幻影城ブロジェクトがちんたらちんたらしているのに比べ、早ッ。
きょうはもう、こんなところまで進んだらしい。
▼47ニュース:がれき処理、6府県と調整 環境相が宮城知事に方針(2012年4月23日 11:38/共同通信)
早ッ。
それはまあ、がれき処理は一日も早く進めるべきではあるけれど、それにしても、早ッ。
三重県と市長会、町村会が覚書ならびに合意書を交わしたのは、つい先週の金曜日、20日のことであった。
それを報じる朝日新聞の記事には、「覚書で、受け入れる場合のがれきを同じ100ベクレル以下としても、焼却すれば放射性物質は濃縮され、焼却灰は100ベクレルを超える可能性が十分にある。それゆえ覚書の基準は、多くの自治体にとって役に立たないのが実情だ」とある。
毎日新聞の記事には、「市長会長の亀井利克・名張市長は、1市(伊勢市)は受け入れに反対、別の1市(松阪市)も、合意書案に『県の責任の所在』が明示されていないことを理由に反対したことを説明。『首長には市民の安全、安心を守るという使命がある。いたずらに不安をあおることになってはいけない』と述べ、県が安全性確保に責任を持つことを求めた」とある。
しかし、先日来ゆうとるとおり、県が安全性に責任をもつことでができるのかどうか、あるいは、国の責任はいったいどうなっておるのか、さっぱりわからんわけなのである。
ほんと、確たるものも、信頼できることも、なんにもない状態だというのに、三重県はなーにつんのめるみたいにして、どうもいかがわしい感じがしないでもない国の方針に、ぱたぱたぱたぱたしっぽ振りつつ盲従しとるのであろうな。
しかし、こうなると、名張市が、それこそ「いたずらに不安をあおる」ことなく、自治体としてのしっかりした考えをまとめ、それをたとえば伊賀市に伝えてゆく、みたいなことすら、できないのではないか。
だいたいが、21日付朝日新聞の報道によれば、「焼却灰の民間のリサイクル業者がある伊賀市の内保博仁市長は『業者の取り扱う灰が減っている』と明かし、『国と県がお願いするというのなら、期待する』と話した」などとあってじゃな、そらまたはたまたなんなんぞね、業者の都合を優先させてどうこうゆうよな問題じゃなかとやろ? とぞ思う。
このほか、47ニュースにリンクされた本日のがれき関連ニュース、以下のとおり。
▼47ニュース:「広域処理」本当に必要? がれきの勉強会 安全性問題、根拠法なし(2012年4月23日 00:00/東京新聞)
▼47ニュース:がれき焼却灰 神戸沖での処理めぐり足並み乱れ(2012年4月23日 08:00/神戸新聞)
▼47ニュース:がれき処理受け入れ候補地 神戸沖埋立処分場ルポ(2012年4月23日 11:30/神戸新聞)
しっかしなあ、それはそれとして、幻影城プロジェクト、幻影城ブロジェクト。
てゆうか、そろそろ、お酒、お酒。
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