中の新進作家、正史はまだ懸賞小説に応募する投稿青年だった。ところが、二人は実はその前の二二年に、神戸の図書館で同時に馬場孤蝶(こちょう)の講演を聴いていた。各種の資料によってその「運命の日」を探索する著者の推理は、名探偵・明智小五郎や金田一耕助にもひけをとらない。

 戦後の一時期、乱歩はミステリー評論や少年物は書いたが、大人向けの探偵小説は書かなかった。それは正史が発表した『本陣殺人事件』に圧倒されて自信を喪失した結果ではないかという著者の推論には、それまでの二人の交渉史に照らして強い説得力がある。

 このように綿密な取材と論理に裏打ちされた本書は、乱歩と正史のファンにとっては欠かせない座右の書となるだろう。私はまた『二銭銅貨』と『本陣殺人事件』を読みたくなった。

(集英社・1836円)

 <なかがわ・ゆうすけ> 作家・編集者。著書『カラヤンとフルトヴェングラー』。

◆もう1冊
 堀啓子著『日本ミステリー小説史』(中公新書)。明治の黒岩涙香から戦後、社会派というジャンルを開いた松本清張に至る通史。
Posted by 中 相作 - 2017.12.14,Thu
書籍

押絵と旅する男
 江戸川乱歩
 絵:しきみ
 平成29・2017年12月13日第一版一刷 立東舎
 170×190センチ カバー 68ページ 本体1800円

押絵と旅する男
 初出:新青年 昭和4年6月号(10巻7号/1929年6月1日)

 立東舎:押絵と旅する男(乙女の本棚5)
Posted by 中 相作 - 2017.12.13,Wed
書籍

小林少年と不逞の怪人 1
 上条明峰
 原作:江戸川乱歩
 平成29・2017年11月20日第一刷 講談社 ヤンマガKCスペシャル
 B6判 カバー 175ページ 本体580円

D坂の殺人事件 第一幕
 初出:ヤングマガジン 平成28・2016年52号(37巻72号/12月12日)
D坂の殺人事件 第二幕
 初出:ヤングマガジン 平成29・2017年1号(38巻1号/1月1日)
心理試験
 初出:ヤングマガジン 平成29・2017年11号(38巻第14号/2月27日)

 講談社コミックプラス:小林少年と不逞の怪人(1)
Posted by 中 相作 - 2017.12.12,Tue
雑誌

山岳修験 第60号
 平成29・2017年10月── 日本山岳修験学会
 B5判 158ページ 本体2800円

三重県亀山市関町旧坂下村岩屋観音の石川竹四郎──江戸川乱歩「屋根裏の散歩者」完成の地と「白衣の行者」
 宮本和歌子
 p137─150

 日本山岳修験学会:Home
 岩田書院:山岳修験
 NDL-OPAC:三重県亀山市関町旧坂下村岩屋観音の石川竹四郎 : 江戸川乱歩「屋根裏の散歩者」完成の地と「白衣の行者」
Posted by 中 相作 - 2017.12.11,Mon

 きのうは日曜でしたけど、平井隆太郎先生のご命日に舞い始めた諸羽流正眼崩し胡蝶の舞、さらにひとさし舞ってみました。

 「第二弾をお送りします」と題して昨日、こんな内容の「市長への手紙」を送信しました。

 ご多用中たびたび申しわけありません。名張市立図書館による平成28年度の乱歩関連資料の収集実績について、ひきつづきお聞きします。本日も平成28年4月から翌29年3月まで、月一点ずつ合計十二点を選んでみますが、次の資料が収集対象とされなかったのはなぜでしょうか。

 ▽『リメイクの日本文学史』平凡社
 ▽『乱歩奇譚 幻』光文社
 ▽『江戸川乱歩館』徳間書店
 ▽『少年探偵団 BD7』ベストフィールド
 ▽『定番すぎる文学作品をだいたい10ページくらいの漫画で読む。』リイド社
 ▽『〈変態〉二十面相』六花出版
 ▽「パノラマ ジオラマ グロテスク 江戸川乱歩と萩原朔太郎」萩原朔太郎記念水前橋文学館
 ▽『怪書探訪』東洋経済新報社
 ▽『みんなの少年探偵団』ポプラ社
 ▽「すばる」2月号
 ▽『明智小五郎』汐文社
 ▽『乱歩の猟奇』光文社

 以上、名張市立図書館による乱歩関連資料の収集がいかにずさんなものであるか、その一端を明らかにすべくお尋ねする次第ですが、平成28年度の収集実績に関する質問の第三弾もひきつづきお送りしたほうがよろしいでしょうか。「第三弾も送信してほしい」か、「第三弾は送信してほしくない」か、いずれかを選択してお答えください。もしも後者を選択された場合は、別の質問に切り替えることにいたします。なるべくお答えいただきやすい質問といたしますので、なにとぞよろしくお願い申しあげます。

 しかし、いくらこんな舞、いくら舞っても蛙の面になんとやらなのであろうな。

 本家はこちらとなっております。


 さ、朝のお散歩に行ってこよっと。
Posted by 中 相作 - 2017.12.10,Sun

 平井隆太郎先生のご命日の翌日、きょう12月10日は中井英夫の黒鳥忌となっておりますが、そんなことはともかくとして昨日、諸刃流正眼崩し胡蝶の舞、ひとさし舞って進ぜました。

 土曜日でお役所はお休みだったんですけど、名張市公式サイトの「市長への手紙」を利用して、こんな文書を送信しました。

 件名は「ひきつづきお願いいたします」。

 12月4日付「市長への手紙」に対する12月8日付ご回答、たしかに落掌いたしました。ご多用中、迅速なご手配をたまわり、お礼を申しあげます。しかしながら、まことに僭越なことを申しあげますが、もう少し真面目にお答えいただけないものでしょうか。名張市立図書館による乱歩関連資料の収集は、とにかくでたらめで目も当てられない惨状を呈しています。ですから私は、せめて伊賀市と連携してはいかがでしょうか、と提案している次第です。それをいうにことかいて、「引き続き市立図書館の業務として取り組んで参りたいと考えており」とはどういうことでしょう。いまの状態がひきつづくようでは困ると考え、その旨を訴え、現実的な打開策を提示して、どうかご一考いただけませんか、と切々とお願いしている市民に対して、愚弄するようなご回答はお慎みいただきたいと思います。

 それに、12月4日付「市長への手紙」には、伊賀市に対して連携の働きかけを進めていただけない場合には、名張市立図書館による資料収集の具体的な見通しをお示しいただきたい旨も記しました。その点のご回答が頂戴できないのは、いったいどういうことでしょうか。私が例示した事業は、図書資料および非図書資料(逐次刊行物,ファイル資料,視聴覚資料など)の収集、保管、書誌データの作成と公開、データベースの構築、初出資料のデジタル化、リファレンスサービスなどといったことでしたが、もしかしたら名張市立図書館の関係者には、こうして列記した事業の内容が理解していただけなかったのかもしれません。だったら仕方ありません。もう少し答えていただきやすいことをお聞きいたします。

 (1)名張市立図書館の平成28年度の乱歩関連資料の収集実績についてお聞きします。次の資料が収集対象とされなかったのはなぜでしょうか。平成28年4月から翌29年3月まで、月一点ずつ合計十二点を選んでみます。
 ▽『花森安治』河出書房新社
 ▽『電話ミステリー倶楽部』光文社
 ▽『乱歩アナザー 1』講談社
 ▽『文豪聖地さんぽ』一迅社
 ▽『キミこそ名探偵!』ナツメ社
 ▽「ハヤカワミステリマガジン」9月号
 ▽『Dの殺人事件 まことに恐ろしきは』KADOKAWA
 ▽『屋根裏の散歩者』キングレコード
 ▽『検閲と発禁』森話社
 ▽「TRICKSTER 1」バンダイビジュアル
 ▽『全員少年探偵団』ポプラ社
 ▽「悲劇喜劇」3月号

 (2)10月26日付「市長への手紙」で「平成28年度に刊行された乱歩の著作のうち、『豆乱歩』(4月、十三社)、『孤島の鬼』(7月、海王社)、『英語で読む江戸川乱歩短篇集』(9月、IBC パブリッシング)、『怪人二十面相』(10月、新潮社)、『少年探偵団』(平成29年1月、同)、『妖怪博士』(同3月、同)はどうして収集対象とならなかったのか」とお聞きしたところ、11月7日付ご回答で「図書資料の収集は出版案内などを目視して出版情報を集めて行っています。江戸川乱歩の著作物等についても同様の作業の中で情報を集めていますが、ご指摘の著作については情報収集が不十分で収集できなかったものです」、「今後は、新しく刊行される乱歩関連資料をより確実に収集できるよう、出版情報に係るチェック方法等の見直しを検討してまいりたいと考えています」とのお答えをいただきましたが、これまでに依拠してきた「出版案内など」の名称は何か、また、見直しを進めたあと現在はどういったチェック方法が採用されているのか、この二点もあわせてお教えいただければ幸甚です。

 以上、些細なことをお聞きして恐縮ですが、ひきつづきどーたらこーたらと人を愚弄するようなご回答をたまわりましたので、ならば名張市立図書館による乱歩関連資料収集の実態を浮き彫りにする必要があるだろうと考え、あえてお尋ねする次第です。よろしくお願い申しあげます。なお、本日はここまででとどめますが、図書館関係者のみなさんには、まだまだ行きます、とお伝えください。ただし、みなさんが、正直に、資料収集なんてとてもできない、何をどうしていいのかさっぱりわからない、とおっしゃってくれるのであれば、そのときにはいつでも矛を収める用意があります。

 上記の文中、平成28年度に刊行された乱歩の著作のうち名張市立図書館が収集しなかったものとして六点をあげましたが、これを忘れておりました。

書籍
明智小五郎 はじめてのミステリー 名探偵登場!
 江戸川乱歩
 平成29・2017年2月初版第一刷 汐文社
Entry

 さあ、はるか僻遠の名張から富岡八幡宮に願をかけることにしよう。
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