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平成24・2012年3月22日 産経新聞社、産経デジタル
日本代表する中堅俳優の「饗演」 江口洋介、常盤貴子、堤真一、香川照之 フジテレビ系「再会」
松本明子
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【TVスクエア】
日本代表する中堅俳優の「饗演」 江口洋介、常盤貴子、堤真一、香川照之 フジテレビ系「再会」
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夢のような共演が実現した(左から)堤真一、江口洋介、常盤貴子、香川照之(フジテレビ提供)
江口洋介(44) 「メンバーを聞いて、ぜひやりたいと思いました」
常盤貴子(39) 「企画段階からワクワク。でも企画書からイメージキャスト通りになったためしがないので、まさか4人そのままとは思いませんでした」
堤真一(47) 「このキャスト通りでぜひそろってほしいと思っていた。香川君が『スケジュールが大変なんだよね』とか言っていたので…」
香川照之(46) 「飲み屋さんで、堤さんから『おまえ、やらへんかったらやらへんで-』と脅されて…(笑)」
豪華共演などという簡単な言葉では片付けられない“相思相愛”ぶり、強い絆で結ばれた4人。フジテレビ系スペシャルドラマ「再会」(放送日時未定)でこれらの顔ぶれは実現した。
原作は2010年に江戸川乱歩賞を受賞した作家、横関大氏の同名小説で、今回が初のドラマ化。27年前、小学校6年生の4人は同じ剣道部仲間として友情を育んできた幼なじみだった。卒業間もないある日、4人は事件に巻き込まれ、大きな秘密を共有することになる。その日を境に彼らの人生は大きく変化していく。それは悲しい運命の始まりだった。そして、大人になった4人は再会する。
日本代表する中堅俳優の「饗演」 江口洋介、常盤貴子、堤真一、香川照之 フジテレビ系「再会」
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■「百戦錬磨」互いに信頼
単発ドラマでは異例の約1カ月に及ぶ長期ロケを関東近郊で敢行した。1990年代に、ともにテレビの連続ドラマで注目を浴び、演技派へと成長していった江口と常盤。初共演作で本格サスペンスに挑む。江口は「今回の現場は、感じるままに演技できるのがいい」と話す。常盤は「真っ先に浮かんだ言葉が“百戦錬磨”。キャリア、人生観を踏まえた上で、やっぱり百戦錬磨の人たちの存在感は違うなあと思った。同級生感覚で、毎日気が楽でしたね」とほほ笑む。
最も興奮しているのが、堤と香川。堤が「いい役者さんとお仕事できるというのは、僕自身勉強になる。長時間のロケも本当はもっとピリピリするものだが、それすらも楽しめた」というと、香川が「信頼しているんでね、アバウトでいられる」と続けた。記憶力抜群の香川は、さらに…。
日本代表する中堅俳優の「饗演」 江口洋介、常盤貴子、堤真一、香川照之 フジテレビ系「再会」
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「江口さんとは一番初めに『春日局』で共演しており、23年前かあ、と感慨深いものがあった。堤さんとは昨年『SP』で兄弟役。『やっと一緒にやれたなあ』といわれた。常盤さんとは映画『赤い月』『20世紀少年』で。完全にデジャブー状態です。40代はカメラに向かっての演技ではなく、全体力がついてきている年代。知らない間にベテランと呼ばれるようになったが、そんな年代にこういうドラマを作っていただける幸せを感じております」
日本を代表する中堅俳優たちによって骨太なドラマが生み出される。(松本明子/SANKEI EXPRESS)
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