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平成24・2012年5月31日 モバイルメディアプロダクション
浅野ゆう子 加藤雅也に追われ究極の愛!賀集利樹とは「唇が赤く」なる濃厚キス
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浅野ゆう子 加藤雅也に追われ究極の愛!賀集利樹とは「唇が赤く」なる濃厚キス
賀集利樹とロングなキスをする浅野ゆう子
女優・浅野ゆう子(51)が31日、東京・中央区の明治座で6月1日から上演する主演舞台『黒蜥蜴(くろとかげ)』(演出:西川信廣)公開舞台げいこを開いた。
作家・江戸川乱歩原作。昭和初期の暗黒街を舞台に浅野演じる女怪盗・黒蜥蜴と加藤雅也(49)の明智小五郎が宝石『クレオパトラの涙』の攻防をめぐって激しい火花を散らす。追うもの、追われるものと立場は違えど、その2人の間はいつしか、惹かれ合う関係になっていくという、究極の愛が描かれたロマンティックサスペンスだ。これまでにも、映画、ドラマ、舞台とさまざまにメディア展開するなど、いまなお色あせない『黒蜥蜴』が現代に蘇った。
第一部の公開げいこ終了後に浅野、加藤、賀集利樹(33)が会見を開くことに。あすに初日を控え、浅野は「心臓がバクバクしています。緊張で」と、ホッと息を漏らす。舞台は11着という衣装を身にまとう浅野の早着替えも見どころの一つだが、会見に着ていた舞台特注の和装の帯にはラピスラズリの宝石が妖しげに紅く光ることに。
第一部では黒蜥蜴の愛人役である雨宮潤一演じる賀集と浅野の濃厚なキスシーンがあり、賀集は「きょうはマスコミ向けにサービスでキスシーンも長くて、楽屋戻ったら唇が赤くて」と、テレを見せると、浅野は「押し倒したわけじゃないから!」と、慌てることに。雨宮が不器用ながらも黒蜥蜴に通じることのない愛を向けるのも1つの線として描かれ、賀集は「一方通行かもしれないけど、ぶつけている」と、熱を込めるものの、第二部では加藤と一瞬だけ対峙するシーンがあり、加藤から「睨まれるシーンがありますが受け流しています」と、大人の余裕を見せた。
明智小五郎と黒蜥蜴の愛の行方は…
なお、加藤と浅野は、この舞台が初共演。浅野は、「素敵な方が相手役で非常に気さくな関西のおっちゃんです。でも、非常に真面目な方で、仕事好きで頑張るというのが好きですね」といえば、加藤も浅野を、「本音でテレビに出ていらっしゃっていますが、素直にそれを出してもらってますね。私服もオシャレです」と、しっかり関係を築けているようで、それが舞台にも出ているようだ。
「成果はバッチリだと思います。見どころは2枚目の2人です」と、浅野がお茶目にPRをした舞台は6月1日から24日まで上演!
【プチレビュー】
明治座という舞台を存分に生かし切り、長時間でも鑑賞する者を飽きさせない工夫が満載。演出は細かく、小道具から大道具までこだわりがあり、背景も智小五郎が活躍するシーンにはアールヌーヴォー様式のような花、黒蜥蜴のシーンでは赤く照らされた蜥蜴が映し出されるという枠があるなどこだわりが感じられ、飽きさせない趣向がどのシーンにもあるなど、あらためて舞台は総合芸術ということが感じられる作品だ。
昭和初期ということがあるが、セリフ回しは古臭さを感じることなく、江戸川乱歩作品という妖しくも美しい芸術的世界に花を添えるもので、テンポの良さに、時間を忘れて見入ってしまう仕上がりとなっている。
浅野ゆう子
加藤雅也
賀集利樹
ラピスラズリの帯
第一部最初の仮面舞踏会
最初の2人が出会うシーン
黒蜥蜴の目的とは
背景の小道具にも目が惹かれる
11変化をする浅野ゆう子
ポスター
第一部最初の仮面舞踏会
明智小五郎探偵事務所で
芸術作品におののく
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