Nabari Ningaikyo Blog
Posted by 中 相作 - 2012.05.04,Fri
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朝日新聞デジタル
平成24・2012年4月28日 朝日新聞社
乱歩に嘱望された筆力
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ナガサキ ノート・13
2012年04月28日
長崎大医学部の助教授時代
《土山秀夫さん 1925年生(21)》
土山秀夫さんは、ミステリー作家の顔も持つ。ペンネームは「土英雄」で、デビュー作は高校3年の時に執筆した「恐怖の丘」だった。この作品が探偵小説の専門誌「LOCK」で入選。精神分析をもとにしたスタイルが脚光を浴び、執筆依頼が舞い込んできた。
さらに1956年、当時の代表的な推理小説雑誌「宝石」に「深淵の底」という作品を投稿し、220編の中から1位に選ばれた。この雑誌の編集に携わった江戸川乱歩氏から、東京・池袋の自宅に招かれ「若い医師の作家が必要だ。プロにならないか」と誘われた。しかし、早朝から深夜まで研究に没頭しなければならない病理学者との「二足のわらじ」は難しいと言って断った。
それでも、江戸川氏は「都合のつく時だけでいいから」と改めて求め、1年に1回、短編を送り、テレビ化された作品もあった。しかし、米国留学の話が持ち上がり、江戸川氏に「土英雄とはお別れさせていただきます」と手紙を送り、9編書いて絶筆にした。
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