一夜明けて。
▼Google ニュース:名張毒ぶどう酒事件 のニュース検索結果
2ちゃんねるは、ようよう二スレ目。
▼【裁判】名張毒ぶどう酒事件、名古屋高裁が再審開始を取り消し★2:全部
しかし、ほんとに、こんなことがどうして、まかり通ってしまうのであろうな。
とりあえず、中日の社説はこんなん。
▼中日新聞 CHUNICHI Web:名張毒ぶどう酒事件再審認めず “疑わしきは罰する”なのか(2012年5月26日)
奥西勝さんの自白は、とても信用できるものではない、というのは、この事件にかんしてある程度の興味や知識を有している人間のあいだでは、かなり一般的な認識である、と思われるんだけど、それはそれとして、今回の決定でまったく腑に落ちないのは、裁判官ふぜいがなーに出しゃばりまくってんだよこの低能、ということである。
▼日本経済新聞:再審棄却「裁判官の推論、不当」と弁護団批判 名張事件(2012年5月26日)
弁護団長の鈴木泉さんが「科学的根拠に基づかない独自の推論による判断で、極めて不当」とおっしゃるのも当然であって、そもそも検察側が問題にしてないことを裁判官が勝手に問題視し、推測し、決定の材料とする、なんてのはまさしく不当な行為であって、「科学に素人の裁判官が推論で再審の扉を閉じた」という弁護団の反発もまた当然のものであると思われる。
中日の社説にも、「昨日の高裁の決定は、弁護側が出した証拠では検察の主張を崩せないという論法である。検察が主張していないことまで裁判官が推論し、有罪とする根拠を補強している」「これでは、まるで『疑わしきは罰する』になってはいないか」とあって、こうなるとまあ、名古屋高裁刑事二部の裁判官のみなさんは、どうあっても死刑判決を死守したいだけのすっとこどっこい、法衣に身を包んだある種の軽いきじるしなのではないか、とも思えてくる。
いやー、くわばらくわばら。
ほんと、裁判所がここまで信用できないんだから、くわばらくわばら、桑原和子が挨拶にまいりました、とでもいいながら小さくなってるしかないわよね。
ところで、軽いきじるし、といえば、こっちはどうよ。
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武雄市図書館の運営をばツタヤに丸投げしますばい、の件だけど、武雄市の市長さんってのも、やっぱ、どっか、ちょっと、軽いきじるし、みたいなとこが感じられる。
なんか、あの市長さん、タイプとしては、われらが三重県知事にどことなく似ていらっしゃるな、という印象は、先日来、あった。
たぶん、おふたりとも、東大卒の官僚くずれ、いやいや、くずれとるかどうかはようわからんけど、とにかくそういった共通項があることから、避けがたく同一視してしまう、みたいなことがあるのかもしれんけど、えらい勢いでつんのめるみたいにして手柄を立てたがる、といったあたりがよう似ていらっしゃる、とあたいには感じられる。
しかし、先鋭さにおいては、武雄市の市長さんのほうが、一枚も二枚も上手である。
早い話、三重県の知事さんには、軽いきじるし、といった印象はまったくないけど、武雄市の市長さんからは、なんというのか、輝かしい狂気のオーラ、みたいなものがそこはかとなく感じられる。
いやー、結構結構。
きじるし結構大結構。
世の中には、きじるしみたいにならなければ実現できない、なんてことがたしかにある。
きじるしにしか達成できないブレイクスルー、みたいなことは確実にあるのである。
しかし、それはそれとして、ツタヤ丸投げはだめじゃろうが。
とか思っていたら、なんなんだ、いまや江戸川乱歩年譜集成の修羅場と化している名張まちなかフログに、なんかわけのわかんないコメントを頂戴したぞ、ってんで、しばらくあれこれ検索して、ようやくわけがわかり、ついさっきコメントをお返ししたばかりである。
▼名張まちなかブログ:ブログ市議はおらんかの巻(2009年4月10日)
あしたは大阪で講演しなきゃなんないから、きょうはこれまで。
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